2020年5月8日金曜日

[ソフト] Recuva~ファイル復元ソフト

[ソフト] Recuva~ファイル復元ソフト
Recuva
シンプルで使いやすいファイル復元ソフト。
ごみ箱から削除されたファイル等々を、元通りに復旧することができるファイルリカバリーツールです。
復元の前にファイルをプレビュー表示する機能や、検出されたファイルの状態を 4 段階で評価する機能、検索結果のファイルを名前の一部やファイルの種類でフィルタリングする機能... などが付いています。
検出されたファイルを、復元できないように抹消する機能も付いています。
制作者 Piriform
対応 XP/Vista/7/8/8.1/10
バージョン 1.53.1087
更新日時 2016-06-08
ファイルサイズ 5.3 MB
(255 票)

k本的に無料ソフト・フリーソフト
https://www.gigafree.net/utility/recovery/





[ファイル管理] 削除したSDカードデータの復元

[ファイル管理] 削除したSDカードデータの復元
■SDカード復元する時の注意事項
SDカード復元作業中にちょっとしたミスで本来復元できる可能性のあるデータが復元できなくなってしまうこともあります。データ復旧ソフトを初めて使う初心者の方は特に犯しやすい過ちですので、作業を始める前に、必ず下の注意事項をお読みください。なお、以下のことを注意しながら作業を行っていけば、SDカードを高復旧率で復元できるでしょう。
1.SDカードの継続使用は禁物です。SDカードからデータが消失した後、すぐにSDカードの使用をやめデバイスから取り出してください。
2.即座にデータ復元するのは鉄則です。SDカードを取り出した後、直ちにデータ復元作業を実行しましょう。時間が経つにつれ、データ復旧率がどんどん下がっていきますので、できるだけ早めに復元作業に取り掛かかりましょう!早ければ早いほど復旧率が高くなります。
3.データ消失した後にも新しい写真を撮ったりして新しいデータをSDカードに保存すると、データが上書きされ復元できる確率がどんどん下がります。
4.復元ソフトをダウンロードする際、ダウンロード先をSDカード以外の場所に指定してください。データ復旧ソフトをSDカードにダウンロードしてしまうと、削除した写真を上書きしてしまい復元出来る枚数が大幅に減る事になります。
5.ダウンロード先と同じように、復元ソフトをインストールする時も、インストール先を復元するSDカードに設定してはいけません。

Qiita
https://qiita.com/mimeng/items/14ec58f448efe189466d







【方法4】パソコンの復元ソフトを利用する
「データを削除してしまっても、実はデータ自体は即座には消失しません。正確に言うと、削除後すぐは、端末上に“その領域が『空き領域』になった”という情報が追記されるだけなのです。そのため、その領域に新しいデータが保存されるまでは、データは残り続けます。この現象を利用してデータを復元するソフトが、パソコン向けでいくつかあります。スマホとパソコンをケーブルでつなげ、削除してからすぐに試せば、データを復元できるケースもあるでしょう」

Standby Media
http://www.standby-media.jp/news/136724





@mimeng
2019年11月17日に更新
【SDカード復元】SDカードのデータを自力で高復旧率に復元
今回はSDカード復元ソフトを使ってSDカードから間違って削除してしまった写真、動画などのデータを復元する方法を紹介します。
SDカードの写真・動画を誤って消してしまった、間違ってSDカードをフォーマットしてしまったといったトラブルを一度経験したことはありませんか?
大事な思い出がこのまま消えてしまうのはたまらなくて、何とかして復元したいですね。実は物理的破損でなければ、データ復元ソフトを使って自力でSDカードを復元することができます。
誤消去だけではなく、フォーマットしたSDカードの復元や、「フォーマットししますか?」、「SDカードが破損しました」などのメッセージが表示される時にも、SDカードのデータを高復旧率で復元することが可能です。
まずはリンクをクリックして復元ソフトの無料版をダウンロードします。
無料版ダウンロード:Best SDcard&Usb Disk Recovery
■復元ソフトを使うメリット
SDカード復元には主に復元ソフトを使って自力で復元と業者に頼むの二つの方法があります。どっちにすべきかと悩む人も多いと思います。業者と比べて、復元ソフトを使って復元する場合は、次のようなメリットがあります。
1.業者に頼む場合は、最低でも数万円がかかります。復元するメディアとファイルの容量が大きければ、 数十万円がかかるのもおかしいことではありません。もちろん、業者でも100%復元できる保証はありません。 これに比べて、復元ソフトのほうが格段安いです。復元技術の進歩により、業者並みの復旧率を実現しています。
2.復元ソフトを使う場合、自宅でパソコンを使って作業するので、個人情報が漏れる心配がありません。 復元するデータの中にどうしても他の人に見られたくないデータがありましたら、ぜひ復元ソフトを使いましょう。
3.自宅でパソコンあれば復元作業が簡単にできます。ソフトのダウンロードから最後のデータ復元まで僅かのステップの操作で完成できます。
業者に比べて、復元ソフトを使って自力で復元するほうは以上のメリットがあります。物理破損でなければ、復元ソフトを使った自力での復元を勧めます。
水没、折れなど物理的な破損したSDカードの復元には復元ソフトは対応しませんので、この時は業者に相談しましょう。
■SDカード復元する方法
STEP1:ソフトウェアをインストール
まずはBest SDカード復元をダウンロードしてインストールします。
復旧するSDカードにはダウンロード・インストールしないように注意しましょう。
インストールが終了したら、起動させます。
■STEP2:復元方法を選択
「高速スキャン」と「完全スキャン」の二つの復元モードがあります、それぞれ異なる状況でのデータ復元に対応します。
「高速スキャン」ー誤って削除した、ウィルスに消された場合は、「高速スキャン」を利用してください。短時間でスキャンしてファイルを検出することができます。
「完全スキャン」ーSDカードが読み込めなくなった、フォーマットした場合、「完全スキャン」利用すれば、従来復元が難しかったデータを復元できる可能性があります。全セクターをスキャンするため時間がかかります。
「高速スキャン」で復元したいファイルを検出できなった場合は、「完全スキャン」で再度スキャンすれば検出・復元できることもあります。
■STEP3:復元対象メディアを選択
先に復元するSDカードをパソコンと接続します。パソコンに「リムーバブルディスク」と認識されたら、「リムーバブルディスク」を選択し「スキャン」をクリックします。
■STEP4:復元
SDカードのスキャンが完了すると、復元できる可能性の高いファイルの一覧が表示されます。
ダブルクリックすればファイルをプレビューして内容確認できます。内容確認した後、復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」ボタンをクリックするとファイルが復元されます。
■STEP5:保存先を設定
復元するファイルを保存する場所を設定します。
*保存先フォルダーを復元するSDカード以外の場所を選択してください。
以上の手順で作業を進めば、SDカードから消してしまった動画、写真などのデータを復元することができます。
■SDカード復元する時の注意事項
SDカード復元作業中にちょっとしたミスで本来復元できる可能性のあるデータが復元できなくなってしまうこともあります。データ復旧ソフトを初めて使う初心者の方は特に犯しやすい過ちですので、作業を始める前に、必ず下の注意事項をお読みください。なお、以下のことを注意しながら作業を行っていけば、SDカードを高復旧率で復元できるでしょう。
1.SDカードの継続使用は禁物です。SDカードからデータが消失した後、すぐにSDカードの使用をやめデバイスから取り出してください。
2.即座にデータ復元するのは鉄則です。SDカードを取り出した後、直ちにデータ復元作業を実行しましょう。時間が経つにつれ、データ復旧率がどんどん下がっていきますので、できるだけ早めに復元作業に取り掛かかりましょう!早ければ早いほど復旧率が高くなります。
3.データ消失した後にも新しい写真を撮ったりして新しいデータをSDカードに保存すると、データが上書きされ復元できる確率がどんどん下がります。
4.復元ソフトをダウンロードする際、ダウンロード先をSDカード以外の場所に指定してください。データ復旧ソフトをSDカードにダウンロードしてしまうと、削除した写真を上書きしてしまい復元出来る枚数が大幅に減る事になります。
5.ダウンロード先と同じように、復元ソフトをインストールする時も、インストール先を復元するSDカードに設定してはいけません。
6.復旧するデータの復元先を必ずこれから復元するSDカード以外の場所(パソコンのマイピクチャーやディスクトップ等)に指定してください。
■認識しないSDカードの復元方法
以上紹介したSDカードの復元はSDカードが認識されるのが前提です。 しかし、SDカードがパソコンに上手く認識されない場合もあります。SDカードをパソコンに接続しても何らの反応もなく、デバイスとして認識してくれない時があります。その時はどうやって復元するでしょうか?
復元ソフトを使ってSDカード復元するには、パソコンに認識されるのが前提です。認識しないSDカードを復元するにはSDカードをパソコンに認識させる必要があります。 まずSDカードが認識しない原因と対策をまとめます。
・接触不良
SDカードをパソコンに接続した際に認識されなかった場合に考えられる原因で、一番多いのが接触不良です。 SDカードの端子がきちんと接触できていない場合、デバイスとして認識してくれません。SDカードを抜き挿ししたり、接点不良回復用のスプレーをかけたりすることで認識されることがあります。
・カードリーダーの不具合
カードリーダーを利用してSDカードをパソコンと接続する場合は、 SDカードが認識されない原因にはSDカード自体の問題ではなく、カードリーダーが正常動作していない場合があります。 カードリーダー自体が一時的な不具合を抱えてしまっている場合があるので、カードリーダーを一旦取り外し、再接続してみましょう! 何度も抜き差してSDカードが認識されることがあります。
若しくは通常のSDカード差込口からカードを差し込んで実行するようにしましょう。MicroSDカードやMini SDカードの場合はそのままパソコンに挿す事はできませんので、アダプタを使いましょう。
・USBの電力不足
SDカードをパソコンのUSBカードリーダーに差し込んで利用する人も多いでしょう。 この際に認識しない場合は、USBの電力不足が原因だと考えられます。 ほかに使用中のUSB接続機器があれば、いったんそれらを外し、改めてSDカードのカードリーダーを挿しこんで、認識されるかどうか試してみてください。
・カードリーダ以外の機器を使ってみる
カードリーダーに入れたSDカードを認識できなくても、デジカメ等の使用機器側で認識できる場合、 SDカードを使用機器に入れた状態で、パソコンとUSBで接続し正常認識できる場合があります。
上記の対処法で認識しないSDカードをうまく認識させることができましたら、改めてSTEP1から復元作業に取り掛かりましょう。
上記のいずれの対処法も効果がない場合、物理的破損している可能性があります。そのようなときは、個人での対処は難しいですので、データ復旧業者に相談してみましょう。
■フォーマット要求される、破損したSDカードの復元において注意すべきこと
Androidスマホである日突然に
「破損したSDカード」、
「SDカードが破損しています」
と表示されて、正常にアクセスできなくなった、又はデジタルカメラやAndroidスマートフォンで使われるSDカードをパソコンに繋ぐと、
「ドライブを使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」
というメセッジーが表示され、SDカードを読み込めなくなってしまったことを必ず一度経験したことあるでしょう!こうした時、上で紹介した復元ソフトでSDカードを復元することが勿論できますが、次のメッセージが表示される時、必ず「ディスクのフォーマット」を押してはいけません。「キャンセル」をクリックしてください。

