本プログラムをダウンロード頂きまして誠にありがとうございます。
本プログラムは、フォルダ内のファイルの更新日時とサイズおよびデータを比較し、追加/変更/削除の有無を調べます。
2つのフォルダの比較と、同一フォルダの時間差での比較が出来ます。
比較フォルダ間のファイルコピー機能、ファイル差分を見やすく表示する機能を備えています。
また、ドラッグ&ドロップ機能により操作性を重視しています。
シンプルな画面構成ですので、直感的に使用出来ると思います。
一覧表示出来る件数はMAX10000件(10000件超に挑戦する機能あり)です。
Ver6.20からクリップボードへのファイルコピー機能を追加しました。
Ver5.99から表示対象/非対象パスのワイルドカード対応(sub\*,sub\*.c)
Ver5.98からフォルダ比較結果と同時に各テキスト差分の出力機能を追加しました。
Ver5.92から比較結果をHTML形式で出力する機能を追加しました。
Ver5.88からファイラ・ドロップ、ESC中止、処理時間短縮対応をしました。
Ver5.81からファイルの作成日時と更新日時を変更する機能を追加しました。
Ver5.80から文字コードが異なるフォルダを文字コード判定(バイナリも)して丸ごと
比較する機能を追加しました。(文字コードの一覧表示機能や変換機能有り)
対応している文字コードはSJIS/JIS/EUC/UNICODE/UTF7/UTF8/バイナリです。
(注意)100%完璧な文字コード判定は文字コードの性質上ありえませんが、可能な限り高精度な判定を目指しています。
<主な機能>
・ローカルのフォルダやファイルの比較(c:\tempまたはc:\temp\a.txt)
・FTPのフォルダやファイルの比較(ftp://
・比較結果をEXCEL/CSV/HTML形式で保存(コマンドライン実行、バッチ処理可)
・コマンドライン実行(起動引数に2つのフォルダを指定して実行)※送るメニュー等
・テキストエディタや拡張子に関連づけられたプログラムで開く
・テキストファイルの比較結果表示(差分表示)
・選択ファイルをフォルダ1(旧)⇔フォルダ2(新) コピー
・選択ファイルをフォルダ1(旧)やフォルダ2(新)から削除
・ファイルの文字コード表示(一覧)と文字コード変換(選択行一括)
・ファイルの日時情報変更(選択行一括) ※ローカルファイルのみ
・ファイルのプロパティ表示と変更 ※ローカルファイルのみ
ファイル比較した結果一覧(EXCEL)にステップ数(行数)を追加表示する方法は、
こちらのサンプル・プログラム(EXCEL VBA)を参考にしてください。
http://nonsoft.la.coocan.jp/Chinamini/20100001/20100808.html
(注意)
可能な限り複数の FTPサーバで動作確認していますが、ご使用の環境での十分な評価をお願いします。
ソラリスでは FTPサーバを英語モードで起動する必要があります。
FTPファイル名の漢字コードはSJIS/EUC/JIS/UTF8に対応していますが、SJISとEUC のみ動作を確認しています。
機種依存文字の文字化け等の問題から全角文字をファイル名に使用する事はおすすめ出来ません。
<関連プログラム>
・テキスト差分表示ツール→2つのテキストファイルの差分を表示します。
コマンドライン(バッチ)/FTP対応の差分出力ツールです。
本ツールのファイル比較機能として使用しています。
・アイドル☆バックアップ→通常作業のバックグラウンドで密かにバックアップ/フォルダ同期するプログラムです。
本ツールが同梱されており、バックアップしたファイルの差分表示を行ないます。
・ファイル監視人→指定のファイルまたはフォルダを監視し、ファイルが新規作成、更新、削除された際にメール送信するツールです。
2.インストール方法/アンインストール方法
本プログラムはインストール操作が必要ありません。
FdateCompare.zipを解凍後、FdateCompare.exeを実行するだけでご使用頂けます。
アンインストール操作も必要ありませんので、本プログラム一式を削除して頂くだけで完了です。
(注意1)
VB6ランタイムがインストールされていない場合はシステムエラーが表示されたり文字化けしたりする事があります。その際はベクターからVB6ランタイムをダウンロードしてインストールしてください。
VB6ランタイムを必要とするソフトが多いため、既にインストール済みの可能性が高いです。
(注意2)
Windows7(Vista)で本ツール起動時にシステムエラーが表示される場合は、FdateCompare.exeを初回一回だけ管理者として実行してください。
(同梱のMSFLXGRD.OCXをレジストリ登録するため)
3.ご使用方法
本プログラムはシンプルな仕様ですので直感的にご使用頂けると思います。
主な操作の流れは以下のようになります。
(1)FdateCompare.exeを実行します。(ファイル比較はTextDiffDsp.exeを実行)
