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2025年6月14日土曜日

[通信] サーバ構築(2005)~ミ☆ぱそびぎミ☆


[通信] サーバ構築(2005)~ミ☆ぱそびぎミ☆
「サーバ構築の目的と種類」(05/03/01 Tue)
◆ 目的
レンタルサーバでできないことをやる。この1点だ。つまり・・・
容量無制限(ハードディスクの許す限り100GBでも200GBでも可能)
・CGIなどのスクリプト設置し放題(負荷がかかるならパソコンのスペックを上げればいい)
・ファイルサイズの制限やファイルの種類の制限から開放される。
・サーバがダウンした時に復旧するのを待つのではなく、自分ですぐに直せる。
・無料レンタルサーバにあるような広告表示の義務が一切ない。
・サイト管理人からサーバ管理人にランクアップした感じが味わえる。
◆ デメリット
こんなところでしょうか。まだあるかな?しかしそれなりにデメリットもある。つまり・・・
・24時間パソコンを起動させておく必要がある。そのため、電気代がかかる。FANもうるさい。
・サーバダウン時、自分で対処しなければならない。
・ちゃんとサーバを管理するにはサイト管理とは比較にならないような知識が必要となる。
・掲示板荒らしとではなく、「ハッカー」「クラッカー」に対する防御手段が必要となる。
うーん・・・まぁ仕方ないですよね。それなりのことやるんだから。まぁ今回の目的は、「自宅サーバで自分のサイトを持つ」ことではなくて、「サーバを構築してみて、CGIとかの実験台に使ったり」って感じです。
◆ 種類
・WWWサーバ・・・World Wide Webシステムを使って世界中とのコンタクトを果たすコンピュータ、あるいはそういう機能を持ったソフトウェアを指す。我々が普段「インターネット」と呼んで利用しているシステム(webサイトを見たりすること)が、これである。ブラウザにURL(アドレス)を打ち込むことで、それに対応したサイトをWWWサーバがブラウザに返す。
・FTPサーバ・・・普段サイト管理をやっている人は使ってる人も多いと思われるFTPクライアント(FFFTPとかのファイルを送る方をクライアントと言う)に対して、ファイルを受け取る方をFTPサーバという。これがあるからこそ、ファイル転送が簡単に行える。
  
ミ☆ぱそびぎミ☆
http://pasobegi.fc2web.com/frame/network/nw001.htm
http://pasobegi.fc2web.com/frame/network/nw005.htm
http://pasobegi.fc2web.com/frame/networkmenu1.htm
http://pasobegi.fc2web.com/frame/network/nw014.htm
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
「サーバ構築のために準備した環境」(05/03/01 Tue)
サーバ用パソコン
特にハイスペックな物ではなく、適当なものでいいと思ったので、それなりです。
◆品名と型番:Dell OptiPlex GX100 DCP
◆CPU:Intel Celeron 466MHz
◆チップセット:Intel810
◆メモリ:256MB(ノーブランド PC133)
◆CD-ROMドライブ、FDドライブは、標準装備。
◆LAN機能(マザーボードに標準搭載)
◆ハードディスク:30GB(内10GBを使用する)
◆OS:Windows2000 (98でもいいかも)
◆価格:\4000。(中古ですから。)
一応「なるべくうるさくない」ことと、「安いこと」と、「消費電力が小さい」ことと、「ジャマにならない」ことを考慮して、「省スペースタイプで中古」を選択しました。ホントはノートパソコンがいいんですけどね。
インターネット環境
これはもう必須ですよね。インターネットに接続できなきゃお話になりません。
◆タイプ:ADSL 8M
◆ルータ:BUFFALO BLR3-TX4L
まぁ本当は光回線のがいいんですけどね・・・まぁいいよ別に・・・。ルータは元々複数のパソコンでネットしてるので、買ってあります。普通に使ってます。これをこのまま使います。特別高級なものを用意する必要はないと思います。
  
ミ☆ぱそびぎミ☆
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「サーバ構築のためのネットワーク設定パターン1」(05/03/02 Wed)
ルータを使用 + ファイル共有をNetBEUIで行う (Windows2000)
インターネットに接続したいパソコンが複数あり、その中の1台をサーバにします。そして、サーバと他のパソコンとのファイル共有を行うことで、サーバと他のパソコンとのデータのやりとりを楽に行うことが可能です。
▼NetBEUIによるファイル共有 (Windows2000)
TCP/IPでファイル共有を行うのではなく、NetBEUIでファイル共有を行うことで、セキュリティを少しあげます。そのかわり、Windowsパソコンでしか共有機能は使えません(MacやLinuxは無理です)。そしてNetBEUIをちゃんと設定することで、「ルータを越えられないファイル共有」を行うことができるので、いわゆる「外部から共有ファイルが見える」という状態を防ぎます。
▽まずは、「ネットワークとダイヤルアップ接続」を開きます。
▽ローカルエリア接続のプロパティを開きます。
▽Microsoftネットワーク用クライアントとMicrosoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有があり、インターネットプロトコル(TCP/IP)があります。「NetBEUI」によるファイル共有を行うために、インストールボタンを押します。
▽プロトコルを選択し、追加ボタンを押します。
▽NetBEUIプロトコルを選択してOKボタンを押します。
これで、一覧にNetBEUIプロトコルが追加されました。
▼インターネットプロトコル(TCP/IP)の設定
次はインターネットプロトコル(TCP/IP)の設定を行います。インターネットプロトコル(TCP/IP)を選択して、プロパティボタンを押します。
▽初期設定は、全自動(IPアドレス自動取得、DNSサーバ自動取得)になってます。ルータを使ってる場合は、これでもインターネットをすることは可能ですが、サーバを構築するにはこれではマズイので、これを手動で設定します。
▽「次のIPアドレスを使う」を選択し、IPアドレスを入れます。ルータのIPアドレス(192.168.10.1)にあわせて、一番最後の桁だけ変えます。ルータのIPアドレス(ローカル側ですよ)は、ルータにアクセスすればわかると思います。そして、ルータが1(最後の桁)なので、このパソコンのIPアドレスは2(最後の桁を1増やしただけ)としました。サブネットマスクは、自動で入ります。入らない場合は、手動で「255.255.255.0」と入れます。皆さん共通です。デフォルトゲートウェイ、優先DNSは、ルータのIPアドレスをそのまま入れてください。
▽ここまで設定したら、詳細設定ボタンをクリックします。
▽詳細設定画面が開いたら、一番上にタブ(ページ切り替え IP設定とかDNSととかWINSとかオプションとか書いてある部分)があります。WINSタブをクリックすると、左のような画面がでます。下のほうの3択で、真中(NetBIOS over TCP/IPを無効にする)を選択して、OKボタンをクリックします。
▽「この接続のプライマリWINSアドレスが空です続行しますか?」と聞いてきますので、「はい」ボタンをクリック。
▽インターネットプロトコルのプロパティの画面に戻るので、OKボタンをクリック。
▽ローカルエリア接続のプロパティ画面に戻るので、閉じるボタンをクリック。
▽次に、ネットワークとダイヤルアップ接続に戻り、メニューの「詳細設定」の中の「詳細設定」をクリック。
▽下の方に、ローカルエリア接続のバインドという項目があり、6つのチェックボックスがあります。この中の、「インターネットプロトコル(TCP/IP)」というチェックをはずし、左の図のようにします。(最初は全部チェックが入ってるはずです)
で、OKボタンをクリック。
▽ネットワークとダイヤルアップ接続の画面に戻りますが、それも閉じます。
▽次に、「マイコンピュータ」を右クリックし、プロパティをクリック。これでシステムのプロパティ画面が開きますので、上段のタブで、「ネットワークID」を選択します。フルコンピュータ名は、このコンピュータの名前です。その下のワークグループ、私の場合だと「PRISM」とありますが、これを、「ファイル共有」を行いたいパソコン達で共通にしておきます。初期設定のままだと、「WORKGROUP」になっているでしょうか。変更したい場合は、プロパティボタンをクリック。
▽一番下のワークグループってところに、好きなグループ名を設定します。ただし、変更した場合は、他のパソコンも同様の作業をしてください。「各パソコンのグループ名を共通」にします。そうすれば、同じグループに属することになります。できたら、OKボタンをクリックします。
▽有効にするには再起動しないとダメですといわれますので、まぁ再起動してください。手順はここまでです。
ここまでを各パソコンで設定すれば、NetBEUIによるファイル共有が可能になります。
とりあえずこんなところです。さらにセキュリティをあげたいなら、そもそもサーバと他のパソコンではファイル共有を行わないようにするべきです(不便になりますが)。そして、上の説明は、あくまで「こうすればいいよ」ではなく、「私はこうしています」ぐらいに受け取ってください。
 
ミ☆ぱそびぎミ☆
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「wwwサーバの構築パターン1」(05/03/02 Wed)
今回構築するWWWサーバ・・・AN HTTPD を使用
まぁ難しい説明は省略して、とにかく自分のサイト置き場を作ります。レンタルサーバで言うところの「ウェブスペース」でしょうか。ただし、普通のパソコンで、そのままでは構築できませんので、フリーソフトを使います。フリーソフトというのは「無料で使えるソフト」なので費用はかかりません。今回は「AN HTTPD」を使用させていただきました。なんといっても「無料で使えるし日本語だし」ってのは楽でいいです。他にも使ってる方がいっぱいいらっしゃるので、トラブル発生時も対応が容易(ネットで検索したら見つかる)でしょう。付加機能として、あとでCGIが実行できるようにできる点も良いですね。
▼AN HTTPD のダウンロード → インストール(展開のみ) → 設定
▽まずはAN HTTPDをダウンロードしてください。「解凍」という作業ができる方は「httpd142n.zip」を、できない方、または知らない方は「httpd142n.exe」がいいでしょう。
▽ダウンロードが完了したら、適当なフォルダにインストールします。どこでもいいですが、わかりやすいところがいいでしょう。今回は、「Cドライブ」の中に、「WEB」というフォルダを作り、その中にインストールしました。
▽そして、サイト公開用に、「public_html」というフォルダを用意します。名前はなんでもいいですけど、一般的にこの名前がレンタルサーバなんかでも使われてますね。
▽ここまでできたら、「httpd.exe」という黄色いアイコン(本体です)をダブルクリックして、起動してみましょう。
一瞬何かが見えて、右下のタスクバーに黄色いアイコンのミニバージョンが現れます。この状態が、「サーバが動いてる」状態となります。
▽では、この黄色いやつを右クリックして、「オプション一般」をクリックします。
▽設定画面となります。ほとんどデフォルト(初期値)でかまいませんが、先程つくった「public_html」にアクセスしてもらうために、ドキュメントルートという箇所を左の図のように変更します。変更前は「C:WEB」でした。
▽あとは、特にいじるところはありませんが、まぁ左の図と同じなら動きます。
ただ、今回ルータを使っていますので、左の図の中のポート「80」というところは重要になります。この数字は覚えておきましょう。あとでルータを設定するときに使います。
▽適用ボタン押して、OKボタン押しましょう。
▼WWWサーバにアクセスするためのルータの設定(BUFFALO BLR3-TX4L)
▽まずは、ブラウザからルータにアクセスします。アドレスは、ルータの説明書とかを見てください。「19.168.1.1」とか。ルータによって違うと思います。で、ユーザー名、パスワードなんかを入力したら・・・
ルータの設定画面に行くことができます。
▽詳細設定ボタンを押します。
これが詳細設定のメニューです。本来ルータというのは、外部からのアクセスを遮断しています。が、このままでは外部から「自宅サーバ」のページを見ることができません。そこで、1つだけ穴を開けてやります。そしてその穴を「自宅サーバ」にしているパソコンに誘導します。
▽設定するのは、「アドレス変換」です。クリックします。
まずは、アドレス変換をするかしないか。「使用する」です。
このように入力します。スタートポートとエンドポートに違う数値を入れたら範囲指定となりますが、今回は、先程覚えておくように言った「80」のみなので、両方80にしました。LAN側IPアドレスは、自宅サーバにするパソコンに設定したIPアドレスです。で、「アドレス変換テーブルに追加」ボタンをクリック。このように表示されたら完了です。ログアウトします。
さて、ここまでやれば、テストは可能です。
▽作成した「publik_html」フォルダに適当な「index.html」ファイルを置く。
▽AN HTTPDを起動状態(右下タスクバーに黄色いアイコンがある状態)にしておく。
このようにしておいて、
▽ルータ外(友人宅やネットカフェなどのパソコン)からなら、グローバルIPアドレス「210.132.xxx.xxx」を、
▽ルータ内(自宅サーバとは別のパソコン)からなら自宅サーバのローカルIPアドレス「192.168.10.8」を、
▽自宅サーバそのものからなら「http://localhost/」を、
それぞれのブラウザのアドレス欄に入力し、アクセスしてみましょう。「index.html」の内容が表示されたら成功です。
注意*ルータ内の「自宅サーバとは別のパソコン」からグローバルIPで自宅サーバにアクセスしようとしても、できない(ルータのログイン画面が表示される)と思います。これは、ルータの仕様で決まっています。もちろん方法(プロクシサーバと通すとか)はあるんですが、普通は無理です。とりあえずはローカルIPアドレス「192.168.10.8」で我慢しましょう。どうしても簡単に動作チェックをしたいなら、携帯電話使うとかね・・・
また、私のように、サーバを24時間稼動しないなら、「パソコンが起動した時に自動でAN HTTPDも起動する」という設定がしたいです。これは、AN HTTPDのショートカットをスタートアップに登録するだけです。やり方はコチラ。
 
