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1983年11月25日金曜日

[機器][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,マリオズ ボンアウェイ(Mario's Bomb Away)(1983)~スーパーカラーシリーズ,GW最終進化形








[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,マリオズ ボンアウェイ(Mario's Bomb Away)(1983)~スーパーカラーシリーズ,GW最終進化形
マリオズ ボンアウェイ(Mario's Bomb Away)
GAME&WATCHパノラマスクリーン/任天堂
T鈴木
■液晶最終形態
カラー液晶だ!
1983年、任天堂はこれまでの液晶ゲームの常識を覆す、フルカラー液晶画面を実現。ミラーを使用し、自然光を取り入れ反射させることで、実に1画面に10色以上もの表示を可能にしました。
これが最大筐体型のゲーム&ウォッチ、テーブルトップである。
・・・・が、やはりデカすぎた上に値段が高かったので(何と7800円!)、まったくの不振。
そこでこのテーブルトップを折りたたみ式の、さらにコンパクトな形に改良したのが、このパノラマスクリーンです。
値段も元の6000円に戻りましたが、既に電子ゲームブームは終わっており、結局不振に終わった、不遇のシリーズです(ガクッ)。
■爆弾持って走れ~!
爆弾持って走れ!
マリオの使命は、味方から受け取ったバクダンを、奥地の仲間に手渡し、敵兵士を爆破させることです(おいおい)。
途中、敵兵士が上からタイマツでバクダンに火をつけようとします。
またヘビースモーカーの投げたタバコの火が、オイルに引火して追ってきます。
もうドリフのコントか、自殺しようとしている光景にしか見えません。うまくバクダンを上下に持ち分けて、味方のところまで走り抜けましょう。
バクダンを5つ渡せば、哀れ敵兵士は爆死。
今でこそキノコの国を冒険したり、カートレースをやったりしているマリオですが、昔はこんな工作員みたいなこともやってたんですね~(汗)。
スーパースターの下積み時代を垣間見たような気がします(・・・でもこの姿、似合いすぎ!)。
ところで、海外版を除くこのパノラマスクリーンの他の3作(スヌーピー、ポパイ、ドンキーコングJR.)は、すべてテーブルトッップから移植されたものです。
が、この「ボンアウェイ」だけは、なぜかパノラマシリーズオリジナルです。
そう聞けば、パノラマ専用に開発された、大変ゴージャスなゲームのようですが、ハッキリ言って一番売れなかったような気がします。
だって他の3人に比べれば、当時は1番無名だったんですもん、マリオ。
「マリオズボンアウェイ」のパッケージ&取扱説明書
ところで、このゲームのタイトルを「マリオズ ボムアウェイ」または「ボムズアウェイ」と勘違いされている方が多いようですが、「ボンアウェイ」ですので、お間違えのないように。(^^)

週刊電子ゲームレビュー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/shu.bombaway.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/shu.octopus.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/syuukan.htm





1983年11月2日水曜日

[機器][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,スピットボール・スパーキー(Spitball Sparky)(1984)~スーパーカラーシリーズ,




スピットボール・スパーキー(Spitball Sparky)
ゲーム性 ★★ 当時でさえ、時代遅れ感があった「ブロック崩し」がベースじゃあ・・
操作性 ★★★★★ G&Wならではの問題無しの操作性
キャラクタ ★★ 足と顔だけのスパーキー以外は無機質なブロックだけ
サウンド ★★★ 前シリーズでメロディを実現していただけにかなり劣る感じがする
ハード ★★★ さすがに高級感あるが、銀メッキ&セロファンは戴けない!
総合 ☆☆☆ G&Wと言えども全て価値がある訳ではない。高額取引はパスしよう








