ウィンドウズモバイル62007/6/7(木) 午前 1:38 ソフトバンク 株式
マイクロソフトは6日、PDAやスマートフォンで利用する携帯機器向けOSの最新版
「ウィンドウズモバイル6」
の提供を携帯機器メーカー向けに開始したと発表した。
マイクロソフトがパソコン向けに提供している「ウィンドウズLive!」サービスが利用できるようになったほか、高度なセキュリティー機能、高解像度ディスプレーをサポートする。
ウィンドウズLive!サービスは、メッセンジャーサービス、ウェブメール、画像共有サービスなどを1つのIDとパスワードで利用できるマイクロソフトのウェブサービス。ウィンドウズモバイル6を搭載する携帯端末であれば、パソコンと同じような感覚で、ウィンドウズLive!のすべてのサービスが利用可能だ。
こうしたウェブサービスを快適に利用するため、ウェブブラウザーのレンダリング方式を一部変更して表示速度を高めている。
従来のバージョンでは、指定したウェブサイトのすべてのデータを読み込んでからレンダリングを行うので、ウェブサイトによっては表示に非常に長い時間がかかっていた。
ウィンドウズモバイル6のウェブブラウザー「インターネットエクスプローラーモバイル」では、表示する画面に必要なデータのみを先に読み込んで、レンダリングを逐次行う方式に変更。画面表示を高速化したという。発表会見の会場に設置されていたデモ機で無線LAN経由でのウェブブラウジングを試してみたところ、表示速度は確かに改善されているようだった。
セキュリティー機能も強化された。社内に設置したエクスチェンジサーバー2007と連携することで、メールの閲覧や転送に制限を加える「メールの保護機能」、携帯端末を紛失したときにその携帯端末のデータを外部から初期化できる「リモートワイプ機能」、携帯端末へのログオン管理を細かく設定できる「ポリシー管理機能」などが利用できる。
800×600ドット、800×480ドット、640×480ドットなどの高解像度ディスプレーを正式にサポートし、より多くの情報を画面に表示できるようになったことも特徴の1つ。ウェブブラウズ時や各種書類を閲覧・編集する際に、利便性が高まるという。
マイクロソフトはこの発表会と並行して、ウィンドウズモバイル6を搭載する各種スマートフォンの展示を行った。
ソフトバンクモバイルが5月22日に発表した
「X02HT」(HTC製)、
「X01T」(東芝製)
のほか、PalmやHTCなどが海外で展開しているウィンドウズモバイル6搭載のスマートフォンを数多く展示し、ウィンドウズモバイルをベースにしたスマートフォン市場が順調に成長していることをアピールした。
マイクロソフト日本法人の執行役常務ビジネス&マーケティング担当の佐分利ユージン氏は、ウィンドウズモバイルを搭載した携帯機器の出荷台数が、06年度にワールドワイドで600万台を記録したことを受け、「07年前半には500万台、08年度には2000万台の出荷を目指す」と述べた。
ファニー・ボーイ
https://blogs.yahoo.co.jp/gurinti2002/49365754.html
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