ミ☆ぱそびぎミ☆
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「ルータ内のパソコンからドメインでサーバにアクセス」(05/03/05 Sat)
やっぱりドメインでアクセスできた方が・・・
ルータの仕様上、ルータ内のパソコン(サーバ機とは違うパソコン)から自宅サーバにアクセスする方法は、ブラウザに「サーバ機のローカルIPアドレス(192.168.10.8)」を入力するしかないわけですが、これでは、不便であるし、困ったことも起こる。不便なのは、「ドメイン名でアクセスできない」こと。これは、例えば、ココをクリックしても私は、表示できないのだ。こりゃ不便。これは、「リンク先がドメイン名だから、ルータ内からはアクセスできない」そのままである。じゃあ何が困るのか。それは、「ドメイン名と自宅サーバとの関連付け」がちゃんとうまくいってるかどうかを確認できないのだ。確かにローカルIPでサーバ機にアクセスして、サーバ機能自体が動いてるかどうかは確認できるが、「そのドメイン名が本当にウチのサーバ機にリンクしてるか」は、確認できないのだ。こりゃ困った。
*注意 ここで「ルータ」という単語が頻繁に出てきますが、全て「自分の家のルータ」を指しています。「ルータ外」なら自分のルータよりも外で、「ルータ内」なら自分の家のルータに接続されているパソコン達ということになります。
▼対応策その1:hostsファイルを編集する(根本的な解決ではない)
Windows2000なら、この「etc」というフォルダ(パスは図中のアドレス欄参照)の中にある、「hosts」というファイルをメモ帳(テキストエディタならなんでも可)で開く。関連付けが無いというか拡張子が無いファイルなので、「右クリック→アプリケーションから開く」で、「Notepad」を選択すれば、開ける。
中身はただのテキストファイルで、ズラズラと英文が並んでいる。このファイルの役割は、ブラウザに入力した「ドメイン」と「IPアドレス」を変換する簡易DNSサーバみたいなものだ。とにかく中身を見てみる。
# Copyright (c) 1993-1999 Microsoft Corp.
#
# This is a sample HOSTS file used by Microsoft TCP/IP for Windows.
#
# This file contains the mappings of IP addresses to host names. Each
# entry should be kept on an individual line. The IP address should
# be placed in the first column followed by the corresponding host name.
# The IP address and the host name should be separated by at least one
# space.
#
# Additionally, comments (such as these) may be inserted on individual
# lines or following the machine name denoted by a '#' symbol.
#
# For example:
# 102.54.94.97 rhino.acme.com # source server
# 38.25.63.10 x.acme.com # x client host
127.0.0.1 localhost
こんな感じ。「#」で始まる行は意味がないコメントで、実際に働いてるのは、一番下の1行だけだ。
「127.0.0.1  localhost」 
これだけ。意味は、「localhost」とブラウザに入力したら、「127.0.0.1」というIPアドレスにアクセスするです。
じゃあ、ここに、「192.168.10.8  pasobegi.ddo.jp」(http://は必要ありません)と書いたらどうなるでしょうか?当然、「pasobegi.ddo.jp」と入力されたら「192.168.10.8」というIPアドレスにアクセスすることになります。
これで、「ドメイン」でサーバにアクセスしても、自動的にローカルIPアドレスに変換してくれるので、一応サーバにアクセスできます。
# For example:
#
# 102.54.94.97 rhino.acme.com # source server
# 38.25.63.10 x.acme.com # x client host
127.0.0.1 localhost
192.168.10.8 pasobegi.ddo.jp こんなふうに、一番下に追加。その後上書き保存を忘れずに。
ただし、この方法は、「根本的にはローカルIPでアクセスしてるだけ」なので、解決にはなってません。
▼対応策その2:便利な匿名アクセスサーバを経由する(ルータ外からのアクセスになる)
http://www.anonymizer.com/
別に怪しい手段とか怪しいサイトとかそんなのではない。一旦この「アノニマイザー」を経由することによって、本来はこちらの情報(IPアドレスとかプロバイダとかブラウザ情報とか)を隠す簡易プロクシサーバ的な役割を持つ。まぁ一旦ルータ外のサーバを経由することによって、自宅サーバにアクセスするのだ。実際にやってみればわかる。
サイト右上のボックスにURL(もちろん自宅サーバの)を入力し、GOボタンを押すだけ。簡単だ。
上下にまぁ変な物が入るが、ちゃんと自宅サーバが確認できる。
この方法だと完全に外部からのアクセスとなるので、「ドメインとサーバ機が対応してるか」もちゃんと確認できる。
ありがたい。
▼対応策その3:携帯電話からアクセスする(そもそもルータ使わない)
簡単なサイトなら携帯電話でアクセスすればいい。最近の携帯電話なら、「メニュー」→「iモード」→「Internet」→「URL入力」で、URLが入力できる(管理人の携帯電話の場合)ので、自宅サーバのURLを入力し、アクセス。これならルータなんぞ経由してないし、
実際やってみた。あらビックリ。カウンターの画像(GIF)もちゃんと表示されてる。
トップページが大きくなって携帯電話では苦しいなら、どこか別のディレクトリ(フォルダ)に、携帯電話専用のページでも作って置いておけばいい。「自宅サーバがちゃんと動いてるか」と「ドメインと自宅サーバがちゃんとリンクしてる」という2つのチェックぐらいなら簡単にできる。
うん携帯電話いいかも。
▼対応策その4:友人にお願いする(自宅サーバ持ってる者同士ならいいかもね)
友人宅からなら、完全にルータ外からのアクセス(あたりまえ)となる。ただし、面倒だし、普通の友人に頼んでも理解されないかもしれない。しかし、自宅サーバを持ってる者同士なら簡単に成立するだろう。お互いのサーバを確認するのだ。
対応策その5:会社や学校からアクセスする(会社はヤバイか・・・)
これも完全にルータ外からのアクセスとなる。当たり前か。ただし、学校や会社のパソコンだと、通信は監視されている恐れがあるし、あまりオススメはできません。履歴なんかをそのまま放っておくと、みんなにバレバレ(別に知られてもいいならいいんですけどね)になります。
対応策その6:ネットカフェやネット接続パソコンが置いてあるお店(パソコン屋とか)
これも完全にルータ外ですね。ネットカフェならお金がかかりますが、パソコン屋なら無料ですね。まぁこんなことに使っていいのかどうかはわかりませんが、「お試しください」って書いてあるんだし、いいだろう。
そんなこんなで、最初の題名「ルータ内の・・・」どうりの解決策はその1とその2ぐらいで、後は脱線してしまいました。まぁ色々ありますが、私は主に「その1」と「その3」を使いました。やっぱり携帯電話は楽ですし。どこでも確認できますからねー^^
 
ミ☆ぱそびぎミ☆
http://pasobegi.fc2web.com/frame/network/nw019.htm
http://pasobegi.fc2web.com/frame/network/nw001.htm
http://pasobegi.fc2web.com/frame/network/nw005.htm
                
                




















                
                
                
                
                
                
                 

2024年7月18日木曜日

[通信] WindowsネットワークにDOSマシンを接続(1997)


[通信] WindowsネットワークにDOSマシンを接続(1997)
DOSで利用するネットワーク
WindowsネットワークとTCP/IP
WindowsネットワークにDOSマシンを接続
▼ソフトウェアの選択
WindowsネットワークにDOSマシンを参加させるためのクライアントソフトウェアは、MicrosoftのFTPサーバーから無料でダウンロードできます(表「各クライアントの入手先」)。これらを使用することで、DOSマシンからLAN上で共有設定されているディレクトリ、ドライブ、プリンタなどの共有資源が利用できるようになります。Microsoftによるこの手のソフトウェアで最も有名なのはLAN Managerではないかと思いますが、実はその他にもNetwork Client for DOS、Workgroup Connectionがあります。ただし、いずれもPC/AT互換機でしか使用できません。また、英語版ですので一部の2バイト文字がファイル名として使用できない(というよりは、一部を除いてたまたま使えている)という問題があります。なお、Windows NT ServerのCDROMには、PC9801、PC/AT互換機、FMR用の日本語版LAN Managerが収められており、これらは当然2バイト文字のファイル名に対応しています。
さて、同じような用途のソフトウェアが三つもあると、一体どれを選べばよいのか、という話になってきます。本来はOS/2上のサーバーへの接続を目的としていたLAN Manager、Windows NT 3.5に最適なDOSクライアントとしてLAN Managerに代わって位置づけられたNetwork Client for DOS、そしてWindows for Workgroup用の簡便"なDOSクライアントとして開発されたWorkgroup Connection、というふうに生い立ちはそれぞれ異なりますが、いずれもルーツを同じくするソフトウェアですのでまったく別物ということはなく、今回の記事の目的の「Windowsネットワークの共有資源にアクセスする」という点ではそれほど大きな違いありません。
必要最低限の機能が欲しければWorkgroup Connection、プロトコルにNetBEUIではなくTCP/IPを使いたい場合はLAN ManagerかNetwork Client for DOS、といったところでしょうか。ただ、LAN Managerはいろいろと面倒が多く、目立ったメリットもありませんのでNetwork ClientかWorkgroup Connectionを使用したほうが面倒がなくてよいかもしれません。
主な差異を表「各クライアント比較」にまとめておきましたので参考にしてください。
各クライアント入手先
LAN Manager
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-1.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-2.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-3.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-4.EXE
Network Client for DOS
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/MSCLIENT/DSK3-1.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/MSCLIENT/DSK3-2.EXE
Workgrouup Connection ftp://ftp.microsoft.com/softlib/mslfiles/mswgcn.exe
LAN Manager,Network Client共通のドキュメント ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/README.NOW
▼インストール
ここでは、インストールに際して最も注意点が多いLAN Managerのインストールを解説します。他の二つについてはまったく説明しませんが、LAN Managerが理解できれば基本は同じですので問題ないでしょう。
クライアントのインストールに先立ち、サーバー側での準備をしておきます。
まずはインストール中に必要となる情報の収集です。既存のLANで使用しているワークグループ名、あるいはNTドメイン名を確認します。また、Windowsネットワークでは同一LANでは各々のコンピュータ名は一意でなければなりませんので、現在どのような名前が使われているのか調査し、LAN Managerをインストールするマシンにつける名前を決めておきます。
次に設定の変更を行います。LAN ManagerからWindows 95やWindows NTのマシンが見えるようにするために、Windows 95の場合はコントロールパネルの「ネットワーク」から「Microsoftネットワーク共有サービス」のプロパティを開き、「LM アナウンス」を「はい」にします。Windows NTの場合はレジストリエディタを使ってHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\LMannounceを1に設定します。これらの設定は、ネットワーク上のマシンの一覧を得るためにWindows 95などではある場所のリストを参照するブラウズマスタという機構を利用しているのに対し、LAN Managerではブロードキャストですべてのマシンに問い合わせを行うLMアナウンスという機構を利用しているために必要となるものです。これを行わなければ別表のNET VIEWコマンドを使用しても共有サービスが動いているマシンの一覧を参照することができません。Network Client for DOSとWorkgroup Connectionはブラウズマスタを利用しているので、LMアナウンスの設定は必要ありません。Windows NTの場合はさらに、15分アクセスがなかったときに自動切断されるのを防ぐために、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\NetBT\Parameters\SessionKeepAliveの値をFFFFFFFFにしておいたほうがよいかもしれません。
あと、同じくコントロールパネルの「ネットワーク」でEthernetカードにバインドされているプロトコルを確認し、NetBEUIがなければ追加を行います。
さて、下準備も終わり、やっとインストールです。
表1に示したURLからダウンロードした四つのLAN Manager 2.2の圧縮ファイルからインストールディスクを作成します。
コマンドプロンプトで、
DSK3-1 -d a:
のように実行すると、a:ドライブに挿入されたフォーマット済みのフロッピーディスクにファイルが展開されます。これをDSK3-2、DSK3-3、DSK3-4に対しても行います。それぞれのディスクのラベルには、README.NOWにも記述されているように"Setup"、"Drivers1"、"Drivers2"、"NetWare(R) Client"と記入しておきましょう。そしてchevコマンドなどを使いDOSを英語モードに切り替えてから、"Setup"ディスクのsetup.exeを実行し画面の指示に従ってインストールを進めますが、いくつか注意すべき点があります。
まず、インストール先ディレクトリを選んだ後にEnhanced RedirectorかBasic Redirectorのどちらをインストールするか選択する部分がありますが、Basic Redirectorは機能があまりに少なく使いにくいので、デフォルトのEnhancedを選びます。中盤でネットワークカードのドライバの選択画面になります。いくつかのカードについてはドライバが一覧表示されますが、いずれも古いドライバですので、もし一覧の中に自分が使っているものがあっても、TABを二回押して"Other Driver"を選び、カードに添付のNDISドライバをインストールしたほうが無難です。
その後プロトコルの選択を求められますが、ここではNetBEUIを選びます(次節「LAN Managerでのプロトコル選択」参照)。
その次の「Workstation Setting」では、LANで一意になるようなコンピュータ名を指定し、"Domain Name"の項目では先に調べておいたワークグループ名を入力します。"user name"は、接続相手がWindows 95のみの場合は何でもよいのですが、Windows NTを使用している場合にはNTマシンにアカウントを持ち、共有資源にアクセスする権限を与えられたユーザー名でなければなりません。
LAN Managerのインストール終了後、ネットワークカードの種類によってはLANMAN.DOSディレクトリにあるPROTOCOL.INIを編集してIRQ、IOアドレス、共有メモリエリア(interrupt、ioaddress、memorybase、memorysize)などを記述しなければならない場合があります。この内容についてはカードの種類によってまったく異なりますのでここで一般論を述べることはできません。各自カードのマニュアルを参照してください。
また、LAN ManagerをインストールしたマシンでCD-ROMを使用している場合はAUTOEXEC.BATの中にMSCDEX.EXEをロードしている行があるはずですが、その行をLAN Manager関係のファイルをロードしている部分よりも後ろに移動します。さもないとLAN Managerを使用することができません。この点は特に見落とされてトラブルの原因になりがちですので十分注意してください。
一通り作業が終わりマシンを再起動すると、ドライバ等の読み込みが終わった後に、インストール時に設定したユーザー名でlogonするためのパスワードの入力を求められます。これも、インストール時に設定したユーザー名と同様、接続相手がWindows 95だけであれば何を入れてもかまいませんが、Windows NTがある場合はユーザー名に対応するパスワードをきちんと入力する必要があります。入力後"you were logged on, but have not been validated by a server"という警告メッセージが出ますが、これはLAN Managerでドメインではなくワークグループにログオンしているのが原因です。ここでは無視しても特に問題ありません。また、サーバーが見つからない旨のエラーメッセージが出ることもあります。これは、Windowsマシンの存在がLAN Managerにまだ通知されてないために起こる現象で、NET VIEWコマンドを使用しても共有サービスが動いているマシンの一覧を参照することができません。この時は直接コンピュータ名を指定して
net view \\misako
などと、ある特定のコンピュータの共有資源を参照してみます。そこで図「NETコマンドの実行画面」の中ほどのように指定したマシンの共有資源の一覧が表示されれば、セットアップは無事完了です。
私の環境では、NET VIEWでマシンの一覧を参照できるようになるのにだいたい5分程度かかるようです。
▼LAN Managerでのプロトコル選択
LAN ManagerおよびNetwork Client for DOSでは、NetBEUIの加えてTCP/IP、IPXなどのプロトコルを使用することができます。インターネットへの接続などを考えると、一見TCP/IPを選んだ方が都合がよさそうですが、これらのクライアントソフトウェアに限ると実は話が違ってきます。
まず、NetBEUIのかわりにTCP/IPを利用すると、DOSクライアントではパフォーマンスがかなり落ちます。ネットワークへのアクセスが多い運用であれば影響が大きいでしょう。それでなくても、大きなファイルの転送を行うと実際かなり「待たされている」という印象が強くなりますので、あまり好ましくありません。
また、アプリケーションに対して提供されるインターフェイスがWinSockインターフェイスのみであり、DOSベースのソフトでこれを利用するものはほとんどないのではないかと思われます。Windows 3.1版のNetscape NavigatorをLAN環境で利用したりする分にはちょうどよい(もっとも、LAN Managerにより多くのコンベンショナルメモリが消費されるという問題があるのでそれを解決してからの話)のですが、純粋なDOS環境では使い道がありません。
このような事情がありますので、社内LANにTCP/IP以外のパケットを流すことが禁止されている、NetBIOS over TCP/IPを要求するSambaサーバーのファイルを共有する、あるいはルータを超えて通信を行うなどといった、どうしてもNetBEUIを使えない状況でなければ、DOSクライアントでTCP/IPを使用するのはあまりお勧めできません。
LAN Managerの使い方
ネットワークにログオンしたり、共有資源に接続したりといったネットワークに関連した操作は、NETコマンドを使って行います。表「NETコマンド」に最低限必要なコマンドを挙げておきました。
例えば、TOMOKOというコンピュータにあるDOWNLOADという共有フォルダにアクセスできるようにするには、表中にもあるようにNET USEを使って共有フォルダを自分自身のドライブに割り当てます。これによって、TOMOKOのDOWNLOADがあたかも自分のN:ドライブであるかのようにアクセスできます。Windows 95などでは\\tomoko\downloadといった記述(UNC:Universal Network Convention)を使用してもアプリケーションから共有資源を利用できますが、DOSベースのネットワークではUNCを使用したアクセスはできないので、このような煩雑な手順が必要となります。
LANマネージャのコマンドは表に挙がっているもの以外にも多くありますが、ほとんどの操作はこれだけで事足りるでしょう。これ以外のものについてはNET HELPで表示されるヘルプを参照してください。
NETコマンド(一部)
コマンド
役割
NET VIEW [\\コンピュータ名] 共有資源を持つコンピュータ一覧を表示。ただし、ログオン直後はこのコマンドを実行しても何も表示されないことがある。コンピュータ名を指定すると、そのサーバで利用できる共有資源の一覧を表示。
NET USE [デバイス名] [\\サーバ名\共有資源名] [/DELETE] 共有資源をコンピュータに接続、または切り離す。
【例】
NET USE N:\\TOMOKO\DOWNLOAD
コンピュータTOMOKOの共有フォルダDOWNLOADに、自分自身のN:ドライブとしてアクセスできるようにする。
NET USE LPT1: \\MISAKO\BJC400J
LPT1への出力を、コンピュータMISAKOに接続された共有名BJC400Jというプリンタから出力されるようにする
NET USE N: /DELETE
N:ドライブにマウントした共有資源を切り離す。
NET USE 現在接続されている共有資源の一覧
NET SEND コンピュータ名 |ユーザ名 メッセージ 指定した相手にメッセージを送る。Windows95ではwinpopup.exeを起動しておかなければ受信できない。また、LAN Managerはコードページが437(英語モード)でないと、受信したメッセージをポップアップ表示できない。
NET HELP [コマンド名] ヘルプを表示。コマンド名を指定すると、そのコマンドについてのヘルプを表示。
図「NETコマンドの実行画面」
前田剛 <g_maeda@mars.dti.ne.jp>

