2022年2月28日月曜日

[ファイル管理] OneNote活用術









[ファイル管理] OneNote活用術
効率化ツール
Microsoftの「OneNote」で素早く効果的にメモを取れる11の秘訣
著者 MakeUseOf [原文]   
翻訳 的野裕子
2022.02.25 lastupdate
誰もがメモを取りますが、正しいメモの取り方を学ぶ機会はありません。メモというのは、忘れたくない情報を書き留めたものですが、メモの価値はどのようにまとめ、整理をし、内容を解釈するかにかかっています。どんなメモアプリを使っていても、1番の目的はすべての機能を把握し、メモを取る際にそれを利用することです。今回は、「OneNote」でより良いメモを取る秘訣をいくつかご紹介しましょう。
◆クイックノート:より良いメモを取るための要
あまり深く考えずに、何かを書き留めるための紙を探したことはありませんか? クイックノートは、そのデジタル版といったところです。OneNoteに搭載されているこの機能は、サッとメモやアイデア、リストなどを書き留めることができます。バックグラウンドで開いたまま、自動的にメモを保存してくれます。クイックノートの保存先を変更するには、「ファイル」>「オプション」>「保存とバックアップ」にいき、クイックノートのセクションのすぐ下にある「変更」をクリックします。
・OneNoteのウィンドウが開いていない時
クイックノートを追加するには、「Win + N(もしくは、Win + Alt + N)」のキーを押し、ポップアップしたウィンドウにメモを入力します。
テキストをダブルクリックすると、書式のツールバーが表示し、クイックノートのウィンドウの上にある3つの点をクリックするとリボンにアクセスします。
・OneNoteのウィンドウが開いている時
同じショートカットキーを使うか、「表示」>「新しいクイックノート」を選ぶと、クイックノートが開きます。常に大事な情報を少し表示し続けたい場合は、ほかのウィンドウの上部に、クイックノートのウィンドウを固定することもできます。固定したい場合は、「表示」>「常に上部に表示」にいくか、ウィンドウ上部の3つの点をクリックしましょう。
◆OneNoteのメモをスタートメニューにピン留めする
OneNoteの特定のページやセクション、ノートに頻繁にアクセスする場合は、それをスタートメニューにピン留めすることができます。たとえば、セクションをピン留めしたい場合は、セクションを右クリックして、「セクションをスタートにピン留めする」を選びます。一度ピン留めしたセクションは、好きなように配置したり、素早くアクセスするために「アプリグループ」に割り当てたりしましょう。Windows 10のスタートメニューの様々な機能とカスタマイズ方法のガイド記事もご参照ください。
注意:OneNote2019や2021で、ページ、セクション、ノートのショートカットを作成することはできなくなりました。今のところ、この機能を使うには、Windows 10用のOneNoteを使わなければなりません。
◆OneNoteで付箋メモを使う
バーチャルな付箋メモは、デスクトップのどこにでも貼ることができます。メモやToDoリスト、写真、忘れたくないちょっとした言葉など、何でも書き留めましょう。付箋メモのアプリはOneNoteと密に連携しており、ほかのデバイスのメモとも同期することができます。Windows 10の場合、付箋メモのアプリはMicrosoft Storeで入手できます。AndroidやiPhoneの場合、OneNoteのアプリの右下に表示されています。
また、iPadの場合、ホームタブの1番左端に表示されています。付箋メモは、同じMicrosoftのアカウントでサインインするだけで、ウェブ版のOneNoteやOutlookとも同期できます。
◆OneNoteで音声を録音をする
授業や研修のデモなどを受けている時は、OneNoteに搭載されているオーディオ録音機能で、セッションを録音することができます。ページ上をクリックし、「挿入」>「オーディオの録音」を選びます。録音が終わったら、「一時停止」か「停止」をクリックします。高音質の音声は、それだけストレージ容量が必要になることはお忘れなく。録音中にメモを取ると、音声にリンクして、タイムスタンプ付きのメモが作成されます。録音した音声内の言葉を検索することもできます。検索の精度は、録音の音質やデバイスの互換性によります。「ファイル」>「オプション」>「オーディオおよびビデオ」をクリックして、「オーディオ検索」のすぐ下にある「オーディオやビデオに対する語句検索を有効にする」を選びましょう。
◆自分宛てにメールしてメモを保存する
このユニークな機能は、「me@onenote.com」という独自のメールアドレスを使って、メールや旅程表、ドキュメントなどを転送できるというものです。この機能を使うには、「OneNoteにメールを保存する」のページに行き、使用したいメールアドレスを選びます。GmailやiCloudを使いたい場合は、「別のメールアドレスを追加」をクリックし、手続きを完了させます。メールの件名がページのタイトルになり、メールに含まれているリンクは、記事やスクリーンショットに展開されます。