スピットボール・スパーキー(Spitball Sparky)
任天堂/ゲーム&ウォッチ・スーパーカラーシリーズ/1984年頃
(C)1984 Nintendo
■ゲーム解説:縦画面のG&W、その真価はいかに?!
ゲーム画面1  「これもゲーム&ウォッチ(G&W)?」と思われた方も多いでしょう。
この機種(シリーズ)は電子ゲームブーム終焉時(1984年)に発売されたもので、この頃はファミコンなどの
TVゲームが注目されていました。電子ゲーム好きの私も当時、この機種を購入するに至りませんでした。
私個人が描いていた「G&W=横画面(の集まり)」が覆されてしまった感があって許せなかったのです。
(「こんなのG&Wじゃない!」と言う感じで ^^;)
そういういきさつがあったので、このゲームにはあまり期待を持っていませんでした。
たぶん、皆さんもG&Wの存在を知ったのは電子ゲームブーム初期の頃だと思いますが、
この機種(シリーズ)の第一印象はどうだったでしょうか?興味深いところです。
さて、ゲーム内容についてですが、簡単に言うと「ブロック崩し」です。
ゲームをスタートすると、スパーキーがボールをくわえているので好きな所に移動させて、
SHOOTボタンでボール吹き上げましょう。スパーキーは必ずボールを真上に吹き上げます。
そして、長方形の少し厚いブロック(得点ブロック)を全て消せばパターンクリアです。
薄っぺらいブロックは「おじゃまボード」で動いてボールの侵入を防いだり、天井の役割をします。
天井・おじゃまボードに当たると、ボールは画面左側の時には右側に、右側の時は左側に跳ね返ります。
そして、再びボールがスパーキーの所に落ちてくるのですが、通常のブロック崩しと違って手元にボールが来た時に、
SHOOTボタンで吹き上げないとミス(ボールが割れる)になってしまいます。
普段なら別に問題無い操作なのですが、パターンクリア出来ずグズグズしているとスピードが上り、
スパーキーを落下点に移動させるだけでも大変な上にSHOOTボタンまで押さなければいけないと言う
緊張度が増す仕様になっています(笑)。実際、焦ってボタン押し忘れてミスしてしまう事がよくあります。
ここら辺はタダのブロック崩しに終わらないと言う要素が盛り込まれていますね。
あと注意が必要なのは、ボールが落下している時に得点ブロックに通過してもブロックが消えないと言う所でしょうか。
つまり、「得点ブロックはボールを吹き上げて消せ」と言う事ですね。
得点は右の通りですが、赤い得点ブロックだけは2回ボールを当てないと消えません。
1回目に当てた時は点滅するだけですが、6コの赤い得点ブロックがある時に各々1回ずつブロックを当てて、
全ての赤い得点ブロックを点滅させるとボーナスとして30点加算されます(私はまだこの現象を見た事が
ありません(涙))。
パターンクリアした時に画面上のボーナスが残っていると、1コにつき5点加算されます。
(ゲーム中にボーナスが無くなってもミスにはなりません。)
ゲームウォッチ特有のミス帳消しシステムは健在で、得点が300点になった時にミスがあると
ミスが帳消しになります(チャンスタイムはありません)。最高得点は999点です。 ゲーム画面2(全パターン表示)
ゲーム画面3   ゲームBでは、赤い得点ブロック以外の得点ブロックは点滅しています。赤以外の得点ブロックは点灯している時で
ないと消す事が出来ません。赤い得点ブロックを全て消すと、他の得点ブロックの点滅が止まります。
あとはゲームAと変わりません。
このゲームを遊んでいて思う事は、「得点ブロックを全て消すのは難しい」と言う事です。
ボールのパターンが少ない上に反射角度が決まっているので、ボールが同じ所を行ったり来たりする場面が
よくあります。この場合はおじゃまボードを利用するか、手元(って言うか口元?)でボールを吹き上げるのではなくて、
紫色のエリアの上の方でボールを吹き上げるようにして弾道を変えます(紫色のエリア内のどの位置でも
吹き上げる事が出来ます)。
それでも全ての得点ブロックを消すのは難しいので根気よく頑張りましょう。どうしてもダメな場合は「名誉あるミス」
も選択肢の1つである事も忘れないようにしましょう(苦笑)。
このゲームには特質すべき点が1つあり、それは「ステージ構成」が存在すると言う事です。
これまでのG&Wは、パターンクリアしてもスピードが上がるだけでゲーム内容に変化ありませんでした。
このゲームの場合、パターン毎にブロックの配置構成が決まっているのです!
全部で何面まであるのか分かりませんが、奥行きのあるゲームになっています。
ただ惜しい事に、(頑張っているのですが)当時でも時代遅れ感のあった「ブロック崩し」が基本であるために
少々インパクトに欠けます。斬新なゲーム(画面)がウリのG&Wにしては相応しくない感じも受けるのが残念です。
やっぱり賑やかで無いのが、その理由の1つかもしれませんが・・・・。
■本体解説:他社とは違いあくまで高級感重視!!
 スーパーカラー・シリーズは全部で2機種あり、このゲームの他に「クラブグラブ(ClabGlab)」があります。
シルバーメタリックで縦画面が印象深いですが、シルバーメタリックはメッキが施されているだけで使用していると剥げて来ます(特に角が)。
シリーズ名となっている「スーパーカラー」も、セロファンを使用しているだけでパッとせず、見た目も前シリーズのパノラマスクリーンの方が
華やかなのが悲しいところです。
それでも本体デザインに関しては他社は玩具っぽくなっていくのに対して、あくまでも高級感を意識しているのが好感を持てます。
やはりG&Wは高級感がなくてはイケナイ!!・・この思いが開発者に伝わったのでしょうか?!(笑)

JUN AMANO'S HOMEPAGE                
http://homepage3.nifty.com/lsigame/

            
       