DOSで利用するネットワーク
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007890/dos/sd/winnet.html
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007890/dos/sd/index.html

2021年4月30日金曜日

LPV2-TX1 マルチプロトコルプリントサーバ
最終更新日: 2007/01/30
デジタルライフ、もっと快適に 周辺機器 BUFFALO 株式会社バッファロー
HOME > 製品情報 > ネットワーク > プリントサーバ > LPV2-TX1
ネットワーク
型番 LPV2-TX1
価格 \7,200
※記載されている価格はメーカ希望小売価格であり、消費税は含まれておりません。
JANコード 4981254641699
備考 販売終了

バッファロー
http://buffalo.jp/products/catalog/item/l/lpv2-tx1/







LPV2-TX1 マルチプロトコルプリントサーバ
セットアップ、さらに簡単!
既存LANにつなぎ、LPV2マネージャから簡単な設定をするだけ。
Windows標準搭載TCP/IPによる設定でより簡単セットアップ。
WindowsXP HomeEditionからの初期設定も可能。
他社製プリントサーバのような設定側パソコンの変更は不要。
設定側パソコンからユーティリティのみで設定可能。
プリンタの印刷開始・紙切れ・故障を知らせるブザー機能を搭載。
プリンタコネクタにダイレクト接続だからケーブル不要。
SNMP対応。
どんなプリンタにもマッチするベーシックかつスタイリッシュなデザイン。
邪魔にならないスリム型ACアダプタ採用。
法人様向け保守サービスBUFFALO Care対象製品で安心のサポート。
特定有害物質使用制限指令「RoHS指令」に準拠
2006年7月からEU圏で施行された電子機器に対する 特定有害物質使用制限指令「RoHS指令」に準拠。
<RoHS指令で使用が制限されている物質>
(1)鉛、(2)水銀、(3)カドミウム、(4)六価クロム、(5)ポリ臭化ビフェニール(PBB)、(6)ポリ臭化ジフェニールエーテル(PBDE)
BUFFALO Care
法人様向け保守サービス
BUFFALO Care対象製品
RoHS指令「RoHS指令」に準拠
Windows Vista対応
対応プリンタ
アンフェノール36ピンメスコネクタを持つプリンタ
※双方向通信モードではご使用になれません。単方向通信にてご使用ください。
対応OS
Windows Vista / XP / 2000 / Me / 98 / 95 / NT4.0
MacOS 7.6以降
UNIX
対応プロトコル
TCP/IP、NetBEUI、AppleTalk(EtherTalk)
※MacOSで使用する場合、ポストスクリプト対応プリンタ(ASCIIモード)に限ります。
■イーサネット部
LANインターフェース IEEE802.3u(100BASE-TX )/ IEEE802.3(10BASE-T)準拠
伝送速度 100Mbps(100BASE-TX) / 10Mbps(10BASE-T)
伝送路符号化方式 4B5B/MLT-3(100BASE-TX)/マンチェスター・コーディング(10BASE-T)
アクセス方式 CSMA/CD(100BASE-TX/10BASE-T)
コネクタ形状 RJ-45モジュラジャック
■セントロニクス部
規格 IEEE Std 1284-1994準拠
インターフェース 8ビットパラレル
コネクタ形状 アンフェノール36ピン オス・プリンタポート1ポート
■その他
電源 DC5V 最大350mA (ACアダプタより供給)
外形寸法 W62×H98×D25mm
重量 70g
動作環境 温度0~40℃、湿度20~80%(結露なきこと)

バッファロー
http://buffalo.jp/products/catalog/item/l/lpv2-tx1/









プリントサーバー試用記(2)
「セットアップ方法」
今回のクローズアップは、プリントサーバーのセットアップ方法を紹介しましょう。
取り上げる製品は、メルコ社(株)のLPV2-TX/T1です。
まず、同製品はTCP/IPプロトコルを利用しますから、WindowsにTCP/IPがセットアップされているかを確認する必要があります。
Windows XPには、通常TCP/IPはセットアップされていますが、一応以下のようにして確認してください。
・「スタートボタン」→「ネットワークコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選択する。
   スタートメニューに「マイネットワーク」が表示されていないときは、[スタート]ボタンを右クリック
   →「プロパティ」→[カスタマイズ]ボタン→[詳細設定]タブを選択し
   「[スタート]メニュー項目」欄の「マイネットワーク」をチェックしてください。
・「ローカルエリア接続」アイコンを右クリックして「プロパティ」を選択する。
   これで、以下のように「インターネットプロトコル(TCP/IP)」が表示されていればOKです。
   万一「インターネットプロトコル(TCP/IP)」が見あたらない場合は、
   「インストール」ボタンを押してインストールしてください。

allabout.co.jp
https://allabout.co.jp/gm/gc/46975/



2008年4月5日土曜日

V-2525Cシリーズ




V-2525Cシリーズ
●コピー機能 / 本体仕様
モデル
V-2525C(2段)
V-2525C(4段)
コピースピード
モノクロ : 25枚/分、カラー : 25枚/分
解像度
600dpi×1800dpi相当
ウォームアップタイム80秒
ファーストコピー モノクロ:7.7秒、カラー:11.7秒
固定倍率・ズーム 4R+4E・25-400%
複写サイズ (311×457mm), A3-A6, ハガキ
給紙方式 2トレイ+マルチ手差し/4トレイ+マルチ手差し
給紙枚数 550枚×2+150枚/550枚×4+150枚
最大給紙枚数 1,250枚/2,250枚
連続複写 1-999枚
電子ソート ○
メモリ 1,024MB
ハードディスク 60GB
両面機能 ○
原稿送り装置 ○両面原稿送り
電源・最大消費電力 AC100V 15A 1500W
占有面積(幅×奥行き:mm) 991×908(手差しトレイ伸長時)
質量 146kg

mnofukuoka
http://mnofukuoka.web.fc2.com/muratec/148.html





●ファクス機能
ファクスタイプ
V-2525Cシリーズ(標準)
最大原稿サイズ 最大A3 (長尺:600mm)
記録紙サイズ A3-A5
伝送速度 G3 : 33.6kbps
メモリ容量 32MB
G4対応 ×
回線増設(最大)△回線拡張キット(G3×2)
送信先登録 短縮:2,000
PC-FAX送信 ○
インターネットFAX ○

mnofukuoka
http://mnofukuoka.web.fc2.com/muratec/148.html




●プリンタ機能
プリンタタイプ
V-2525Cシリーズ(標準)
解像度 600dpi(600dpi×1800dpi相当)
プリントスピード モノクロ : 25枚/分、カラー : 25枚/分
インターフェース 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T, USB
オプションインターフェース 双方向パラレル, USB2.0
対応プロトコル TCP/IP, IPX/SPX, NetBEUI, EtherTalk PDL
  PCL6, Postscript3互換
オプションPDL-
エミュレーション ×
Mac対応 ○

mnofukuoka
http://mnofukuoka.web.fc2.com/muratec/148.html





●スキャナ機能
スキャナタイプ
V-2525Cシリーズ(標準)
読取スピード
モノクロ/カラー : 70枚/分(300dpi)
解像度
200 / 300 / 400 / 600dpi
読取方式
Scan to SMB / E-mail / FTP / HDD / WebDAV / USBメモリ, ネットワークTWAIN
●商品特長(価格は税抜)
○モデル構成
機種名
V-2525C(2段)
発売
2008年4月
価格(2段)
1,650,000円
価格(4段)
1,750,000円
ファクス機能

プリンタ機能

スキャナ機能

○商品特長
コニカミノルタbizhubC350のOEMモデル
ネットワークプリンタ/スキャナ, インターネットFAX標準装備
●保守サービス(価格は税抜)
○カウンター方式
基本料金
4000円(基本料金かカウンターのどちらか高い方を請求)
月間枚数
カラーコピー
カラープリント
モノカラー/2色カラー
モノクロ
1-1,000
40円
35円
25円
8円
1,001-3,000
35円
30円
20円
7円
3,001-
30円
25円
20円
6円
トナー
カウンターに含む
●オプション構成(価格は税抜)
セパレーター(2万円)
メールビンキット(10万円)
フィニッシャーに装着
長尺紙用取り付けキット(2.5万円)
ハンドセット(1.1万円)
回線拡張キット(17万円)
ローカル接続キット(3.5万円)
…双方向パラレル, USB2.0
スキャンアクセラレーター(4.5万円)
セキュリティキット(8.5万円)
○フィニッシャー
機種名
フィニッシャー
価格
200,000円
スティブル
コーナー, 2ヵ所
パンチホール
△(5万円)
中綴じ製本
△(15万円)
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mnofukuoka
http://mnofukuoka.web.fc2.com/muratec/148.html












