2022年10月23日日曜日

[健康][ゲーム] ドラクエ・ウォーク紀行/金沢編~『伊集院光・深夜の馬鹿力』

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[健康][ゲーム] ドラクエ・ウォーク紀行/金沢編~『伊集院光・深夜の馬鹿力』
TBSラジオJUNK/『伊集院光・深夜の馬鹿力』
2022.10.10(月)
■そんなに悲しくはない
今週気付いた事は,俺はもうそんなに悲しくないのに,周りの人が 「悲しくても大丈夫だよ」っていうか。「師匠の円楽が亡くなった後だから,当然悲しくていろんなことをやる気もおきない時期ですよね」みたいな甘やかしするから,甘えるんだと,皆より先に気付いちゃうから,もうすごいめんどくさくて。「そりゃ原稿も書けないスよね」みたいな感じになるじゃないですか(笑) そうすると,元々書きたくない俺が,締切なんて延びるだけ延びりゃいいと思ってる俺は,そういう空気読んじゃう。「こういう時だから,伊集院さんもさぞかしキツいだろうから,怒るれないよな」って向こうが思ってるやつを読んじゃう。連絡とれないと「落ち込んでないか?」みたいなね。本当は金沢でノドグロ食ってるんだから(笑)  恐らく,今日あたりは,連絡取れなくても,皆そんなには怒れないだろうっていう事を,なんかこう察知して行くんですよ。あとなんか神信心とかないのにも関わらず,都合のいい時だけ,「そういうの絡めても皆怒らない」って判っちゃう。49日前でやる事一杯あるのに,「カービィをやっていても責めてくる人はいないな」とか。ここの難しいとこなんですよね。そういうの全部まとめて「伊集院落ち込んでんだな」みたいな感じになっていただけると有り難いんですが。先週の放送とかも,ネットニュースとかで「声を震わせて」って書いてあったけど,そうでもなかったよね?なんかその辺がちょっと難しいんですけどね…
■玄関の照明灯が落ちた
あとは電球が値上がってますね…って急に?(笑) そんなに整理出来ないから。今までしてた話題と急に違う話題を,いつもならプロとしてしませんけど。落ち込んでるから。49日も済んでないから,そうなっちゃったらもうディレクターも注意はできないですよね?じゃあそれで行きます(笑) なんかカービィばっか頑張っちゃって,さすがにカービィも疲れんだろうと。変な猿とか,風呂入ってないヤツとか飲み込んでっから。アイツも大変だろうということで,ちょっと何かやろうかなと思って部屋片付けようとか,また飽きて,そんな感じで。
そんな中で驚いたのが,家の外,玄関のドア脇に街灯みたいなヤツついてんじゃん。照明灯。なんかあれの電球が切れちゃって,その電球を変える。悲しみに耐えて変えましたよ…型番ちゃんと見て,ソケットの形見て,ワット数確認して…電球を変える毎に師匠が来て…ってオマエがやれよ!!(笑) 「修行時代に師匠宅の電球を変えたな」なんていうことを思い出しては,涙にむせんで交換する。屋外の照明灯だから,キチっとしたガラス製の照明灯カバーがネジ式で留められてる。滅多に開けずに,ガラスと金具に埃が噛んでるカンジの。壺みてえなガラスカバーがネジで壁に固定されてる。それを開けて,電球換えて戻す。その戻し方が多分甘かったと思うんだけど,それをやって3日後ぐらいに普通に外に遊びに行くのに,玄関のドア開けて「ママ行ってくるネ!!…そうか…母さんはもういないんだな…」と思って(笑),ドア締めて数秒後。なんか,「宅配便の受取期日みたいのを今日にしてなかったっけ…いや,玄関に"置き配にして下さい"ステッカー貼ったしいいか」 って,振り返った瞬間,「ガシャ?ン」って音。そのガラス瓶のカバーが地面に落ちて。俺,襟足をジャンボ尾崎みてぇにしてんじゃん?(笑)その襟足をフワッと撫でる感じ?(笑)こういうの危機一髪にした方が面白いんでしょ?その襟足をファサっと撫でる感じ,ガラス破片が身体に当たってない位の感じ。3m位の高さから落ちて粉々。昔の学校コントで引戸に黒板消しが挟んであって,引戸開けた先生の頭に黒板消しが落ちるコント。あれ,どう考えても当たんないよね?何か重力に抵抗するシステムがない限り当たらないと思うんだけど,ああいう感じで地面に落ちてって,でも俺が玄関出るタイミングで落ちるか?「師匠がいた」とか思ったり。師匠が狙ってる可能性もあるじゃんか?師匠がご存命の時に一切おきてない事がおきてる訳で,その「落ちるタイミング外してくれたのが師匠のお陰」みたいに,そういう時に考えるのって,スゲぇ都合いいよね?
