2000年1月20日木曜日

[機器][通信] PHS(NTT-Pocket,DDI-Pocket,アステル)


左からシャープ321S(NTT-P)、東芝DL-S26P(DDI-P)、東芝A271(ASTEL)



◆PHS各社の比較
・全般
一般的に言われていることですが、
エリアの緻密さでNTT-P、
広さでDDI-P、
アステルは駅では強いが住宅地に入ると今一歩
という感じです。
自宅では部屋の中でもDDI-Pは完全に圏内。
NTT-Pとアステルは窓際では圏内ですが部屋の中央では圏外です。
NTT-Pの場合はホームアンテナを窓際におくことで家の中でも使えますが、アステルは自宅での利用は困難。
アステルにはNTT-Pのホームアンテナと同じ仕組みのパワーアンテナというものがあり2年間無料貸し出しをしていますが、
残念ながらA271はパワーアンテナに対応していないので使えません。シクシク....。
・通話料金
NTT-Pとアステルは最低20円かかりますが、DDI-Pのみどこへかけても10秒だけなら10円というのがあって便利。
その他は各社似たようなもんかなぁ。
・着信転送サービス
PHS宛てにかかってきた電話を自動的にほかの番号へ転送する着信転送サービスについて比較してみます。
まず電話の転送は各社とも無料です。
やり方はNTT-Pとアステルは特番"142"にダイヤルして設定できます。
もちろん無料です。
NTT-Pとアステルはシステムが同じで、転送先を2つ設定できて
(留守電サービスを申し込んでいる場合、転送先2は留守電センターになっていて変えられない)、
加入者が選択できます。
加入者電話からも設定できますがNTT-Pの場合センターまでの電話料金がかかります。
ぼくの場合NTT-P関西契約なので大阪までの電話料金がかかってしまいます。
アステルはかかりません。
DDI-Pは以前は加入者が設定できずいちいち申込書を記入して提出しなければいけなかったのですが、最近は特番
"143"
でユーザが設定できるようになりました。
★メッセージ転送サービス
メッセージ(文字)転送のサービスは
DDI-PはPメール、
アステルはAメール
と呼ばれいずれも20字以内(アステルはよくわからない)の文字転送が可能です。
これはPHS同志の間で文字を送るシステムで両方の端末が圏内にいないとできません。
通話料金以外は無料です。
NTT-Pはこの手のサービスはありません。
またこれとは別にセンター蓄積タイプの文字転送サービスがありこれは端末が圏外でもセンターに蓄積されるので大丈夫です。
NTT-Pはきゃらメール、
アステルはもじトーク
と呼ばれていて各々月額100円とられます。
DDI-Pにはこの手のサービスはありません。
NTT-Pはインターネットからある特定のアドレスにメールを出すことで利用できます。
コリャ便利。
ただし漢字の表示できる端末以外は漢字混じりは拒否される。

PHSのページ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1458/phs/index.html




シャープ製321S



端末-シャープ製321S
2000-1-26改訂
去年の12月にふとしたことからPHSを入手しました。
NTTパーソナルのシャープ製PHS端末(312S)で、ホームアンテナ(HA-2A)[注1]がおまけでついて無料でした。
買った店はモバイルテレホン倶楽部という店です。
ただし3ヶ月は解約できません。
これをマニアは"縛り"と称するようです。
PHSを解約して電話番号を消去したもの(これを白ロムと呼ぶ)を集めるのを趣味にする人達がいます。
ホームアンテナとペアで無料で入手。
3ヶ月の"縛り"。
ただし初期加入料金(3,000円)は無料。
月々の支払いはプラン198で基本料金が1,980円。
あと、「留守番電話」と「きゃらメール」は3ヶ月強制加入(それぞれ月々100円)。
契約はNTTパーソナル関西なので「留守番電話」は利用するたびに大阪までの通話料をとられるのでメリットなし[注2]。

