2007/7/20(金) 午前 0:59
Mobile その他インターネット
ケータイメーカ担当者へのiPhone ファーストインプレッションインタビュー記事、
石川温のケータイ業界事情-国内6メーカー担当者が実物を見て語った「iPhoneの衝撃と本音」(NIKKEI NET)がおもしろい。
自身のおかれた境遇と携帯電話とは畑違いから来た自由度との対比が見て取れます。
「例えて言うなら、日本のケータイはリフォームを繰り返した、築何十年の注文住宅なんです。
どんなに、内装や外装は変えられても、基本構造の梁や柱は変えられない。
一方のiPhoneはオール電化でバリアフリーが完璧のデザイン住宅。
どちらが住み心地がいいのかなんて、一目瞭然です」(B社マーケティング担当)。
とは完敗宣言のよう。
記事を書いた石川氏は
国内メーカー関係者のほとんどが、アップルの開発体制を「うらやましい」と思ったとともに、悔しさを感じていた。
iPhoneの登場によって、国内メーカーが奮起してくれることはとても喜ばしいことだ。
とまとめていますが、国内メーカーが奮起しても、キャリアとの共存共栄(悪く言えば、意思決定を握られている)を自ら打破するのは難しいのではないかと思います。
一方で、ワイヤレスJAPANが開催されていることもあり、最近モバイル系のニュースがたくさん出ていますが、特に法人向け(ビジシューマ含む)端末・サービスに対するニュースが特に多いと感じます。
-ドコモ、「BlackBerry 8707h」の日本語版を23日発売(ケータイWatch)
-auのニュースリリース、法人MY割など : auの法人向けホワイトプラン対策
-HTC、3G対応SIMロックフリーのスマートフォン2機種を9月に日本市場に投入(CNET Japan)
-ドコモ、FOMAカードスロット搭載のHSDPA対応PCを展示──年内予定のデータ定額導入に向け(ITmedia)
データ定額プランが64kbps前提だったらいらんですが
-レノボとKDDI、WIN対応通信モジュールを搭載したThinkPad X61/X61sを発表(ITmedia)
法人向け端末・サービスでは、従来の携帯電話的な端末ではなく、
Nokia E61やBlackberryなど、海外で既に実績のあるもの
PCとの連携を重視したもの、PC向けモジュールやWindows Mobileなど
という方向性があることがよくわかります。
今まで、携帯電話を無理やり業務に使っていたのですが、それも終わりを迎えるのかもしれません。
ケータイキャリアが法人市場に本気になるのは、コンシューマ向けビジネスが成熟期に入っていることから当然だと思いますが、ケータイメーカははじごを外された感じかもしれません。
(家電に強いメーカ→コンシューマ向け,法人ビジネスに強いメーカ→法人向け、という棲み分けがなされていく可能性はアリ)
この方向性は個人的に大歓迎ですが、Windows Mobile端末にあまりぐっとこないです。
iPhoneに興味ありありだからでしょうねえ。
AT&Tと契約しなくても裏技でアクティベーションできるらしいので、今度アメリカ行ったとき買ってこようかと本気で悩んでいます。
SIPやら
https://blogs.yahoo.co.jp/mazbeer
0 件のコメント:
コメントを投稿