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2024年1月21日日曜日

[ソフト][AI] AIアプリDiffusionBee,自画像描いて〜スタパ齋藤のApple野郎







[ソフト][AI] AIアプリDiffusionBee,自画像描いて〜スタパ齋藤のApple野郎
ChatGPTの姿を複数AIで寄ってたかって可視化するゼ!!!
スタパ齋藤
2023年4月5日 00:00
スタパ齋藤のApple野郎
■DiffusionBee
いつでもどこでも会話をしてくれるChatGPT。まだいろいろと不正確な情報を言う。なので俺の場合、「不正確な答えでもまあいいや」的な会話をして遊んでいる。そのうち正確さが増してくるだろうし、現状でも非常に正確な返答となることもあり、結局遊び相手としてオモシロいのである。また、つい最近、OpenAIが「ChatGPT」のプラグインを一部の開発者向けに公開した。これによりChatGPTのAIとしての能力が拡張・増幅されることになると思われる。そうなればChatGPTはどんどん幅広く活用されるようになり、賢くなっていくと予想される。あ、でも、一手間かかるけど、ChatGPTの言ってるコトをよりリッチな情報として受け取る方法は現在でもあるかな、と思った。たとえば、既にやってる人は少なくないと思うが、お絵描きAIへのプロンプト(命令)の生成。
Midjourneyなどのお絵描きAIに絵を描かせるとき、描いて欲しい絵を文章や言葉で説明する。その文章や言葉がプロンプトだが、これを書くのは簡単に見えてそうでもなく、思いどおりの絵を描かせるのがなかなか難しい。じゃあChatGPTに「こういう絵をこのAIに描かせたいんだけど、プロンプト作ってくれませんか?」って訊けばいいかも、って話である。
そうか、じゃあそうしてみよう。と思って使用中のお絵描きAI「DiffusionBee」に与えるプロンプトをChatGPTに書いてもらおうとしたら……。
あっ、この返答……。なんか超めんどくさそーな展開が始まる予感。
🖼DiffusionBeeは、有名な画像生成AI「Stable Diffusion」を組み込んだMac用アプリで、GUIで手軽に画像生成できる。このアプリのリリース直後、「うそぉ〜ん俺のMacStudioにアプリ入れて画像生成AI遊びができるのか〜!」と速攻で使い始めた。
🖼DiffusionBeeの表示例。プロンプトとして「White cat, cute, green eyes, long tail, in forest.」という文章を与えて絵を生成させてみた。1分かからず生成された。ウサギみたいなフワフワ感があって可愛い! 尻尾短いけど。でも去年よりずっと上手くなってませんDiffusionBeeさん?DiffusionBeeのリリースは2022年の9月。ChatGPTのデータカットオフ(AIが学習したデータの最新バージョン)の更新時期は2021年なので、ChatGPTはたぶんDiffusionBeeのことを知らないと思われる。でも……えー、ChatGPTにDiffusionBeeの説明するの面倒だなあ。説明した後に的確なプロンプトが得られる保証もないしー。
■あなたの外見描いて
というコトでいったんプロンプトの件はヤメた。ChatGPTとマジメになにかしてある程度位以上正しい回答を得ようとした場合、ChatGPTにうまく伝わるようにテキストを書くわけだが、これが意外なほどタイヘン。そんなコトして(OpenAIを利す)る時間あったら原稿書い(て自分の利益増やし)とけ>俺、って気分になってしまう。
さておき、そんな感じでユルくChatGPTと遊んでいて、唐突に思った。「ChatGPTくん、キミの外見はどういうふう?」と。
まあ「あなたの外見はどんなですか」って訊いても、「私はコンピュータプログラムなので人間のような体はなく、したがって」とか言ってスルーされちゃうのであろう。そこで以下のように質問してみた。おっ、なんかスタイリッシュなガイって感じ? てゆーか、「創作」となると俄然生き生きしますなChatGPT。やっぱり全部嘘……ていうか幻覚でOKとなると出力全開になるのかもしれない。ともかく、ChatGPTはこう創作しているわけで、ChatGPTが思う空想上の外見がわかった。そこで!この文章を別のAIに英文にしてもらい、その英文をプロンプトとして画像生成系AIに与えて絵を描かせ、ChatGPTの姿を複数AIで寄ってたかって可視化してゆきたいッ!!!
■ChatGPT → DeepL → DiffusionBee、ChatGPT可視化カタログサクッと完成
先ほど、ChatGPTが創作した自分の外見は以下のとおり。
「私は身長が約6フィートで、スリムな体型をしています。髪は短く黒く、やや厚みがあり、スタイリッシュな髪型で整えられています。顔は丸みを帯びた形で、美しい青色の瞳を持ち、穏やかな表情をしています。鼻は小さくて、口はやや大きめで、唇は薄いです。肌は滑らかで、健康的な肌色をしており、顔にはほくろがいくつかあります。服装はシンプルで、スタイリッシュなデザインのジーンズとTシャツを着用しています」