◆ブラウザからOneNoteに送信する
MicrosoftのOneNoteは、「OneNote Clipper」というサードパーティーの拡張機能によって、ブラウザとも連携します。この拡張機能を使えば、ウェブページ全体、その一部、書式のオプション付きのテキスト、ブックマークなどの状態で、ウェブページから有益な情報を抽出することができます。まず、「場所」のドロップダウンメニューをクリックして、自分のノートを選びます。コンテンツをクリップしたら、OneNoteに送る前にフォントを変更したり、テキストを選択したり、メモを追加したりすることができます。
◆ 画面やテキストを取り込む
視覚的な情報を取り込むには、画像を取り込むのが手っ取り早いです。取り込みたい画像のところをクリックし、「挿入」>「画面の取り込み」に行き、取り込みたい範囲をマウスで選択します。マウスのボタンを放すと、取り込んだ画像がノートに表示されます。もしくは、システムトレイから画面の取り込みを選ぶこともできます。テキストの画像を取り込みたい場合は、右クリックして、「画像からテキストをコピー」を選ぶと、ほかのOCR(光学式文字認識)アプリを使用せずに、テキストを取得することができます。
◆ほかのメモと連携させる
どのようなメモの取り方をしているにしても、学習中の概念とすでにある自分の知識を結びつけなければ、内容を理解するのは難しいです。OneNoteでは、段落やページ、セクション、ノート同士をリンクさせることができます。やるべきことは、リンクさせたいテキストを大きな括弧で囲むだけです。すると、すぐにOneNoteがリンク付きの新しいページを作成し、デバイス間でシームレスに動作します。詳しくは、OneNoteでウィキペディア的な知識のデータベースを作成する方法を見てください。
◆「Microsoft Lens」でスキャンした画像を送る
ホワイトボードや手書きのノートを写真に撮るよりも速い方法があります。「Microsoft Lens」は、面倒臭くてメモを取りたくない時に、サッとスナップショットのような写真を撮れるスキャンアプリです。ホワイトボード、ドキュメント、名刺、写真の4つのモードが搭載されています。どれか1つのモードを選んだら、オレンジの枠の中にスキャンしたい対象を入れます。撮影したら、できるだけ最適なスキャンになるよう画像をトリミングし、OneNoteやWord、PowerPointなどに送信したり、PDFで保存したりしましょう。
ダウンロード:Microsoft Lens Android版 I iOS版(無料)
◆スタイラスペンでメモを取る
スタイラスペンでメモを取るのは、昔ながらのメモの取り方に近いです。iPad版のOneNoteアプリには、描画タブに消しゴムや蛍光ペン、それに様々なカラーや太さが選べる6種類のペンがあります。iPadでApple Pencilにつなげば、手や指でなくペン先だけを認識し、快適に文字や絵を書くことができます。しかし、Apple Pencilは高価なので、iPad用のApple Pencil以外のベストなスタイラスペンのガイド記事も参考にしてみてください。
◆メモを要約した概要を作成する
メモの概要は、情報を並列で整理するため方法です。書式で視覚的にしたり、階層構造にしたり、見出しに詳細なテキストを付けたり、特定のトピックに注目するよう文字の一部を隠したり展開したりすることもできます。概要を作成するには、「スタイル・ギャラリー」の「見出し1のスタイル」を見出しに適用します。次に、各トピックの下の「Tab」キーを押してメモを入力します。OneNoteは、作成した概要を検出して、自動的に箇条書きの書式に変更します。
メインの概要の見出しにカーソルを乗せると、横に4つの矢印のアイコンが表示されます。それをダブルクリックすると、概要が隠れたり、展開したりします。それを右クリックすると、「コマンドの選択」が選べます。このオプションで、概要のレベルを選ぶことができます。
◆もっと素早くメモを取る
どんなメモアプリでも、ある程度慣れるまで時間をかけ、あまり頻繁にアプリを変えないようにするのがおすすめです。うまく使いこなせば、上記のような秘訣を利用し、メモを取る生産性をさらに上のレベルへと上げることができるでしょう。上記のような秘訣を使っても、授業中や会議中にうまくメモが取れない人は、メモを素早く取るのに欠かせない秘訣のガイド記事も見てみてください。
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Image: Shutterstock/Source: Microsoft(1, 2), OneNote(1, 2), Google Play, App Store/Original Article: 11 Tips to Take Better Notes With Microsoft OneNote by MakeUseOf

ライフハッカー
https://www.lifehacker.jp/article/2202-11-tips-take-better-notes-microsoft-onenote/




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