1997年12月2日火曜日

[OS] MS-Windows3.1,MS-Windows95トラブル情報ヽ( ´ー`)ノ

[OS] MS-Windows3.1,MS-Windows95トラブル情報ヽ( ´ー`)ノ
ヽ( ´ー`)ノトラブル情報ヽ( ´ー`)ノ
(けっこう,重要...かも!!)
◆MS-Windows3.1
※シリアルポート※
PC-9821Xaシリーズは,最高115,200bps の通信が可能なシリアルポートを備えているのですがWindows3.1 ではCOMポートドライバの制約により,最高19200bpsまでの通信速度しかサポートされていません。
Windows3.1上で28,800bps以上のモデム等を接続する場合は,シェアウェアの"COMポートアクセラレータ for PC-9800 Version 1.0(Comaccel.exe)"がお奨めです。
Nifty-serve,Vector Software PACKで入手可能です。
◆MS-Windows95
※Windows95のバージョン※
Windows95には,"4.00.950","4.00.950a","4.00.950B"の3種類のバージョンがあります。
"4.00.950"にサ-ビスパック1をあてると"4.00.950a"になります。
"4.00.950B"は,プレインストールモデルにのみ添付され市販はされていません。
拡張機器増設時にドライバがバージョンによって分かれていることもあるので気を付けてください。
※バックアップ※
Windows95標準のバックアップソフト"Microsoft バックアップ"はテープドライブとFDDにしか対応していません。一応,MOにもバックアップはとれるのですが複数枚にまたがってバックアップはとれません。シェアウェアですがVFATBAKをお奨めします。ただし,DOS/V機ではASPIマネージャを組み込まないとMOは認識されません。PC-98では,SCSI-IDさえ連続していればASPIマネージャが無くても認識されます。
※パーティション※
Windows95のバージョン,"4.00.950","4.00.950a"では1パ-ティションは最大2GBまでしか確保できませんが,"4.00.950B"では2GB以上確保することができます。しかし,2GB以上確保した領域は,MS-DOSからは参照することはできません。
※シリアルポート(COM1)※
Windows95の修正モジュールは,なるべく全部あてるようにしましょう。特に"シリアルポート仮想デバイスドライバのアップデート(Serxxupd.exe)"は重要です。PC-98のCOM1ドライバには不具合があるのでモデムやTAの接続が上手くいかない場合は,COM2ポートに差し替えて試してみてください。COM2で上手く動作するのであればこの"シリアルポート仮想デバイスドライバのアップデート(Serxxupd.exe)"で解消されます。
※メディアの取り出し(交換)※
MOやCD-ROM等のメディアの取り出しはOS側の「取り出し」機能を使いましょう。ハード側のEJECT(取り出し)では,OS側に交換前のメディアの情報が残ってしまい不具合の起きることがあります。
※IDE-HDDの増設(PC-98)※
Windows95のバージョン,"4.00.950","4.00.950a"のPC-98にIDE-HDDを増設する場合は,Windows95のCD-ROM内のHARDWARE.TXT に従い,Windows95 CD-ROM内の
\Drivers\Storage\NEC\ESDI_506.PDR を
HDD上のWindows95のディレクトリ下の
system\iosubsys
に上書きコピーする事により完全に使用できるようになります。この作業を行わないと増設したドライブにアプリケーションをインストールしようとしたり大きなファイルをコピーしようとした時にハングアップが起こるようになり動作が不安定になります。
◆MS-Office95
※アンインストール※
Office95は,最初にインストールした時のCD-ROMのドライブ構成を記憶しているようです。インストールした時にCD-ROMがQ:ドライブで削除しようとした時のCD-ROMドライブがQ:ドライブ以外の時,例えばR:ドライブに変わっていた場合はOffice95のアンインストールはできません。
回避策として,HDD上の
\MSOFFICE\OFFICE\SETUP\OFF95PRO.STF
ファイルをワードパット等のエディタで開き,その中のSourceDirectoryの行に記述されているドライブ構成を現在のドライブ構成に書き換えればO.K.です。
※EXCELの自動バックアップ※
Office95のexcel Ver.7.0は,デフォルトの設定では自動保存機能が設定されていません。
[ツール] メニューの [自動保存] をクリックします。[ツール] メニューに [自動保存] が表示されない場合は,[自動保存] アドインを組み込みます。
◆NECPC-98
※MOのフォーマット※
Win95標準のMOFORMATOは,非常に遅いです。特にPC-98は,死ぬ程遅いです。対策としてフリーソフトののFrmtmo32を使用しましょう。メチャクチャ速いです。
※640MBのMOディスク※
128/230/540MBのMOディスクを使用後,640MBのMOディスクに交換するとシステムがハングアップすることがあります。これは,Windows95の仕様なので640MBのMOディスクを使用する場合は,再起動する必要があります。逆の場合も同様の現象が起こるようです。640MBで使用せずに540MBで使用した方が無難でしょう。
※内蔵HDDの切り離し※
Help立ち上げの設定画面で"内蔵HDDを切り離し"をしてもIRQ9は,解放されるのですがメモリアドレスD8000-DBFFFは,解放されません。
※IRQ9※
"内蔵HDDを切り離し"をして IRQ9を解放してもWindows95のバージョンが"4.00.950"及び,"4.00.950a"では利用できません。空きリソースにIRQ9が表示されません。"4.00.950B"では利用可能です。