PHSのページ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1458/phs/index.html






シャープ製HA-2A

ホームアンテナ-シャープ製HA-2A
二階の出窓に置いています(アンテナ3本立ちます)。
意外に小さいので驚きました。電池を内蔵(単4×3)できるので、停電時も安心。
ただし待ち受け38時間/通話8時間。外は1月の大雪で真っ白です。
今度はやっぱりインターネット上で見つけたDDI-Pの販売店で
東芝の端末DL-S26P+京セラの親機MO-510
を無料で売っているところを発見し早速申込み。
ただし加入料\2,700は自己負担。
買った店はおででカンパニー。
ここも3ヶ月の縛りあり。
3ヶ月間NTT-Pと両方使ってどっちかを解約するつもり。
それとこれは申込から端末と親機が宅急便で送られてくるまでがすごく早かった。
申込書郵送して2日後に親機が、3日後には端末が宅急便で送られてきた。

PHSのページ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1458/phs/index.html




東芝製DL-S26P

端末-東芝製DL-S26P
デザインは上のシャープ製312Sよりいいと思います。
ただ312Sに比べると少し大きい(長い)のが気になるところ。
ただしシャープ端末にはない、電測[注3]という大きな機能があります。
(これが欲しくてこの端末を選んだようなものです)
DDI-Pは家の中でも圏内なのです。
ただし夜はBusyが多くて使い物になりません(笑)

PHSのページ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1458/phs/index.html





親機-京セラのMO510

A271

親機-京セラのMO510
この電話機、音声の品質が最低です。
機能的には普通のただの留守番電話。
ブチブチノイズの音が入ります。
これじゃ使えん!! まあタダだからあまり文句も言えんが...。
PHS端末をこの親機-公衆回線経由で使ったときと、直でPHS回線経由で使ったときの音質の差は歴然。
調子に乗って3台目を手に入れてしまいました。
今度はASTEL。
6ヶ月縛りですが、キャッシュバック[注4]有りなので通話しなければ6ヶ月無料です。
契約はASTEL関西です。買った店はフレックスアシストサービスです
端末はA271。
やはり東芝製で電測機能つき。
ただし少し古い機種なので文字伝送やデータ通信の機能がありません。
残念ながらASTELは家の中では圏外です。窓際でかろうじてアンテナマークが1本か2本立ちますが。
でもASTELが家のなかで使えれば一番いいだけどなぁ....
というわけで、3キャリアの端末勢揃い
(シャープ321S(NTT-P)、東芝DL-S26P(DDI-P)、東芝A271(ASTEL))

PHSのページ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1458/phs/index.html




















電測モード

これはA271(アステル)の電測モード時の表示です。
10 キャリア ASTEL東京
E089 収容交換局
04C8 個別CS-ID



電測モードへの入りかた

(壊れたり内容が消去されても責任持ちません!!)

DL-S26Pの場合:
  1. 電源を切る
  2. 4、7、#を押しながら電源を入れる
  3. 全表示が消えたら即座に「通話」を押す
  4. 「コウチュウコウモクセンタク」と表示される
  5. 2を押す
  6. 「レベルヒョウジ 1:ON 0:OFF」と表示される
  7. 1を押す
  8. リダイヤルを押す
  9. 電源を切る
  10. 再び電源を入れる

A271の場合:
  1. 電源を切る
  2. 1、4、#を押しながら電源を入れる
  3. 全表示が消えたら即座に「通話」を押す
  4. 「コウチュウコウモクセンタク」と表示される
  5. 2を押す
  6. 「レベルヒョウジ 1:ON 0:OFF」と表示される
  7. 1を押す
  8. リダイヤルを押す
  9. 電源を切る
  10. 再び電源を入れる


端末メーカーキャリア加入解約
312SシャープNTT-P関西97-12-1898-3-??
DL-S26P東芝DDI-P東京98-1-2198-10-7
A271東芝ASTEL関西98-1-2798-7-27
AT-15東芝ASTEL関西98-7-2798-12-13
DP-174東芝東京デジタルホン98-8-499-7-1
DL-S26P東芝DDI-P東京98-11-2799-3-24
331T-II東芝NTT-D東北99-1-25--
DL-S200東芝DDI-P東京00-1-25--





























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