名称:SpitballSparky
型番:BU-201
発売日:1984年?月?日
定価:????円

虎菊
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/donkey3.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/donkey3.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/donkey_h.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/boxing.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/manhole.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/judge_g.htm
E-mail:jkubota@mo.okidata.co.jp



           
         

1983年7月22日金曜日

[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,ポパイ(POPEYE)(1983)~パノラマスクリーンシリーズ

[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,ポパイ(POPEYE)(1982)~パノラマスクリーンシリーズ
ポパイ(POPEYE)
ゲーム&ウォッチパノラマスクリーン/任天堂
Written by T鈴木
ポパイ・ザ・セーラーマン(ピョッピョー
ポパイのゲーム&ウォッチと言えば、皆さん真っ先に思い浮かべるのが、ビンやパイナップルをキャッチするワイドスクリーン版かと思われますが、こちらはマイナーなパノラマスクリーン版。
パノラマスクリーンの悲劇については増刊号の「マリオズボンアウェイ」や「スヌーピー」の記事を参照してもらうとして、前述のワイドスクリーン版とは内容が全然違うので、これから買おうと思ってる人も「な~んだ、内容同じじゃん!」なんて目に合わず安心!です(「セメントファクトリー」なんてワイド版とテーブルトップ版がまったく同じで、両方買った人はさぞガッカリしたことでしょうしねぇ・・・って、この時代にセメントファクトリーを両機種買う猛者がいたら、かなりアレだが笑)。
とにかく殴れ!殴り合え!
ひたすら殴りあうバイオレンスなゲーム
ブルートをボコボコ殴って端まで追い詰め、海に叩き落したら勝利!
途中落ちてくるほうれん草を取ってパワーアップし、オリーブを救い出せ!(内容的にはファミコンの「アーバンチャンピオン」に近いかな?)
「ポパイ」ハウトゥープレイ
隙を突いて殴れ殴れ!
ポパイを操作してパンチを繰り出し、ブルータスを左へ左へと追い詰めましょう。
ちなみにスコアが
1~30点のときは2回、
31点か~70点のときは3回、
71点~100点のときは4回
殴るとブルータスが1マス後退するぞ。
ブルータスもパンチで反撃してきます。
ポパイが2~4発殴らなければブルータスを後退させられないのに対し、ブルータスがポパイを後退させるに必要なパンチ数はたった1発!
「そんなの卑怯では!」と思われそうですが、ブルータスのパンチはモーションが大きいので、見てからでも避けられるのが大きな強みです。
バックステップでいったん下がり、相手がパンチを振り下ろしてから接近してパンチパンチ!
ブルの反撃!
追い詰められても諦めるな!
最後まで諦めるな!
ブルータスを左端まで追い詰めるとあと一歩!
スコアが
1~30点のときは4回、
31点か~70点のときは5回、
71点~100点のときは6回
殴れば海に叩き落とせるぞ。
しかし6回って・・・・かなり大変なんですが(逝
ここまで来たらもう少し!
ほうれん草をキャッチせよ
ほうれん草はこの位置に落ちてくる
うまくキャッチすると「♪チャ~チャララチャッチャッチャ~」のお馴染みのテーマと共にブルータスをぶっ飛ばし、オリーブを助けて1面クリア!
取り損ねるとまたブルータスを海に落とさねばなりませんので、ぜひ1発で取りたいところです。
しかしワイドスクリーン版はほうれん草も何もなく、ただ落ちてくるものをキャッチするだけの退屈な内容だっただけに、時代の進化を感じますね~。
ゲームBでは橋の下からカジキマグロのような魚がつついてきます。
魚につつかれると1マス後退してしまうので注意!
ゲームBはムズい!
得点システム
アラームキャラのスイーピー
海へ叩き落すと5点。
またオリーブを助けると15点加算されます。
最高得点は999点。
また300点に到達するとこれまでのミスは帳消し、その時点でノーミスだと以後の得点が2倍になります。
この辺は従来のシリーズと同じですね。
ちなみに左はアラームキャラにスイーピー。今回はアラームキャラとしてカワいく登場です。
「火曜日には返すから…」といつもハンバーガー食ってるキャラ「ウィンビー」も出してほしかったところ(笑
テーブルトップ版
ちなみにこの「ポパイ」、パノラマスクリーン版の他にテーブルトップ版も発売されています(内容はパノラマと同様)。
え?そんなの見たことないって?
それもそのはず、なぜか「ポパイ」に限りテーブルトップ版は海外でしか発売されていません。
他3種類(スヌーピー、ドンキーコングJr,セメントファクトリー)はきちんと国内発売したのに…う~ん、なぜだ!?
テーブルトップ版
元祖格闘ゲーム
「ポパイ」のパッケージ
ちなみに「ポパイ」のアーケード版が登場したのは1年前の1982年。
つまりG&W版(81年)→アーケード版(82年)→ファミコン版(83年7月)→パノラマスクリーン版(同8月)という順番で出たことになり、任天堂のポパイシリーズでは一番後発になるんですねぇ。
だからどうしたって話ですが(笑)。
           