V-2525C Printer Driverユーティリティディスク
登録日2014年02月12日
PrinterDriver for Windows
Windows NT Workstation/Server Version4.0(Service Pack 6 以降)*
Windows 2000 Professional/Server(Service Pack 3 以降)
Windows XP Home Edition
Windows XP Professional
Windows XP Professional x64 Edition
Windows Vista Home Basic/Home Premium/Ultimate/Business/Enterprise
Windows Vista Home Basic / Home Premium / Ultimate / Business / Enterprise x64 Edition
Windows Server 2003 Standard Edition
Windows Server 2003 x64 Edition
Windows Server 2008 Standard Edition
Windows Server 2008 Enterprise Edition
Windows Server 2008 Standard x64 Edition
Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition
Windows 7 Home Basic
Windows 7 Home Premium*
Windows 7 Ultimate*
Windows 7 Professional*
Windows 7 Enterprise*
Windows Server 2008 R2 Standard
Windows Server 2008 R2 Enterprise
Windows 8*
Windows 8 Pro*
Windows 8 Enterprise*
Windows Server 2012 Standard
Windows Server 2012 Datacenter
*PCL/PC-FAXドライバーのみ

muratec.jp
https://www.muratec.jp/ce/support/driver/V2525C.html

2007年1月30日火曜日

LPV2-TX1 マルチプロトコルプリントサーバ

LPV2-TX1 マルチプロトコルプリントサーバ
最終更新日: 2007/01/30
デジタルライフ、もっと快適に 周辺機器 BUFFALO 株式会社バッファロー
HOME > 製品情報 > ネットワーク > プリントサーバ > LPV2-TX1
ネットワーク
型番 LPV2-TX1
価格 \7,200
※記載されている価格はメーカ希望小売価格であり、消費税は含まれておりません。
JANコード 4981254641699
備考 販売終了

バッファロー
http://buffalo.jp/products/catalog/item/l/lpv2-tx1/







LPV2-TX1 マルチプロトコルプリントサーバ
セットアップ、さらに簡単!
既存LANにつなぎ、LPV2マネージャから簡単な設定をするだけ。
Windows標準搭載TCP/IPによる設定でより簡単セットアップ。
WindowsXP HomeEditionからの初期設定も可能。
他社製プリントサーバのような設定側パソコンの変更は不要。
設定側パソコンからユーティリティのみで設定可能。
プリンタの印刷開始・紙切れ・故障を知らせるブザー機能を搭載。
プリンタコネクタにダイレクト接続だからケーブル不要。
SNMP対応。
どんなプリンタにもマッチするベーシックかつスタイリッシュなデザイン。
邪魔にならないスリム型ACアダプタ採用。
法人様向け保守サービスBUFFALO Care対象製品で安心のサポート。
特定有害物質使用制限指令「RoHS指令」に準拠
2006年7月からEU圏で施行された電子機器に対する 特定有害物質使用制限指令「RoHS指令」に準拠。
<RoHS指令で使用が制限されている物質>
(1)鉛、(2)水銀、(3)カドミウム、(4)六価クロム、(5)ポリ臭化ビフェニール(PBB)、(6)ポリ臭化ジフェニールエーテル(PBDE)
BUFFALO Care
法人様向け保守サービス
BUFFALO Care対象製品
RoHS指令「RoHS指令」に準拠
Windows Vista対応
対応プリンタ
アンフェノール36ピンメスコネクタを持つプリンタ
※双方向通信モードではご使用になれません。単方向通信にてご使用ください。
対応OS
Windows Vista / XP / 2000 / Me / 98 / 95 / NT4.0
MacOS 7.6以降
UNIX
対応プロトコル
TCP/IP、NetBEUI、AppleTalk(EtherTalk)
※MacOSで使用する場合、ポストスクリプト対応プリンタ(ASCIIモード)に限ります。
■イーサネット部
LANインターフェース IEEE802.3u(100BASE-TX )/ IEEE802.3(10BASE-T)準拠
伝送速度 100Mbps(100BASE-TX) / 10Mbps(10BASE-T)
伝送路符号化方式 4B5B/MLT-3(100BASE-TX)/マンチェスター・コーディング(10BASE-T)
アクセス方式 CSMA/CD(100BASE-TX/10BASE-T)
コネクタ形状 RJ-45モジュラジャック
■セントロニクス部
規格 IEEE Std 1284-1994準拠
インターフェース 8ビットパラレル
コネクタ形状 アンフェノール36ピン オス・プリンタポート1ポート
■その他
電源 DC5V 最大350mA (ACアダプタより供給)
外形寸法 W62×H98×D25mm
重量 70g
動作環境 温度0~40℃、湿度20~80%(結露なきこと)

バッファロー
http://buffalo.jp/products/catalog/item/l/lpv2-tx1/









プリントサーバー試用記(2)

「セットアップ方法」
今回のクローズアップは、プリントサーバーのセットアップ方法を紹介しましょう。
取り上げる製品は、メルコ社(株)のLPV2-TX/T1です。
まず、同製品はTCP/IPプロトコルを利用しますから、WindowsにTCP/IPがセットアップされているかを確認する必要があります。
Windows XPには、通常TCP/IPはセットアップされていますが、一応以下のようにして確認してください。
・「スタートボタン」→「ネットワークコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選択する。
   スタートメニューに「マイネットワーク」が表示されていないときは、[スタート]ボタンを右クリック
   →「プロパティ」→[カスタマイズ]ボタン→[詳細設定]タブを選択し
   「[スタート]メニュー項目」欄の「マイネットワーク」をチェックしてください。
・「ローカルエリア接続」アイコンを右クリックして「プロパティ」を選択する。
   これで、以下のように「インターネットプロトコル(TCP/IP)」が表示されていればOKです。
   万一「インターネットプロトコル(TCP/IP)」が見あたらない場合は、
   「インストール」ボタンを押してインストールしてください。

allabout.co.jp
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2004年5月11日火曜日

[通信][PC] NetBEUIを使用してLAN接続






PC構成
 
DesktopPC

notePC
PCメーカー Gateway NEC
製品名 GP6-400 LaVie M LM40H/3
購入時期 1998/9/14 2000/7/19
OS Windows98 Windows98SE
メモリ 192MB(SDRAM) 64MB
HDD 65GB 6GB
ビデオカード STB NVIDIA RIVA 128ZX Lynx3DM4
その他 TAでInternet接続 内蔵モデム56Kbps


はじめに
2000/7月ノートPCを購入,従来のDesktopPC[Gateway GP6-400]とLAN接続する。もちろんハブを中継した正統LAN接続。
ただし私の場合、プロトコルにTCP/IPでなくNetBEUIを使用しています。
以下、その経緯を記し、私なりにLANについての知識を整理してみました。
PCの構成と,購入したLAN製品
上の写真は左からPCI用LANカード(Desktop用)、PCMCIAスロット用LANカード(notePC用)、接続用カプラ(左のLANカードに付属)、ストレートケーブル
(補足)10BASE-Tを使用したが、価格的にもそれほど変わらないので100BASEをお勧めします。
DesktopPCにLANカード装填
  (* 以下の操作手順は1998/9月の前回のLAN構築時のものです)
■ LANカードの装填とドライバのInstall
1)LANカード[ENW-8300-T]をPCIバスに挿入し,PCを起動
2)プラグ&プレイで自動認識し[新しいハードウエア]ダイアログBox開く
    ?@”Realtek RTL8029 Enthernet・・・”のメッセージが表示される。
    ?Aしばらくすると,自動的に[システム設定の変更]ダイアログBoxに切り替わる。
          ”新しいハードウエアの設定を完了するにはコンピューターを再起動してください”
       のメッセージが表示される。
    *PLANEXのHPのWindows98対応情報に,以下のように記述されている。
        ENW-8300-Tは,Windows98のCD-ROM内に内蔵されているドライバを使用。
        (Realtek RT8029ドライバを自動で認識する)
    *あっけないほど簡単にLANカードを認識してしまった。
4)<はい>クリックし,再起動する。
■ネットワーク関連ソフトウェアの設定
5)[ネットワークパスワードの入力]ダイアログBox開くので,ユーザー名とパスワードを入力
6)デスクトップが開くと,[ネットワークコンピュータ]アイコンが見える。
7)<コントロールパネル|システム|デバイスマネージャ>の[ネットワークアダプタ]を確認
    <Realtek RTL8029 Enternet Adapter and Compatibles>があり,正常。
8)<コントロールパネル|ネットワーク>の[ネットワークの設定]タブを開く

?@[現在のネットワークコンポーネント]欄に<Microsoftネットワーククライアント>があるか確認。
無い場合、[追加]で製造元<Microsoft>-<Microsoftネットワーククライアント>を指定し<OK>クリック
(注意)以下の?A?Bの設定はNetBEUIを使用する場合で、TCP/IPを使う場合はこれとは異なります。
?A[現在のネットワークコンポーネント]欄に<NetBEUI>があるか確認。
無い場合、[追加]で製造元<Microsoft>-<NetBEUI>を指定し<OK>クリック
 *[現在のネットワークコンポーネント]に,以下の2つが追加される。
      <NetBEUI→>Realtek RTL8029 Enternet Adapter and Compatibles>(これだけが必要)
      <NetBEUI→>ダイアルアップアダプタ>
?B以下の2つは不用なので削除する
      <NetBEUI→>ダイアルアップアダプタ>
      <TCP/IP→>Realtek RTL8029 Enternet Adapter and Compatibles>
?C[優先的にログオンするネットワーク]に<Microsoftネットワーククライアント>を指定
?D[ファイルとプリンタの共有]をクリックし、次の2つともonにする
    <ファイルを共有できるようにする>
    <プリンタを共有できるようにする>
  *これで[現在のネットワークコンポーネント]欄に<Microsoftネットワーク共有サービス>が追加される。
?E[識別情報]タブで,コンピューター名を適当につける。ワークグループ名はnotePCと統一すること。
(コンピューター名はLAN接続された全てのPCで重複してはならない。逆にワークグループ名はLAN接続された全てのPCで共通でなければならない)
?F[アクセス権の管理]タブを開き、<共有レベルでアクセスを制御する>がonになっているか確認
?G<OK>クリックしネットワークを閉じる。
?H再起動の確認メッセージに<はい>クリック。
notePCにLANカードを認識さす
■LANカードの接続
1)プラネットコミュニケーションズ社のPCMCIA Type?U準拠 10BASE-T LANカードを購入
2)LANカードに付属している接続用カプラをLANカードに差込む。
3)LANカードをnotePCのPCカードスロットに差し込む
4)HUBと接続用カプラをストレートケーブルでつなぐ
■ドライバのInstall
5)notePCを起動
6)プラグ&プレイでLANカードを自動的に認識し、「新しいハードウェアの追加ウィザード」が開く
7)後は、添付マニュアルに従いドライバをInstallするだけ
8)PCを再起動、[ネットワークパスワードの入力]ダイアログBox開くので,ユーザー名とパスワードを入力
9)コントロールパネルの[システム]-[デバイスマネージャ]を開き、<ネットワークアダプタ>にLANカードが登録されていれば正常
■ネットワーク関連ソフトウェアの設定
10)<コントロールパネル|ネットワーク>の[ネットワークの設定]タブを開く
?@[現在のネットワークコンポーネント]欄に<Microsoftネットワーククライアント>があるか確認。
無い場合、[追加]で製造元<Microsoft>-<Microsoftネットワーククライアント>を指定し<OK>クリック
(注意)以下の?A?Bの設定はNetBEUIを使用する場合で、TCP/IPを使う場合はこれとは異なります。
?A[現在のネットワークコンポーネント]欄に<NetBEUI>があるか確認。
無い場合、[追加]で製造元<Microsoft>-<NetBEUI>を指定し<OK>クリック
 *[現在のネットワークコンポーネント]に,以下の2つが追加される。
        <NetBEUI→>ENW-3503 Ethernet PC Card>(これだけが必要)
        <NetBEUI→>ダイアルアップアダプタ>
?B以下の2つは不用なので削除する
        <NetBEUI→>ダイアルアップアダプタ>
        <TCP/IP→>ENW-3503 Ethernet PC Card>
?C[優先的にログオンするネットワーク]に<Microsoftネットワーククライアント>を指定
?D[ファイルとプリンタの共有]をクリックし、次の2つともonにする
    <ファイルを共有できるようにする>
    <プリンタを共有できるようにする>
  *これで[現在のネットワークコンポーネント]欄に<Microsoftネットワーク共有サービス>が追加される。
?E[識別情報]タブで,コンピューター名を適当につける。ワークグループ名はDesktopPCと統一すること。
(コンピューター名はLAN接続された全てのPCで重複してはならない。逆にワークグループ名はLAN接続された全てのPCで共通でなければならない)
?F[アクセス権の管理]タブを開き、<共有レベルでアクセスを制御する>がonになっているか確認
?G<OK>クリックしネットワークを閉じる。
?H再起動の確認メッセージに<はい>クリック。
HUBとケーブルを接続
これは全く問題なし。ただ継ぐだけ。
注意点はクロスケーブルでなくストレートケーブルを使うこと、そしてHUBの電源を忘れないこと。
[DesktopPC]---(ストレートケーブル)---[HUB]---(ストレートケーブル)---[notePC]
■ドライブ・フォルダ・プリンタの共有設定
DesktopPCとnotePCで,データをやり取りしたいドライブ・フォルダ・プリンタに共有設定をする。
1)エクスプローラかマイコンピューターを開く
2)共有設定したいドライブ・フォルダ・プリンタを右クリックし、<共有>メニューをクリック
3)<共有する>をonにし、共有名やコメントを適当に記述
4)[アクセスの種類]で<読み取り専用|フルアクセス|パスワードで区別>から指定(プリンタにはナシ)
5)<OK>クリックして終了
6)エクスプローラかマイコンピューターを開き、上で共有設定したドライブ・フォルダ・プリンタに手形マークがついているか確認
■動作確認
1)デスクトップ上にある[ネットワークコンピュータ]を開く
2)[ネットワーク全体]アイコンを開くと、ワークグループ名のアイコンがある
3)ワークグループ名のアイコンを開くと、ネットワークで接続されている全PCのアイコンが表示される
4)PCアイコンを開くと、そのPCで共有設定されているドライブ・フォルダ・プリンタが表示される
5)これらの共有リソース(共有設定されているドライブ・フォルダ・プリンタ)は自由に操作・使用できる(ただし、読み取り専用アクセスやパスワード設定の場合は注意が必要)
END(2000/2/16)