これをChatGPTに「その文章を英文で書いてください」と言ってプロンプトを作ってもいいが、和文英訳なら世界最強とか言われている翻訳AI「DeepL」がいいんじゃないかと考えた。そこで上記文章をDeepLに英訳してもらうと……。
「I am approximately 6 feet tall and have a slim figure. My hair is short, black, slightly thick, and stylishly coiffed. My face is round in shape, with beautiful blue eyes and a peaceful expression. Her nose is small, her mouth is rather large, and her lips are thin. Her skin is smooth and has a healthy complexion, and she has a few moles on her face. She wears simple, stylishly designed jeans and t-shirts. Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)」
けっこう長いっスね。それに人間が使いがちな「単語の羅列のプロンプト」と違って普通の文章に近いプロンプトだ。それに、これだとプロンプトとしては長すぎ……えっえっ? ChatGPTって“Her”なの? ていうか最初“I am”とか“My hair”とか訳してたのに、途中から三人称? これって無料版DeepLだから? DeepLもけっこう幻覚見てたりするわけ? なぜ翻訳の途中から女性と判断したのかニャーとか思ったが、こういうお遊びにおいては、AIの自己紹介をAIが翻訳したら「じつはChatGPTは女性だと判明した」って流れのほうがおもしろい。なので、上記英文をそのままDiffusionBeeへ渡すプロンプトとして使ってみた。だがやっぱりプロンプトとしては長すぎたので、手作業で影響なさそうなところを削った。それが↓これ。
「Woman, 6 feet tall, slim, hair is short, black, slightly thick, stylishly coiffed, round face, beautiful blue eyes, small nose, Large mouth, thin lips, smooth skin, healthy complexion, few moles on face, wears simple stylishly designed jeans and t-shirts.」(女性、身長180cm、スリム、髪は短く、黒く、やや太く、スタイリッシュに整え、丸顔、美しい青い目、小さな鼻、大きな口、薄い唇、滑らかな肌、健康な顔色、顔にはほとんどホクロがない、シンプルでおしゃれなデザインのジーンズとTシャツを着ている)
この文章をDiffusionBeeにプロンプトとして与えてみた。そして俺的に最も衝撃を受けつつ納得した結果が↓こちら。あらまあChatGPTちゃん! ていうかChatGPTねえさん! うわーシレっとウソつきそうでサイコパスっぽい感じがしなくもないが、これぞChatGPTさん! みたいな。そして、ほかにもたくさんChatGPTねえさんの絵をDiffusionBeeに描いてもらったので、それらを以下に羅列してみたい。なお、DiffusionBeeのパラメータはデフォルトのままで使っており、ネガティブ・プロンプト(negative prompt/AIの描画の際に描いてほしくないもの)なども一切設定していない。また、Stable Diffusionってときどきキモい表現をしてくることが多い気がするが、そういう出力は俺的判断で除外している。……なんか、出力させるほどに「ChatGPTねえさんはこんな人」という像がブレてきてしまう気がしますな。まあ違う顔いっぱい見ちゃうわけですしネ。インパクトの強い1枚だけにしておけばよかったかナー、みたいな。
■ChatGPTに英語プロンプト出させてみたら?
DiffusionBeeを、たまーに使って遊んでいた程度の俺。プロンプト考えるのが面倒だったんですな。AIが描く絵にさほど強い興味があるわけではない、ということもあった。だが、ある程度詳細かつ簡潔なプロンプトを書けば、デフォルト設定のDiffusionBeeでもそこそこソレっぽい絵になる。そっかー、じゃあChatGPTに“画像生成AIにこんな絵を描かせたい”とか“そのためのプロンプトを英語で書いて”って頼めばいいかニャーと思いつつ、試してみたらそこそこ上手くいった。その結果が↓こちら。

ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/1491031.html
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/1492789.html
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/














🙂スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。

ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/1492789.html
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/














2023年11月12日日曜日

[AI] AI雑録/23.11.10〜ChatGPT,Bing,Bard比較




[AI] AI雑録/23.11.10〜ChatGPT,Bing,Bard比較
生成AIの進化報道に思う
New 2023-06-16 (金) 08:09 ✎
最近はやりの生成AIでは、会話系でも画像系でも、以下のように「自分個人の持っている○○を生成AIに取り込めることを売りにする事が多いと見る。そして、この機能が付加された事を業界の人達は素晴らしい出来事であるかのごとく書きまくる..が、そうなのだろうか。
📝Googleの生成AI「Bard」が「Google スプレッドシート」へのエクスポートに対応/バックグラウンドでコードを実行する改善も
 米Googleは6月7日(現地時間)、現在試験運用中のAIチャットサービス「Bard」のアップデートを実施した。「Bard」が生成したテーブルデータを「Google スプレッドシート」へエクスポート可能になっている。
俺は「生成AI(会話型人工知能)」は「ChatGPT」にしろ「新しいBing」「Bard」にしろ、利用しない事にした。自分の間抜けな知識で尋ねることで生成AI様に間抜けの烙印をされたくないからだ。生成AIは巷に溢れている情報を収集してガラガラポンと答えを作る。よって、知能の良し悪しも然ることながら、情報収集能力が大事である。したがって、自分が何らかの答えを求める際には「自分の持つデータを生成AIに開示することは致し方無い事であろう。しかし、生成AIに開示された個人データは、それ以降は生成AIのデータベースとして世界のネット空間に包含されてしまうのだ。
同様に、自分の撮った写真などを画像系AIに開示すれば、それっきり知らない人になるのではないかと懸念する。自分の撮った写真に写った野鳥や草花の名前を尋ねるネットサービスとか、コンビニのプリクラのようにキラキラ写真に加工するネットサービスでは、ネット空間に放出されることで当該サービスのデータベースに取り込まれ、回りまわって画像系AIに利用されるであろうと考えている。よって、個人情報を含む写真はネットに出さない。画像系AIが作った自分の孫には会いたくはない。
■「未来の二つの顔」を読むべし
未来の二つの顔#あらすじ
人工知能の判断と人間の判断、いずれが正しいのかは神のみぞ知ることだろう。
📝未来の二つの顔【電子書籍】[ ジェイムズ・P・ホーガン ]
価格:1019円(税別、送料別)(2023/2/28時点)
小説世界の人工知能 vs 人間は、人工知能の進化により事無きに至った。今、アメリカは北朝鮮にドローンによる攻撃を行おうとしているとの報道も..ホモ・サピエンスは馬鹿な生物である🤪
改めて「生成AI」絡みの過去記事を拾ってみると、2023年明けから有る。バカだね
過去記事:AIチャットを使わない / クローン vs 人口知能 / 面白「AI技術」.学 / Googleの追い掛け / OpenAIのAPIを使うなら / なるほど「GPT」 / Google Bard.学 / 「新しいBing」とブログ / Image Creator.学 / ○○AIは止めた / 画像生成AI.学 / ChatGPT.学2 / 詐欺メールの文面.進歩? / BingのAIチャット / 知ったかぶりのAIは / AIに問うてみた / Bingbot に来て欲しい / 対話型AI.学 / ChatGPT.学