Suzuki's Homepage 
http://www5d.biglobe.ne.jp/~t-suzuki/vol.11/popeye_panorama.htm
           
         
           
           

1983年5月20日金曜日

[機器][LSIゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,マリオブラザーズ(MARIO BROS.)~マルチスクリーンシリーズ





マリオブラザーズ(MARIO BROS.)
任天堂/ゲーム&ウォッチ・マルチスクリーンシリーズ/1983年頃
(C)1983 Nintendo
ゲーム性 ★★★★
2画面を上手く利用したゲーム、2キャラ同時操作が面白い!
操作性 ★★★★
可もなく不可もない
キャラクタ(画面) ★★★★★
両画面の間の空白をも利用した効率的なキャラ配置・演出!
サウンド ★★
この頃のゲームにしてブザー音のみでは地味
ハード ★★★
高級感あるが、やはりマルチは縦が一番!
総合 ☆☆☆☆
業務用とは別モノながら、秀逸なアイデア!名作です!
■ゲーム解説:業務用とは違った面白さ!
ゲーム画面:プレイしていると、分割された画面の間に何かが見える?!
マリオブラザーズのゲーム画面
※「?」の部分は単なる想像で、実際には何もありません。
 今や任天堂だけでなく、テレビゲーム界の代表的なキャラクターとも言える人気キャラクター「マリオ」。現在でもマリオを題材にしたゲームが
リリースされているところを見てもマリオの人気ぶりが伺えます。マリオは下積み時代に「テニス」の審判役を行ったり、
悪役に転じていた事は有名ですが、実は様々な職を転々としていたのです!
今回紹介する「マリオブラザーズ」では兄弟揃って「ビン詰め」工場で働いているのです!
他にもゲーム&ウォッチでのマリオは驚くような職に就いているのですが、マリオ好きな方でもここまで知っている人はあまりいないと思います。
(なんせゲームウォッチ自体をプレイ出来る機会はあまりありませんから ^^;)
ここで疑問に思われる方も多いと思います。業務用でも同名タイトルのゲームが出ていますが、
下水道の中でカメやカニなどを退治するものでした。どちらかと言うと業務用の方が有名なので
180度内容が変わった電子ゲーム版に違和感を覚える方もいるでしょう。
しかし、業務用ゲームを無理に電子ゲームに移植するより、電子ゲームの特性を生かしたゲームにする方が得策と言えます。
電子ゲーム版「マリオブラザーズ」はそう感じさせるゲームなのです。
■ゲーム内容
ゲーム内容ですが、前途の通り、マリオとルイージがビン詰め工場で働いています。
マリオとルイージがベルトコンベアから運ばれてくるビン詰めされた箱を落とさない様にトラックに運んでいきます。
画面右側がマリオで左側がルイージです。
「ルイージ」の名前の由来は「類似」示すのではないかと言った説など色々ありますが、真相は定かではありません。
(マリオとルイージが性格付けされたのでは、ファミコンの「スーパーマリオブラザーズ2」からです。)
マリオ兄弟にも「上司」
がいた!
マリオ・ルイージしっかり働けよォ~!
ゲームが始まると、画面右下のベルトコンベア(以下コンベア)から箱が流れてきます。
マリオを最下段に移動させましょう。マリオを最下段に移動させると自動的に左のメインのコンベアに移し替えます。
ただ、この右下のコンベアは目立たない位置にあり、見落としがちになってしまいますので注意してください。
マリオがメインのコンベアに運んだ箱はルイージの方に向かっていきます。
画面の中央は謎のゾーンとなっており、箱が各画面に移動する(謎のゾーンを通過する)度にビン詰めされていきます(^^;;)。
この表現には見事!と言わざるを得ません。ルイージが荷物を受け取るとさらに上の段のコンベアに運びます。
今度は上のコンベアに運ばれた荷物がマリオに向かっていきます。マリオをコンベアの所に移動させます。
これを繰り返して荷物を上部へ運んでいきます(箱を受け取る度に1点加算されます)。
(この間も謎のゾーンを通過する度にビン詰め→梱包されていきます。いったい誰がやっているんでしょうね。^^;;;)
荷物が最上段に来た時、ルイージは画面左上にあるトラックへ荷物を放り投げます。(ビンが大丈夫か心配です^^;;)
☆兄弟仲良くテキパキお仕事!(業務内容紹介)☆
1.まず、右下のコンベア
から移し替えろッ! 2.ルイージが2段目に
移し替えて 3.徐々に
瓶詰めされて3段目へ 4.オレにまかせな!
ルイージが4段目に 5.遂に箱詰めされて
最上段へ! 6.ルイージはお調子者?!
放り投げたらビンが割れるっての!
まず左のメインコンベアに移動させましょうね!
ルイージを移動させて2段目のビンをコンベアへ運ぼう!
段々瓶詰めされてきたぞォ!
マリオとルイージの連携が高得点へのカギだ!
上段にビンを上げた後に新しいビンが来るので注意しよう!
みんなもテキパキ仕事をしようぜ!(ルイージ談)
荷物が6個積まれるとエンジンスタート!
8つ積むとトラックが発進し、1パターンクリア!
おぉ、積まれてきたぞぉ。ガンバレヨ~! いってきま~す!  
トラックに荷物が6個積み込んだ段階で、運転手がエンジンをスタートして発進準備!
どこまでもさりげない表現の光るゲームですね!無事、荷物を8個積むと発進して、
ひと休み。ボーナスとして10点が加算されます。
ゲーム&ウォッチ恒例のミス帳消しシステムはこのゲームでも健在です。300点に達
した時にミスがあると帳消しにしてくれる他、ノーミスの場合はチャンスタイムとなり、
次にミスをするまで得点が2倍になります。
最高得点に達するにはチャンスタイムは必須と言えるでしょう。
最高得点は999点で、3ミスでゲームオーバーです。
ふぅ~、
ひとときの休息
休憩時間は無いと辛いッスよ、ホントに・・(ルイージ談)
 このゲームの醍醐味はやっぱりキャラ2人の同時操作にあります。やっている事は単純でもゲームスピードが上がると大パニック!
ゲームのアイデアもゲーム&ウォッチの中でも秀逸のものだと思います。
非公式ですが、彼女と2人で手分けしてプレイすると親密度アップ!(笑)
また、画面内のキャラがとても効率良く、効果的にデザインされています。
画面をまたぐと徐々に梱包されていく荷物やマリオ・ルイージの動き(特にルイージの荷物をトラックに放り投げる姿はお調子者を想像させます^^;;)、
さらに発進前のトラックなど「キャラがゲーム内で生きている」感じがするのです。
キャラの可愛いゲームなら他にも沢山あるでしょう。
しかし、キャラをいかに効率良く配置して、効果的に見せるかが真のキャラクタ・デザインではないかと思うのです。
そう言った意味でこのゲームをお勧めします。さすが電子ゲーム王者の任天堂と思わせる本作を是非プレイして下さい。
☆効率的なキャラの配置・光る演出がよく分かる全パターン表示☆
全画面表示
■本体解説:2画面横連結のマルチスクリーン!
 G&Wの「マルチスクリーン」シリーズは画面を2つ使用したものですが、
画面を横に連結している(横画面タイプ)ものは、国内では「マリオブラザーズ」だけです。
(海外発売のみでは「ライフボート」「レインシャワー」等があります。)
このゲームは縦画面移動のみですので、ドンキーコングに搭載されていた十字キーを
変形させて上下だけにしたものを搭載しています。またこの辺になってくると、電池蓋が簡単に抜けない仕掛けも
施されています。
個人的な意見なんですが、やはりマルチスクリーンは縦に画面を連結した「縦画面タイプ」が合っていると思うのは
私だけでしょうか。このゲームも任天堂ならではの高級感があるのですが、昔から私は縦画面タイプのものばかり
見てきたので多少なりとも違和感を感じるのです。
(G&Wマルチスクリーンシリーズについては、「ドンキーコング」をご覧下さい。)

