1986年3月12日水曜日

[ゲーム][PCゲーム] アルバトロス,NEC PC-6001~PC-9801ゲーム












アルバトロス
2017/12/24(Sun)  スポーツコメント:20
アルバトロス
メーカー:日本テレネット
発売日 :1986年
ジャンル:スポーツ(ゴルフ)
機種  :PC-6001mkII,PC-88,PC-98,MSX,X1,FM-7
※画像はPC-88版です
名前を登録したら、初級、中級、上級の中からプレイしたいコースのディスクを入れてゲームスタート。3人までのマッチプレイも可能です。(全54ホール)
左のマップウィンドウにコースの全体図と風向き、右のスクロールウィンドウにボールの現在地、そして右下のショットウィンドウにスコアやクラブ、ボールのインパクト位置が表示されます。
左の全体図を見て、打つ方向とクラブを選んだら、ショットウィンドウのボール画像の動くバーやメーターを目押しで止めて、打点の位置や打つ強さを決定。打点の調節によって、フック、スライス、トップスピン、バックスピンを打ち分けられます。
打ったボールに合わせてコースがスクロール、また3D処理によってボールが高く上がると大きく描かれます。そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、当時はこの演出が売りだったのです。(私も発売当時にプレイしたわけではありませんが…)
グリーンに乗るとズームアップ。マップウィンドウに描かれている矢印の向きと色の違いで、グリーンの傾斜を判断します。
パットは打つ方向と強さを決めるだけです。カップインするとスコアが表示されて、次のホールへ。
このような流れで各ホールをプレイしていきます。
9ホール終わるとティーブレイク。オシャレな画像と音楽でひと休みです。
全18ホール終わるとスコアが表示されてエンディングです。(高速スクロールは池亀さんの手によるものか…?)
グラフィック良さや高速スクロールといった演出面が特徴のゴルフゲーム。オープニングデモの手前から奥のグリーンへボールが飛んでいく演出は見ごたえがありますし、当時のゴルフゲームにしてはめずらしく音楽も用意されており、曲数は少ないながらも良い曲ばかりです。
テクノポリスでも、リアルさを追求したゴルフゲームとしては最高レベルと演出面を評価していますが、ゲーム内容については、半年ほど先に発売されたエニックスの「ワールドゴルフ」と比べて、「ゲーム自体がやさしすぎて物足りなく感じられる」「技術面でのシビアさが欲しかった」と書かれています。
私は未プレイのため、ワールドゴルフとの比較は出来ませんが、ボールがグリーンの上でピタッと止まるか、思いっきり跳ねてオーバーするかのどちらかだったり、全体的に極端で緻密さに欠けるという印象でした。(そのせいで易しすぎるとは思わないけど…)
でも、拡張コースがたくさん発売されていますし、そこそこ人気は高かったのではないでしょうか。

あのゲームをもう一度。
https://shamirgame.blog.fc2.com/blog-entry-398.html



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