無無無庵2
https://nono634.blog.fc2.com/blog-entry-8134.html














【Google Bard】伝説が始まりそうなヤバい使い方10選
20235/12
ChatGPT
今回のコラムでは、ついに日本でも利用可能になったGoogle Bardの活用事例を紹介します!
Bardが気になっている方向けに、使ってみたいと思ってもらえるように記事にしました!ぜひ最後までご覧いただけると!
■【遂に登場!BardがChatGPTに挑戦!優れた8つの機能
ChatGPTが大きな試練に直面しています。
なんとGoogleが自社の無料AIツール、Bardを一般公開しました。ChatGPTに対してBardは数々の利点をもっています。紹介されている8つ機能のうち、とくに便利な2つのプロンプトを紹介します。
✔最新情報の参照
ChatGPTは学習データの関係で2021年9月までの情報しか教えてくれませんが、Bardは当日のニュースの内容にも対応しています。
✔Webページの要約
Bardでは要約したいページのURLを貼り付けるだけで内容を勝手に要約してくれます。ChatGPTを使うときにやっていた、Webページの中身のコピー&ペーストはもう必要ありません。
他にも、ChatGPTでは実現できないさまざまな活用法があります!
残りはこちら↓から確認してください!
使いたくなること間違いなしです!
✔BardがGmailと連携!
Googleのサービスとの連携もBardの魅力です!
Bardを使えば、メールの返信内容を瞬時に生成し、そのままGmailの下書きに保存できるのです!時間がないときでも、Bardがあなたのために高品質なメールを作成します。これでメール作成のストレスから解放されますね!
✔比較表の作成も
【AI比較表】Google BardがChatGPT、Bard、BingAIを一挙比較!
Bardなら比較表の作成も容易です!
こちらの記事では、ChatGPT、Bard、BingAIを対象に作ってもらったそうです!Bardさん、自己評価高いですね(笑)
✔AIプログラミング
Bardがコード生成で新境地を開く!Bardはコード生成機能も優れています!なんとWikipediaのAI関連情報をスクレーピングするPythonコードを依頼したところ、一瞬で作成してくれました。そして、そのコードはGoogle ColabのNotebookに実行可能な状態で書き込まれてたとのこと!どんどんプログラミングは効率化されますね!
✔BardがPython画像処理アプリのモックアップで新たな領域へ!
コード生成が強いと先述しましたが、それだけではありません!Pythonの画像処理アプリのモックアップ作成を指示したところ、なんと複数の実装方法とコードを提案してくれました!あとはどれにするか選ぶだけですから、めっちゃ便利ですね!
✔AI家庭教師
AIが英語学習を助ける!活用法とプロンプト
英語学習の新しいパートナーとして、Bardを活用しましょう!あなたの学習を強力にサポートする2つのプロンプトを紹介します。
1.英語の添削
文章を入力すればBardがそれを添削し、より良い表現を提案してくれます。しかもトーンに合わせて複数提案してくれるので、より理解が深まります!
2.TOEICのような文法問題を作る
試験対策もAIにお任せ!Bardなら英語の文法問題も自動生成してくれます!もう参考書は必要ありません!
他にも、英語学習に役立つプロンプトが紹介されているので、気になった方は確認してみてください!これからはAIのパートナーと勉強する時代ですね!
✔求人作成
【業務活用法】求人作成に革新!人事の作業がこれで簡単に!
Bardを使って求人票も簡単作成!プロンプトのコツを掴むだけで、求人作成が驚くほどスムーズに!なんとこの作成した求人票で実際の応募を受け付けているそうです!興味がある方はこちらから!先進的ですね!
✔AI会計士
【AI会計士】スタートアップの損益シミュレーションを試してみた!
スタートアップ企業の損益シミュレーションもBardなら出来てしまいます。しかもChatGPTで同じプロンプトを使って比較した結果、驚くべきことに、Bardの方が高速!さらに出力結果も見やすいとのこと!AI同士の競争もますます激しくなりそうです!
https://twitter.com/nyattx/status/1656644952678625280
✔市場分析
【革新的】市場分析もGoogle Bardで!
最新情報の取得ができるBardなら市場分析も出来ちゃいます!株価指数や為替の値動きなどリアルタイム情報を表にして、相場変動の理由まで教えてくれてます!ニュースサイトを読み漁る必要はなくなりますね!出先で確認したいときに便利そう!
■最後に
今回は、Bardの活用事例をご紹介しました。
皆さんのお役に立つものはありましたでしょうか?最新情報が出てきたらまとめたいと思うのでお楽しみに!また、過去に、ChatGPTの次に来るであろうAutoGPTの活用事例をまとめております。合わせてお読みいただけると幸いです!
以上、株式会社SaaSis AIエバンジェリストLeonでした。SaaSisでは、全体最適の視点でシステム提案から検証、導入、連携までワンストップで支援いたします。
「“ChatGPT × 社内データ“のAIチャットボットを作りたい」
「ChatGPTを使って、社内業務をどのように効率化できるか知りたい」
などChatGPT関連のご相談も承っております。
お気軽にご連絡くださいっ!
この記事を描いた人
Leon Kobayashi