kadoyanのホームページ
http://homepage1.nifty.com/kodayan/

2004年1月25日日曜日

[通信] MS-DOSとWindowsによるP2Pネットワーク

[通信] MS-DOSとWindowsによP2Pネットワーク
MS-DOSとWindowsによるネットワーク
Windowsネットワーク
Windowsネットワークを実現するための代表的なプロトコルが3つあります.
TCP/IP
IPX/SPX
NetBEUI(ここで用いるプロトコル)
最近もっとも耳にするのがTCP/IPでしょう.
インターネットでお馴染みのプロトコルです.
WWWに接続された世界中の端末にそれぞれユニーク(重複なし)な番号を与え,通信を行うものです.IPアドレスがその番号です.しかし小規模なネットワーク,特に Peer to Peer 接続にTCP/IPを使用するのはもったいないというか不相応というか不必要というか.....設定も面倒ですし,もっと単純なプロトコルで十分です.広域ネットワークに対応するためのかなり厳密な規格ですから,小規模だと逆に通信速度が遅くなったりもします.
IPX/SPXは,Netware用の通信プロトコルという認識で問題ないようです.Windows同士のネットワークには必要ありませんが,このプロトコルでもWindowsネットワークを実現できるようです.
そして今回の本命,NetBEUIです.インターネットが有名になる以前から存在していました.MicrosoftとIBMがラブラブだった時代に,IBMによって開発されています.小規模なネットワーク用に特化された,といいますか昔のPCベースの小規模ネットワーク用に開発されたプロトコルです.ルーティングができない(ネットワークを分割できない)という致命的な弱点があるため恐らくこれから先は消えゆく運命でしょうが, Peer to Peer 接続にはこれで十分ですし,プロトコルが単純な分,TCP/IPよりも数段高速です.逆にローカルネットワークをこいつで組んでやれば外からは入れないわけですから,ファイアウォールを構築する際に外用にTCP/IP,内用にNetBEUIを使用するだけでセキュリティが高まったりします.設定も非常に簡単で,ドライバを組み込み,固有のマシン名,所属するワークグループを指定してやるだけでファイルやプリンタ,もちろんCD-ROMドライブなどの共有が可能になります.
尚,詳細な情報につきましては前田さんのこちらのページが大いに参考になることでしょう.是非ともご参照下さい.このページも,前田さんのページなしには作成できなかったことでしょう.核となる情報は前田さんのページであり,このページはあくまで応用の一例です.前田さんのページがあったおかげで4万円を支払わずに済みました.このページで何か得るものがございましたら前田さんに感謝をなさってください.
■デスクトップ側(Windows)の設定
デスクトップPC側の下準備が必要です.
ここではデスクトップのOSがWindows95/98とNTの場合に分けて解説します.
巷ではWindowsME/2000/XPなどなどが新たに登場しているようですが,基本は変わりません.
ここでの設定はWindowsネットワークをNetBEUIプロトコルで構築するためのものですから,それが済んでいる場合や,すでに理解されている場合などはここを飛ばしてこちらへお進み下さい.
○Windows 95/98 の場合(NTの場合はこちら)
私の環境には現在95はありませんので98上での操作を記しますが,基本的には95でも同様だと思います.
設定は簡単です.
「コントロールパネル」->「ネットワーク」と進みます.
まずデスクトップコンピュータの識別名とワークグループ名を設定します(下図).
ここでは識別名を「DESKTOP」,ワークグループ名を「HOME」とします.
ワークグループはネットワークの名称です.自宅内のネットワークですのでそれを「HOME」としております.
コンピュータ名はそのネットワーク内でのコンピュータの名称です.
どのPCかを識別するために使用されます.コンピュータ名はネットワーク内でユニーク(重複がない)でなければなりません.デスクトップ機ですから単純に「DESKTOP」としました.
次に,「ネットワークの設定」へ移ります(下図).
ここで,デスクトップ機に内蔵されている,もしくは増設したネットワークカードが認識されているかを確認して下さい.これがないとネットワークインストールは不可能ですから,お持ちでないなら購入して下さい (^^;.CD-ROMドライブを購入することを考えれば,ネットワークカードは格安でしょう.
私の場合は,A.I.BRAINという会社のFEPCI-VXという100baseTX/10baseT対応のLANカード(PCI)を購入しました.100base対応で実売価格3200円,いい時代です (^-^).メジャーなカードではないようですが(?),とりあえずNT4.0対応が明確に謳ってあり,値段が手頃でしたから購入に踏み切りました.
NetBEUIプロトコルがインストールされていない場合は「追加」ボタンを押して現れるウィンドウから選択し,インストールしてください.また,「Microsoft ネットワーククライアント」と「Microsoft ネットワーク共有サービス」もインストールしておいてください.
「ファイルとプリンタの共有」ボタンを押して,プリンタとファイルの共有が有効になっていることを確認してください.
ちなみに,私のデスクトップNT環境ではプロバイダへのモデムを介したダイアルアップ接続を使用しておりますのでTCP/IPプロトコルも併用しております.上図に「TCP/IP -> ダイヤルアップ アダプタ」とあるのがそれです.
LANカードはノートPCとのデータのやりとりにしか使用しませんので,ここでは無用なトラブルを避けるためにNetBEUIプロトコルのみをLANカードのプロトコルとして使用しております.例えば,アダプタとして上図のようにLANカード(PCI Fast Ethernet Adapter)とダイアルアップアダプタがインストールされている状態で(上図の「現在のネットワークコンポーネント」の窓中の2番目と3番目),NetBEUIプロトコルを追加ボタンを押してインストールすると,LANカードとダイアルアップアダプタの両方に対してNetBEUIプロトコルが追加されます.しかしダイアルアップアダプタでNetBEUIを使用することはありませんので,そちらは削除することをお奨めします.
設定が済んだら「OK」ボタンを押し,PCを再起動して下さい.
仕上げです.
「マイコンピュータ」か「エクスプローラ」を起動してください.
どちらでも良いのですが,私のPCのディレクトリ構成やファイル構成をここに明示したくないというだけの理由で,ここではマイコンピュータのスナップショットを掲載します(笑).
ここではDictionaryというボリュームラベルのついたDドライブを共有することにします.他のコンピュータと共有したいドライブ上(ここではDドライブ)で右クリック(マウスの右ボタンを押す)してください.すると「共有」という項目が現れるはずですので,それを選択します.すると次のようなウィンドウが現れます.
「共有する」を選択し,共有名を設定します.デフォルトではDとなっていますが,例えばこれを「Dictionary」と変更すると,他のコンピュータからアクセスする際の名称がDictionaryとなり,わかりやすくなります.
アクセスの種類などは適宜変更してください.
Peer to Peer 接続でしたらフルアクセス(読み書き自由)に設定し,パスワードは設定しない(つまりパスワードなし)にしておいて特に問題はないでしょう.
設定して「OK」ボタンを押すと,Dドライブを表すアイコンにドライブを持ち上げる手のマーク(共有マーク)がつくと思います.
これでデスクトップ側の設定は一応終わりです.次に,ノートPC用のMS-DOSブートフロッピーからネットワークを認識するための設定に入ります.こちらにお進み下さい.
○Windows NT 4.0 Workstation の場合(95/98の場合はこちら)
DOS系のWindowsと比較してデフォルトでかなり高度なネットワークに対応できるNTは,その分設定も難しくなります.しかし Peer to Peer 接続に関していえば「多少面倒」というくらいです.
「コントロールパネル」において「ネットワークコンピュータ」を起動します.「識別」においてコンピュータ名とワークグループ名を設定します.「変更」ボタンを押して適当に設定して下さい.ここではコンピュータ名を「DESKTOP」,ワークグループを「HOME」としています.
ワークグループはネットワークの名称です.自宅内のネットワークですのでそれを「HOME」としております.コンピュータ名はそのネットワーク内でのコンピュータの名称です.どのPCかを識別するために使用されます.コンピュータ名はネットワーク内でユニーク(重複がない)でなければなりません.デスクトップ機ですから単純に「DESKTOP」としました.
次にプロトコルを設定します.「プロトコル」を選択して下さい(下図).
上図のように,NetBEUIプロトコルがインストールされているかを確認して下さい.インストールされていなければ「追加」ボタンを押してNetBEUIプロトコルをインストールして下さい.
ちなみに,私のデスクトップNT環境ではプロバイダへのモデムを介したダイアルアップ接続を使用しておりますのでTCP/IPプロトコルも併用しております.
次に「アダプタ」を選択します.
ここで,デスクトップ機に内蔵,もしくは増設したネットワークカードが認識されているかを確認して下さい.これがないとネットワークインストールは不可能ですから,お持ちでないなら購入して下さい (^^;.CD-ROMドライブを購入することを考えれば,ネットワークカードは格安でしょう.
私の場合は,A.I.BRAINという会社のFEPCI-VXという100baseTX/10baseT対応のLANカード(PCI)を購入しました.100base対応で実売価格3200円,いい時代です (^-^).メジャーなカードではないようですが(?),とりあえずNT4.0対応が明確に謳ってあり,値段が手頃でしたから購入に踏み切りました.
次に「バインド」の設定です.
私の場合,デスクトップ機のLANカードはノートPCとの接続にしか使用しません.さらにTCP/IPプロトコルをダイアルアップ接続のために使用しております.
というわけで,無用なトラブルを避けるためにLANカードで使用するプロトコルをNetBEUIに限定しています.上図のように「バインドの表示」の項目で「すべてのアダプタ」を選択し,LANカードにおいてNetBEUI以外のプロトコルを「無効」にします.
設定が済んだら「OK」ボタンを押し,PCを再起動して下さい.
WindowsNTと95/98のネットワーク的な相違点は,ユーザー管理が厳密であるか否かでしょう.95/98のユーザー管理が飾りのようなものであるのに対して,NTではユーザーごとのアクセス権を厳密に管理できます.UNIXっぽいですね.よって,95/98とは異なり,他のコンピュータからネットワークを通じてファイルなどにアクセスしようとすると,ユーザー名やパスワードが必要になります.
要するにユーザーの設定が必要なのです.例えば現在デスクトップ機にログインする際のユーザー名がAdministratorであるとすると,ノートPC側からもAdministratorでログインしなければなりません.例えば,もしノートPC側からMebiusというユーザー名でログインしたいのであれば,デスクトップ機のNT側にMebiusというユーザーを作っておかねばなりません.
その操作はNTに装備されている「ユーザーマネージャ」から行って下さい.ちなみにMebiusというユーザーを作成したとしてパスワードをなしにすれば,ノートPC側からパスワードなしでアクセスできるようになります.
仕上げです.「マイコンピュータ」か「エクスプローラ」を起動してください.どちらでも良いのですが,私のPCのディレクトリ構成やファイル構成をあまりここに明示したくないというだけの理由で,ここではマイコンピュータのスナップショットを掲載します(笑).
ここではDictionaryというボリュームラベルのついたGドライブを共有することにします.他のコンピュータと共有したいドライブ上(ここではGドライブ)で右クリック(マウスの右ボタンを押す)してください.すると「共有」という項目が現れるはずですので,それを選択します.すると次のようなウィンドウが現れます.
「共有する」を選択し,共有名を設定します.デフォルトではGとなっていますが,例えばこれを「Dictionary」と変更すると,他のコンピュータからアクセスする際の名称がDictionaryとなり,わかりやすくなります.
また,NTの場合,デフォルトで「G$」のようになっており,この$マークが付いていると共有されているにも関わらずネットワークからそのドライブは見えないというよくわからない事態が発生します.何の意図があってこのような設定にしたのかはMicrosoftのみぞ知るところですが,共有したい場合は必ずわかりやすい共有名を設定してください.
アクセスの種類などは適宜変更してください.Peer to Peer 接続でしたらフルアクセス(読み書き自由)に設定し,パスワードは設定しない(つまりパスワードなし)にしておいて特に問題はないでしょう.
設定して「OK」ボタンを押すと,Gドライブを表すアイコンにドライブを持ち上げる手のマーク(共有マーク)がつくと思います.
これでデスクトップ側の設定は一応終わりです.
ここまでは下準備でして,ここからが本番です.
ノートPC用のMS-DOSブートフロッピーからネットワークを認識するための設定に入ります.こちらへお進み下さい.
ネットワークの名称です.自宅内のネットワークですのでそれを「HOME」としております.
コンピュータ名はそのネットワーク内でのコンピュータの名称です.どのPCかを識別するために使用されます.コンピュータ名はネットワーク内でユニーク(重複がない)でなければなりません.デスクトップ機ですから単純に「DESKTOP」としました.
■ネットワークの設定
次に,「ネットワークの設定」へ移ります(下図).
ここで,デスクトップ機に内蔵されている,もしくは増設したネットワークカードが認識されているかを確認して下さい.
これがないとネットワークインストールは不可能ですから,お持ちでないなら購入して下さい (^^;.CD-ROMドライブを購入することを考えれば,ネットワークカードは格安でしょう.
私の場合は,A.I.BRAINという会社のFEPCI-VXという100baseTX/10baseT対応のLANカード(PCI)を購入しました.100base対応で実売価格3200円,いい時代です (^-^).メジャーなカードではないようですが(?),とりあえずNT4.0対応が明確に謳ってあり,値段が手頃でしたから購入に踏み切りました.
NetBEUIプロトコルがインストールされていない場合は「追加」ボタンを押して現れるウィンドウから選択し,インストールしてください.また,「Microsoft ネットワーククライアント」と「Microsoft ネットワーク共有サービス」もインストールしておいてください.
「ファイルとプリンタの共有」ボタンを押して,プリンタとファイルの共有が有効になっていることを確認してください.
ちなみに,私のデスクトップNT環境ではプロバイダへのモデムを介したダイアルアップ接続を使用しておりますのでTCP/IPプロトコルも併用しております.上図に「TCP/IP -> ダイヤルアップ アダプタ」とあるのがそれです.
LANカードはノートPCとのデータのやりとりにしか使用しませんので,ここでは無用なトラブルを避けるためにNetBEUIプロトコルのみをLANカードのプロトコルとして使用しております.例えば,アダプタとして上図のようにLANカード(PCI Fast Ethernet Adapter)とダイアルアップアダプタがインストールされている状態で(上図の「現在のネットワークコンポーネント」の窓中の2番目と3番目),NetBEUIプロトコルを追加ボタンを押してインストールすると,LANカードとダイアルアップアダプタの両方に対してNetBEUIプロトコルが追加されます.しかしダイアルアップアダプタでNetBEUIを使用することはありませんので,そちらは削除することをお奨めします.
設定が済んだら「OK」ボタンを押し,PCを再起動して下さい.
仕上げです.「マイコンピュータ」か「エクスプローラ」を起動してください.どちらでも良いのですが,私のPCのディレクトリ構成やファイル構成をここに明示したくないというだけの理由で,ここではマイコンピュータのスナップショットを掲載します(笑).