ウイルスバスター95
※SCANDISK&DEFRAG※
ウイルスバスター95が常駐している状態でSCANDISK及び,DEFRAGは実行できません。常駐を解除してから実行しましょう。
※マクロウイルス※
ウイルスバスター95には,現在,修正プログラムモジュール Rev.3 が出ています。このモジュールをあてないと検知・駆除できないマクロウイルスが存在するので必ず,あてましょう。
Ver.1.01→Ver.1.21にバージョンアップされます。
超速95
※DEFRAG※
超速95をインストールしているドライブにDEFRAGを実行すると加速ファイルが壊れます。再度,加速ファイルを設定し直さなければなりません。
※超速統計とNORTONクラッシュガード※
NORTONクラッシュガードと超速95のユーティリティ超速統計は,相性が悪いです。かなりの確率で超速統計にNORTONクラッシュガードに検知されます。超速統計は,落ちますが動作には問題ありません。
フリーソフト
※CD-SD Mini&PFM486※
フリーソフトの機能限定版のCD-ROMデバイス・ドライバー"CD-SD Mini"は,フリーソフトのメモリマネージャ"PFM486"環境では,動作しません。MS-DOS6.2のメモリマネージャ"EMM386.EXE"を使用しましょう。
※FD98 パッチSF※
FD98 パッチSFは,非常に重宝するツールです。このパッチを当てることによりFDの不便な点が全て解消されます。しかし,FD98パッチSFを使用するには,FD98 Ver.2.32(Fd98_232.lzh)とFD 2.32を30行計画対応にするパッチ(FD30_320.LZH)が必要なのです。FD98パッチSFとFD 2.32を30行計画対応にするパッチは,Nifty-serveにありますがFD98 Ver.2.32(Fd98_232.lzh)は,現在バージョンが3.13まで上がっており,Ver.2.32は存在しません。何処かから探してくる必要があります。σ(^-^;)が購入したFDの解説本「まるごとFDブック」には添付されていましたが現在も添付されているかは不明です。
EASY-CDPro95
※EZ-SCSI Pro4.5Jとの共存※
EZ-SCSI Pro4.5JとEASY-CDPro95との共存は,Adaptecは保証していません。EASY-CDPro95→EZ-SCSI Pro4.5Jの順にインストールを行うと
"Adaptec Easy-CD Pro 95は・がCDを使用している時は使用できません。"
というメッセージが表示されEASY-CDPro95が使用不可となります。この現象は,EASY-CDPro95の再インストールを行えば復旧します。EZ-SCSI Pro4.5J→EASY-CDPro95の順にインストールを行えば問題無く使用できますが保証外の使用になります。
※イメージからのコピー※
イメージファイル"ISO"からのCDへの書き込みは,一度も使用されていないブランクCD-Rメディアに対して行ってください。マルチセッションで書き込まれたCD-Rメディアに対して追記書き込みを行っても書き込み作業自体は行えますが結果は反映されません。
※音楽CDの書込み※
音楽CDの書込みは,一度も使用されていないCD-Rメディアに対してしか書き込めません。追記もできません。一般設定→CDフォーマット→セッションの種類を"オープンしたままにする"という設定にすれば,追記は可能なことは,可能なのですがこの状態で再生できるCDプレーヤーは,パソコンのCD-ROMドライブだけでした。普通の音楽CDプレーヤーは,セッションをクローズしないと再生できませんでした。
要は,「音楽CDの書込みは,1回の書込で最後まで使い切りましょう。」という事です。
CD-R
※デバイスタイプ(WORM)※
CD-Rドライブのデバイスタイプが"WORM"の場合,Win95上では"不明なデバイス"としてしか認識されず,CD-ROMドライブとして使用することができません。しかし,"EASY-CDPro95"を使用すればCD-ROMドライブとして認識させることが可能となります。
※CD-ROMドライバ(MS-DOS用)※
CD-RドライブをMS-DOS上で認識させるには,MS-DOS用のCD-ROMドライバが必要です。希に製品に添付されている場合もあるようですが殆どの製品は添付されていません。使用しているSCSIボードがAdaptec製のものであれば同社のEZ-SCSIを使用することにより認識させることが可能ですが常駐量が40KBほどあるのでメインメモリを圧迫してしまいます。そこでお奨めなのがフリーソフトの機能限定版のCD-ROMデバイス・ドライバー"CD-SD Mini"です。常駐量は,およそ1KBです。信じられないほど軽いです。これでALL-SCSI化をしてもWin95の再インストールがCD-Rドライブを使って可能になります。
デジタルカメラ
※EPSONPhoto!のアンインストール※
EPSONのデジタルカメラに付属しているユーティリティ"EPSONPhoto!"をアンインストールすると再起動後,「プログラム開始エラー」が発生しました。どうやら,他のアプリケーションが使用している共通ファイルをアンインストーラが削除してしまうようです。付属のアンインストーラによる削除は実行しないでください。もし,実行した場合は再度,"EPSONPhoto!"をインストールしてください。一応,復旧します。(^_^;)
PC-FXGA(確認しました。無実です!! <(_ _)>)
※Windows95の再起動※
PC-FXGAを増設するとWindows95の再起動が効かなくなります。症状としてはハングアップします。ソフトウェアリセットが効かなくなるだけなので実害はありません。ハードウェアリセットを使用しましょう。
◆IDE-98
※ハングアップ※
IDE-98を増設した環境下でCD-ROMドライブにCDが入っていない状態でアクセスするとハングアップします。MS-DOS6.2,SCSI-CD-ROM環境で確認しました。とりあえず,CD-ROMを入れておきましょう。
      
