1981年5月19日火曜日

[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,オクトパス(1981)~ワイドスクリーンシリーズ










[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,オクトパス(1981)~ワイドスクリーンシリーズ
オクトパスの本体
オクトパス(OCTPUS)
任天堂/ゲーム&ウォッチ・ワイドスクリーン・シリーズ/1981年頃
(C)1981 Nintendo
ゲーム性 ★★★★★
能動的なゲーム、適度な難易度、スムーズなゲーム展開で遊びやすい!
操作性 ★★★★★
問題なし
キャラクタ(画面) ★★★★
潜水夫の動きが見事に表現されている!!
サウンド ★★★★
個人的には「パラシュート」「ポパイ」「オクトパス」が一番G&Wらしい音だと思う
ハード ★★★★★
デザインは良いがシルバー&ゴールドと比べると劣る
総合 ☆☆☆☆☆
誰でも知っているG&Wの名作。これを知らないでコレクターは語れない!

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■ゲーム解説:スリルと欲望の狭間で・・・
大ダコの足を潜り抜けて財宝をGETせよ!
あまり財宝に気を取られると命取りだぞ!  電子ゲームブームを巻き起こした任天堂の「ゲーム&ウォッチ(以下G&W)」は
1980年~85年(海外では91年まで)に数多くのゲームが発売されました。
その中でもシルバー・ゴールド・ワイドスクリーンとマルチスクリーンまでが
G&Wの全盛期と言えると思いますが、その中でも、今回紹介する「オクトパス」は
とても人気のあった機種でした。(少なくとも私の周りでは友人の多くが所有していました)
(ちなみに当時の私は「オクトパス」を買いに行き、「ポパイ」を選びました ^^;;)。
おそらく現在電子ゲームから離れている方でも画面を見ればゲーム内容を思い出す事と思います。
ゲーム画面の半分以上を占めるキャラクタ「オクトパス」には電子ゲーム好きでなくとも
脳裏に焼き付いているハズです。
 さて、ゲーム内容ですが、海中に沈む宝箱を発見した潜水夫一同・・、
しかし、喜ぶのも束の間・・、なんとオクトパス(大ダコ)が宝箱を守っているでは
ありませんか!
潜水夫はオクトパスの足を潜り抜けて宝箱を取りに行かなくてはなりません・・。
(・・って一目瞭然ですよね? ^^;)
ゲームが始まると、徐々にオクトパスの足が伸び縮みしていきます。
ここで怖がらずにタイミングを計って[RIGHT]キーを押して浸水しましょう。
ちなみに一定時間ボートの上に居ても強制的に浸水させられてしまいますので
注意しましょう。
☆ゲームの前に・・・オクトパスキャラクタ紹介☆
オクトパス(大ダコ) 潜水夫 アラーム
子ダコ
おとぼけ顔がステキ・・・(汗) 欲望の塊・・いや、彼等は「正義」だ、絶対!(汗) アラームキャラが子ダコなんてイカしてますね!
何故、ここまで宝を守っているか
全く不明・・・。 財宝を取っても
取っても帰らない
欲張り屋さん(^^;) アラーム係
密着取材24時!(笑) 潜水夫の行動をキャッチ!
(見事な潜水夫の表現に注目!)
潜水夫の見事な表現を連続写真で紹介! 大ダコの足を上手く潜り抜けて宝箱の前でさらに[RIGHT]キーを押すと財宝を
取る事が出来ます。ただ潜水夫が財宝を袋に入れるまで3パターンと時間が掛かります
ので深負いは命取りです。財宝を取る度に得点が1点加算されます。
財宝は幾らでも取る事が出来ます。それによって袋が重たくなったりしませんので
可能な限り財宝を取るのも、高得点への道とも言えるでしょう。
潜水夫が袋を持った状態でボートに戻ると、潜水夫が自慢げ(^^;;)に
袋を挙げ下げして3点が加算されます。
(袋を持っていないと、ボートに戻れません。仲間が拒んでいるんでしょうか? ^^;)
実は袋を挙げ下げしている間も潜水夫を動かす事が可能なんです。
テキパキとお仕事するのも高得点への道かもしれません。
潜水夫がオクトパスの足に捕まるとミスです。
(捕まった潜水夫のその後の消息は不明です。^^;;)
ミスになると、潜水夫が足をジタバタさせて必死(には見えないが ^^;)にもがいて、
次の潜水夫が登場します。
ミスを潜水夫の残り数で表現しているのは、このゲームにおいて特質すべき所だと
思います(ミスマーク制では無い)。
ゴールドシリーズからのミス帳消しシステムは相変わらずで得点が200点,500点に
達した時にミスしていると、ファンファーレがなってミスが帳消しになります。
この要素のおかげでゲームが遊びやすくなっているのも見逃せませんね。
 このゲームのコツとしては、宝箱付近にあるオクトパスの右2本の足にとらわれすぎないようにする事です。
初心者の方だと財宝を取る事に集中してしまい、右の2本の足だけを避けるようにして
財宝を取り続けるようになります(この2個所しか移動しなくなる)。
しかし実際にはこの2本の足は必ずしも交互に動いていないので、捕まってしまい、
ミスの原因になる事が多いのです。
逃げられそうに無いと素早く判断し、後退するかボートに復帰するのが良いでしょう。
このゲームはゲームバランスが非常に良いので、頑張れば必ず最高得点に達する事が
出来るでしょう。この遊びやすさが「ヒット」の要因の一つである事は言うまでもありません。
他のゲームと違い「受け止め系」で無く、「活動的」なのも(自由度がある)、独創的な感じがする理由でしょう。
皆さんも是非、このゲームをプレイして下さい。G&Wの基本を味わう事が出来ると思います。
ギャ~!もう少しだったのにィ~!
(欲張るとこうなるので注意しよう!)
後少しだったのに~~!!
☆オクトパス名場面集☆
財宝を取って取って取りまくれ~!!(さっきと言っている事が違うじゃん^^;;) 「ワ~イ、財宝だ!!」・・必死に財宝を袋に入れる潜水夫。
潜水夫が袋を挙げ下げしている時も実は操作可能だ! 自慢げに袋を上げ下げする潜水夫。しかし、またすぐ潜る・・。これで満足していなかったのだ。
オクトパスに捕まった後の彼等を見た者は誰もいない・・。 「ギャ~!誰か助けて~!」・・・しかし、誰も助けに来てくれる者はいなかった・・・・。
■本体解説:ゲーム&ウォッチを人気商品として定着させたシリーズ!
 ゲーム&ウォッチ・ワイドスクリーンについては、「シェフ」「パラシュート」をご覧ください。
この機種ではアラームキャラが可愛い「アラーム子ダコ」になっており、親子共々、印象深い存在になっています。
また「パラシュート」「オクトパス」「ポパイ」、そして前シリーズの「ヘルメット」は全く同じ音色のサウンドが特徴的です。
私はこれらの機種のサウンドが一番G&Wらしいと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
■備考:オクトパス小技集
ゲーム前なので、さすがに宝は取る事は
出来ません・・。
ゲーム開始前のフライング・・・でも世の中そんなに甘いもんじゃない・・宝は取れません。 1・ゲーム前のフライング作戦(^^;;)
ゲームキーを押したままだと最高得点が表示されますが、
実はこの時でも移動は可能です。宝箱の手前に行ってからスタートさせればゲーム開始時に得点出来ます。
(他でもゲームキーを押したままキャラクタを動かせるゲームが多々あります。)
2・ジタバタもがき大作戦(^^;;)
 ゲームオーバーになった時に軽く[TIME]キーを押すと、時刻表示にならずにジダバタするパターンだけ
変わるので、繰り返すといつもより早く足をジタバタしているように見えます。ジョークワザです。(^^;;
■今でもプレイ出来る!「ゲームボーイ・ギャラリー1」
 「このゲームをプレイしたいけど、手に入らないよ!」・・そんな方にオススメなのが「ゲームボーイ・ギャラリー1(任天堂)」です。
ハードの違いから実機にこそ適いませんが、スーパーゲームボーイを使えばパネルも表示されて、実機の雰囲気が味わえるようになっています。 