Qiita
https://qiita.com/mimeng/items/14ec58f448efe189466d







ロジテック公式サイト
SDカードの復元方法を徹底解説!
データを保存しておくツールとして広く浸透しているSDカード。管理には気を付けているつもりでも、うっかり中のデータを消去してしまったり、カードを破損させてしまったりという事故は起きてしまうものです。
しかし、最も危険なのはそこで慌ててしまって状況を悪化させてしまうこと。SDカードのデータは復元することができるため、まずは落ち着いて対処方法を考えるようにしましょう。ここでは、SDカードのデータを復元する方法について解説していきます。
■事業者に依頼するか、自分で復元するか
もしもの時の安全策と言えるのは、データ復旧サービスを行っている事業者に依頼することでしょう。
もちろん費用は発生しますが、初期調査を無料で行ってくれる事業者や、データの復旧ができた場合のみ費用を支払うという成功報酬型の料金体系を採用している事業者もあります。
また、自分で復元するという手もあります。SDカードのデータを復旧できるフリーソフトなども存在するので、無料で直すことができるかもしれません。
■自分でデータを復元する方法
ここからはより詳細な復元方法について見ていきましょう。
まずは自分でデータの復元を行う場合の操作方法や注意点などを挙げていきます。
・ フリーソフトで復元するなら
データ復旧ソフトは数多くリリースされており、有料版のものと無料体験版のものがありますが、基本的には無料体験版を使用する方向で問題ありません。また、その際にはパソコンのOSを問わず利用できるものが良いでしょう。
無料で利用できるデータ復旧ソフトをいくつか紹介いたします。
EaseUS® Data Recovery Wizard
「EaseUS® Data Recovery Wizard」はユーザー数が3000万人を超えるというデータ復元ソフトです。データを消失してしまった場所(ドライブ)を選ぶと自動的にスキャンが行われるので、そこからプレビュー・保存を行うだけで簡単にSDカードのデータ復元ができます。有料版もありますが、無料体験版でも十分な機能を利用できます。
PhotoRec
「PhotoRec」はスキャンと同時にファイルの復元を行ってくれるシンプルなデータ復元ソフトです。ファイルを選択して復元を行うことはできませんが、複雑な操作をしたくないという方にはおすすめです。ただしファイル名は復元されないため、ファイル名まで元の状態に戻したい場合には、他のソフトを使う方が良いでしょう。
Recuva
「Recuva」は「PhotoRec」と並んでおすすめのフリーソフトです。スキャンを行うと復旧できる可能性があるファイルが一覧表示され、そこから希望のファイルを選択して保存ができます。海外のソフトですが、日本語にも対応しています。
■ どんなファイルを復元できるのか
デジカメで撮影した写真・動画や音楽などのメディアファイルだけでなく、メールや連絡先なども復元することができます。
ソフトによっては自分が復元したいものを選んだり、復元前にファイルをプレビューで確認できたりするため、必要なものだけを選択することも可能です。
■ パソコンだけでなくスマホのSDカードも復元可能
スマホで使用しているSDカードに不具合が起きた時のために、スマートフォン用の復元アプリも用意されています。
iPhoneでもAndroidでもアプリストアから探すことができ、パソコンに繋ぐことなくスマホ上で操作が完結することがほとんどです。フリーソフトを使えば費用もかかりません。
※ロジテックではフリーソフトのご使用は推奨しておりません。ご自身の責任においてご使用いただくようお願いいたします。
■間違えてフォーマットや上書きをしないように注意
基本的にSDカードのデータは復元が可能ですが、フォーマットには注意が必要です。フォーマットとはSDカードを初期化する作業のことですが、フォーマット後はSDカード内のファイルは消去され、その後に上書きを行うとデータの復元ができない可能性が高いためです。
SDカードに不具合が生じた際、「フォーマットしてください」、「このカードは初期化されていません」といったアラートが出てくることがあります。このようなアラートが出る原因としては、容量不足や読み取りエラーなどが考えられますが、SDカード内のデータが必要なものである場合、フォーマットせずに、まずはデータを復元して取り出しましょう。
SDカードからのデータの取り出しには様々な方法がありますが、おすすめは『MiniTool® Photo Recovery』を使った方法です。
MiniTool® Photo Recovery
「MiniTool® Photo Recovery」は画像一覧から希望の写真を簡単に復元できるソフトです。必要なものをすべて取り出せたことを確認してから、SDカードをフォーマットしてください。
誤ってフォーマットしてしまった場合には、別のデータを上書き保存せず、この記事で紹介したソフトなどを使用して復元を試してみてください。
※ロジテックではフリーソフトのご使用は推奨しておりません。ご自身の責任においてご使用いただくようお願いいたします。
■まとめ こまめなバックアップでデータを守ろう
トラブルや誤操作などにより、SDカードのデータが消えてしまうことはあり得ますが、重要なのはその後の対処になります。
データの復元は自分で、それも無料で行うこともできるので、まずは落ち着いて対処していきましょう。
また、データを削除してしまっても慌てないために、普段からこまめにバックアップを行うことも大切です。日頃からの備えあれば憂いなし。これを機にリスク管理のクセをつけておきましょう。
■ おすすめ製品
ロジテック マイクロSDカード 64GB
MLCフラッシュ採用のmicroSDカード。書き換えに強く、繰り返し記録に最適です。壊れにくく優れた耐久性を持ち、高温・低温環境でも動作します。 インターフェイスはSD UHS-I、SDスピードクラスはClass10、UHSスピードクラスはClass3となります。耐水性: IPX7規格に準拠。
ロジテック SDカード 64GB
MLCフラッシュ採用のSDカード。書き換えに強く、繰り返し記録に最適です。壊れにくく優れた耐久性を持ち、高温・低温環境でも動作します。 インターフェイスはSD UHS-I、SDスピードクラスはClass10、UHSスピードクラスはClass3となります。