「鬱」って,病名としての「鬱」と,俺のローマ字のほうの「UTSU」がある。俺はTM NETWORK・宇都宮隆の「UTSU」の方だから(笑) 俺のやつは。 だから一緒にしてはいけないんだけど,なんかそういう「UTSU」の傾向のある人には解ると思うけど,そういうきっかけで「UTSU」になる事って結構ある。そういうので整理する理論。そのなんか縁起でもない危機一髪みたいなこともおきるし,「落ち込んでも仕方ないような状況に自分はいるし」みたいな思考がプラスすると,スゲぇ落ち込んじゃうからさ。冷静に考えれば,原因は引力と俺のネジの締め方の甘さ。そういう事にして立ち直ったんだけど。家ももう何年住んでんだ?ずっと住んでる家でさ,外の照明灯のカバー,街灯みたいなやつって,滅多に替えないから,これを手に入れるのは大変でさ。検索したり。「MonoTarou♪MonoTarou♪今日は照明灯カバー10%OFFの日♪」だったらラッキーじゃんと思って(笑) でも意外に照明灯カバーって検索しても出て来ない。で,どれぐらい本当かわかんないんだけど,結局,照明灯カバーって常時付けとかなきゃいけない物…「常時付けとく」って山本譲二と北島三郎の件で何かうまくボケられるかとは思ったんだけど,いらないな…(笑)「譲二! 照明灯カバー見てこィ!」「わかりヤしたァ!!」みたいなの(笑) …だから常時付けておかないと…おさるのGeorgeってどういうヤツなんだ…(笑) 「おさるのGeorge聞けィ!」ってなっちゃって新しいものは生み出せそうにないんだけど(笑) 
照明灯カバーって常時付いてる物だから,電球の発熱とかの関係で,多分バラ売り出来ない説が出てくる。一式セットじゃないとダメなんじゃないか説とか出てきて。粉々に砕けたカバーと中の取付部分よく見たら型式書いてあって,それ見てその会社のサービスセンターに電話したら,イライラしてるからな,「もしもし」って電話すると,凄い待たされた上に,「もしもし」ってなったら,「…お問い合わせの種類1の方は…」みたいな自動音声受付を延々聞かされた上に,4押した後もスゲぇ待たされて。「お待ち下さい…お急ぎの方は改めておかけ直し下さい…」っていう件,いつもじゃん?いつもそんなだったら受付の人数増やしたほうが良くない?(笑) 絶対的スイスイの日が一杯あって,今日だけなぜか全国で同時多発的に照明灯カバーが落ちる日だっていうなら解るけど,どの部署も「お待ち下さい…お急ぎの方は改めておかけ直し下さい…」っていうのは…ネェ。
でやっと繋がる。すごいなと思ったのは,その対応。超大手メーカーだからね。「どういったお問い合わせでしょうか?」「家の外の照明灯カバーを誤って落として割れたんですけど」からの「お怪我はございませんか?」。凄くない?こっちも「それはこっちの過失なんで,あの心配していただくには及ばないんですけれども」って,ちゃんとするじゃん。「ooxxのパーツだけ取り寄せることはできるんでしょうか?」 「型番を一つずつ言って下さい」「ZW…」って,WXYって, 便所の落書きでヌードを書くときのヤツですけれども(笑) その型番言った途端に,受付嬢「…ないです」「…ェエ?」さっきまであんなに落ちてきたカバーのことを心配してくれてたあの受付嬢が「もうございません,もうとっくの昔に製造終了しております」。照明灯カバー自体は家を建てた時に着くもんだから,時間は相当経ってるから,その型番の品作ってないのは分かる。分かるけど,じゃあ 「他の型番で口径が同じカバーはありませんか?」って訊くと「調べてからおかけ直しします」って,翌日電話で「ないです」。無いは無いでしょうがないんだけど,ちょっと難しいのは,多分向こうが嫌なのは,古い照明灯に新しいカバーをつけた時の,10年の間に上がってるテクノロジーの差で,発熱しました,発火しましたっていった時のそのことが多分嫌なんだと思うんだけど,こっちは「そうすることを伝えてない,勝手に俺がするかどうかだけの問題だから」っていう空気を出していくんだけど,「それは売れない」みたいな話になって。「家を30年ローンとかで買うのに,照明灯カバー壊れたら根っこからの工事?」とか思って。