(2)比較対象の[フォルダ1]に変更前のフォルダを指定し[情報取得]を行ないます。
取得日時が表示されていれば取得済みである事を意味しています。
ファイルやフォルダのドラック&ドロップが可能です。
(3)比較対象の[フォルダ2]に変更後のフォルダを指定し[情報取得]を行ないます。
(4)[表示対象パス等]や[非対象パス等]で比較するファイル名(フォルダは¥付き)や拡張子を指定します。
¥のみの時は全てのフォルダを意味します。カンマ区切りで複数指定可能です。
(例)"*.c,*.h,*." (例)"sub\*,sub\*.c" (例)"sub\,*\"
(5)[比較表示]を行なうとファイルの一覧が表示されます。
未変更のファイルと変更されたファイルは背景色を変えて表示します。
(6)一覧ダブルクリックまたはENTERキーでテキスト差分またはサブフォルダを表示します。
(7)ESCキーでプログラムを終了します。
※[フォルダ1]に昨日のフォルダ状況を[情報取得]して置き、[フォルダ2]に現在のフォルダ状況を保存する事で時間差でのフォルダ状況を比較出来ます。
(A)[サブフォルダ内を表示する]をチェックすると、サブフォルダ内部のファイルを一覧に加えます。
(B)[差分のみ]をチェックすると変更されたファイルのみの一覧を表示します。
(C)[データ比較]をチェックするとデータ内容を比較して変更有無を判定します。未チェックの時は更新日時とファイルサイズとフォルダサイズのみ比較します。
(D)[データ比較オプション:文字コード判定して比較]をチェックして[データ比較]するとデータの文字コードを判定し文字コード変換を行なった後に
テキスト比較します。文字コード判定時にバイナリ判定した場合はバイナリ比較します。
(注意)フォルダの比較は内部ファイル数とサイズと更新日時を比較した結果です。
(E)[データ比較オプション:文字コードを一覧に表示]をチェックして[データ比較]するとデータの文字コードを判定し文字コードを一覧表示します。
(F)[強制的にバイナリ判定する拡張子の設定]で設定した拡張子を強制的にバイナリ判定し処理効率を高めます。
(G)[差分背景色の設定]で設定したカラーでお好みの差分表示をします。
(※)[表示内容保存と同時に個別ファイル(差分)を出力する]をチェックして比較結果出力(エクセルやHTMLやCSV)を行なうと、変更があった個々のファイルの
テキスト差分解析結果も同時に出力されます。(コマンドラインでも同様)
※「コマンドライン」での操作方法(タイマ・スケジューラでの動作確認)操作方法の例として同梱のCommandLine.bat を参照してください。
FdateCompare.exe folder1 folder2 [条件]
[条件]を省略すると起動後に比較結果を画面表示し操作待ちになります。
・[-E] :-Eの後にエクセル出力するファイルを指定
(例)-E"C:\Temp\Test.xls"
・[-H] :-Hの後にHTML出力するファイルを指定
(例)-H"C:\Temp\Test.html"
・[-C] :-Cの後にCSV出力するファイルを指定
(例)-C"C:\Temp\Test.csv"
・[-S] :-Sの後にCSV出力する際の区切り文字列を指定
(省略時:カンマ区切)
(例)-STAB or -S"
・[-X] :差分が無い時はファイル出力しない為の指定
(省略時:常にファイル出力する)
・[-NT] :差分のみ出力/表示(一致行は出力/表示しない)=TRUE
(省略時:全行出力 or 画面表示時は前回設定値)
・[-NF] :差分のみ出力/表示(一致行は出力/表示しない)=FALSE
(省略時:全行出力 or 画面表示時は前回設定値)
・[-DT] :データ比較(ファイルの中身を比較する)=TRUE
(省略時:ファイルの中身を比較しない or 画面表示時は前回設定値)
・[-DF] :データ比較(ファイルの中身を比較する)=FALSE
(省略時:ファイルの中身を比較しない or 画面表示時は前回設定値)
・[-AT] :サブフォルダ表示(サブフォルダ内を表示する)=TRUE
(省略時:サブフォルダ内を表示する or 画面表示時は前回設定値)
・[-AF] :サブフォルダ表示(サブフォルダ内を表示する)=FALSE
(省略時:サブフォルダ内を表示する or 画面表示時は前回設定値)
・[-PT] :-PTの後に出力(表示)対象パス等を指定
(省略時:指定無し or 画面表示時は前回設定値)
(例)-PF"*\,sub\,sub\*,sub\*.c,*.h,*."
・[-PF] :-PFの後に出力(表示)非対象パス等を指定
(省略時:指定無し or 画面表示時は前回設定値)
(例)-PF"*\,sub\,sub\*,sub\*.c,*.h,*."
(参考)コマンドライン(バッチ)でファイル比較する方法
http://nonsoft.la.coocan.jp/Chinamini/20100001/20100617.html
nonsoft
http://nonsoft.la.coocan.jp/