ロジテック
https://www.pro.logitec.co.jp/houjin/usernavigation/hddssd/20190418/





iPhoneの「写真」アプリに用意されたゴミ箱機能では、ファイルが削除されるまでの日数が表示される
スマホの操作を誤って、うっかり大切な画像データや重要な資料を削除してしまった――そんな時は絶望するしかない…と思いきや、失われたデータを諦めるのはまだ早いらしい。実はスマホにはデータを復元する方法がいくつかあるという。そこで、携帯電話関連の情報に詳しい、ITジャーナリストの佐野正弘氏にデータの復元方法を教えてもらった。
【方法1】「ゴミ箱」を利用する
「iPhoneの場合、標準アプリ『メール』や『写真』であれば、ファイルを削除してもすぐには消失せずに、一度アプリ内の別の場所に移動します。なので、メールの場合は『ゴミ箱』を、写真の場合は『最近削除した項目』をまず閲覧し、ファイルを探してください。標準アプリ以外にも、iPhoneやAndroid向けのアプリでは、このように『ゴミ箱』機能を備えるものが、他にもあります。『ゴミ箱』チェックは欠かさないようにしましょう。また、AndroidではOSのインターフェイスで削除したファイルを保管する、まさにパソコンの『ゴミ箱』のようなアプリも存在しています」
【方法2】「バックアップ」から復元する
「Androidでは端末のアカウントを登録すると、メール、電話帳、スケジュールなどのデータが、自動でGoogleにバックアップされます。一方、iPhoneではiCloudにログインして同期設定を行うことで、メールや連絡先、メモなどを1日1回、自動でバックアップすることが可能です。これらのデータはもちろんスマホに復元できますが、ファイルを単に確認したいだけなら、復元操作をしなくてもブラウザー上で表示できます」
【方法3】クラウドの「同期データ」から復元する
「例えば、『Microsoft Office Mobile』のようなOffice系やカレンダー、リマインダーなどのアプリでは、入力情報をクラウドに保存するものがあります。これをもとに、スマホで削除したファイルを復元することも可能です。なお、クラウドに保存するには、基本的に各アプリ内で設定を行う必要があります。同期方法の設定によっては、スマホで削除操作をすると、同時にクラウド上のデータも削除されるので注意してください」
【方法4】パソコンの復元ソフトを利用する
「データを削除してしまっても、実はデータ自体は即座には消失しません。正確に言うと、削除後すぐは、端末上に“その領域が『空き領域』になった”という情報が追記されるだけなのです。そのため、その領域に新しいデータが保存されるまでは、データは残り続けます。この現象を利用してデータを復元するソフトが、パソコン向けでいくつかあります。スマホとパソコンをケーブルでつなげ、削除してからすぐに試せば、データを復元できるケースもあるでしょう」
【方法5】データ復元の「専門業者」に依頼する
「これはあくまで最後の手段です。業者によっては10万円、または20万円という高額な見積もりを出すところもありますし、なかには信頼できない業者もあると聞きます。そのため、もし削除してしまったデータが諦めきれない場合、複数の業者から見積もりを取り、ネットでの口コミなども参考にしましょう。そして、依頼をするなら、なるべく早く頼むこともポイントです。その理由は、専門業者であっても、パソコンの復元ソフトの原理を利用するからです」
思い出の詰まったメールや写真、ビジネスの重要なファイルが消えてしまった。そんな時には慌てることなく、まずは上記の方法を試してみては?
(丸田鉄平/H14)

Standby Media
http://www.standby-media.jp/news/136724






Recuva
シンプルで使いやすいファイル復元ソフト。
ごみ箱から削除されたファイル等々を、元通りに復旧することができるファイルリカバリーツールです。
復元の前にファイルをプレビュー表示する機能や、検出されたファイルの状態を 4 段階で評価する機能、検索結果のファイルを名前の一部やファイルの種類でフィルタリングする機能... などが付いています。
検出されたファイルを、復元できないように抹消する機能も付いています。
制作者 Piriform
対応 XP/Vista/7/8/8.1/10
バージョン 1.53.1087
更新日時 2016-06-08
ファイルサイズ 5.3 MB
(255 票)

k本的に無料ソフト・フリーソフト
https://www.gigafree.net/utility/recovery/








Windowsにまず入れる定番無料アプリ -2018年版-
SDメモリやUSBメモリから間違って削除したファイルを無料で復元する方法
リムーバブルメディアから削除したファイルを復旧できる「USBメモリ復旧」
今井 孝
2018年10月9日 06:55
■「USBメモリ復旧」
誤ってフォーマットしたメディアからも復旧できる
USBメモリなどのリムーバブルメディアから削除してしまったデータを復元するのに特化したソフトが「USBメモリ復旧」だ。SDカードやCFカードなどのメモリーカードにも対応している。サポートするファイルシステムはFAT/FAT32/exFAT。誤ってフォーマットしてしまったカードやエラーで読み込めないデータも復元できる。操作は、USBメモリを接続して本ソフトを起動し、ウィザードに従うだけと簡単だ。
■リムーバブルメディアを接続してウィザードに従うだけ
USBメモリなどを接続して本ソフトを起動すると、接続されているリムーバブルメディアの一覧が表示される。復元したいメディアを選択して[次へ]ボタンをクリックするとスキャンが開始可能。スキャンが完了すると結果のファイルがツリー形式で表示される。復元したいファイルにチェックを入れて[選択した項目を保存する]ボタンをクリックするだけだ
カードを選択して[次へ]ボタンをクリックする

窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/winbasic2018/1146661.html











SDカード破損 無料ソフトdiskdiggerでデータ復元する手順と対処法
このブログでは、SDカードを破損した筆者が、どのフリーソフトを使ってもダメと諦めかけた時、「diskdigger」というフリーソフトに出会い写真データー6000枚をみごとに復元させた手順の覚書を掲載しています。
私の場合はデジカメのSDHCの破損でしたが、スマホのマイクロSDでも「SDカードアダプター」に差し込むことで対応できるのでぜひ試してください。(下記詳細)
他のフリーソフトも試してみましたが、「破損」対応と書いてあるのに実際使ってみると復元できませんでした。「破損」ではなく、主に誤って削除してしまった物を得意としているようです。
試行錯誤し、唯一「破損」を復元できたフリーソフトは「diskdigger」でした。
私と同じようにお困りの方の為に復元の手順を書き残します。焦らずに、ぜひ「diskdigger」を試してみてください。
■SDカード破損「ファイルまたはディレクトリが壊れていため、読み取る事が出来ません」
久しぶりにSDカードをPCに挿入すると「ファイルまたはディレクトリが壊れていため、読み取る事が出来ません」とアナウンスされてびっくり。
あらら~日本製のSDカードを買わなかったから壊れたのかな。
安いものを買っちゃだめだワン
(注意・・ここで「フォーマットしますか?」と聞かれても決してフォーマットしてはいけません。全部データが消えます)
半年間、積み重ねた6000枚ほどの貴重な思い出の写真が一気にパー??? になってしまつたと真っ青になりました。毎日PCに出し入れするのでやはり信頼のある日本のメーカーの16GBぐらいにしておけばよかったと後悔。
でも、なんとかデータ復元できないかとフリーソフトを探してみる事にしました。
■recuvaでダメ
ファイル復元ソフトrecuvaは、途中で解析が進まず断念
壊れたのは、32GBのSDHC 高速タイプのclass10(写真左)です。
スマホのマイクロSDの場合は、SDカードと同じ大きさのカートリッジ(アダプター写真中央)に差し込みます。
■recoverit無料版でダメ
最初は、recoveritの無料版を試してみました。ところがダメージの解析31パーセントまで行ったところから進まない。16GBで2時間かかったと言うコメントを読んだので一晩この状態で待ってみたけれど、残念。31パーセントから進みませんでした。パソコンが重いのかな?とディスククリーンアップや、いらないファィルを消してもダメ。
先日購入したばかりの主人のPCで試してもダメでした。
有料版なら復元できるのかなと考えましたが、31パーセント以上進まないし、1ファイルも読みだせないのなら、どっちみち無理だと断念しました。この作業に2日もかかってぐったり。
recoveritは、「誤ってデーターを消してしまった物の復元」に力を発揮するソフトの様で、残念ながら今回のように「破損」の修復にはむいてないようです。
■他でもダメ
他のフリーソフトを試しても全部だめ。他にも有料ソフトは沢山ありましたがけっこうお高いし、業者さんに頼むと10万円以上かかります。
どうしたものかと悩んでいたのですが・・・・
■DiskDiggerに出逢う
「SDカード破損もOK」データ復旧フリーソフトDiskDiggerの威力は凄い!!
以前、試したフリーソフトの中で、全てのファイルを読み出した優れものがあったことを思い出したんです。確か、DiskDiggerというフリーソフト。このソフトなら、破損したデータを復活させてくれるはずです。実際に完璧に復元できたので、手順を記載しておきます。
データー復元フリーソフトdiskdiggerのダウンロード手順
1. DiskDiggerサイトに行ったら真ん中のダウンロードをクリック。
2. すると、diskdiggerZIPファイル(圧縮ファイル)がダウンロードされるので、開く、フォルダを開くをクリック。
3. diskdiggerZIPファイルは圧縮ファイルなので、「すべて展開」をクリック
4. シャベルの絵のdiskdiggerが現れるのでこちらをクリック
5. PCから許可を求められるので「はい」をクリック
6. スキャンする対象を選択する画面になるので、「リムーバブルディスク」を選択→次へ(次の)をクリック
7. どのようにドライブをスキャンしますか?と出てくるので、「より詳細にファイルをスキャンする」下の方を選択→次へ(次の)をクリック
8. どのようなファイルタイプを検索したいか聞かれるので、復元したいものを選ぶ
私の場合、「パナソニックのルミックス」というデジカメで撮影したもだったので、それをチェックして→次へ(次の)をクリック
しかし、ダメだったんですよね。1枚も出てこない!!安物のSDカードだったから、パナソニックだとだめなのでしょうか。。
■DiskDiggerで復旧成功
そこで、今度は「JPG-デジタルカメラに蓄積された写真、Webの写真」にレ点を入れて再度挑戦。
うぉぉぉぉ~一気に復元!!! 出てきました!!!!!!
JPGデータ復元でSDカードのデーターが6,000枚みごとに復元
これはリスト設定(左画面)になっていますが、「サムネイル」を押すとすべて画像に切り替わります。
6000枚もの写真が取り出されるのに15分くらいかかったでしょうか。
9. 復元したい写真をクリックして選びます。全部復元したい場合は、マウスの右クリックで全部選択を押します。
10. 画面の左上の「選択したファイルを保存」を押し、復元した写真を保存する場所を選びます。この時、元の壊れたSDカードを保存先に選ばない事。
diskdiggerフリー版の復元はあっという間だが、保存は手動で1枚ずつ
11. 保存画面にかわり1枚ずつ保存できます。
えっ・・1枚ずつ???そうなんです。無料バージョンだと全てが無料で復元できますが、手動で1枚ずつ復元しなければならないのです。1枚選んで保存。その後に5秒カウントが入ってさらに1枚保存できる、さらに5秒後保存・・・・・と、永遠と繰り返すのです。10枚くらいの復元保存ならばOKなのですが、さすがに6000枚は気が遠くなりました。私は50枚くらい手動で復元してみましたが、それ以上はお手上げ状態でした。画像が少ない方は、手動でしてみてくださいね。
diskdigger有料版はペイパル払いで安心、14.99ドルは激安価格
これを一気に保存するには、やはりdiskdiggerに課金する必要があります。値段を見るとなんと14.99ドル、1600円くらいです。日本の有料ソフトは10,000円前後しますし、業者に頼むと10万円以上しますから、どう考えても安い!!激安価格です。それに日本のものは「誤って削除したものの復元」は可能ですが、「破損」には対応していないので、どうしてもこれを使いたい!!でも、外国のものを購入するにはクレジットカード登録が必須だし、海外サイトだとかなり不安です。そこで、色々調べるとdiskdiggerは「ペイパル」に対応しているという事が解りました。実際に「diskdiggerをペイパルで購入後、一気に保存できて助かりました」という人のコメントも発見し、ペイパルでdiskdiggerを購入してみる事にしました。大切な思い出の写真=財産を守るためには、やらなきゃならん!!と決意(笑)
ペイパルなら登録後すぐに使う事が出来ますし、相手にクレジットカード情報を渡さずに支払いが出来るので安心です。ところがいざ購入しようとdiskdiggerの購入画面に進んだところ、英語バージョンなので翻訳しても良く解らず、カートに入れてもなぜかキャンセルされてしまう現象に四苦八苦・・試行錯誤の上、やっとなんとか購入できました。
次回はペイパルで決済→購入。あっという間に6,000枚の写真を復元できた話です。興味のある方は下記事も読んでください。

ワンダフルライフ
 https://c-hiho.com/pc/how-to-broken-sdcard-diskdigger/








データ復旧・復元
ファイル復元ソフト の概要や使い方を紹介しています
誤って削除してしまったファイル等を、復旧・復元することができるフリーソフトの紹介。
データ復旧・復元
■ Recuva
シンプルで使いやすいファイル復元ソフト。
ごみ箱から削除されたファイル等々を、元通りに復旧することができるファイルリカバリーツールです。
復元の前にファイルをプレビュー表示する機能や、検出されたファイルの状態を 4 段階で評価する機能、検索結果のファイルを名前の一部やファイルの種類でフィルタリングする機能... などが付いています。
検出されたファイルを、復元できないように抹消する機能も付いています。
制作者 Piriform
対応 XP/Vista/7/8/8.1/10
バージョン 1.53.1087
更新日時 2016-06-08
ファイルサイズ 5.3 MB
(255 票)
■ Pandora Recovery
強力なファイルリカバリーソフト。
ごみ箱から削除してしまったファイルや、“ Shift キー ” を押しながら削除してしまったファイル、クイックフォーマットしたドライブ内に存在していたファイル 等々を、簡単な操作で復元することができます。
様々な条件を元にファイルを絞込み検索する機能や、ファイルを復元前にプレビュー表示する機能、ファイルがどの程度上書きされているのかを数値で確認する機能... などが付いています。
制作者 Pandora Corp
対応 2000/XP/Vista/7
バージョン 2.2.1
更新日時 2013-02-19
ファイルサイズ 2.2 MB
(21 票)
■ DataRecovery
超シンプルなファイル復元ソフト。
誤ってゴミ箱から削除してしまったファイル等を、検出&復元 してくれるファイルリカバリーソフトです。
ファイル名の一部を指定して検索を行う機能や、フォルダ単位で復元を行う機能、見つかったファイルを完全に削除する機能... などが付いています。
制作者 トキワ個別教育研究所
対応 98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
バージョン 2.4.7.1
更新日時 2014-10-26
ファイルサイズ 202 KB
(49 票)
■ Wise Data Recovery
一画面完結型のシンプルなファイル復元ソフト。
誤ってごみ箱から削除してしまったファイルや、ウイルスやパソコンのクラッシュによって消えてしまったファイル等々を、任意のフォルダ内に復元できるようにしてくれます。
復元できる可能性のあるファイルを、名前 / サイズ / 更新日時 / ファイルパス ごとに並び替える機能や、ファイルを名前の一部や種類ごとに絞込み表示する機能 などが付いています。
制作者 WiseCleaner.com
対応 XP/Vista/7/8/10
バージョン 5.1.5
更新日時 2020-03-25
ファイルサイズ 5.23 MB
■ Glary Undelete
様々なファイル絞り込み機能を搭載したファイル復元ソフト。
誤ってごみ箱から削除してしまったファイルや、ウイルス感染、ハードディスクのクラッシュ などによって失われてしまったファイルを、簡単な操作で検出&復元 することができます。
検索で見つかったファイルの状態(どの程度の確率で復元できそうか)を確認する機能や、ファイルを名前 / 日付 / サイズ / 状態 / ファイルの種類 といった条件で、絞込み表示する機能 などが付いています。
制作者 Glarysoft
対応 98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
バージョン 5.0.1.19
更新日時 2016-10-10
ファイルサイズ 5.3 MB
(38 票)
■ Kickass Undelete
インストール不要で使えるシンプルなファイル復元ソフト。
誤って削除してしまったファイルや、予期せず消えてしまったファイル等を、検索して任意のフォルダ内に復元することができます。
削除済みファイルの状態を三段階で評価する機能や、検出されたファイルを 名前 / サイズ / 更新日時 / パス / 状態 ごとに並び替える機能、ファイルを名前の一部で絞り込み表示する機能 などが付いています。
制作者 Joey Scarr
対応 -
バージョン 1.5.5
更新日時 2018-12-10
ファイルサイズ 198.1 KB
■ EASEUS Deleted File Recovery
復元するファイルの内容を、事前に確認することができるファイルリカバリーツール。
削除済みのファイルをサムネイル一覧で表示したり、専用ビューアでプレビュー表示してみたりすることにより、目的とするファイルの内容を事前に個別確認することができます。
ファイル検索機能や、ファイルの名前 / 種類 / タイムスタンプ / サイズ などの情報を元に、削除済みのファイルを絞り込み表示する機能 なども付いています。
制作者 EaseUS Software
対応 2000/XP/Vista/7
バージョン 3.0.1
更新日時 2010-02-09
ファイルサイズ 3.7 MB
(2 票)
■ System Restore Explorer
“ 復元ポイント ” を、マウント ( = 特定のフォルダ内に復元) / 削除 できるようにするソフト。
これまでに作成してきた復元ポイントのうち、特定のものを手軽にマウント / 削除 できるようにしてくれます
制作者 Nic Bedford
対応 Vista/7
バージョン 0.0.5
更新日時 2010-01-07
ファイルサイズ 838 KB
 ShadowCopyView
“ シャドウコピー ” によって作られたバックアップファイルを、一覧表示&復元することができるソフト。
Windows 標準の “ ボリューム シャドウ コピー サービス ” によって作られたスナップショット(バックアップファイル)を一覧表示し、その中から任意のものを別の場所に取り出せるようにしてくれます。
スナップショットの中身をエクスプローラで開く機能や、スナップショットの詳細情報をテキストファイルに書き出す機能、スナップショット内のファイルやフォルダを検索する機能... なども付いています。
制作者 Nir Sofer
対応 Vista/7/8/10
バージョン 1.10
更新日時 2020-04-17
ファイルサイズ 76.0 KB
■ PreviousFilesRecovery
指定したフォルダ内にあるファイルを、過去の状態に戻せるようにするソフト。
特定フォルダ内に存在する(あるいは存在していた)ファイルの “ 古いバージョン ” を検索し、見つかったものを任意の場所に復元できるようにしてくれます。
検索対象とするファイルの名前を、ワイルドカードで指定する機能が付いています。
制作者 Nir Sofer
対応 Vista/7/8/10
バージョン 0.9
更新日時 2013-01-02
ファイルサイズ 76.7 KB
■ ShadowExplorer
B! 11
“ シャドウコピー ” によって作られたバックアップファイルを、一覧表示&コピーすることができるソフト。
Windows の “ ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)” によって作られたバックアップファイルを一覧表示し、その中から特定のものを簡単に取り出してこれるようにします。
シャドウコピーされたファイルを、 “ バックアップ日時別 ” に一覧表示する機能や、複数のファイル / フォルダを、一括してコピーする機能 などが付いています。
制作者 ShadowExplorer.com
対応 Vista/7/8
バージョン 0.9
更新日時 2013-01-02
ファイルサイズ 947 KB
■ Undelete 360
B! 6
シンプルでスタンダードなファイル復元ソフト。
人為的なミス、ウイルス感染、ハードウェアエラー 等々の原因によって消えてしまったファイルを、元通りに復元してくれるファイルリカバリーソフトです。
検出されたファイルを種類ごとに絞り込み表示する機能や、ファイルの損傷具合を 5 段階で示す機能... 等が付いています。
制作者 File Recovery Ltd.
対応 2000/XP/Vista/7
バージョン 2.16
更新日時 2016-02-28
ファイルサイズ 2.7 MB
■SoftPerfect File Recovery
シンプルで軽量なファイルリカバリーソフト。
誤ってごみ箱から削除してしまったファイル等、なんらかのアクシデントにより消えてしまったファイルを、簡単な操作で検出&復元することができます。
実行ファイルは 500KB 台、インストーラーなし で使うことができる... というお手軽ソフトです。
制作者 SoftPerfect Research
対応 XP/Vista/7/8
バージョン 1.2
更新日時 2018-12-19
ファイルサイズ 579 KB
ウインドウを復元
■ GoneIn60s
誤って閉じてしまったウインドウを、元通りに復元できるようにするソフト。
タイトルバー上の「×」ボタンや “「Alt」+「F4」キー ” 等を押して閉じてしまったウインドウを、「終了から 60 秒以内であれば」という条件付きで、元通りに復元できるようにしてくれます。
復旧可能までの秒数を変更する機能や、復元対象外とするアプリケーションを指定する機能 等が付いています。
制作者 Skrommel
対応 98/Me/2000/XP/Vista
バージョン 1.4
更新日時 2008-10-23
ファイルサイズ 281 KB

