2005年2月1日火曜日

[修理改造][PC] PIO病と対処

[修理改造][PC] PIO病と対処
HDD PIO MODE ERROR
PIO病とその「消極的」対処
■PIO病とは
HDDが本来のDMAモードで動作せず、PIOモードで動作して マシンが死ぬほど遅くなる病気。
特にSiSのチップセットで発病することが多い、らしい。
■環境
以下の組み合わせにて動作を確認する。
HDD HITACHI HDS728080PLAT20 (ATA133)
HDD HITACHI HDS728080PLAT20 (ATA133)
HDD HITACHI HDS722580VLAT20 (ATA100)
M/B MSI 746F Ultra-L (SiS746F)
CPU AMD AthlonXP2100+
OS Microsoft Win2000Pro SP4
■問題点
IDEのドライバを入れ替えようが、 ケーブルを差し替えようが、 OSの再インストールをしようが、
HDS728080PLAT20 x2 が PIOで動作する。
多少のHDDアクセスの遅さは目を瞑るとしても、CPUをバカ喰いしてサウンド遅延を起こしたり、
ネットワークまで鈍くなるのは万死に値する。
■解決策
HDS722580VLAT20 は ATA100 で問題なく動いていることから、ATA133 モードが怪しいとにらみ、
Hitachi Feature Tool を使用して、 HDS728080PLAT20 の ATA動作モードを
ATA133 から ATA100 に変更 する。
ATA133 と比較すれば 多少は遅くなるが、 とりあえず Windows上で ATA100 として DMA動作している。
圧倒的にPIOより高速で、かつCPUも喰わないので目的は達成された、 として良いだろう。
■結論
SiS のチップセットかドライバか、または Windows2000 かは不明だが、
何らかの問題を抱えている可能性が極めて高い。
まー、SiS746F が かなりギリギリな製品なんだろうなぁ、とは思う。
■今後の展開
特になし。 AT互換機は「動いたもの勝ち」である。
HITACHI 以外の HDD もおそらくは上記 ATA100以下に設定出来れば動作するんじゃないかなー、
とは思うが、テスト環境が無いためどうしようもありません。
[DIR] Parent Directory
Copyright (c) 2005 Wataru Suzuki

PC Engine GigaMaxx
http://www6.airnet.ne.jp/wataru/camera/cosina20.htm
http://www6.airnet.ne.jp/wataru/pce/rgb.htm
http://www6.airnet.ne.jp/watar


0 件のコメント:

コメントを投稿