◎ボケボケ日記◎
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/4605/TYOTTO.htm










Windows95の様々なインストール方法
中古パソコンのショップに行けば,少々昔のスペックでOS無しモデルでしたら,きっと激安で手に入れることができると思います。
でも必ずしもリカバリCDが付属しているとは限りません。といいますか,激安でしたらまず間違いなくそんな気の利いた付属品は無いはずです。
また,「Windows95のCDを手に入れたけど起動ディスクがない」という場合もあることでしょう。
今回はそんな中古パソコン(AT互換機)にWindows95をどうやったらインストールできるかについていくつかご紹介したいと思います。
なお,Windows95のCDですが,「通常版」でなくても,(当然ながら)Windows3.1のFDをお持ちでしたらアップグレード版でも構いません。
もしも「Windows3.1のFDのうち何枚かはもう壊れてるんだよなあ・・・」という場合でもご安心を。Windows3.1の1枚目のFDにある「GDI.EX_」というファイルをHDDにコピーしておけばインストールはうまくいきます。
[注意]インストール前にはFDISKやFORMATが必要となりますがここでは省略します。
◆MS-DOSで立ち上げ,CDからWindows95をインストールする
条件
CD-ROMドライブ 有り
Windows95のメディア CD
その他
*MS-DOSを持っていて,config.sys等を書き換えることができる。
*CD-ROMドライブの会社名や型番が分かる。
*インターネットが使えるパソコンが他にある。 
購入した中古パソコンにMS-DOSをインストールします。そして他のインターネットが使えるパソコンでCD-ROMドライブのデバイスドライバをダウンロードし,FDにコピーして中古パソコン側に移します。後はマニュアルに従って中古パソコンのconfig.sysとautoexec.batを書き換え,CD-ROMを認識するようにして,再起動します。
MS-DOSで立ち上げた後,Windows95のCDを入れ,CD-ROMドライブに移ってからsetup.exeを実行します。するとWindows95のインストールが開始されます。
[この方法を選択する際の注意]
MS-DOSを持っていて,config.sysを書き換えることができるというのが大前提ですが,これはそんなに大したことはないと思います。問題は適切なCD-ROMドライブのデバイスドライバ(しかもMS-DOS版)をダウンロードできるかどうかにかかっています。
◆Windows98の起動ディスクで立ち上げ,CDからWindows95をインストールする
条件
CD-ROMドライブ 有り
Windows95のメディア CD
その他
*Windows98マシンが他にある 
Windows98で作成した起動ディスクにはOAKCDROM.SYSという大変素晴らしいドライバが入っています(Windows95の起動ディスクには入っていません)。変わった接続方法でない限り,どんなCD-ROMでも認識してくれます。
起動ディスクで立ち上げた後,Windows95のCDを入れ,CD-ROMドライブに移ってからsetup.exeを実行します。するとWindows95のインストールが開始されます。
[この方法を選択する際の注意]
もしもこの方法をとれるのであれば最も楽ですのでお勧めです。
「起動ディスクならWindows98でなくてもいいのではないか?」と思われる方がいらっしゃるかも知れません。しかし,Windows98の起動ディスクですと貧弱なスペックでもきちんと立ち上がってセットアップ作業を行ってくれますが,例えばWindows MEの起動ディスクですと(Windows98の起動ディスクが2枚1セットなのに対し1枚で済みますが),貧弱なスペックではセットアップ時にはじかれてしまいます。
そのようなことで,貧弱なスペックの場合はWindows98の起動ディスクを使うのがお勧めです。
◆Windows95(FD版)をインストールする
条件
CD-ROMドライブ 無くても良い
Windows95のメディア FD
もしもFD版のWindows95を持っていたとしたら,当然ですがパソコンにCD-ROMドライブが無くてもインストールすることができます。詳しくはapricot NSの「Windows95(FD版)をインストールする」をご覧下さい。