k本的に無料ソフト・フリーソフト
https://www.gigafree.net/utility/recovery/










EaseUS
  > How to Use > 記憶媒体復旧 > SDカードから削除したデータの復元方法
SDカードから削除したデータの復元方法
2020年05月07日に更新
筆者: Bak
記憶媒体復旧
概要:うっかりしてSDカードのデータを誤って削除した、または、フォーマットの誤操作をしてしまった場合は、SDカードから削除したデータを復元することが可能ですか?本文では、SDカードで削除したデータを確実に復元できる方法を紹介します。SDカード復元の原理を知った上、この方法に従ってSDカードを簡単に復元しましょう。
 無料体験Windows向け  無料体験Mac向け
復旧率97.3% 3ステップで復元可能
■SDカードの復元が必要となる場合
実経験の中で、様々な原因でデータがなくなった可能性があります。
SDカードのデータを誤って削除した
SDカードの損壊によってデータが消えた
フォーマットの誤操作することでSDカードのデータが全部なくなった
ウィルスへの感染したので、SDカードのデータもなくなった
SDカードのファイルシステムが急にrawになってデータの読み込みができなくなった
......
上記のようなトラブルが起きて、SDカードに保存されているデータが勝手に消えてしまった可能性があります。このような時に、SDカードの復元が必ず必要となりますね。それで次は、SDカードのデータを復元する方法を皆さんに紹介します。
■SDカードの削除したデータが復元可能に
SDカードからデータを削除すると、データはSDカードからなくなったそうに見えますが、削除したデータはすぐにSDカードから消されません。ファイルのパス、ファイル名などの情報が削除されて、ファイルシステムがそのデータを表示しなくなっただけです。その後、新しいデータがその領域に書き込まれると、それらのデータが上書きされて、永遠に消失するようになります。そのため、削除したデータを復元する最も大切なことは、すぐにSDカードの使用を止めることです。データを誤って削除した後、SDカードを使用しなかった場合、データが100%復元できるとも言えます。
もし既にSDカードを使ってしまった場合、強力のデータ復旧ソフトを利用して、削除したデータなどSDカードの復元も可能です。下記のダウンロードボタンからソフトをダウンロードして、すぐに復元しましょう!
 無料体験Windows向け  無料体験Mac向け
復旧率97.3% 3ステップで復元可能
■強力のデータ復旧ソフトでSDカードで削除したデータを復元
SDカードから削除したデータを復元するため、そのSDカードをパソコンに挿入する必要があります。それでは、SDカードをパソコンに差し込んでから下記のステップに従ってください。
ステップ1.「EaseUS Data Recovery Wizard」のインタフェースで目標のsdカードを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ2.ソフトは削除されたファイルを検出したあと、sdカードを全体的にスキャンします。スキャンの進行中に、フィルターでデータを選別し、プレビューすることができます
ステップ3.スキャン結果の中から復元したいファイルをチェックして「リカバリー」をクリックします。
まずソフトをダウンロードして、削除したデータをスキャンしてみてください。プレビューできるファイルは全部損失なしで復元できます。また、このソフトを使うことで、SDカードの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBメモリの復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。
■SDカード復元の注意事項
SDカードの復元を順調にやり遂げるため、データの復元方法を紹介する前に、いくつかの注意点を紹介します。
まず、削除、フォーマットなどでデータが完全にSDカードから完全に消去しないので、データがなくなったことに気づいたら、二次フォーマットなどはしないでください。
そして、Windowsで削除したファイルが不要ファイルとマークされ、ドライブの空きセクターに移動して表示されなくても、何らか見えない形でドライブに存在することに間違いありません。そのセクターに新しいデータを書き込まないと、そのファイルが破壊されなく、そのままドライブに保存しています。でも、一旦そのドライブに新しいデータを保存すると、そのセクターにも新しいデータが書き込まれるかもしれませんので、ファイルが破壊されたり、完全に新しいデータに上書きされたりする可能性が高いです。それゆえ、SDカードのデータがなくなったことに気づいたら、SDカードに新しくデータを保存しないでください。
なお、もしSDカードのファイルシステムがrawになるなど、論理障害が発生すると、SDカードに入ろうとすると、「フォーマットする必要があります。」「フォーマットされていません。」などのエラーメッセージが表示され、このような時に、絶対「フォーマット」ボタンを押さないようにしてください。もし、フォーマットすると、データが完全に復元不可というわけでもありませんが、復元の可能性が少し低くなってしまいます。それゆえ、二次フォーマットなどはしなくて、その「フォーマット」ボタンを絶対に押さないようにしてください。

EaseUS
https://jp.easeus.com/ad/hard-drive-recovery-yahoo.html?yclid=YSS.1000196728.EAIaIQobChMI6_rQg9ij6QIVU6mWCh2oCQ8YEAAYBCAAEgIFfPD_BwE








