1999年1月4日月曜日

[機器][通信] EPSON 586RA~ピア・ツー・ピアで接続






ピア・ツー・ピアで接続
最近では個人でも2台以上のPCを持つことが多くなり、LANを組んでいる人も多くなりつつあります。
なんとなく面倒だとか、難しいと思っている人もいるかも知れませんが、Windows 95/98でLANを組むのは非常に簡単です。
ここでは、Windows 95(あるいは98)を利用した、LAN構築について説明しています。
◎LAN構築に必要なもの
◆LANカード
LANアダプタやネットワークカードとか言われてますがどれでも同じです。自分のコンピュータで使えるものを用意します。
コネクタに注意!
LANカードには10BASE-T、10BASE-2、10BASE-5、100BASE-TXなどがあります。このうち、10BASE-Tと100BASE-TXは速度の違いだけで互換性がありますが10BASE-2と10BASE-5はそれぞれ独自のコネクタですので直接の接続はできません。
扱いやすさを考えると10BASE-T、100BASE-TXを選択するのが良いでしょう。
10BASE-Tか100BASE-TXか?
この2つは速度だけが違ってきます。ただし、数字どおり10倍の速度が出るわけではありません。価格的には10BASE-Tの方が安い場合が多いです。ただし、最近は100BASE-TXカードも価格が下がってきているので予算が許せば100BASE-TXのカードを購入したほうが良いでしょう。最もCバスやISAバスでは選択の余地がありませんが・・・。
PCIバスがISA・Cバスか?
PCIバスが余っている人は(いるのか?)はPCIバスの製品を買うのが一番です。PnPで楽です。ISAはCバスしか使えない人は仕方ないですから頑張って設定しましょう。この場合、カードによってはDOS上で設定の必要なものもあります。
◆ハブ
10BASE-Tや100BASE-TXを利用した場合、ハブが必要になります。これも様々な価格のものが出ていますので、予算と接続台数(+α)にあったものを選ぶと良いでしょう。最近は10BASE-Tと100BASE-TXに対応したデュアルスピードのハブもあるので100BASE-TXのカードを使ったマシンがある場合、若干高めですがこれを購入すると良いのではないでしょうか。
※2台しかない場合、クロスケーブルで直接繋ぐ方法もありますが、メーカーではこの方法での動作保証はしていないと思います。
◆ケーブル
これがないと、ハブとマシンを繋げません。必要本数を購入しましょう。ストレートケーブルの「カテゴリー5」と書いてあるものが100BASE-TX対応の製品です。時々、カテゴリー3の製品があるので注意してください。また、クロスケーブルはハブ同士、マシン同士を接続するためのケーブルですので間違えて買わないようにしましょう。
◎LAN設定の手順
LAN設定はおおよそ以下の様な手順で行います。
1.LANカードをマシンにセットアップする。
2.ケーブルを使ってハブとLANカードを接続する。
3.ソフトウェアの設定を行う。
このうち、1はカードとマシンによって変わってくるので、説明書を見ながら取り付けとドライバのインストールを行ってください。また、2は読んで字のごとくLANカードとハブとをケーブルで接続します。ハブによってはカスケード接続用のポート(4ポートなのに5個ポートがあったりする場合)を持っているものがあるので、そこには接続しないようにしましょう。
LANの設定で面倒なのは3の部分です。これは次項で説明します。
◎ネットワークの設定-その1
ここからネットワークのソフトウェア部の設定に入りますが、その前にハードの確認をもう一度しておきましょう。IRQやポートアドレスなどのリソース設定はWindowsとハードウェアであっていますか?もし、ずれている場合、正常に動作しているようでもネットワークが組めません。余計なトラブルを防ぐためにも念を入れて確認しておいてください。
◆TCP/IPを利用したネットワーク
では、ネットワークの設定に入ります。
まず、最初にデスクトップ上の「ネットワークコンピュータ」を右クリックしてメニューから「プロパティ」を選択します。
すると、上の画面が表示されますので、自分でセットアップしたLANカードが表示されているか確認してください。LANカードの名前はそれぞれ違います。
確認後、「追加」ボタン→「プロトコル」→「追加」ボタンを押します。
製造元から「Microsoft」、ネットワークプロトコルから「TCP/IP」を選択し、「OK」ボタンを押します。
同様に、「追加」ボタン→「サービス」→「追加」ボタンを押し、製造元から「Microsoft」、ネットワークサービスから「Microsoft ネットワーク共有サービス」を選択し、「OK」ボタンを押します。
これで、ハードディスクとプリンタを共有するのに最低必要なコンポーネントのインストールが終了しました。
特に必要無いなら、「NetWareネットワーククライアント」「IPX/SPX互換プロトコル」「NetBEUI」は削除して構いません。

Lacis
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epson_ix.htm

EPSON PC ROOM
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm

どるこむ
http://www.dorcom.net/









システム構成図
我が家の異様なネットワークです。
DELLは和室に、ルーターはダイニングに、それ以外は寝室兼MALの部屋にあります。
特徴としてはゑぷ側は至って普通なのですが、DCのうち1台はブロードバンドアダプタ(BbA)を装備することにより通常のネットワーククライアントとしてLANに参加しています(もちろん固定でIPを振っています)。DC二号機は内蔵モデムからルーターのアナログポート同士の内線機能を利用してWindows2000のDELLに着信接続することにより、LANに参加するという荒技をやってのけています。

EPSON PC ROOM
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm





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