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オクトパス
OCTOPUS
ゲーム&ウォッチ/任天堂
Written by T鈴木
ゲーム&ウォッチと言えばこれ!
ゲーム&ウォッチの代表格であり、誰でも知っている作品と言えば、この「オクトパス」でしょう。電子ゲームに興味を持ってなくてもこれだけは知っている・・・。そんな人もいるほど有名な作品です。
「パラシュート」「ファイア」と並んで、任天堂ゲーム&ウォッチ中期の名作であり、同商品を一気にメジャーな商品に押し上げた功労者であると言えるでしょう。
1981年??ぢ7月16日発売。
宝を素早く奪え!
■ゲーム説明
潜水夫を操作して、大タコの足に捕まらずに海の中にある財宝を持って帰ってくるゲームです。
財宝はいくつでも持てますが(1個取るたびに10点)、船上に何個引き上げても一律30点です。
(つまり、別に船上に出なくても、延々と得点を稼ぐことも可能なのです)
慣れないうちはタコの触手の伸び具合の感覚がつかめず、すぐゲームオーバーになってしまいます。
慣れれば軽快に進みますよ。(^^)
最高得点は999点となっています。
200点??ぢ500点に達すると、ボーナスとして潜水夫が3人に増えます。
また、大タコの足は得点が上がるにつれて早くなっていきますが、100点ごとに一時ピードが落ちます。こういった小粋なフィーチーが、ゲームをより一層熱くさせます。
■筆者が初めて出合った電子ゲーム
・・・・です(笑)。チビッコの頃通っていたソロバン塾で、友達がこれをやっていました。
そのとき初めて電子ゲームというものと遭遇したわけで、言わば現在の筆者のルーツと言えます(笑)。
そう考えれば思い入れがあるように思えますが、当時から苦手なんだよなぁ・・・・これ。(^^;)
オクトパスのパッケージ
九州の温泉街で再会!
で??ぢ数年後。
九州の某温泉街で電子ゲームの発掘をしていたとき、1日中歩き回って手に入れたのがコレ(笑)。
駄菓子やのような玩具店にあったのですが、店のおばちゃんに値段を聞いてみると「定価だよ」。
・・・・・しばらく「う~ん!」とか悩んでいると、なんとおばちゃん「やっぱり半額でいいよ」(笑)
いやぁ、ねばってみるもんです。
当時はゲームウォッチなど集めている人などあまりいなかった為か、定価で買うなんて考えられなかったんですね。
今だったら定価で即買いですが(笑)。
参考文献:ゲームウォッチ大作戦(花華留多)

週刊電子ゲームレビュー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/shu.octopus.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/syuukan.htm

 



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