2015年3月24日火曜日

[機器] National MSX2 FS-A1



[機器] National MSX2 FS-A1
2015/4/3
「MSX2 FS-A1の回路図」  
MSX
Pansonic製低価格MSX2 FS-A1の回路図を公開する。
調査対象:FS-A1
メイン基板の型番とレビジョン:MAIN PWB No:DFUP0110ZAP2 (PWB Rev.2)
 製造シリアルNo.:6LAKC36747
 搭載チップセット:S1985 MSX-SYSTEM II
 搭載ゲートアレイ:M60002A-0108FP(三菱電機製)
 搭載ハイブリッドIC:BX7396WB (メーカー不明)
・FS-A1_PWB-REV02_circuit schematic Rev.01c (PDF)
変更履歴
・2015年04月03日 Rev.00 新規公開
・2015年04月07日 Rev.01 修正
リレーRY1の接続部分間違い修正、DELETE立ち上げを追加、にが氏提供のサブ基板回路図追加ほか
・2015年04月14日 Rev.01a RESET信号のローアクティブ表記を削除(ハイアクティブ)ほか
・2020年04月19日 Rev.01c ハイブリッドIC内のダイオード(H_D4)極性表記間違い修正
関連情報
FS-A1 初期レビジョンの基板にはROMが実装されたサブ基板がメイン基板上に接続されているものがあり、メイン基板の型番「DFUP0110ZAP1」などがある様子(マーク無しのDFUP0110ZAP は実在するかどうかは不明※1)。今回、これについては回路図Rev.01にてにがさん提供のサブ基板回路図を追加した。
※1:松下のレビジョンの付け方は末尾が以下のようになるため
  ZAP→ZAP1→ZAP2
にがさんの情報によると、この基板レビジョンではメイン基板のROM近傍の電解コンデンサC60が未実装なのと、サブ基板のROMの内容が基板レビジョン2(DFUP0110ZAP2 )のメイン基板に実装されているマスクROMの内蔵ソフトの内容と細部は多少異なるものの、ほぼ同一とのこと。機種関連情報として、PanasonicのOEM供給で海外の欧州向けに販売された東芝のMSX2 FS-TM1については、システム構成は同等であるもののハイブリッドICはFS-A1Fなどで使われているミツミ製のものを搭載していたり、メイン基板が両面基板(見た感じガラエポ基材の両面スルーホール基板(2層))らしき状態であり、日本版のFS-A1やA1mkIIなどとは全く別物の様子。
FS-TM1 参考資料
   ・FS-TM1 メイン基板外観
   ・上記の同一画像のコピー
FS-TM1 に搭載されているゲートアレイはFS-A1Fに搭載されているものと同じ様子
   ・MSX.orgのFS-TM1 関連フォーラム
   ・FS-A1Fのゲートアレイ
今回も、にがさんにFS-A1やFS-A1mkIIのさまざまな情報で協力して頂きました。ありがとうございました。
・FS-A1FXに関する情報提供ほか協力:にが 氏 
  http://niga2.sytes.net/
KEYWORD:MSX2 FS-A1 circuit schematic 回路図 S1985 MSX-SYSTEM II M60002A-0108FP BX7396WB PWB No. and Rev.:DFUP0110ZAP2

電子機器Junker  
https://green.ap.teacup.com/applet/junker/msgcate13/archive






「スプライトの起源」  
MSX
なかなか興味深いものを発見。
Classic 8-bit/16-bit Topics
スプライトの起源 (4)
http://d.hatena.ne.jp/hally/20041209

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