ここではDictionaryというボリュームラベルのついたDドライブを共有することにします.他のコンピュータと共有したいドライブ上(ここではDドライブ)で右クリック(マウスの右ボタンを押す)してください.すると「共有」という項目が現れるはずですので,それを選択します.すると次のようなウィンドウが現れます.
「共有する」を選択し,共有名を設定します.デフォルトではDとなっていますが,例えばこれを「Dictionary」と変更すると,他のコンピュータからアクセスする際の名称がDictionaryとなり,わかりやすくなります.
アクセスの種類などは適宜変更してください.Peer to Peer 接続でしたらフルアクセス(読み書き自由)に設定し,パスワードは設定しない(つまりパスワードなし)にしておいて特に問題はないでしょう.
設定して「OK」ボタンを押すと,Dドライブを表すアイコンにドライブを持ち上げる手のマーク(共有マーク)がつくと思います.
これでデスクトップ側の設定は一応終わりです.次に,ノートPC用のMS-DOSブートフロッピーからネットワークを認識するための設定に入ります.こちらにお進み下さい.
○Windows NT 4.0 Workstation の場合(95/98の場合はこちら)
DOS系のWindowsと比較してデフォルトでかなり高度なネットワークに対応できるNTは,その分設定も難しくなります.しかし Peer to Peer 接続に関していえば「多少面倒」というくらいです.
「コントロールパネル」において「ネットワークコンピュータ」を起動します.「識別」においてコンピュータ名とワークグループ名を設定します.「変更」ボタンを押して適当に設定して下さい.ここではコンピュータ名を「DESKTOP」,ワークグループを「HOME」としています.
ワークグループはネットワークの名称です.自宅内のネットワークですのでそれを「HOME」としております.コンピュータ名はそのネットワーク内でのコンピュータの名称です.どのPCかを識別するために使用されます.コンピュータ名はネットワーク内でユニーク(重複がない)でなければなりません.デスクトップ機ですから単純に「DESKTOP」としました.
次にプロトコルを設定します.「プロトコル」を選択して下さい(下図).
上図のように,NetBEUIプロトコルがインストールされているかを確認して下さい.インストールされていなければ「追加」ボタンを押してNetBEUIプロトコルをインストールして下さい.
ちなみに,私のデスクトップNT環境ではプロバイダへのモデムを介したダイアルアップ接続を使用しておりますのでTCP/IPプロトコルも併用しております.
次に「アダプタ」を選択します.
ここで,デスクトップ機に内蔵,もしくは増設したネットワークカードが認識されているかを確認して下さい.これがないとネットワークインストールは不可能ですから,お持ちでないなら購入して下さい (^^;.CD-ROMドライブを購入することを考えれば,ネットワークカードは格安でしょう.
私の場合は,A.I.BRAINという会社のFEPCI-VXという100baseTX/10baseT対応のLANカード(PCI)を購入しました.100base対応で実売価格3200円,いい時代です (^-^).メジャーなカードではないようですが(?),とりあえずNT4.0対応が明確に謳ってあり,値段が手頃でしたから購入に踏み切りました.
次に「バインド」の設定です.
私の場合,デスクトップ機のLANカードはノートPCとの接続にしか使用しません.さらにTCP/IPプロトコルをダイアルアップ接続のために使用しております.
というわけで,無用なトラブルを避けるためにLANカードで使用するプロトコルをNetBEUIに限定しています.上図のように「バインドの表示」の項目で「すべてのアダプタ」を選択し,LANカードにおいてNetBEUI以外のプロトコルを「無効」にします.
設定が済んだら「OK」ボタンを押し,PCを再起動して下さい.
WindowsNTと95/98のネットワーク的な相違点は,ユーザー管理が厳密であるか否かでしょう.95/98のユーザー管理が飾りのようなものであるのに対して,NTではユーザーごとのアクセス権を厳密に管理できます.UNIXっぽいですね.よって,95/98とは異なり,他のコンピュータからネットワークを通じてファイルなどにアクセスしようとすると,ユーザー名やパスワードが必要になります.
要するにユーザーの設定が必要なのです.例えば現在デスクトップ機にログインする際のユーザー名がAdministratorであるとすると,ノートPC側からもAdministratorでログインしなければなりません.例えば,もしノートPC側からMebiusというユーザー名でログインしたいのであれば,デスクトップ機のNT側にMebiusというユーザーを作っておかねばなりません.
その操作はNTに装備されている「ユーザーマネージャ」から行って下さい.ちなみにMebiusというユーザーを作成したとしてパスワードをなしにすれば,ノートPC側からパスワードなしでアクセスできるようになります.
仕上げです.「マイコンピュータ」か「エクスプローラ」を起動してください.どちらでも良いのですが,私のPCのディレクトリ構成やファイル構成をあまりここに明示したくないというだけの理由で,ここではマイコンピュータのスナップショットを掲載します(笑).
ここではDictionaryというボリュームラベルのついたGドライブを共有することにします.他のコンピュータと共有したいドライブ上(ここではGドライブ)で右クリック(マウスの右ボタンを押す)してください.すると「共有」という項目が現れるはずですので,それを選択します.すると次のようなウィンドウが現れます.
「共有する」を選択し,共有名を設定します.デフォルトではGとなっていますが,例えばこれを「Dictionary」と変更すると,他のコンピュータからアクセスする際の名称がDictionaryとなり,わかりやすくなります.
また,NTの場合,デフォルトで「G$」のようになっており,この$マークが付いていると共有されているにも関わらずネットワークからそのドライブは見えないというよくわからない事態が発生します.何の意図があってこのような設定にしたのかはMicrosoftのみぞ知るところですが,共有したい場合は必ずわかりやすい共有名を設定してください.
アクセスの種類などは適宜変更してください.Peer to Peer 接続でしたらフルアクセス(読み書き自由)に設定し,パスワードは設定しない(つまりパスワードなし)にしておいて特に問題はないでしょう.
設定して「OK」ボタンを押すと,Gドライブを表すアイコンにドライブを持ち上げる手のマーク(共有マーク)がつくと思います.
これでデスクトップ側の設定は一応終わりです.ここまでは下準備でして,ここからが本番です.
ノートPC用のMS-DOSブートフロッピーからネットワークを認識するための設定に入ります.
■MS-DOSでLAN接続
Windowsなどで手軽にネットワークを組め,主要なアプリケーションもWindows上で使用されるようになった現在,MS-DOSでLAN接続する必要性は日常的な使用においてほとんどないでしょう.
必要性があるとすれば,既にここで触れましたとおり,CD-ROMドライブのないPCにネットワーク経由でOSをインストールする場合くらいです.逆にネットワーク経由でのOSのインストールを実現するためには,MS-DOSのブートフロッピーでPCを起動してネットワーク接続を実現するのがベターです.
具体例を交えて解説していきます.ここからが本番です.
使用ソフト紹介
MS-DOSでWindowsネットワークへの接続を実現するソフトとして,マイクロソフトから以下の3種類が提供されています.
* LAN Manager(前田さんのこちらのページをご参照下さい)
* Network Client for DOS
* Workgroup Connection(以下で説明予定)
この3つは上から順に高機能ですが,前の2つは今回の目的であるPeer to Peer接続には不必要(TCP/IPプロトコルやIPXプロトコルへの対応など)な機能が多く含まれており,設定も面倒です.さらに機能が多いということは余計にメモリを消費します.大量のメモリ消費はMS-DOS下ではクリティカルな問題です.コンベンショナルメモリという言葉を御存知でしょうか.御存知でない方のために簡単に記しておきますと(余談です),その昔,IBM-PCにて採用されたIntelの16bitCPU,8086というCPU(現在のPentiumシリーズのご先祖様)はその構造上,メインメモリの容量に640KBという制限がありました.このメモリがコンベンショナルメモリです.当然,MS-DOSモードのデフォルトではコンベンショナルメモリにしかアクセスできません.この640KBという壁を打ち破るために「苦肉の策」としてHMSやXMSやEMSなどという手法を用いてメインメモリを拡張することになりました.ページングという手法を用いて,コンベンショナルメモリの一部を外部に増設されたメモリの「窓口」として使用し,その窓口を通してさらに広いメモリ空間と情報をやりとりするという,なんとも面倒な手法を取るしかありませんでした.CPUから直接増設メモリにアクセスすることはできなかったのです.
さらに悲しいことに,拡張メモリを利用するアプリケーションソフトは,そのソフト自体が拡張メモリの使用に対応している必要がありました.
OSが動的に自由にメモリを割り当てることはできないのです.
コンベンショナルメモリ上にデータが存在しないと起動できないようなMS-DOS用のアプリケーションソフト(拡張メモリ未対応のソフト)が「多く」あり,使用するソフトに応じて「CONFIG.SYS」や「AUTOEXEC.BAT」などを書き換えて設定を変えてあげなければなりませんでした.これがまた面倒なのです.重要なことは,大きな増設メモリを搭載しても640KBという壁が常に付きまとっていた,ということです.8086の後継CPUである80286以降,最大メモリ空間は増大していきました.286ネイティブモードは日の目を見ることがありませんでしたが,上位互換の32bitCPUである80386から備わった広大なメモリ空間へのアクセス手法を利用することにより,現在のWindowsはメモリをいわば「自由」に使用できるようになりました.しかしMS-DOSモードで起動すると386以降のCPUは高速な8086として機能します.MS-DOSで起動する限りデフォルトでは640KBのメモリしかアクセスできないのです.この容量は,現在エントリークラスのマシンですら64MBくらいは積んでいることを考えると信じられないくらい小さなメモリ空間です.少々話が横道にそれてしまいましたが,紹介した3つのアプリケーションのうち,前の2つはメモリを多く消費します.下手をするとメモリ関連の面倒な設定が必要になるかもしれません(これが言いたかっただけです).よって,今回は比較的面倒な設定が必要のない3番目のWorkgroup Connectionを使用することにします.インストールも比較的簡単で,Peer to Peer 接続には十分な性能を発揮します.ただし,このソフトはネットワーク上(ここでは相手のデスクトップ機)のディスクやプリンタなどにアクセスすることを実現しますが,ローカルの資源(ノートPC側のディスクなど)を外部(デスクトップ機など)に対して提供することはできません.つまりWindows側からアクセスすることはできません.探してみたところ,以下のFTPサーバーに置いてあるようです.1MB弱です.もしここにないならArchieなどで「mswgcn」で検索してみて下さい.
ftp://ftp.microsoft.com/Softlib/MSLFILES/mswgcn.exe
一応,この Workgroup Connection にもデフォルトで主なネットワークカード用のドライバが用意されていますが,どれも古いですので専用のドライバを準備するのが得策でしょう.
3ComやNE2000の互換カードならデフォルトのものでも行けるかもしれません.
ちなみに Mebius PC-PJ1-M3 に内蔵されているネットワークカードはRealtek社製RTL8139でして,そのドライバは
http://www.realtek.com.tw/htm/download/cgi/DLd1.cgi?model=RTL8139%28A%2FB%2FC%2F8130%29&type=2
にて入手可能です.頻繁にページ構成が変更されるようですので,デッドリンクになっているときはトップページから辿ってください.様々な環境におけるドライバが用意されています.Workgroup Connection で必要なものはとにかくDOS用のもので,NDIS2-8139(xxx).EXEなのですが,OEM用をダウンロードして解凍すると,DOS,NT,Linuxなど考えられるほぼすべての環境のドライバが入手できて便利です.解凍後にできるNDIS2DOSというディレクトリの下にあるファイルが Workgroup Connection において必要とされるものです.
尚,紹介した3つのソフトのうち,LAN Manager と Network Client for DOS はTCP/IPプロトコルに対応しております.環境によってはTCP/IPプロトコルしか使用できない場合も大いにありえますので,その場合は前田さんのこちらのページをご参照下さい.LAN Manager のセットアップについて詳細が記してあります.
Workgroup Connectionのセットアップ
注意事項!
ハードディスクをフォーマットしてしまった後にMS-DOS上からネットワークを認識できないと,正規のCD-ROMドライブを購入する以外に復旧の道はなくなってしまいます.
以下の本文ではノートPCのハードディスクにパーティションを切ってフォーマットするところから始まっておりますが,インストール対象であるPC(ノートPC)のディスクをフォーマットする前に,現在Windows95/98などのOSがインストールされている状態で Workgroup Connection をインストールし,MS-DOS起動フロッピーを作成・起動して,実際にMS-DOS上からネットワーク接続が可能なのかを必ず確認してください.
このページの内容に従って読者様が様々な操作を行った結果につきまして,私は一切の責任を負いかねます.読者様の責任において操作を行って下さい.
わからないところがあるといった場合のご質問や記述に間違いがあるといったご指摘は,メールにてお知らせください。しかし機種固有の問題については、筆者には分かりかねます(全てのハードを所有しているわけではないため)
番匠さんからの情報によりますと,BIOSの設定画面で「Plug & Play OS を使用しているかどうか」という項目があれば,それを「No」にしておかないとDOS上では(Linuxなどでも)うまくいかないようです.Mebiusシリーズについては番匠さんからの情報をご参照下さい.
最終的にはNTをインストールすることを目的としておりますので,ノートPCのCドライブの第1パーティションはFAT16でフォーマットすることを強くお奨めします.NTFSで第1パーティションをフォーマットしますと,MS-DOSに装備されているFDISKではNTFSパーティションを削除することはできません.第1パーティションをDOSから認識できるようにしておくと,いざというときに幸せになれます(経験者談).
また,Windows95/98に関しましても第一パーティションはFAT16の方が好ましいでしょう.もちろんFAT32でも,ブートディスクがWindows95のOSR2以降かWindows98であれば問題なく読み込めます.
ちなみに Mebius PC-PJ1-M3では4.3GBのハードディスクが備わっております.NTのインストールはCD-ROMのI386というディレクトリをハードディスクに丸ごとコピーしてハードディスクから直接実行できます.ついでにサービスパック4もコピーしておこうということで,私はCドライブの第1パーティションを750MBにし,FAT16でフォーマットしました.
1.44MBフォーマットされた空のフロッピーディスクを最低2枚準備してください.各段階においてそれぞれバックアップを取っておくことをお奨めします.
(1)セットアップディスクの作成
セットアップディスクは, Workgroup Connection をハードディスクへセットアップするものです.フロッピーからブートするのにハードディスクへソフトをセットアップするのは何だか変な感じがする方もおられるでしょうが,そうするしかないようです (^^;.
1枚目のフロッピーを準備してください.
入手した Workgroup Connection (入手についてはこちらを参照)を,デスクトップ機上などで展開し,展開されたファイルをフロッピーディスクへ丸ごとコピーしてください.このディスクには「 Workgroup Connection セットアップディスク」と記入しておいてください.さらに入手したドライバもこのディスクにコピーしておくと良いでしょう.