人気なSDカードデータ復元のフリーソフト5選
kiki
Apr 30,2020 ? カテゴリ: SDカード復元
SDカード復元のフリーソフトは?人気なSDカードデータ復元ソフト5つをご紹介
最近では特にデジタルカメラを始め、タブレットや携帯端末などでSDカードを利用する機会が増え多様に感じます、SDカードなどの外部ストレージが増えるに伴い、外部ストレージなどのデータを復活させるソフトウェアも増えているように感じられます。近頃は非常に多く、機能的にも優れている復元ソフトが色々と出ていて、非常に興味深いです。有料のSDカードデータ復元ソフトウェアから無料のソフトウェアまで、若干使用感に難があるものから非常に使いやすい物まで様々あります。
今回は人気なSDカード復元のフリーソフトをいくつか紹介します。
■SDカード復元ソフト-「Recoverit」
有料版のソフトウェアでは「Recoverit」などがとても使いやすいSDカード復元ソフトだと感じます。非常に高い復元性能はもちろんのこと、3ステップの操作だけで、SDカードから消えたデータを復元でき、初心者でも簡単に扱える点はとても便利です。写真・ビデオ・電子メールなど550種類以上のファイル形式に対応していますので、もしもの際にこのSDカードデータ復元ソフトを持っていると安心できます。
更に、復元前にプレビュー表示してくれて欲しいデータだけを復元するということも可能となっていますので、とても便利で玄人から素人まで幅広くおすすめのSDカード復元ソフトです。また、最近SDカード復元ソフトは完全のフリーバージョン「Recoverit Free版」を提供します。SDカードから100MBのデータを無料で復元できますので、まずはお使いのパソコンにインストールしてお試しください。
無料ダウンロード  無料ダウンロード
■SDカード復元ソフト-「PhotoRec」
フリー版のSDカード復元ソフトウェアでオススメなのが「PhotoRec」です。復元力はとても強力で、フリー版の中でも私自身は特に使えるソフトウェアだと感じます。使用感はDOS用ソフトでコマンドプロンプトを使う点が少し厄介に感じられるかもしれませんが慣れてしまえば問題ありません。SDカードから削除してしまったデータやゴミ箱から完全に削除してしまったデータを復元できます。
■SDカード復元ソフト-「Recuva」
その他に無料のSDカード復元ソフトで言えば、「Recuva」等が挙げられます。
写真データなどの入ったSDカードやフラッシュメモリーなどの復元が可能で、プロダクトとしても信頼性の高いもののようです。
SDカードのファイル復元の成功確率も高いですし、日本語にも対応していますから、使い勝手もいいでしょうね。
■SDカード復元ソフト-「PhotoRescue」
「PhotoRescue」はもともと写真を復元するためのソフトですが、SDカード復元に対応しています。海外などでとても評価の高いSDカードデータ復元復元ソフトウェアで、まず圧倒的なコストパフォーマンスの良さ、値段の安さが魅力です。
また、このSDカード復元ソフトは返金保証などにも対応しているようです。
■SDカード復元ソフト-「ファイナルデータ10プラス」
「ファイナルデータ10プラス」はSDカードデータ復元ソフトとしてなかなか高い評価を得ているソフトウェアで、USBブート作成機能などがついているのが特徴です。 SDカードから削除されてしまったメールフォームからの復元も可能ということで、まさに欲しかったという方は多いかもしれないです。 更に、サムネイルから復元するファイルを選択するということも可能な点は非常に便利だと言えます。
SDカード復元ソフトといえば、やはり「PhotoRec」、「Recuva」、 「Recoverit」、「PhotoRescue」、「ファイナルデータ10プラス」など非常に多種多様な機能を備えたSDカードデータ復元ソフトがありますので、もしもの際にはぜひ頼ってみるのをおすすめします。上記SDカード復元ソフトはフリーで体験できます。まずは無料体験版をダウンロードして、お試しましょう。

Recoverit
https://recoverit.wondershare.jp/sd/top-sd-card-recovery-soft.html







[機器][テレワ] 巣ごもり究極形態〜雑誌GetNAVIが提案する人類の末期的進化形





2020年5月7日木曜日

[設定][Windows][Linux] パスワードロック状態のWinPCをUbuntuで強制リセットし再生する

[設定][Windows][Linux]  パスワードロック状態のWinPCをUbuntuで強制リセットし再生する
2020年03月14日 22時00分レビュー
Windowsのパスワードを「chntpw」で強制リセットしてログインできなくなったPCを使えるようにする方法
コンピューターにパスワードを設定することは、セキュリティの観点から非常に大切なことですが、そのパスワードを失念してしまったり、前の持ち主からパスワードを聞きそびれてしまったりした場合、コンピューター内のデータにアクセスできなくなってしまう事態に陥ってしまいます。「chntpw」はWindowsのパスワードを強制リセットし、そうした事態を回避することができるコマンドです。
chntpw | Remove, bypass, unlock and reset forgotten Windows password
http://www.chntpw.com/
Windowsのパスワードを忘れてしまい、誤ったパスワードを入力すると、画像のように「パスワードが正しくありません。入力し直してください。」と表示され、ログインができなくなってしまいます。
「chntpw」はLinux上で動作するコマンド。今回はUbuntu 18.04を用いてchntpwを使ってみます。まずは下記サイトにアクセスしてOSをダウンロード。
Ubuntuを入手する | Ubuntu | Ubuntu
https://jp.ubuntu.com/download
赤枠の「ダウンロード」をクリックすると、ファイルをダウンロードできます。
続いて、OS起動用のUSBメモリーを作成するための「Rufus」を下記からダウンロード。
Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます
https://rufus.ie/ja_JP.html
「ダウンロード」下の赤枠部分をクリックして実行ファイルをダウンロードします。
ダウンロードした実行ファイルを起動すると、Rufusが起動します。
USBメモリーをPCに挿入。使用するUSBメモリーの容量は4GBあれば十分です。
挿入したUSBメモリーがRufusに認識されたことを確認したら、「選択」をクリックして……
先ほどダウンロードした拡張子が「iso」のファイルを選択し「開く」へ進みます。
選択したファイル名が表示されていることを確認したら、「スタート」をクリック。
モードの確認画面が表示されますが、そのままの設定で「OK」をクリックします。
USBメモリーの内容が消去される旨の注意画面が表示されるので、「OK」で先へ進むと……
USBメモリーへISOファイルの内容がインストールされ始めます。
進捗を表す緑色のバーに「準備完了」と表示されたら、USBメモリーを取り外します。
作成したUSBメモリーをパスワードをリセットしたいPCに挿入します。
PCを再起動し、BIOS画面を表示。BIOS画面の表示方法はPCによって異なります。「終了」タブで先ほど挿入したUSBメモリーを選択すると……
USBメモリーにインストールしたUbuntuが起動します。
Ubuntuが起動したら、左のリストから「日本語」を選択して「Ubuntuを試す」をクリック。
デスクトップが表示されたら、左下のボタンをクリックします。
検索窓で「Update」と検索すると表示される赤枠のソフトを起動。
赤枠にチェックを入れて「Close」と進みます。
パッケージ情報のアップデートを促されるので「Reload」をクリック。
情報のアップデートが行われます。
続いて先ほどの検索窓で「Terminal」と検索。ターミナルを起動します。
下記コマンドを入力して、chntpwをインストールします。
sudo apt install chntpw   
ターミナルに入力するとこんな感じ。
「Enter」キーを押すとインストールが始まります。
インストールが完了したらファイラーを起動します。
「Other Location」へと進み、Windowsがインストールされているディスクを選択します。
WindowsのCドライブのディレクトリが表示されるので、「Windows」をクリック。
次は「System32」をクリックします。
「config」フォルダを見つけたら、右クリックして「Open in Terminal」をクリック。
ターミナルが起動したら下記コマンドを入力。
sudo chntpw -u パスワードをリセットしたいユーザー名 SA
ユーザー名が「admin」の場合はこんな感じ。
コマンドを実行すると、モードを選択する画面が表示されます。この時点でエラーが生じた場合は、一度Windowsを起動した上で、再起動するとうまくいく場合があります。今回はパスワードをリセットするため「1」を入力して「Enter」キーを押します。
実行に成功するとすぐにパスワードがリセットされるので、続いて「q」を入力して「Enter」キー。
ファイルへ情報を書き込むかどうか尋ねられるので「y」を入力して「Enter」キーを押します。
Windowsを起動するため、Ubuntuを終了します。右上のメニューをクリックし、電源ボタンをクリック。
「Shutdown」をクリックしていったんPCの電源をオフにします。
PCからUSBメモリーを取り外し、再度PCを起動すると、Windowsが起動します。パスワードが設定されている場合はパスワードの入力が求められますが……
パスワードが未設定の状態にリセットされているので、パスワードを入力することなくWindowsにログインすることができました。