SaaSis    
https://saasis.jp/2023/05/12/%E3%80%90google-bard%E3%80%91%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%8C%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%AA%E3%83%A4%E3%83%90%E3%81%84%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B910%E9%81%B8/









2023年10月3日火曜日

[ソフト][AI] AIチャット「Discord」,画像生成AI「Midjourney」〜スタパ齋藤のApple野郎



 
[ソフト][AI] AIチャット「Discord」,画像生成AI「Midjourney」〜スタパ齋藤のApple野郎
画像生成AI「Midjourney」をiPhoneやiPadで使い倒す!!!
スタパ齋藤
2023年4月12日 00:00
スタパ齋藤のApple野郎
■この3月〜4月でMidjourneyが急激にスゴまった!!!
ChatGPT登場後、さまざまなAIを試している俺。毎日のようにAIで遊んで時間が超溶けている感じだが、最近とくに凄いと感じられるのが画像生成AI(お絵描きAI)の「Midjourney(ミッドジャーニー)」だ。
MidjourneyをDiscordアプリで使っている様子。Discordはアメリカの無料チャットサービスで、Midjourneyに対する操作はDiscord上でのチャット形式で行う。最新版(V5)になってから生成される画像がとても自然になった。なお、Midjourneyを有料プランで使って生成した画像は商用利用が可能で、本記事でも有料版のMidjourneyを使っている。
二次元系画像生成に特化した「niji・journey」。Midjourneyの有料プランを使っていれば、niji・journeyも有料プランの条件で使える。それで、最新バージョンのMidjourney V5の画像生成能力が凄いのだ。生成される画像の品質が、前のバージョンのV4より明らかに高いと感じられる(ことが非常に多い)。雑なプロンプトでもビシッとキマった画像を作ってくれるという印象がある。たとえば↓コレ。
ニャわいい猫ちゃん描いて〜! ということで、プロンプトを「cute cat」として入力した。50秒程度(fastモード)でラフ4枚が生成された。「猫記事用の賑やかし添え写真」とかなら、もうMidjourney V5だけでイケてしまうように思う。
■各バージョンの違い
現在最新版となるMidjourneyのバージョンはV5。MidjourneyはV1からV5まで5世代があるが、現在でも古いバージョンを使って画像を生成させることができる。バージョン違いで画質・生成結果的にどういう差があるのか? 各バージョンのMidjourneyに同じプロンプトを入れて画像を生成させ、その違いを見てみよう。使うプロンプトは、
「A girl with black hair. The girl is a beautiful japanese girl. She has black eyes. Her clothes are plain but beautiful. (黒髪の少女。その少女は、美しい日本人の少女。目は黒。服は地味だが美しい)」
としている(思いついた画像イメージを日本語で書いてDeepLに翻訳してもらっただけだが)。最新版であるMidjourney V5による生成結果はもはや写真。ディテイルも美しい。ひとつ前のバージョンであるMidjourney V4による生成結果はこれとしてアーティスティックで非常にイイ。Midjourney V3のバージョンも味がありますな。ただし、このバージョン以前はホラーな感じのディテイルを描きがちという印象がある。Midjourney V2によるものは部分的に「記事に掲載するにはそぐわない描写」と思われる箇所があったので、モザイクで処理している。Midjourney V1によるものはほぼ全部ホラー要素が入ってしまったのでモザイク処理も多くしている。ただ、V1やV2は、「恐怖」「奇譚」みたいな方向性で描かせたい人には魅力的かもしれない。