ちなみに Mebius PC-PJ1-M3 の場合は,こちらで入手したドライバのうちNDIS2DOSというディレクトリをディレクトリごとそのフロッピーにコピーします.フロッピーの容量は何とか足りたようです.足りない場合は他のフロッピーにドライバだけコピーしてください.
以上の作業でできあがったフロッピーディスクの内容は以下のようになっております.表1の例だとcommand.comが放り込んでありますが,特に必要ありません.
表1:Workgroup Connection セットアップディスク ドライブ A のボリューム ラベルはありません。
ボリューム シリアル番号は 7C7E-A38B です
A:\ のディレクトリ
92/10/01 03:11a 5,538 WORKGRP.SY_
92/10/01 03:11a 6,347 AM2100.DO_
92/10/01 03:11a 3,911 CONNECT.TXT
92/10/01 03:11a50 COUR_ALI.TPL
92/10/01 03:11a24 COUR_EX.TPL
92/10/01 03:11a131 COUREXT.TPL
92/10/01 03:11a148 COURIER.TPL
92/10/01 03:11a11,004 DEPCA.DO_
92/10/01 03:11a7,471 E20NDIS.DO_
92/10/01 03:11a
7,888 E21NDIS.DO_
92/10/01 03:11a
5,349 ELNK.DO_
92/10/01 03:11a
7,318 ELNK16.DO_
92/10/01 03:11a
9,179 ELNK3.DO_
92/10/01 03:11a
8,172 ELNKII.DO_
92/10/01 03:11a
7,454 ELNKMC.DO_
92/10/01 03:11a
10,308 ELNKPL.DO_
92/10/01 03:11a
4,858 ENGMAI.GL_
92/10/01 03:11a
67,616 ENGMAI.HL_
92/10/01 03:11a
8,064 EXP16.DO_
92/10/01 03:11a
5,276 I82593.DO_
92/10/01 03:11a
7,062 IBMTOK.DO_
92/10/01 03:11a
904 LM21DRV.UPD
92/10/01 03:11a
39,794 MAIL.EX_
92/10/01 03:11a
159,575 MAIL1.EX_
92/10/01 03:11a
9,560 MICRO.EX_
92/10/01 03:11a
8,361 MK360.BAT
99/03/08 04:15a
967 mswgcn.PIF
92/10/01 03:11a
12,375 NDIS39XR.DO_
92/10/01 03:11a
9,621 NE1000.DO_
92/10/01 03:11a
9,865 NE2000.DO_
92/10/01 03:11a
250,066 NET.EX_
92/10/01 03:11a
35,106 NET.MS_
92/10/01 03:11a
44,969 NETH.MS_
92/10/01 03:11a
12,541 NETWORK.IN_
92/10/01 03:11a
5,515 NI6510.DO_
92/10/01 03:11a
46,330 OLITOK.DO_
92/10/01 03:11a
13,718 PRO4.DO_
92/10/01 03:11a
30,224 PRORAPM.DW_
92/10/01 03:11a
8,944 PROTMAN.DO_
92/10/01 03:11a
6,010 PROTMAN.EX_
92/10/01 03:11a
236,170 SETUP.EXE
92/10/01 03:11a
1,472 SETUP.INF
92/10/01 03:11a
12,273 SMC_ARC.DO_
92/10/01 03:11a
11,706 SMCMAC.DO_
92/10/01 03:11a]
30,176 STRN.DO_
92/10/01 03:11a
85 SYSTEM.IN_
92/10/01 03:11a
6,659 TLNK.DO_
92/10/01 03:11a
12,541 360NETWO.IN_
99/03/08 04:28a
0 CONFIG.SYS
99/03/08 04:28a
0 AUTOEXEC.BAT
99/03/08 05:34a
NDIS2DOS
98/06/12 08:01p
118,164 Command.com
52 個のファイル 1,316,859 バイト
70,656 バイトの空き領域
(2)ブートディスクの作成
追記です!
Windows95をセットアップする際に,日本語・英語モードをJP,USコマンドで切り替えられ,日本語キーボードを使用でき,メモリも広く使えるブートディスクの作成してみました.こちらです.下の作り方に比べて少々面倒ですが,DOSベースで何かやりたいという方にはこちらが便利でしょう.
実はこちらの方がお奨めかもしれません (^^;.一度作ってしまえばかなりオールマイティなディスクです.
また,PCMCIAを介したLANカード使用についてはこちらに情報ページを作成しています.参考にしてください.イネイブラーの使用方法などは環境や機種にかなり依存しているようですので,ケースバイケースで作成して下さい.また,成功した場合には各種設定情報をご一報いただけると幸いです.
上で紹介した内容は,以下に示すのブートディスク作成の解説と相互に関連しておりますので,両方を確認しながら行って下さい.
ブートディスクはMS-DOSを起動できれば十分であり,作り方にも様々な方法があるでしょうが,ここでは私個人的に最もお奨めのものを紹介したいと思います.Windows98で起動されるマシンが最低一台あるとして解説を進めますが,Windows95 でもほぼ同様でしょう.
2枚目のフロッピーを準備してください.「Workgroup Connection ブートディスク(Windows98)」などと,わかりやすいようにラベルを貼っておいて下さい.
まず,Windows98上でブートディスクを作成します.マイコンピュータやエクスプローラでフロッピーディスクのアイコン上で右クリックし,「フォーマット」を選択して下さい.必ず「起動専用」としてフォーマットして下さい.起動用のシステムファイルをコピーする必要があります.
MS-DOSさえ起動できれば Workgroup Connection のセットアップは可能です.ただしブートディスクで起動した際に,ファイルをコピーするためのCOPYコマンド,ネットワーク接続してCD- ROMのディレクトリをディレクトリごとコピーするためのXCOPYコマンド,ディレクトリを丸ごと消去するためのDELTREEコマンドなどは最低限使用できるように設定したいところです.
MS-DOSコマンドの詳細につきましては,KENTOLICさんご制作のこちらのページを参照して下さい.MS-DOSのコマンド使用方法一覧が参照できます.KENTOLICさんに感謝いたします.
これらのファイル(例えばXCOPY.EXEなど)はWindows98のシステムがインストールしてあるディレクトリの下にある「command」というディレクトリの下に存在します(一般に c:\windows\command の下ということになります).
注意すべき点として,例えばXCOPY.EXEは単体では動作せず,XCOPY32.MODというファイルが実行の際に必要になります.EXEファイルのみを入れてみて動かないときはエラーメッセージが表示されると思いますので,そのメッセージに従ってください.
デスクトップ機にWindows98環境が存在するのであれば,とりあえず Workgroup Connection をインストールした後に,ブートディスクに必要なファイルを適宜追加するといったことが可能ですが,例えばWindows98が今からフォーマットしようとしているノートPC側のハードディスクにしかないとしますと,現時点でブートディスクに必要なファイルのコピーをしておく必要があります.表2にコピーしておくと便利なファイル群を提示しておきます.
表2:ブートディスクにコピーしておくと便利なファイル XCOPY.EXE
ディレクトリを丸ごとコピーする際に必要となるコマンド.
XCOPY32.MOD
DELTREE.EXE
ディレクトリを丸ごと削除する際に必要となるコマンド.
FORMAT.COM
FDISK.EXE
FDISKやFORMATコマンドは他のブートディスクなどに含まれていれば,そちらで一旦起動して実行すれば良いでしょう.コマンドのみを他のフロッピーにコピーしておくということも可能です.
例えば,何も入っていない起動ディスクでシステムを起動し, FDISKコマンドはWindows98のシステム起動ディスクのものを使用すると言ったことが可能なはずです.
注意点として,使用するMS-DOSのバージョンにあったプログラムをコピーしておかなければうまくいかないことがあります.私の場合,FDISKやFORMATコマンドの実行の際には,以前使用していたWindows95用のセットアップディスクからPCを起動して使用しておりました.
(3) Workgroup Connection のインストール
ここでは,画面を追って解説していきます.画面キャプチャを使用できませんでしたので画面そのままを紹介することはできませんが,文字情報は全て含めておきますので参考にして下さい.
まず,作成したブートディスクでPCを起動します.Mebius PC-PJ1-M3 ではフロッピーディスクドライブが外付けですので,本体にドライブを接続してブートディスクから起動します.
ここで少々問題があります.起動されたMS-DOS(Windows98と表示されるが.....)は英語モードであり,英語キーボードの使用を想定してあります(日本語ブートディスクが欲しいという方はこちら).Mebiusは日本語キーボードですから,記号が異なってきます.しかし必要となる記号はそれほど多くありませんから,御自身で対応関係をお調べ下さい (^^;.
特に戸惑いが予想されるのが,パスの指定に必要となる「\」という記号でしょうが,これは英語圏では使用されない記号であり,対応する文字は半角の「\」(バックスラッシュ)です.この記号は日本語キーボードで「 ],},」,む,」の4文字が刻印されたキーをそのまま押すと入力できます.
必要となりそうなものをその他いくつか紹介しますと,「:」(コロン)は日本語キーボードにおいて「;」(セミコロン)が刻印してあるキーをシフトキーを押しながら押すことによって入力できます.また「*」(アスタリスク)は,日本語キーボードにおいて「8」(ハチ)が刻印してあるキーをシフトキーを押しながら押すことによって入力できます.
以下では,半角の「\」(バックスラッシュ)を「\」として表記していきますので,読み替えて入力して下さい.コマンドプロンプトが表示されましたら,作成した Workgroup Connection セットアップディスクをドライブに挿入し,プロンプトにて
A:\>setup
のように入力してリターンキーを押し,セットアップを実行します.
Setup for Workgroup Connection
Welcome to Setup for Workgroup Connection.
Setup prepares Workgroup Connection to run on your computer.
* To get additional information about a Setup screen,press F1.
* To set up Workgroup Connection now,press ENTER.
* To quit Setup without installing Workgroup Connection,press F3
ENTER=ContinueF1=Help F3=Exit F5=Remove Color
まずこのような画面が現れます.設定を継続しますのでリターンキーを押します.
Setup for Workgroup Connection
Setup will place your Workgroup Connection files in the
following directory.
if this is where you want these files,press ENTER.
If you want Setup to place the files in a different
directory,type the full path of that directory,and
the press ENTER
C:\DOS
ENTER=ContinueF1=Help F3=Exit
インストールするドライブとディレクトリを指定します.デフォルトではAドライブのDOSというディレクトリが指定されていますが,実際にインストールしたいのはCドライブ(ハードディスク第一パーティション)ですので,「C:\DOS」(CドライブのDOSというディレクトリ)にインストールすることにします.
すると
Please insert your
boot disk
into drive
A:
When ready,press ENTER.
というウィンドウが現れますので,作成したブートディスクを書き込み可能な状態にしてドライブに挿入し,リターンキーを押します.
次に
Please insert your
Microsoft Workgroup Connection Disk
into drive
A:
When ready,press ENTER.
というウィンドウが現れますので,再度 Workgroup Connection セットアップディスクをドライブに挿入して下さい.
しばらくすると次のような画面が現れます.
Setup for Workgroup Connection
Select the type of network card that is installed in your
computer,and then press ENTER.
No Network card
Network card not shown on list below ...
3Com EtherLink
3Com EtherLink 16
3Com EtherLink II or IITP (8 or 16-bit)
3Com EtherLink III
3Com EtherLink/MC
3Com EtherLink Plus
3Com Token Link
Advanced Micro Devices AM2100/PCnet
Amplicard AC 210/XT
Amplicard AC210/AT
.....etc.....
ENTER=ContinueF1=Help F3=Exit
使用しているLANカード用のドライバがこのリストに存在するのであればそれを選択しても良いのでしょうが,ここに掲載されているものは非常に古いですし,最近のLANカードはこのリストには含まれていないようですので,ここで用意したドライバを選択することにします.従って,ここでは上から2番目の「Network card not shown on list below ....(リストにはない....)」を選択して下さい.
Setup for Workgroup Connection
Please specify the location (path) of the OEM driver you
want to use.
If the specified path is correct, press ENTER. To specify
a different path, type it, and then press ENTER.
A:\NDIS2DOS
ENTER=ContinueF1=Help F3=Exit ESC=Previous Screen
使用したいドライバがどこにあるのかを尋ねてきますので,ドライバがあるディレクトリを指定します.Mebius PC-PJ1-M3の場合は,ここで用意したドライバ,つまり Workgroup Connection セットアップディスクにコピーしておいたドライバがあるディレクトリを指定してリターンキーを押します.
Setup for Workgroup Connection
Select the type of network card that is installed in your
computer, and then press ENTER.
