2005年7月3日日曜日

Apple携帯電話事業に参入か!?

Apple携帯電話事業に参入か!? 
2005/7/10(日) 午前 0:14 Apple Macintosh
Forbes
http://www.forbes.com/technology/2005/07/08/apple-cellphone-service-cx_de_0708apple.html
これは日本にいる人間にはわかりにくい話かもしれない。
日本における携帯電話の世界は、キャリア(DoCoMo、au、Vodafoenなど)が完全に牛耳っており、ここに書かれているような
「MVNOs」(Mobile Virtual Network Operator)
という新しいビジネスの形態の実現はまだまだ先の話かもしれない。
(かつてDDI Pocket時代のインフラを鷹山が借りサービスを展開していたのが一番近いのかな??)
ここに書かれているように、Disney、Virgin(はすでに)、Nike、7-Eleven、Wal-Mart(はこれからか)これらの強力なブランドを持った企業が、独自のサービスを持って、通信業者からインフラを借り、彼らが通信業者となるらしい。Appleは、どこかの通信業者からインフラを借り、iTMSという強力なサービスを持って、通信事業に参入。端末はモトローラと組み開発済み。という予想を立てているようである。
これは海の向こうの話なので、Appleがそうします、と言ったところで、次の日から日本でサービスが開始されるわけではないだろう。なにより、日本におけるiTMSはまだ開始されていないし(一説には8月開始というウワサはある)、Appleが通信インフラを借りるにしても、日本のどのキャリアと提携するのか?それ以前に、果たして日本のキャリアがそういうビジネスモデルに魅力を感じ、レンタルしてくれるのか?という疑問がある。
MVNOsというものにおいて、通信インフラを貸し出す側は、ある意味黒子に徹するわけである。MVNOs側の強力なブランドを用いて集客するわけであるから、今の日本のように、各キャリア自身が自らのブランドイメージ構築に必死になっている状況では、受け入れがたいと思うかもしれない。
また、DoCoMoのi-Modeを始め、各社の提供するサービスは、どこかの会社がコンテンツを提供していたとしても、各キャリアを通して提供されているため、MVNOsのようにインフラだけのレンタル料のみで、iTMSでのもろもろの利益はキャリアには全く無関係となってしまう状態を受け入れられるかも疑問である。
さらに、電波の取り合いでも厳しい状況だから、とてもレンタルできる余裕も無いかもしれない。
しかし、DoCoMoやauに対して、差を開けられつつあるVodafoneあたりなら、なりふり構わずやるかもしれない。
Vodafoneのブランドイメージはこのところガタ落ちである。
逆にAppleとiTMS、そしてiTunesという強力なブランドにより、多くのユーザーが引きつけられるのであれば、Vodafoneはインフラの一部を貸し出すことによって、自分達だけで集客する以上の利益をあげることが可能かもしれない。
いずれにしても、日本においてもこういったビジネスが将来展開されるのは間違いないだろう。(各キャリア間の競争が激化し、勝ち負けがはっきりすればなおさら)
Appleマークの付いた携帯端末に、微妙に反応してしまう私としては(笑)是非とも早い実現を望みたいところである。

Forbes
http://www.forbes.com/technology/2005/07/08/apple-cellphone-service-cx_de_0708apple.html

Apple & Biro & others World
https://blogs.yahoo.co.jp/shiroh999/6576900.html

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