[この方法を選択する際の注意]
FD版のWindows95はCD版に比べ容易に入手できません。
それから,FDの枚数は34枚です。私は1時間30分かかりましたが,FDをただひたすら入れ替えるだけというのは非常に忍耐力を必要とする作業です。
*Windows95のCDの「Win95」フォルダにあるファイルをすべて中古パソコン側のHDDにコピーし,HDDからインストールする
条件
CD-ROMドライブ 無くても良い
Windows95のメディア CD
その他
*Windows95のCDを読むことができ,ファイル分割ツールが入ったパソコンが他にある。
*中古パソコン側にMS-DOSやWindows3.1が入っている。 
この方法はPC-9821 Xnの「起動ディスクを使用しないでWindows95をインストール」でご紹介した方法と基本的に同じです。別のパソコンでWindows95のCDの「Win95」フォルダ内のファイルをFDにコピーして,それをひたすら中古パソコンのHDD内に移し,HDDのsetup.exeを実行してインストールを行うというものです。
ただ,AT互換機用のWindows95のCDの場合ですと,(98用と違い)「Win95」フォルダ内のファイルはFDの上限である1.44MBを超えたサイズのファイルが結構あります。
ですので,大きなサイズのファイルはファイル分割ツールで分割してから中古パソコン側に移し,中古パソコンではそれらの分割されたファイルを結合し,元のファイルに戻してあげるという作業が発生します。
ファイル分割ツールはvectorなどで探せばかなりの数を見つけることができます。なるべく幅広いOSに対応したツールが便利です。
[この方法を選択する際の注意]
上記のFD版のWindows95のインストールよりも遙かに手間がかかりますが,根性と2枚のFDがあればできる確実な方法です。
*外付けCD-ROMドライブを使い,Windows95のCDからインストールする
条件
CD-ROMドライブ 無くても良い
Windows95のメディア CD
その他
*外付けCD-ROMドライブを持っている。
*中古パソコン側にMS-DOSやWindows3.1が入っている。 
私はCD-ROMドライブのないノートパソコンにCDのソフトをインストールするときには,novac製のCD STATIONという外付けCD-ROMドライブを使っています。
外付けですといろいろなノートパソコンに使い回すことができますし,この製品はMS-DOSからWindows2000まで幅広く対応しているため,何かと便利です。
[この方法を選択する際の注意]
外付けCD-ROMを買うことになりますので,当然ながらそれなりの出費になります。
OSをインストールする際ですが,一度CDの中身をHDDにコピーし,HDDからインストールする方法がお勧めです。
*その他
その他にもRDISKというDOS用ソフトを使う方法があるそうです(私は試したことはありませんが)。CD-ROMドライブのついたパソコンと他のパソコンをInterLink用パラレルケーブルなどで接続した状態でこのソフトを使用すると,ドライブを共有させることができるため,WindowsのCDの中身をCD-ROMドライブのないパソコンのハードディスクにコピーすることができるとのことです(後はハードディスクからインストール)。ただ,童話とマンガの部屋様の「サブノート復旧作業の部屋」によるとコピーするのに4時間くらいかかるようです・・・。
RDISKは有限会社フューチャーウェイブ様のサイトからダウンロードできます(フリーソフトです)。また,使い方などはmarine blue sky様の「Windowsをクリーン・インストールする」のページに詳しく書かれています。興味のある方はお試し下さい。

気まぐれ特集
http://beyond.dynalias.com/pc/tokusyuu/index9.html



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