RTL8139 Fast Ethernet Adapter
ENTER=ContinueF1=Help F3=Exit ESC=Previous Screen
すると指定したディレクトリからドライバを読み込みます.複数のカードを指定できる場合はここにいくつかのカード名がリストアップされると思われます.適当なものを選んでリターンキーを押して下さい.
上の例はMebiusの場合ですが,RTL8139のドライバを認識できていることがわかります.ひとつしかありませんから迷わずリターンキーを押します.
セットアップが実行され,しばらくすると次の画面が現れます.
Setup for Workgroup Connection
COMPUTER NAME is the name that identifies which computer
is yours. Choose a name that is unique in the workgroup.
A computer name can have up to 15 characters, and can
contain letters, numbers, and these characters:
! # $ % & ( ) ^ _ ' { } ~
COMPUTER NAME:
ENTER=ContinueF1=Help F3=Exit
コンピュータ名を入力します.適当なものを入力して下さい.上の例では「MEBIUS」としています.ここで入力される名前は,ネットワーク接続した際のコンピュータの名称であり,ワークグループ内でユニーク(重複なし)でなければなりません.
以下の例では,ノートPCのコンピュータ名を「MEBIUS」とします.
コンピュータ名を入力し,リターンキーを押すと次の画面が現れます.
Setup for Workgroup Connection
WORKGROUP NAME is the name of the workgroup you belong to.
A workgroup name can have up to 15 characters, and can
contain letters, numbers, and these characters:
! # $ % & ( ) ^ _ ' { } ~
WORKGROUP NAME:
ENTER=ContinueF1=Help F3=Exit
ワークグループ名を入力します.適当なワークグループ名を入力して下さい.デスクトップ機と同じワークグループ名でなければなりません.上の例では,自宅ということで「HOME」としています.
以下の例では,ワークグループ名を「HOME」とします.
コンピュータ名を入力し,リターンキーを押すと次の画面が現れます.
Setup for Workgroup Connection
If all the options are correct, select 'The listed options
are correct,' and then press ENTER.If you want to change
an option, use the UP or DOWN arrow key to select it.Then
press ENTER to see alternatives for that option.
Computer name : mebius
User name: mebius
Workgroup name : home
Install Mail: Install Mail files.
Redirector : Use the basic redirector.
Pop-up key : N
Startup option : Run Workgroup Connection and log on.
Path : C:\DOS
Network Card: RTL8139 Fast Ethernet Adapter
Protocol Driver: Microsoft NetBEUI
The listed options are correct.
F1=Help F3=Exit ESC=Previous Screen
ここでは,これまで入力したことを確認します.コンピュータ名,ワークグループ名がそれぞれ「mebius」,「home」となっています.もし入力を間違えていたら,UP,DOWNキーで選択してリターンキーを押すことにより修正が可能です.
ユーザー名が自動的に「mebius」と設定されていますが,ユーザー名は実際の接続の際に変更可能ですから特にここで変更しなくても良いでしょう.ユーザー名はデスクトップ側がWindows95/98ならば適当で良いのですが,デスクトップ側がNTの場合はNTの方に同じユーザーが存在しなければなりません.詳細はこちらをご覧ください.
表示されている情報が正しいようでしたら,表の最下段の「The listed options are correct.(リストは正しい)」を選択してリターンキーを押してください.
Setup for Workgroup Connection
The settings for your network card are listed below. If all
the settings are correct, select 'The listed options are
correct'. Then press ENTER. If you want to change a setting,
use the UP or DOWN arrow key to select it. Then press ENTER
to see alternatives for that setting.
Network Card : RTL8139 Fast Ethernet Adapter
Drivername=rtsnd$
Medium type=_Auto
Network Address=@000000000000
Node Address=@000000000000
Adapter's Bus Number=0
Adapter's Device Number=0
Adapter's TX Early Threshold=5
The listed options are correct.
F1=Help F3=Exit ESC=Previous Screen
(上の例で「Adapter's」となっているところが実際の画面では「Adpater's」となっていました.綴り間違いと思われます.コピー&ペーストしたことがわかります(笑)).
ここではネットワークカードの設定を確認します.ノートPCに装着されているカードによって設定は異なるでしょうから,カードに合わせて設定してください.
Mebius PC-PJ1-M3 の場合,内蔵のネットワークカードに関する設定はデフォルトのままで良いようです.ただし,通信速度が「AUTO(相手に合わせる)」となっています.私の場合はデスクトップ機側で100baseTXと設定していましたからこのままでよかったのですが,もしデスクトップ機側もAUTOとなっている場合はどちらかで通信速度を決定しておくことをお奨めします.
確認が済んで「The listed options are correct.」を選択してリターンキーを押しますと,次のウィンドウが現れます.
Please insert your
boot disk
into drive
A:
When ready,press ENTER.
指示に従い,再度ブートディスクを書き込み可能にしてドライブに挿入し,リターンキーを押します.CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATが書き換えられます.
Setup for Workgroup Connection
Workgroup Connection is now installed on your computer.
Setup modified some settings in your CONFIG.SYS ant AUTOEXEC.BAT
files. Your previous CONFIG.SYS file was saved as A:\CONFIG.001.
You must restart your computer before you can use Workgroup
Connection.
* To restart your computer, remove all disks from your floppy
disk drives, and then press ENTER.
* To quit Setup without restarting your computer, press F3.
ENTER=ContinueF1=Help F3=ExitInstallation Complete
ここまでたどり着けば,インストールは終了です.
画面には「フロッピーを抜くように」と指示がありますが,今作成したブートディスクを挿入したまま再起動します.つまり作成したブートディスクからシステムを起動してください.
接続と使用方法につきましてはこちらへお進みください.
接続と使用方法
ここでは,実際にMS-DOSからネットワークに接続し,デスクトップ機のディスク資源を利用する手順と方法を記します.
作成したブートディスクで起動します.次に初回起動時の最初の画面を記します.
Starting Windows 98...
Microsoft Protocol Manager version 2.1
Microsoft WorkGroups Driver Version 1.0
Copyright (C) Microsoft Corporation 1992
Transport Hooks Enabled
Network Line Speed is 100 Mbps / Half_Duplex Mode
A:\>SET PATH=C:\DOS
A:\>C:\DOS\net start
Microsoft Netbind version 2.1
Fast Ethernet board's Ethernet Address:09001F04402E
Microsoft NetBEUI version 2.2
Type your user name, or press ENTER if it is MEBIUS:
ユーザー名を聞かれます.デスクトップ機がWindows95/98の場合は何でも構いません.しかしデスクトップ機がNTの場合は,資源を共有できるようなユーザー名を入力して下さい.ここではNT側にMEBIUSというユーザーが存在するとして進めます.
余談ですが,上の表示では接続速度が100Mbps/Half_Duplex となっておりますが,デスクトップ機(NT)側ではFull_Duplex(全二重)と設定しているにも関わらず,ここではHalf_Duplex(半二重)となってしまいます.しかし使用に際して何も問題がないようなのでそのままで良さそうです (^^;.なぜかデスクトップ側をWindows98で起動すると全二重になりました.謎 (^^;.
次に
Type your password:
パスワードを聞かれます.ユーザー名に対応するパスワードを入力して下さい.パスワードがない場合は何も入力しないでリターンキーを押して下さい.
Please confirm your password so that a password list may be created:
パスワードの確認を求めてきますので,もう一度パスワードを入力して下さい.パスワードがない場合は再度何も入力しないでリターンキーを押して下さい.
ここで問題が生じることがあります.正しく設定したにも関わらず,例えば次のようなメッセージが表示されることがあります.
Error 7210: There is no entry for the specified user in the [Password Lists]
section of the SYSTEM.INI file.
とか,net view コマンドを使ってみても
Error 12: The access code is invalid.
などと表示されてしまい,正常に動作しないことがありますが,それでもしつこく使ってみたり,再起動したりすると設定が間違っていなければなぜか動作するようになります (^^;.根気強く試してみて下さい.ログイン直後にもうまくアクセスできないことがありますが,このソフトを無料で使用させてもらっていることを考えると文句は言えません.
うまく接続できたかな? と思った際は,コマンドラインで「net view」と入力してみて下さい.うまく行っていれば
Server NameRemark
\\DESKTOP
The command completed successfully.
と表示され,デスクトップ機のコンピュータ名が表示されているはずです.
デスクトップ機が見えたのであれば,例えばコマンドラインで「net view \\desktop」と入力してみて下さい.
デスクトップ機での共有資源の設定によって表示は異なりますが,
例えば
Shared resources at \\DESKTOP
Sharename TypeComment
CanonBJCPrintCanon BJC-400J (BJRSTR)
CDROMx24Disk
FD Disk
ProgramsDisk
UserDisk
win98Disk
The command completed successfully.
のように,共有の際に任意に付けた共有名が表示されています.上の例ではプリンタ,CD-ROMドライブ,フロッピードライブ,ハードディスクなどのデバイスです.プリンタに至っては,Canon BJC-400J などというコメントまで付いています(ばれてるぅ).
ここで実際に必要になるであろうコマンド群を表3に簡単に紹介しておきます.その他のコマンドや,コマンド使用方法の詳細は「net help」と入力して参照して下さい.
表3:Workgroup Connection で使用する主要コマンド NET VIEW [\\コンピュータ名]
上の例を参照.
NET USE [ドライブ名] [\\サーバ名 \共有資源名]
NET USE D: \\DESKTOP\CDROMx24
デスクトップ機「DESKTOP」の共有CD-ROMドライブ「CDROMx24」を,自分自身のD:ドライブとしてアクセスできるようにする。尚,
NET USE D: /DELETE
のようにすると,D:として設定した資源を削除できる.
NET HELP [コマンド名]
表3にもあるように,コマンドラインで「NET USE D: \\DESKTOP\CDROMx24」と入力してリターンキーを押すと,次回から「D:」は「\\DESKTOP\CDROMx24」を指すようになり,あたかもローカル(ノートPC)に接続されているDドライブのように使用できるようになります (^-^).
例えば\\DESKTOP\CDROMx24の下に「HOGE」というディレクトリがあって,その下に「HOGEHOGE.TXT」というファイルがあったとします.
それをノートPCのCドライブにコピーしたいのであれば,コマンドラインにおいて,
copy D:\HOGE\HOGEHOGE.TXT C:
と入力してやることによって実現できます.普通のファイル操作となんら変わりません.いつものMS-DOSコマンドがそのままネットワークで結ばれた他のコンピュータのファイルに対しても同様に適用できます.当然なのですが,実際にDOSからネットワーク上の資源が操作できるとかなり違和感にとらわれるのは私だけでしょうか (^^;.不思議な感じ.
さて,ここで一応 Workgroup Connection についての説明は終わりにしたいと思います.
ようやくMS-DOSブートディスクからネットワーク接続が可能になりました.
これを利用してWindows NTのファイルをハードディスクにコピーし,NTをセットアップする過程をこちらに記しました.Windows95/98についてはこちらを参照して下さい.

どうもどうもいなだです
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/Network_install/Config_MS-DOS.html
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/Network_install/Config_MS-DOS.html
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/Network_install/index_network_install.html