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20200314-chntpw/




2020年5月5日火曜日

[機器][OC] UNIVAC(1955) ~黎明期コンピュータ


[機器][OC] ADIVAC(1953) ~黎明期コンピュータ


[機器][OC] ENIAC(1945)~コンピュータ登場






「世界で最初」と呼ばれたコンピューター
世界で最初のコンピューターはなにか,という問いは簡単なようで難問です。
コンピューター数学者の間でも意見が割れていますし,そこに特許や軍事機密などの法律問題が絡むと,さらにややこしくなります。
しかし,厳密な定義はともかく,一番「最初と一般に信じられている」ものは,ENIACと言う事になるでしょう。
今回は,世界で最初と呼ばれたコンピューター,ENIACの話です。
ENIAC開発の背景
ENIACは,一般には,弾道計算のために開発されたということになっています。
実際,開発の資金を提供した陸軍は,弾道計算のために資金提供したのでした。
しかし,ENIACの構想を考え出したモークリーは,趣味の気象予測のために強力な計算機を必要としていたようです。
当時,「気象は十分な計算パラメータがあれば完全に予測できる」とする仮説が話題となっており,多くの人が実際の予測に取り組んでいました。
 物理学者であったモークリーもその一人で,アメリカの降水と太陽の回転の関係について,仮説を立てていました。しかし,この仮説が本当かどうか調べるための計算は,あまりにも膨大で当時の計算機では間に合わなかったのです。
モークリーはさまざまな計算機を調べ,自分でも試作し,やがて真空管を使うと高速な計算機を作れると言うアイディアにたどりつきます。
真空管計算機を作るために電子工学を学ぶ中で,モークリーは若き天才電子工学者,エッカートと出会います。陸軍が開催した電子工学の特別講座で,エッカートは最年少の研究助手,モークリーは最年長の受講者でした。
ふたりは意気投合し,電子計算機の設計にかかります。
モークリーは真空管については素人でした。そして,エッカートは怖いもの知らずの若者でした。
そんな二人だから,こんなたいそれたことを考えついたのです。当時,身近なもので真空管を使った一番複雑な機器はテレビで,30本の真空管を使っていました。しかし真空管は電球や蛍光灯と同じように寿命のあるもので,30本も使うとよく故障するのです。真空管を何百本も使う,複雑な計算機など,理論上は可能でも現実的ではありませんでした。
そのころ,陸軍将校ゴールドスタインは,射表作成のために高速な計算機を探していました。
大砲をうつために必要な「射表」は,ある気温,ある湿度,ある風向きと風速の時に,狙った距離に落とすには,角度と火薬をどれだけの量にすれば良いか,という計算結果をたくさん並べた表です。
ENIAC以前は,数表の作成に微分解析機というアナログ計算機が使われていました。これは円盤とモーターの組みあわせによって積分計算を行う物ですが,速度が非常に遅いと言う欠点が有りました。
歯車ではなく,自由に移動できる円盤を利用して計算を行うため,速度を上げると円盤がすべってしまい,計算結果が狂ってしまうのです。
この微分解析機の作成者であるバーニバー・ブッシュは,コンピューター開発の初期から現在にいたるまで,大きな影響を与えつづけています。
もっとも,彼自身はデジタル計算機を嫌っていた節があります。
このため,射表を作るのには,急いでもおよそ1ヶ月の期間が必要でした。
しかし,戦局が変わり,大砲が使用される土地が変わると,湿度や風速などに必要な条件が変わります。新兵器が開発されたときも,新たな条件で表を作る必要があります。1ヶ月もかかっていては間に合いません。
陸軍が射表作成を委託していた大学に,たまたまモークリーとエッカートがいました。そして,ゴールドスタインの耳にも,二人が作ろうとしているコンピューターの話が入ります。
ENIACの開発は,そうしてはじまりました。
■ENIACの構造
ENIAC(Electronic numerical Integrator and Computer)には17,468本もの真空管素子,1500個のリレー,17万の抵抗,1万のコンデンサ,6千のスイッチ,4千のネオン管,数百のダイヤルが使われています。
総重量は30トンで,高さ2.5メートル,奥行き0.9メートル,幅24メートルで,消費電力は140Kw,放出する熱を冷やすために24馬力の換気システムを必要とするという,非常に大規模な装置でした。
真空管素子と言うものを見た事が無い,と言う方もすでに多いとは思いますが,この素子使うと,電流を増幅したり,スイッチのように流したり流さなかったりの制御が出来るようになります。
増幅したりする機能を持たなくても,真空中で放電を行うものは真空管の一種です。
 とくに,この放電で光を得る物を「陰極線管(Cursord Ray Tube)」と呼びます。パソコンのCRTモニタなどは,まさしくこれです。
コンピューターの基本はスイッチングですので,ENIACでは真空管のスイッチ特性を利用しているわけです。
しかし,現在のコンピューターではスイッチの On Off を利用した2進法で計算を行うのに対し,ENIACでは10進法で計算が行われていました。
これには訳があります。モークリーは2進法で計算ができることを知っていたのですが,それでは先進的過ぎて周囲を説得できず,資金が集められないと考えたのです。
そのため,従来の歯車型計算機を「ただ電子に置き換えただけ」に見えるように10進法を採用したのです。
また,2進法への理解不足もあり,「2進法では必要な桁が増えすぎ,装置が膨大になる」とも考えていたようです。実際にはこれは誤りで,2進法を採用したほうが簡単なのですが…
これについては,ENIACの開発中に誤りに気づいたようですが,2進法の採用は次のマシンで,ということになります。
■基本回路
その仕組みはこうです。
ENIACの計算・記憶の単位は,真空管を組みあわせて作った「リングカウンタ」と呼ばれる回路です。
リングカウンタは10個のフリップフロップ(状態保持回路)を使って作られており,1つのフリップフロップは2個の真空管で作られます。つまり,リングカウンタ1つには,20個の真空管が使用されます。
リングカウンタは外部からのパルスで状態を順番に変化させるように出来ており,その状態は10通りあります。この状態を,それぞれ数字の0?9に対応させて考えます。
リングカウンタが9から0に変化する時,パルスを出力します。このパルスを上の桁のリングカウンタに入力してやれば,桁上がりが処理されます。
リングカウンタの模式図
リングカウンタ自身は,0?9の10の状態をもち,外部からのパルス(太い赤矢印)によってその状態を順番に変えていく。(黒矢印で書かれたように,0?9をくりかえす)
9から0に変わる時,カウンタ自身もパルスを発する。このパルスは,1桁上のカウンタへ送られ,桁上がりを処理することとなる。
これは,リングカウンタを歯車,パルスを歯車の個々の歯と見ると,まさしく歯車計算機であることがわかります。
この計算単位が出来上がれば,あとはこれを沢山並べ,読みだしが行えるようにしてやれば良いだけです。
足し算を行うには,パルスとして読み出された各桁を,別のカウンタに入力してやるだけです。
リングカウンタには,真空管の故障を検出する仕組みも内蔵されていました。
上の図を見れば判るとおり,リングカウンタは10個の「フリップフロップ」のうち,どれかひとつだけが ON になるように設計されています。
逆にいえば,複数がONになったり,ひとつもONがなかったりすると真空管の故障が考えられます。そのようなときには,エラー信号を出すようになっているのです。
また,リングカウンタはユニットとして作られ,故障時には故障を検査するのでなく,リングカウンタユニットを丸ごと交換するようにしました。
こうすることで,故障しやすい真空管を大量に使っても,ENIACは十分信頼できる装置となったのです。
■システム構造
ENIACは,このような方式ですから,俗に言う「プログラム」と言う物には広く対応出来ません。とはいえ,配線の組替えや,パンチカードによるパルス制御,さらにはプログラム内蔵によってかなり汎用性の高い計算機になっています。
ENIAC は,単一の回路ではなく,別々に設置されたいくつかのユニットが協調して動作する仕組みになっていました。これらの個々のユニットは並列動作が可能であり,ユニット間はパルスによって情報のやり取りが行われていました。
始動ユニットは,人間とのインターフェイス部分です。プログラムをそろえ,開始ボタンを押せばプログラムが実行されますし,結果はプリンタから出力されます。
マスタープログラマはプログラムの実行を制御します。プログラムと言うのは現在で言うプログラムとはニュアンスがことなり,「どの順序でアキュムレータを呼び出すか」だと思って良いでしょう。
実際には「どの」アキュムレータを呼び出すかは,マスタープログラマとアキュムレータを結ぶ配線によっても決定されますので,マスタープログラマの仕事は「いつ」呼び出すかのタイミング制御と,くり返し制御でした。
ENIAC は後に改造され,これから述べる定数転送ユニット内の数値を命令と解釈して,配線を論理的に切り替えるような機構を備えることになる。
「ENIAC はプログラム内蔵方式ではない」という言葉は,実際には誤っていることになる。
アキュムレータは,計算を行うユニットです。基本的には値を累積していくもので,計算に使う数字は他のアキュムレータからもらうことも出来ますし,マスタープログラマを通してパンチカードからもらうことも出来ます。
1つのアキュムレータは10進数10桁を符号付で記憶することが出来,アキュムレータを二つ使うことで20桁の数字を扱うことも可能になっていました。
ENIAC のシステムとしては全部で20台のアキュムレータが用意されていました。
定数転送ユニットは,計算に使う様々な定数を記憶してあるメモリ装置です。
ユニット内では抵抗マトリックス回路によって,任意の関数表3つを記憶しておくことが出来ました。
全体としては,定数記憶ユニットは10進数12桁300語の容量を持ちます。
アキュムレータ,および定数転送ユニットは,マスタープログラマからのパルス以外に,ディジットトランクと呼ばれる線でも結ばれていました。
この線は,現在で言うデータバスのようなものです。
アキュムレータや定数転送ユニットは,マスタープログラマからの指示に応じて,自分の持っている値をディジットトランクを通じて別のアキュムレータに送ることが出来ました。この際,ディジットトランクの配線次第で,データをシフト(10の累乗倍に当たる)することも可能でした。
アキュムレータ自体は独立した累積計算機であり,他のアキュムレータと独立して動作することが出来ますので,プログラムによっては並列計算を行うことも可能でした。
基本的には,これらの組み合わせによってENIAC は計算を行います。全体の同期信号であるパルスは1秒間に5千回送られていたそうです。…簡単には比べられませんが,クロック周波数5kHz ということになります。
このような仕組みで弾道計算を行った時,弾道1つについての計算を完了するのにかかる時間は,バーニバー・ブッシュのアナログ計算機の10?20分に対し,ENIAC ではわずか20秒しか掛からなかったと言います。
ひとつの表を作るのにはおよそ3,000本の弾道計算が必要でした。そう考えると,ブッシュのアナログ計算機では1枚の表を作るのに1ヶ月を要していたものが,ENIACでは半日でできることになります。
■ENIACとフォン・ノイマン
ENIAC の開発は,当初陸軍のプロジェクトとして陸軍弾道研究所で始まりました。しかし,ENIAC 作成の提案と実際の作成はペンシルバニア大学ムーア校で行われています。
ENIAC開発スタッフ
作成したのは,ムーア校に着任したばかりのモークリー,大学院研究生のエッカート,弾道研究所軍将校のゴールドスタインを中心としたメンバーです。
左は開発スタッフの写真。左端がエッカート,2人おいてゴールドスタイン,つづいてモークリー。
プロジェクトは1943年6月に開始されましたが,完成したのは戦争終結後の1946年2月でした。
完成後公開された ENIAC。139平方メートルの部屋に,コの字型に設置されていた。
この部屋は空調が行き届き,真空管が安定して動作できるように管理されていた。もちろん,虫などが入り込むことは出来ない。
手前の男は配線を切り替えるパッチパネルを使い,プログラムを行っている。
完成して最初のテストは,弾道計算ではありませんでした。加減乗除,正弦余弦関数の表を作る簡単なプログラムと一緒にテストされたのは,水爆の爆縮時の衝撃波の計算でした。
当時の新聞によれば,人間の計算手にやらせれば100年はかかると見積もられるこの問題を,ENIACは2時間で解いたそうです。
この応用問題は,ENIAC 開発開始から1年程たったころ,開発中心者のひとりであったゴールドスタインが,水爆開発を行っていたロス・アラモス研究所の顧問と出会ったことから行われたものでした。
研究所顧問とは,当時衝撃波の専門家としてしられた数学者,フォン・ノイマンでした。
ノイマンはゴールドスタインから電子計算機の話を聞き,強い興味を持ってENIAC開発現場を何度か訪れていたのです。
ノイマンは,この後別のコンピューターの開発に携わり,コンピューターの父と呼ばれるようになります。
■ENIAC にまつわる伝説
ENIAC にまつわる数多くの逸話の中に「ENIAC は故障率が非常に高く,連続して運用出来るのはせいぜい15分だった」というものがあります。真空管の寿命と,ENIAC に使われた真空管の本数から確率計算を行うとこうなるのだそうです。
しかし,実際にはペンシルバニア大学においてある間には90%以上の時間動作していたという記録が残っています。先に書いたように,万が一故障したときにすぐにユニットを交換し,稼動を続けられる工夫も万全でした。
さらに,実はENIACの真空管は,メーカーが規定する電圧よりもずっと低い…たった1割の電圧で駆動されていました。これは,製作前の事前実験で,性能には問題を出さずに,寿命をずっと伸ばす方法として考えられた方法でした。
ENIACは最初から「故障しにくいように」するための設計が随所に盛り込まれており,安定した性能を示していたのです。
一説によれば,陸軍ではENIACを「使うときだけ電源をいれていた」とも言われています。真空管は電源を入れてから安定するまでに時間がかかり,電源のON OFFを繰り返すと速く劣化しますから,あるいはこれが「故障しやすい」という説の元かもしれません。
「真空管は光を発するため,蛾が集まって来てショートする事がある。これがバグという言葉の由来」という逸話もありますが,これも嘘です。
ENIAC は空調の行き届いた密室に設置されており,蛾が入り混む余地はありませんでした。
蛾によって計算ミスを引きおこしたのは,リレー式コンピューターのハーバードMark-II です。
1955年10月2日,ENIAC の電源は落とされました。ENIAC の役目は終わったのです。
その後 ENIAC は解体されます。その一部はスミソニアン博物館,スミソニアン・アメリカ歴史博物館,そして ENIAC の生まれ故郷であるペンシルバニア大学などに収蔵されました。
しかし,これは計算機の終わりではありませんでした。この頃までには ENIAC に触発されて各国で計算機の研究が始まり,成果を見せ始めていたのです。
これが,計算機時代の幕明けでした。
参考文献
誰がどうやってコンピューターを作ったのか?
トロンへの道程
ENIAC 世界最初のコンピューター開発秘話
追記 2006.02.15
ENIAC のニュース動画が公開されていました。
参考にリンクしておきます。
追記 2020.06.22
ENIAC の速度について,ファミコンとの比較を日記に書きました。
当記事を書いた際にはまだ僕自身 ENIAC の動作を理解できていなかったので,プログラム方法などの補佐的な情報も書いています。
                 