JUN AMANO'S HOMEPAGE             
http://homepage3.nifty.com/lsigame/

         
     
         


       
           

1982年5月28日金曜日

[機器][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,オイルパニック(OIL PANIC)(1982)~マルチスクリーンシリーズ







オイルパニック(OIL PANIC)
ゲーム性 ★★★★ 上下画面に別々に気を配ったり、緊張感の連続。秀逸なゲームアイデア
操作性 ★★★★★ 特に問題無し
キャラクタ ★★★★ 表情豊かなスタンドマンや利用客が良い!キャラも大きめで尚良し!
サウンド ★★★ マルチスクリーンシリーズの濁ったような音がどうも・・・
ハード ★★★★★ 大幅な仕様変更にも関わらず高級さが失われないデザイン!凄い!
総合 ☆☆☆☆ 従来とは違う新しい受け止めゲーム。文句無し名作!
















[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,オイルパニック(OIL PANIC)(1982)~マルチスクリーンシリーズ
オイルパニック(OIL PANIC)
任天堂/ゲーム&ウォッチ・マルチスクリーンシリーズ/1982年頃
(C)1982 Nintendo
■ゲーム解説:2画面式の真価とは?!
オイルパニックのゲーム画面
ごくフツーのガソリンスタンド・・・。実は内部では・・・・。
上画面はガソリンスタンドの3階室内
を表しています。(スタンドマン、
緊急事態なのに笑うなっての!^^;)
オイルを一滴も漏らすな!!
オイルを漏らしたら火事発生ダ!一滴残さず受けとめろっ!  
電子ゲームは1982年を過ぎたあたりから様々な趣向を凝らしたゲームが登場する様になりました。
ものめずらしさから選ぶ時代になったと言うのでしょうか。
「出せば売れる」といった時代ではなくなったのもこの時期からです。
当然の如く、任天堂の「ゲーム&ウォッチ(以下G&W)」でもそうした状況を踏まえて、進化していきました。
初期モデルから画面がワイドになり、遂にこのゲームで2画面式になったのです。
しかし、2画面式になったからと言って、単純に「画面の広さが2倍=面白さが2倍」として考えてはいけません。
(縦長画面でなく)2画面式の特性を活かしたゲームデザインをしなければならないのです。
そういった意味で今回の「オイルパニック」はどうでしょうか。
 舞台はごく普通のガソリンスタンド(以下GS)・・。平穏な日々・・・と思ったのも束の間、
どうもオイル(orガソリン?)の出が悪いのが気になります。
調べてみると、GSの3階を通っているパイプからオイルが漏れているじゃありませんか!!
これは緊急事態です!
しかも、何故かパイプの下には火のガスコンロがあります・・!(^^;;;
オイルが火に引火したら火事(ガソリンだったら大爆発!)・・大惨事になりかねません。
そこでスタンドマンがガソリンを漏らさずバケツに受け止める事にしました。
(オイルの供給を止める事が出来なかったのは、利用客がいるのと、
営業を停止してしまうと売上に響いてしまうからでしょう。
設定がメチャクチャとはとても言えません・・・ 。^^;;)
上画面(3階)の天井にあるパイプからオイルが漏れています。
スタンドマンを左右に動かしてオイルを受け止めてください。無事に受け止めると1点加算されます。
これだけだったら、簡単なのですが、バケツはオイルを3回受け止めただけで
すぐに一杯になってしまうのです。 (^^;
(バケツが一杯の状態ではオイルを受け止める事は出来ません)
オイルを受け損うと、下にあるガスコンロの火がオイルに引火してミスとなります(上画面でのミス)。
 そこで、バケツからオイルが溢れないうちに下画面(2階)でウロウロしている人が持っている
ドラムカン(正式名称=ドラムカンを持った人)に溜まったオイルを移し替えましょう。
まず、[LEFT](又は[RIGHT])を数回押すと、スタンドマンはベランダから顔を出します。
(下の画面の3階にスタンドマンが表示されます)
さらに[LEFT](又は[RIGHT])を押すとスタンドマンはバケツをひっくり返し、
溜まったオイルを移し替えようとします。
この時、下画面の2階にいるドラムカンを持った人が所定位置(下写真参考)に居ないと、
移し替え損ねて、オイルが利用客に掛かってしまいミスになりますので注意が必要です(下画面でのミス)。
利用客が動こうとしないのは、オイルの漏れの影響で、なかなか給油が完了しないからでしょう。(^^;;
バケツに1滴溜まっている時に移し替えに成功すると1点、2滴だと2点、3滴だと5点加算されます。
「ドラムカンを持った人」がオイルを
受けとめてくれる位置を把握しよう!
ドラムカンを持った人の位置を把握して、効率良く移し替えよう!  このゲームでは上画面・下画面で別々にミスをカウント
しており、どちらかのミスマークが3つになった時点で
ゲームオーバーになります。
従来のG&Wで存在したミス帳消しシステムは
このゲームでも健在で、得点が300点になった時に
ミスがあると帳消しになる他、
ノーミスのまま300点に達するとチャンスタイムとなり、
しばらくの間、下画面のドラムカンを持った人が
2人登場して入れたい放題!しかも得点が2倍になります。
(古い言い方かもしれませんが、パチンコで言うと、
「チューリップが開いた状態」ってヤツですかねぇ ^^;;)
しかし、このチャンスタイムは時間制限が設けられているのであまり期待できません。
ゲームの展開自体がオイルの落ちてくるスピード・量に委ねられているからです。
それでも、チャンスタイムに出来るくらいじゃないと、最高得点に達するには
難しいかもしれません。
ギャァ~!オイルを受け損なったぁ!
アチチチ!オイルを受け損なったぁ!・・それでも余裕の笑みのスタンドマン・・・。(汗)
スタンドマンが3階室内(上画面)の窓から
顔を出すと、下画面の3階に現れます。
上手くオイルを移し替えましょう!
上画面から顔を出すと、下画面に現れます。この見事な表現に拍手っ!
うげ!お客にオイルを掛けてしまったァ!
(女性の方は既に「鬼嫁」状態 ^^;;)
「キィ~!何すんのよ!!」と女性は既に鬼嫁状態!(笑)
「チューリップ満開 (^^;」のチャンスタイム
チャンスタイム。オイルを入れて入れて入れまくれ~!  高得点への道はなるべくバケツを満杯にして移し替える事ですが
無理はせずに危なくなりそうだったら、すぐに移し替えるようにしましょう。
どのタイミングで移し替えるかの「駆け引き」がこのゲームの一番の醍醐味なのです。
また、画面の見方ですが、ドラムカンにオイルを移し替える度に視点を移動しないで、
下画面を視野に入るように上画面を見る方法が良いと思います。
プレイして再認識するのが、上下それぞれの画面に気を配らなければいけないという
ゲームアイデアの秀逸さ・・です。
ゲームAの序盤でそんなにオイルが激しく漏れて来ないのに関わらず、
緊張感の連続。オイルの落ちてくる間隔が短くなると、ホント、心臓に悪いです。(^^;;
2画面式を効果的に使った代表例とも言えるでしょう。
ミスを上・下画面別々にカウントしているのも特質すべきところです。
また、キャラクタ面から見てみますと、2画面式だからでしょうか、とても大きく描かれて表情豊かです。
今後、G&Wを含む電子ゲームは内容が複雑化し、キャラクタが小さくなっていきます。
奥深いゲーム内容を求めつつもキャラクタが小さくなっていくのに違和感を覚えてしまいます・・・。
私ってなんて欲深いんでしょうか・・・・・。
「フラッグマン」の愛くるしい大きなキャラが懐かしく思えてしまうのもこの時期です。
最後に素晴らしい内容のこのゲームですが、当時の私は強い印象を受けませんでした。
あまりプレイしなかったせいもありますが、従来使い慣れている「受け止め」要素を基本とした
ゲームシステムだからでしょうか。
もしかしたら「ドンキーコング」や「モンスターパニック」のような自由度のある能動的なゲームが
求められた時代だったのかもしれません。
しかし、このゲームは初のマルチスクリーンや2ミスカウント制など、
ハード・ソフト面ともにG&Wの中では異例の分類に入ると思います。
G&Wを語るには、欠かす事の出来ない作品である事は間違い無いでしょう。
■本体解説:マルチスクリーンの「こだわり」
「ゲーム&ウォッチ・マルチスクリーン」の詳しい解説は「ドンキーコング」をご覧ください。
このシリーズ、2画面の為にに折りたたみ式になっていますが、
開いたときに平らになりません。不良品?とんでもありません。
上下画面が見やすいように12度角度を取ってあるのです。
(本体裏の出っ張り→右写真参考)
こんな所からも任天堂の「G&W」に対してこだわりが感じられるのでした。
ただ、マルチスクリーンシリーズは閉じた時に本体をロックするプラスチックの
止め具部分が壊れやすいのか、私のを含め、友人の持っているマルチスクリーンの
多くが既に破損していたのでした。(涙)