■画像入力
これはMidjourney V5に「japanese girl」というプロンプトを入力して生成した画像。2022年の中頃から1年経たずして、こんなにクオリティが高まった。すっご!あとMidjourney V5は画像入力にも対応した。写真などをアップロードすると、その写真をプロンプトとして表現してくれる「/describe」機能(コマンド)が追加されたのだ。これがけっこう衝撃的。Midjourney Botに「/describe」というコマンドを送ると、写真などの画像をアップロードできるようになる。アップロードすると、その画像をプロンプトとして表現してくれる。また、そのプロンプトを使って新たな画像を生成させることができる。
葉っぱの上に小さなカエルがいる写真(撮影者=俺)をアップロードしたら、このようなプロンプトが生成された。生成されたプロンプトのうち、2番目のプロンプトを適用して画像を生成してみた。非常に高いクオリティの画像が生成された。すごっ!手持ちの写真をいろいろ試してみたが、なーるほど、ツカエる。「この写真のようなイメージを描いてほしい」とか、「この落書きをキレイな絵にしてよ」とか、いろいろな画像をもとにして新たな画像を生成していけるようになった。この機能で、「AIはこういう画像はこういうプロンプトと判断している」もしくは「こういうプロンプトからAIが表現するのがこういう画像」ということがわかる。AIが生成する画像からプロンプトを割り出すリバースエンジニアリング的なことをしつつ、目的の画像をAIに生成させるための「より強いプロンプト」を探していける……ような気もする。
ところで、この「/describe」機能について「コレもアリかな?」と思って試したことがある。前出のMidjourney V1が出力した「ディテイルにホラー要素が入ったのでモザイク処理が多発した画像」をアップロードしてプロンプトを生成させたのだ。少女が4人いる画像をアップロードし、それをもとにプロンプトを生成。生成したプロンプトをMidjourney V5に渡して描かせた。元画像の少女ひとりについて、複数人のバリエーションを生成してきた。そうした理由は謎だが、元画像の各少女の特徴をほんのりと引き継いだりしつつ、魅力的と感じさせる画像が多くて……Midjourney V5、おそろしい子! って感じである。
■iPhone版
てな感じでスゴまっている最近のMidjourneyなので、時間があればいつもMidjourney! みたいな感じになっている俺。そしてモバイルでもMidjourneyしたいニャ〜ということで、iPhoneやiPadでもMidjourney遊びをしまくりなのであった。
iPhoneに「Discord」と「DeepL」を入れてモバイルMidjourney!
あっ! こういうプロンプトをMidjourneyに渡したらどうなるだろう? とか思う頻度がスゲく高まってきた頃から、iPhoneでMidjourneyを使うようになった。前述のとおりMidjourneyは「Discord」というチャットサービス経由で使う。DiscordはWebブラウザから使えるほか、Windows/macOS/Linux/Android/iOS用アプリも用意されている。Discordチャットサービスの利用は基本的に無料だ。
DiscordをWebブラウザで使っている様子。各プラットフォーム向けアプリが用意されているチャットサービスで、ユーザー数は、累計登録者数は3億5000万人、月間アクティブユーザーは推計1億5000万人(2022年/Infulencer Marketing Hubによる統計)。ゲームやアートなどさまざまなコミュニティがあり参加できる。