結局,工事を決断するも,お天気の郷君がその工事の免許を持っているっていうまさかの展開。その同じ時期に寝室の蛍光灯も切れて。これが嫌なタイミングでさ。あの輪の蛍光灯,昨今の値上げで値上げになったらしいんだけど,どうやらこの10月にこのタイミングで値上がりしたらしい。あの手の丸い輪っかの蛍光灯って,一気に30%位値上がりしたらしい。その履歴みたいの見てみると,10月頭から値段が一気に3000円>>6000円に,倍になってる。それは何故かっていうと,シーリングライト市場の主流ってLEDに変わってる。そのタイミングで実は蛍光灯の需要は相当落ちてるっぽい。そうすると,その元のメーカーの値上額は30%だったんだけど,その在庫の確保とかそういうところが売筋商品じゃないから割引率が一気に下がってる。だから在庫管理の面倒さとか仕入れの問題で,もともと30%上がるところが50%値上げで倍の6000円になってる。なんかすごい悔しかった。だって2週間前に消れてくれてたら3000円で買えた蛍光灯が…って電球関連の愚痴でだいたい20分ですね。申し訳ない(笑) 
■金沢へ
そんなこんな。「電球割れた割れてない」話してる位で,連休もやる事ない。金曜日の草野球の予定が雨で中止,今年は金曜日の雨が異常に多い。で中止で翌試合はクリスマスに。雨の金曜日に溜まってる締切原稿やっつけて。刊行予定の単行本の原稿の修正とか,週刊連載のコラムの原稿とか,翌日のトークショーの資料集めとか,やる事は多いけど,家にいるとTV観て一日終わったりするし,取材依頼来るしで,出掛ける。
先週行く予定だった金沢。最近バイクばっかりになってるから,また元の基本に戻って電車/バス/徒歩で一人旅。石川県のチェックポイント周ろうとしてた所が,突然ああいうことになっちゃったから,
予約してた宿も当日キャンセル。この間の九州旅行で,どこも予約出来ず>>快活クラブ宿泊で懲りてるから。快活クラブは良かったし,会員登録したからまた行くけど,旅館予約出来ず泊まれる所はネットカフェだけっていうあの状態に懲りてる。だから金沢旅行では,前もってじゃらんで3000円位の旅館見つけて予約したら,師匠亡くなって当日キャンセル。旅館に電話して「すいません今日行けなくなりました」って言うしかない。当日だしキャンセル料100%もしょうがないんだけど,とりあえず待っててくださるかもしれないのに,何も言わずバックレる訳にいかないから,当日電話かけて「すみません,キャンセルです,キャンセル料に関してはもう100%で構いませんので」って言ったら,出てたのがおばあさんで「キャンセル料の意味がよくわからないから,書留郵便で送るか,何かのついでに持って来て下さい」って(笑) 書留郵便面倒だし,会った事ないババァに3000円借りてるって,ずっと気持ちワルい。だからその旅館に行ってキャンセル料支払いも済ましちゃおうと思って。じゃらんでまたその3000円の旅館予約して行く。
石川県。マァいつも思うけど,何のためにやってんのかよくわかんないけど,こういうただ単にプチプチ潰すみたいな,スタンプを塗り潰すみたいな事に時間がかかるのって,こういう時はそんなに悪いことじゃないなって思う。
素っ裸でブリッジしたまま寝るじゃん。裸でブリッジしたまま寝て,すごいやらしいこと考えてくと,オチ○チ○勃つじゃん。そういう形してる日本のオチ○チ○の先が能登半島っていうんだけど(笑) 「ビビッ」って佐渡ヶ島あって(笑) 能登半島の先っぽにある輪島朝市と,半島の根っこにある金沢市の金沢駅がチェックポイント。さらに下の方にある小松市の松井秀喜ミュージアム。もう一個めんどくさいポイントがなぎさドライブウェイ。ちょうどサオの所にある…って加賀三万石のお殿様に殺されるよ(笑)  輪島朝市と金沢駅の真ん中の所にあるなぎさドライブウェイだけど,ここはラジオずっと聴いて下さってる方分かると思うけど,前に行った事あるんです。あの時は何の旅だったか忘れたけど,お天気の郷君と一緒に走ったなぎさドライブウェイ。日本で唯一か,砂浜なんだけど,国道って認められてる道で,海の横の砂浜を車がビュンビュン走ってる変わった所。そこを「なるほど」なんて言って自転車飛ばして,とんでもないタイミングで自転車パンクしたりしていい想い出はない所なんだけど。自転車パンクしてたのは,見た事もない所だったからな訳。「あのなぎさドライブウェイ,もう一回行くのか」「最寄駅もないし」って思ったんだけど,反面「そういうことで時間が潰れていくっていうのも今の俺に悪くはないな」なんて思いながら,1日目はもう一気に朝一で能登半島の先っぽまで行っちゃって,次の日戻って,さらにチェックインしてからローカル線乗り継ぎで金沢行って小松行って。金沢駅は「駅だから」って仕事ついでに既に取ったポイント。マァ残り3ポイント取ろうと思って,朝一に飛行機で小松に行くんですけど,行く途中のバスの中でなぎさドライブウェイのチェックポイントが取れちゃう。「時間がかかるのは悪いことじゃない」みたいな「こういうところでもう1回心の洗濯をすることが今の俺には大切なんだ」ってスゲぇ思ったチェックポイントが取れちゃう。