JUN AMANO'S HOMEPAGE             
http://homepage3.nifty.com/lsigame/

         
     
         
       

オイルパニック
OIL PANIC
(GAME&WATCHマルチスクリーン・任天堂)
Written by T鈴木
初のマルチスクリーン
オイルパニックは任天堂ゲーム&ウォッチシリーズ初のマルチスクリーンとして、1982年5月28日に発売されました。「♪マ~ルチ&マルチ」という外人さんが嬉しそうにゲーム&ウォッチを持っているTVCMが懐かしいですね(笑)。第1回で紹介した??ぢドンキーコング」同様、こちらも大ヒットしました。
ガソリンスタンドはまさにパニック!!
パイプから漏れてくるオイルをバケツで受け止めます。バケツには3滴までしかオイルが入らないので、いっぱいになったら下に捨てなければなりません。下にドラムカンを持った人がいるので、うまくドラムカンに入るようにオイルを捨てましょう。ドラムカンのない所に捨てるとミス。通行人がオイルまみれになります。
評価が分かれるゲーム内容
初のマルチスクリーンとあって、珍しさからか、結構みんな買ってました。う~ん・・・・でも筆者は同シリーズの「ドンキーコング」「グリーンハウス」の方が好きだったかな(笑)。上下の画面を上手く使っていることには違いないですが、結局は自機を左右に動かすだけのゲーム内容ですからね。従来のワイドシリースと一緒っていうか。(^^;) 
でもこの「オイルパニック」、電子ゲーム史に名を残すタイトルだということに違いはないです。マルチの中では手に入りやすいほうだしね。
参考文献:ゲームウォッチ大作戦(花華留多)

週刊電子ゲームレビュー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/syuukan.htm








■懐かしい電子ゲーム時代
1979年頃,パドルでボールを打ち返すテニスゲームを組み込んだTVゲームが主流の頃にLED(光表示)などを採用した
電子ゲームが登場します。電子ゲームはTVモニタを必要としない主に電池式に携帯ゲーム機です。
LSIゲームとも呼ばれる電子ゲームはTVゲームと違って大抵1種類しかゲームが出来ませんが,
TVゲーム機に比べて安い事(TVゲームが1万~2万なのに対して電子ゲームが5~6千円)や,
バリエーションが豊富な点で子供達の間に徐々に浸透していきました。
1980年に任天堂がゲームウォッチを発売し,電子ゲームブームが訪れます。
このブームのおかげで,沢山のメーカーから電子ゲームが発売されました。
しかし,電子ゲームで使われているLEDやLCD(液晶表示)やFL(蛍光管表示)という技術は,
パターン(キャラクタ)を重ねる事が出来ない為に動きがコマ送り状になってしまうばかりでなく,
画面内に配置されるパターンの数が限られるためにうまく作らないと他と似たり寄ったりの内容になってしまうのです。
ゲーム内容的には何かを受け止めたり,パックマン・インベーダ・ギャラクシアン型のゲームが主流でしたが,
感受性豊かな子供達はよほどアイデアを練り混んだ「面白い」ゲームでないとじっくり遊んでくれません。
よって,ゲーム内容が他と同じでキャラを替えただけのゲームでは子供達は振り向いてくれないのです。
電子ゲームと言えども高額玩具である事には変わりません。1年の間に幾つも電子ゲームを買ってくれる家庭はそうなかったと思います。
子供たちは慎重にゲームを選ばなければならない,メーカーは面白いゲームを作らなければ売れない・・・・・。
「面白さ」を通しての一種の駆け引き,真に「面白さ」を追求していた時代かも知れません。
そんな電子ゲームブームも「ファミリーコンピュータ」の登場で,意外にも短い期間で幕を降ろします。
近年,ゲームはグラフィック・サウンド共にもの凄い勢いで進化しています。
しかし,ゲームも複雑になり気軽に,そして簡単に遊べるゲームが少なくなって来ました。
このページは当時電子ゲームを遊んだ方が懐かしんでもらおうと作成しました。
ここに掲載された電子ゲームを見て,押し入れから眠っているゲームをプレイしてくれたら幸いです。
あなたも当時夢中になって遊んだ電子ゲームのあのピコピコ音を思い出してみませんか?
■電子ゲームに対するメーカーのこだわり
電子ゲームには,同じメーカーでも様々な機種が存在します。
電子ゲームはどうしてもゲーム内容が単純になってしまうのでメーカーも最新の技術を駆使して
子供達の目を引こうとします。例えば,太陽電池を組み込んだり,三角柱で三面にスクリーンを搭載し回しながらプレイするものや
腕時計式のもの,中には必然性を疑う様なプラモデルの中に電子ゲームを組み込んだものやAMラジオ付きのものも存在します。
パックマン型のゲームや,業務用筐体を意識したゲームなど「見ても楽しい」のが電子ゲームの特徴で,当時の友達への自慢のネタにもなりました。
電子ゲームの発売していたのは主に任天堂,バンダイ,エポック,トミーなどでした。
任天堂は「ゲーム&ウォッチ」で一躍トップメーカーに,バンダイは「質より量(質もそこそこ良い)」,
エポック・トミーなどはFLゲーム機にて業務用に迫るクオリティを実現していました。
他にも,学研もかなりの数の電子ゲームを発売しており,当時本当に「この会社は『学習』研究社なのか?」と疑ったほどでした。
電子ゲームの初期の頃はオリジナル作品が多かったのですが,当時放送していたアニメーションを基にしたゲームも登場する様になります。
電子ゲームでアーケード作品(又はパクリ)はたくさん出ていましたが,LCDなどの特性上,かなり移植が難しかったようで,
キャラの知名度でそれなりに売れるアニメキャラ使用の電子ゲームをバンダイ,ポピー,ヨネザワ玩具などからかなり発売されました。
 私自身,「電子ゲーム」はこの1979年~1984年位までに発売されたLSIゲームの事を差すと思っています。
いまのLSIゲーム機はどことなく作りが安く,なんせメード・イン・ジャポンじゃないので,
もう心を振るわせる程の電子ゲーム機が登場しないのかと思うと少し寂しい思いがします。
■電子ゲームを手に入れるには?
さて,20年近く経った今,電子ゲームを手に入れる事は可能でしょうか?
答えは「可能」です。ただし,商品の入れ替えが激しい量販店では手に入らないと思います。
秋葉原などでレトロ商品を扱っている店がありますが,とんでもない価格設定(レア価格)をしている場合もあります。
そこで,ローカルな玩具屋を狙いましょう。「昔,通ってたけどいつの間にか行かなくなったおもちゃ屋」にもう一度足を運んでみましょう。
ただ,パッと見ただけでは見つからない場合があります。
ショーケースの中のファミコンソフトなどの奥を注意深く見てみましょう。意外と手に入らないモノが手に入るかもしれませんよ。
ただし,結構年数が経っている為に壊れている可能性があります。注意しましょう。
「壊れているかもしれないけど買う」と「買わない」とで,マニア&一般人を分ける事が出来るでしょう(笑)←ちなみに私は前者です(^^;)
   
