1992年3月13日金曜日

[機器][ワープロ] SANYOワープロ




 


[機器][ワープロ] SANYOワープロ
ワープロは過去の遺物なのか
2013/4/15
投稿者:柴
 父親が4月から何やら会の会計役をやるとかで...。ワープロは使用経験有り。PCはからっきしダメ。案内状の作成とか絶対頼まれる様になるのは明らかなので、先手を打って使用経験のあるワープロをオークションで入手。
初代のワープロは富士通製品を新品で購入。2台目も富士通でLX-401をネットオークションで。液晶が映らなくなって廃棄した後、この5~6年は手書きで。そしてこの度3代目。運良く、前と全く同じ機種が手に入りました。
1992年発売の骨董的モデルですが、入手したワープロはとても美品で新品の様。ワープロなんて絶対数が残り少ないので、大事に使ってもらいたいものです。
先日、オークションにて手に入れたワープロ。実は10日ほど使用した後に故障が立て続けに発生。
①パネルの開閉が非常に重くなってしまった。
②フロッピーを認識しなくなってしまった。
③印字されなくなった。
もともとが1992年製という古い機械なので、電子部品もとっくに耐用年数を超えてしまっていのので壊れて当たり前。むしろ、20年経っても動作していたのが不思議な位です。
しかし、問題なのはこのワープロを必要としているのが70歳を過ぎた父親だという事。ワープロなら長年使用しているので、黙っていても一人で使いこなしているのですが、さすがに今からパソコンの操作を覚えて更にwordなどの使い方を覚えろというのは酷な話です。
そこで何とか修理してくれる所は無いかと探して見ると、予想外にも修理してくれる所が有りました!(メーカーではとっくの昔に見捨ててしまって修理なんて受け付けてもくれませんが、とてもありがたい事です。)
例えば、「ワープロ 修理」で検索するとこの通り⇒検索結果
スゴイのが、どんな故障でも修理してくれるという事。とっくの昔に生産終了してしまっているのに、なぜ修理出来るのか?考えられるのは、90年代に大量に売れたワープロがパソコンに買い換えられて不要となり、それらのワープロが廃棄されて、それらを部品取りとして修理に使用している。もう一つは、基盤上のコンデンサなど電子部品が壊れている個所を特定して修理している。
今までは、古いワープロが壊れてメーカーが修理を受け付けなくなれば捨てるしかないというのが常識だったのにどうして修理してまで使い続ける需要が有るのか?やはり、多数の人々がパソコンに移ったもののそれが出来なかった人も大勢居るという事でしょうか?それと、今後絶対新機種が出ないという事。ならば、何が何でも修理して使うという事になるんでしょうね。
80年代後半から90年代中頃までは、文書作成といえばワープロがメインでした。それから約20年たった今、ワープロは淘汰されてパソコンの中のひとつのソフトとなってしまっています。しかし、文書作成だけを行なうワープロの機能は20年前と今を比べても何ら見劣りしていないというのが今現在もワープロの需要がある理由かもしれません。幸い、県内で快く修理を受け付けてくれる所が見つかったので現在修理中です。上記3つの故障の対処は、
①ヒンジ部品のグリスアップ
②フロッピーディスクのデバイス交換
③サーマルヘッドの交換
で直りそうな見込みです。修理をされる方と直接お話ししたのですが、当時のワープロは価格も20万近くした製品とあって作りがしっかりしているそうです。最近のパソコンなどは価格を抑えるために使用する部品もコストダンされて寿命が短いそうです。(言われてみれば、古い機械や車って今と比べると頑丈かも?)


Shiba@ツーリング日誌
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