ただ,良かったことはね…民宿のババアにスゲぇ褒められて。バックレる人がスゲぇいるんだって。皆バックレる中で「こんな正直な人はいない」って。WiFi来てないけどね(笑) WiFi飛んでるけど「息子帰ってこないとわからない」って(笑) 「いつ帰って来るの?」「お正月前には来る筈」って(笑) 
でも何だろう…面白いっていうか,短期間で周ってポイント取る予定で,俺は石川のチェックポイントは全部4箇所残ってると思ってたら,金沢駅は何かのついでに取っちゃってるっていう事と,行きの小松空港の手前でなぎさドライブウェイも捕れた。あとは輪島と帰りの小松空港の手前で松井秀喜ミュージアムに行くぐらいしかやることがなくなっちゃった。金沢に行きたいところも今あんまない中で,夜の対談本の原稿の整理をしてて,「時間かかんだろうな」っていう話で。相当以前にやった対談を書き起こしてまとめてもらったのが最近で,それのまとめの作業。師匠亡くなって悲しいし,マネージャーも角川も催促しづらい時期だよねって判ってるから。メールにも「誕生日までには…」って書いてあったから,誕生日11月だし。もう相当諦めたと思うんだけど,なんかそこで取り憑かれたように原稿はかどる。WiFiないのにガンガン進む。ギリ繋がるiPhoneで資料集めて。最後の方に来て,教わってる先生と俺とで「松尾芭蕉の奥の細道で好きなシーンはどこですか」みたいな話をしてる章。松尾芭蕉が石川県に凄く会いたい人がいて,奥の細道の旅でようやく会えると行ったら,到着直前に亡くなっていて。芭蕉はお墓の前で詠む。「塚も動け 我が泣く声は 秋の風」。つまり,「俺の泣く声でお墓も揺れろ,日本海側の強い風のごとく俺の泣く声で揺れろ,俺は会いたかったのに何故死んだんだ」っていう句を詠んだ場所が願念寺で句碑がある。行く所出来たわってなって。翌日に小松市と金沢市の間の所にある願念寺へ行く。句碑に行くと強風で,「芭蕉の句みたいだな」とか思いつつ。…急にちゃんとした話…願念寺の場所って,ちょうどふぐりの裏位です(笑)
一人旅してて,地元の人に訊いて「ノドグロはここが美味しいですよ」って行って。「ノドグロ,焼くならこうで,しゃぶしゃぶならこう,お刺身も美味しいです…」って。でしかも夜で雨もしとしと降っててさ,そんななんかそういうお店入るじゃん。雰囲気もいいし,若いけど無口そうな板前さんと,運んでくれたりするようなお姉さんがいるぐらいの店で。ちょうど雨が降り出しちゃったせいで,客は多分俺だけみたいな感じ。あとおそらくなんだけどGoto Travel的なのが始まる前で,一番客少なめの時期かも。味は美味い。石川県に行って,夜の街で訊いて,ちょっとこう「繁華街とか離れてんだけど,ここはノドグロ安いし美味い」って,行く。雰囲気もいい。で,ここの注文がQRコードなの。アプリをダウンロードして,アプリで「ノドグロお造り」とかのQRコード読んで,ボタン押すと無線で板前さんに注文が飛ぶ。イヤイヤ,店内,俺と板前さんだけなんだし,QRコード要らなくない?(笑)  何だろう…デジタル入ると,ちょっと味落ちるよね。「いしる」って,代々漬け込んだイカのくさやの汁。発酵したイカの旨味が凝縮された汁を鯖に塗って七輪で焼くみたいな料理。そのQRコード読んで,注文請けた板前さんが持ってくるんだけど,どうだろ?味は変わんない筈だけど,ネェ…。自分で七輪で焼く料理だけど,板前さんが「面倒ならこっちで焼きます」「…じゃあ」って。何だろう?面倒なの嫌いな癖に,ああいう風にテキパキされると,ちょっとテンション落ちる感じ。そんなお店にも石ちゃんのサインあったけど。「サインねだられるか…」ってちょっと思ったけど,全然ねだられなかった(笑) 
そのお店のシステムって,多分,地元の請負業者が請けて作ってる感じで,見た感じ雑な印象で。多分,今,焼いたノドグロ100匹注文も出来る。店を出て家に帰った後もずっと繋がりっぱなしで。今,この深夜にいしるの鯖の焼いたヤツ注文も出来るけど,誰もいない真っ暗な店内で,若い板前さんがコクンて頷いてノドグロ焼き始める可能性もなきにしもあらず(笑) 

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