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1982年4月12日月曜日

[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,ドンキーコングJr.(DONKEY KONG Jr.)(1982)~ニューワイドシリーズ


ドンキーコングJr.(DONKEY KONG Jr.)
ゲーム性 ★★★★★ 狭い画面の割には自由度があり、向上心が沸く難易度
操作性 ★★★ 十字キーが少し使いづらく、誤操作で転落する事がある
キャラクタ ★★★★★ キャラも活きているし、画面を有効に使っている
サウンド ★★★ 点数が入る音は気持ちが良い
ハード ★★★★ 緑メタリックも良い
総合 ☆☆☆☆ はっきり言ってかなり面白い!















1981年5月19日火曜日

[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,オクトパス(1981)~ワイドスクリーンシリーズ










[ゲーム][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,オクトパス(1981)~ワイドスクリーンシリーズ
オクトパスの本体
オクトパス(OCTPUS)
任天堂/ゲーム&ウォッチ・ワイドスクリーン・シリーズ/1981年頃
(C)1981 Nintendo
ゲーム性 ★★★★★
能動的なゲーム、適度な難易度、スムーズなゲーム展開で遊びやすい!
操作性 ★★★★★
問題なし
キャラクタ(画面) ★★★★
潜水夫の動きが見事に表現されている!!
サウンド ★★★★
個人的には「パラシュート」「ポパイ」「オクトパス」が一番G&Wらしい音だと思う
ハード ★★★★★
デザインは良いがシルバー&ゴールドと比べると劣る
総合 ☆☆☆☆☆
誰でも知っているG&Wの名作。これを知らないでコレクターは語れない!