魔法使いの森
https://www.wizforest.com/
https://www.wizforest.com/OldGood/
































ENIAC
大砲の照準を正確に合わせるためには綿密で素早い弾道計算が求められる。それにはどうしても高速で計算できる機械が必要だった。そこで米国陸軍の弾道研究所はコンピュータ開発を画策中だったペンシルベニア大学に,弾道計算用の計算機の開発を依頼した。
さっそく電気工学部助教授のジョン・モークリーと大学院学生のプレスパー・エッカートの2人を中心とした開発チームが作られ,コンピュータ開発がスタートしたのだ。一方,原爆開発にも,原子物理学の複雑で膨大な計算が必要だった。当時の計算は訓練を受けた多数の女性が機械式の卓上計算機を用いて処理していた。しかし故障しがちな計算機と慢性的な人手不足はスタッフの悩みの種だった。
そのうち「マンハッタン計画」のスタッフの一人でユダヤ人の亡命数学者,ジョン・フォン・ノイマンがペンシルベニア大学で進められていたコンピュータ開発を聞きつけてきた。彼は開発が急がれていたマンハッタン計画にそのコンピュータを利用しようと考えたのである。
ノイマンはエニアックの開発にも顧問の資格で参加し,一日も早いコンピュータの完成を望んだ。しかしノイマンらマンハッタン計画の関係者の願いにも関わらず,世界最初のコンピュータは間に合わなかった。エニアックの完成は戦後までずれこみ,原爆開発に使用されることはなかったのである。
1946年2月(昭和21年),エニアックがペンシルベニア大学で完成したとき,それは世界でもっとも巨大な計算する機械だった。40台にも及ぶ装置類は170平方メートル(約52坪)もある部屋の中に所狭しと並べられた。使用された真空管は18000本,接続箇所は50万個以上,スイッチの数は200以上にものぼった。ただしエニアックは現在のコンピュータのようなプログラム内蔵型ではなかった。弾道計算以外の目的に使用する場合,その都度200以上のスイッチと数百を越える配線を変えて新たに計算の手順(プログラム)を指示しなければならなかった。装置と装置の間を飛び回って配線を変え,スイッチを切り換えるには途方もない労力と時間がかかった。それでもエニアックが持つ計算の速さは何事にも代えがたい魅力であった。
コンピュータと原子爆弾は互いに軍事目的のために開発されたものの,その後の歩みは正反対なものとなった。
ー覇者の誤算,講談社文庫,立石泰則

yhjjuj pc