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■ゲーム解説:スリルと欲望の狭間で・・・
大ダコの足を潜り抜けて財宝をGETせよ!
あまり財宝に気を取られると命取りだぞ!  電子ゲームブームを巻き起こした任天堂の「ゲーム&ウォッチ(以下G&W)」は
1980年~85年(海外では91年まで)に数多くのゲームが発売されました。
その中でもシルバー・ゴールド・ワイドスクリーンとマルチスクリーンまでが
G&Wの全盛期と言えると思いますが、その中でも、今回紹介する「オクトパス」は
とても人気のあった機種でした。(少なくとも私の周りでは友人の多くが所有していました)
(ちなみに当時の私は「オクトパス」を買いに行き、「ポパイ」を選びました ^^;;)。
おそらく現在電子ゲームから離れている方でも画面を見ればゲーム内容を思い出す事と思います。
ゲーム画面の半分以上を占めるキャラクタ「オクトパス」には電子ゲーム好きでなくとも
脳裏に焼き付いているハズです。
 さて、ゲーム内容ですが、海中に沈む宝箱を発見した潜水夫一同・・、
しかし、喜ぶのも束の間・・、なんとオクトパス(大ダコ)が宝箱を守っているでは
ありませんか!
潜水夫はオクトパスの足を潜り抜けて宝箱を取りに行かなくてはなりません・・。
(・・って一目瞭然ですよね? ^^;)
ゲームが始まると、徐々にオクトパスの足が伸び縮みしていきます。
ここで怖がらずにタイミングを計って[RIGHT]キーを押して浸水しましょう。
ちなみに一定時間ボートの上に居ても強制的に浸水させられてしまいますので
注意しましょう。
☆ゲームの前に・・・オクトパスキャラクタ紹介☆
オクトパス(大ダコ) 潜水夫 アラーム
子ダコ
おとぼけ顔がステキ・・・(汗) 欲望の塊・・いや、彼等は「正義」だ、絶対!(汗) アラームキャラが子ダコなんてイカしてますね!
何故、ここまで宝を守っているか
全く不明・・・。 財宝を取っても
取っても帰らない
欲張り屋さん(^^;) アラーム係
密着取材24時!(笑) 潜水夫の行動をキャッチ!
(見事な潜水夫の表現に注目!)
潜水夫の見事な表現を連続写真で紹介! 大ダコの足を上手く潜り抜けて宝箱の前でさらに[RIGHT]キーを押すと財宝を
取る事が出来ます。ただ潜水夫が財宝を袋に入れるまで3パターンと時間が掛かります
ので深負いは命取りです。財宝を取る度に得点が1点加算されます。
財宝は幾らでも取る事が出来ます。それによって袋が重たくなったりしませんので
可能な限り財宝を取るのも、高得点への道とも言えるでしょう。
潜水夫が袋を持った状態でボートに戻ると、潜水夫が自慢げ(^^;;)に
袋を挙げ下げして3点が加算されます。
(袋を持っていないと、ボートに戻れません。仲間が拒んでいるんでしょうか? ^^;)
実は袋を挙げ下げしている間も潜水夫を動かす事が可能なんです。
テキパキとお仕事するのも高得点への道かもしれません。
潜水夫がオクトパスの足に捕まるとミスです。
(捕まった潜水夫のその後の消息は不明です。^^;;)
ミスになると、潜水夫が足をジタバタさせて必死(には見えないが ^^;)にもがいて、
次の潜水夫が登場します。
ミスを潜水夫の残り数で表現しているのは、このゲームにおいて特質すべき所だと
思います(ミスマーク制では無い)。
ゴールドシリーズからのミス帳消しシステムは相変わらずで得点が200点,500点に
達した時にミスしていると、ファンファーレがなってミスが帳消しになります。
この要素のおかげでゲームが遊びやすくなっているのも見逃せませんね。
 このゲームのコツとしては、宝箱付近にあるオクトパスの右2本の足にとらわれすぎないようにする事です。
初心者の方だと財宝を取る事に集中してしまい、右の2本の足だけを避けるようにして
財宝を取り続けるようになります(この2個所しか移動しなくなる)。
しかし実際にはこの2本の足は必ずしも交互に動いていないので、捕まってしまい、
ミスの原因になる事が多いのです。
逃げられそうに無いと素早く判断し、後退するかボートに復帰するのが良いでしょう。
このゲームはゲームバランスが非常に良いので、頑張れば必ず最高得点に達する事が
出来るでしょう。この遊びやすさが「ヒット」の要因の一つである事は言うまでもありません。
他のゲームと違い「受け止め系」で無く、「活動的」なのも(自由度がある)、独創的な感じがする理由でしょう。
皆さんも是非、このゲームをプレイして下さい。G&Wの基本を味わう事が出来ると思います。
ギャ~!もう少しだったのにィ~!
(欲張るとこうなるので注意しよう!)
後少しだったのに~~!!
☆オクトパス名場面集☆
財宝を取って取って取りまくれ~!!(さっきと言っている事が違うじゃん^^;;) 「ワ~イ、財宝だ!!」・・必死に財宝を袋に入れる潜水夫。
潜水夫が袋を挙げ下げしている時も実は操作可能だ! 自慢げに袋を上げ下げする潜水夫。しかし、またすぐ潜る・・。これで満足していなかったのだ。
オクトパスに捕まった後の彼等を見た者は誰もいない・・。 「ギャ~!誰か助けて~!」・・・しかし、誰も助けに来てくれる者はいなかった・・・・。
■本体解説:ゲーム&ウォッチを人気商品として定着させたシリーズ!
 ゲーム&ウォッチ・ワイドスクリーンについては、「シェフ」「パラシュート」をご覧ください。
この機種ではアラームキャラが可愛い「アラーム子ダコ」になっており、親子共々、印象深い存在になっています。
また「パラシュート」「オクトパス」「ポパイ」、そして前シリーズの「ヘルメット」は全く同じ音色のサウンドが特徴的です。
私はこれらの機種のサウンドが一番G&Wらしいと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
■備考:オクトパス小技集
ゲーム前なので、さすがに宝は取る事は
出来ません・・。
ゲーム開始前のフライング・・・でも世の中そんなに甘いもんじゃない・・宝は取れません。 1・ゲーム前のフライング作戦(^^;;)
ゲームキーを押したままだと最高得点が表示されますが、
実はこの時でも移動は可能です。宝箱の手前に行ってからスタートさせればゲーム開始時に得点出来ます。
(他でもゲームキーを押したままキャラクタを動かせるゲームが多々あります。)
2・ジタバタもがき大作戦(^^;;)
 ゲームオーバーになった時に軽く[TIME]キーを押すと、時刻表示にならずにジダバタするパターンだけ
変わるので、繰り返すといつもより早く足をジタバタしているように見えます。ジョークワザです。(^^;;
■今でもプレイ出来る!「ゲームボーイ・ギャラリー1」
 「このゲームをプレイしたいけど、手に入らないよ!」・・そんな方にオススメなのが「ゲームボーイ・ギャラリー1(任天堂)」です。
ハードの違いから実機にこそ適いませんが、スーパーゲームボーイを使えばパネルも表示されて、実機の雰囲気が味わえるようになっています。 

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オクトパス
OCTOPUS
ゲーム&ウォッチ/任天堂
Written by T鈴木
ゲーム&ウォッチと言えばこれ!
ゲーム&ウォッチの代表格であり、誰でも知っている作品と言えば、この「オクトパス」でしょう。電子ゲームに興味を持ってなくてもこれだけは知っている・・・。そんな人もいるほど有名な作品です。
「パラシュート」「ファイア」と並んで、任天堂ゲーム&ウォッチ中期の名作であり、同商品を一気にメジャーな商品に押し上げた功労者であると言えるでしょう。
1981年??ぢ7月16日発売。
宝を素早く奪え!
■ゲーム説明
潜水夫を操作して、大タコの足に捕まらずに海の中にある財宝を持って帰ってくるゲームです。
財宝はいくつでも持てますが(1個取るたびに10点)、船上に何個引き上げても一律30点です。
(つまり、別に船上に出なくても、延々と得点を稼ぐことも可能なのです)
慣れないうちはタコの触手の伸び具合の感覚がつかめず、すぐゲームオーバーになってしまいます。
慣れれば軽快に進みますよ。(^^)
最高得点は999点となっています。
200点??ぢ500点に達すると、ボーナスとして潜水夫が3人に増えます。
また、大タコの足は得点が上がるにつれて早くなっていきますが、100点ごとに一時ピードが落ちます。こういった小粋なフィーチーが、ゲームをより一層熱くさせます。
■筆者が初めて出合った電子ゲーム
・・・・です(笑)。チビッコの頃通っていたソロバン塾で、友達がこれをやっていました。
そのとき初めて電子ゲームというものと遭遇したわけで、言わば現在の筆者のルーツと言えます(笑)。
そう考えれば思い入れがあるように思えますが、当時から苦手なんだよなぁ・・・・これ。(^^;)
オクトパスのパッケージ
九州の温泉街で再会!
で??ぢ数年後。
九州の某温泉街で電子ゲームの発掘をしていたとき、1日中歩き回って手に入れたのがコレ(笑)。
駄菓子やのような玩具店にあったのですが、店のおばちゃんに値段を聞いてみると「定価だよ」。
・・・・・しばらく「う~ん!」とか悩んでいると、なんとおばちゃん「やっぱり半額でいいよ」(笑)
いやぁ、ねばってみるもんです。
当時はゲームウォッチなど集めている人などあまりいなかった為か、定価で買うなんて考えられなかったんですね。
今だったら定価で即買いですが(笑)。
参考文献:ゲームウォッチ大作戦(花華留多)

週刊電子ゲームレビュー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/shu.octopus.htm
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