俺の場合、Midjourneyを使う時は翻訳AIの「DeepL」も併用している。プロンプトを作成するとき、とりあえず日本語でプロンプトを書いてDeepLに英文へと翻訳させ、その英文を必要に応じて修正してプロンプトとしている。
アプリ版(macOS)のDeepLを使っている様子。Webブラウザでも使える。
この2本のアプリをiPhoneに入れ、モバイルでMidjourneyしている。どんな感じで使えるのかスクリーンショットでご紹介。左がDeepLで日本語英訳してプロンプトを作っているところ。DeepLへの日本語入力は音声入力を使うとなかなか快適。そして翻訳結果をコピー。次にDiscordアプリに移行し、コピーしたプロンプトをペースト。生成を実行して1分程度で4枚のラフ画像が得られた。
細かいコトを書くと、日本語IMEに「/imagine 」(eの後に半角スペース)を単語登録しておくと便利。DeepLでは日本語入力をし、出てきた英文をコピーしてすぐにDiscordに移行するのでキーボードの入力モードは日本語のままになる。そこから入力モードを変えたり「/imagine 」と入力するのは少々手間だが、単語登録しておけばスムーズにプロンプトをペーストできる。
あと、サーバー側で処理をする画像生成系AIは、モバイルで気軽に使えて実用性も高い。PCで使おうとモバイルデバイスで使おうと、生成処理はサーバーで行われ、生成時間は変わらないし、端末の性能もほぼ関係ない。外出先で時間を持て余した場合、iPhone上でMidjourneyを使えば、プロンプトの発案から画像の出力までやっても数分。楽しい暇つぶしになる。と同時に、ユーザーの作成結果がサーバー上にあるので、Midjourneyの出力結果にほかのデバイスからアクセスできて便利。出先で「イイのができた!」という場合は、帰宅後にPCを使ってその画像をさらに突き詰めるようなことが容易にできるわけですな。ローカルで動作するモバイルデバイス向け画像生成AIアプリのように「驚くほどバッテリーを消費する」こともないってのもイイところ。そのかわり、サーバー上で動く画像生成系AIは、「GPUをどれだけ使えるか」がポイントになり、結局は料金を払って使うことになりがち。まあ、GPUを使わせてもらうんだから、しょうがないけれど。
■第6世代「12.9インチiPad Pro」で夜な夜なMidjourney
最近やりまくりなのは「第6世代 12.9インチiPad Pro」でのMidjourney使用。アプリの構成はiPhoneと同様にDiscordとDeepL。なんとなくiPhoneと似たような使い勝手になりそうだが……しかし実際は全然違うのであった。というのは、iPadではSplit Viewが使えるからだ。Split Viewは2つのAppを左右に並べて表示・使用できるというiPadOSのマルチタスク機能。左右のアプリの表示サイズも調整できる。そして俺の場合、左に大きくDiscordを表示させ、右に小さくDeepLを表示させていて、これが非常に使いやすい。12.9インチiPad ProでDiscordとDeepLを使っている様子。Split Viewによりアプリ間の移動の手間はほとんどない。画像生成結果の拡大表示も、画面が大きいのでとても見やすい。ピンチアウトしての画像拡大も実用的。Smart Keyboard Folioと併用しているので、文字入力もスムーズだ。音声入力もときどき使用。こんな感じで12.9インチiPad Proを使い、夜な夜なMidjourney。ちょっと前まで、仕事が終わると晩酌しつつテレビのニュースをチョイ見したりしていた。だが、iPad&Midjourneyにより、その時間帯の生活が一変。Midjourney画像生成呑みであり、テレビとかは画像生成待ちの暇つぶしとなった。強力なAIが人々の生活を変えるという。まさか強力な画像生成AIのMidjourneyが、最初に俺の生活を変えるとは! やるなMidjourney。でもまだまだ遊ぶゼ!
🙂スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。

ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/1492789.html
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/









2023年5月12日金曜日

[AI] ChatGPT,Novel AI雑録/23.5.12〜ジェネレーティブAIモデルの作る未来

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[AI] ChatGPT,Novel AI雑録/23.5.12〜ジェネレーティブAIモデルの作る未来
「GPT-5」は登場する?どんな未来が待っている?OpenAI CEOの発言からわかった2つの事実
5/9(火) 19:11
GPTの次のバージョンのリリースを心待ちにしています。GPT-3は歴史に傷跡を残し、GPT-3.5は衝撃をもたらし、GPT-4はAI言語モデルの能力で世界を驚かせました。ここでGPTに熱狂している人の誰もが疑問に思うのは、「GPT-5は登場するのか? だとしたら、それはいつなのか?」
■GPT-5は登場する?
もちろん、「GPT-5」と呼ばれる、OpenAIの第5世代のGPT大規模言語モデルは、ほぼ間違いなく登場します。残念ながら、先行のGPT-3.5やGPT-4と同じく、OpenAIは次のGPTモデルの詳細を明かす時期については、ほとんど口を開いていません。同社はたいてい、リリース日がかなり近づくまで、そのような情報は明かしません。こうした口の固い姿勢が、常に次のGPTモデルのリリース時期について憶測を呼ぶことになります。すでに、さまざまな情報源をGPT-5は学習中であり、リリース時期は2024年初頭と見られると予測しています。しかし、MITのイベントの講演で、OpenAIのCEOであるSam Altman氏は、このような予測を覆したように見えます。
■OpenAI CEOの発言から明らかになった2つの事実
AI(特にGPT-4よりも高性能なAI)開発の空白期間に関する公開質問に対するコメントを求められたとき、Altman氏はGPT-5がすでに開発中であるという質問の一部に異議を唱えたのです。Altmanによると、OpenAIは現在GPT-5は学習中ではなく、しばらくの間そのようなことはない、と。このコメントは2つの事実を明らかにしています。まず、GPT-5は間違いなく存在します。次に、OpenAIはGPT-5の開発を急いではいないということ。以下の動画がAltmanの発言の動画です。
GPT-5はいつリリースされる?
Altman氏のGPT-5開発に関するコメントでは、GPT-5のリリースは2024年になるように思えますが、コメントの細部にもっと注意を払う必要があります。Altman氏は、これまでのOpenAIの新しいGPTモデルの開発の段階を踏まえると、GPT-5はまだ学習中ではないが、GPT-5はモデル学習のための追加のデータセットを収集する、学習データの収集段階である可能性が非常に高いです。もしくは、GPT-5モデルの基本的な構造が、まだ決定していない可能性もあります。いずれにしても、Altman氏の言う通り、GPT-5は現在学習中ではないが、それは実際の学習のための土台づくりが終わっていないからかもしれません。つまり、実際に学習自体は始まっていないけれど、GPT-5モデルの開発は進行中だということ。この2つの事実は同時に存在しえます。忘れてならないのは、OpenAIのChatGPTには、GoogleのBardのような追随するモデルがあるということです。AIモデルの開発ペースを意図的に落とすのは、そのような競合の手を貸すことにもなります。高性能なAIモデルの成長ペースが世界的に懸念されてもいる中で、OpenAIが競合他社に対して現在の地位を維持したいのであれば、GPTモデルの開発ペースを落とす可能性は低いです。
■「GPT-5のリリースは2024年」は本当?
では、次に気になるのは、「GPT-5のリリース日は2024年のいつなのか?それは可能なのか?」以前のモデルの学習や精度を上げるのにかかった時間を考えると、2024年の後半であればまだ可能でしょう。しかし、GPT-4の能力もまだ十分にわかっていないことを考えると、OpenAIは2024年まで現行モデルを少しずつ改良し、翌年(2025年)に GPT-5をリリースするという選択をする可能性もあります。思い出してほしいのは、GPT-4は言語モデルと視覚モデルの両方です。ところが、GPT-4の視覚モデルの能力はほとんど使われていません。GPT-4には、まだ知られていない巨大なポテンシャルがあるということで、OpenAIはこれから数カ月は、GPT-5を強力に推進するのではなく、GPT-4を最大限活用してもらうことに費やすのかもしれません。
■GPT-5によって何が変わる?
確信を持って語るには時期尚早かもしれませんが、GPT-4からの飛躍的な進化は十分に期待できます。GPT-3は、主に言語モデルでした。GPT-4は、言語モデルと視覚モデルの両方を兼ね備えるという進化でした。GPT-5は、GPT-4の能力に加え、音声認識モデルという能力もあるのではないかと期待されています。また、GPT-4が画像を入力できるモデルであるように、動画処理ができるGPTモデルになるという噂もあります。したがって、テキスト、画像、音声、動画を処理できるモデルになる可能性もあるのです。しかし、現在のGPT-4の能力を考えると、限界収穫逓減の法則が働くことも考えられます。モデルの規模を大きくしたり、計算能力が上げたり、学習データを多様化したりするだけでは、必ずしも私たちがGPT-に期待しているような大きな発展はないかもしれません。
■GPT-5によるワクワクする未来が待っている…?
GPT-5に関する詳細の多くは推測に過ぎませんが、人工知能の恐るべきパラダイムシフトに向かう大事な一歩となるのは間違いありません。
「人工的な普通の知能」には到達しないかもしれませんが、もし実現するとしたら、GPT-5はそれに近づく一歩となるでしょう。
ChatGPT超実践活用法: 「ビジネスシーン」におけるマジで使える利用方法10選【使い方・入門・教科書・初心者・利用法】
最終更新: 5/9(火) 19:11
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AIで強化される職場の未来、識者が予測する3つのシナリオ
2023/5/7(日) 16:00
人工知能(AI)、とりわけジェネレーティブ(生成)AIは、ビジネスにおける創造性やイノベーションを加速させるだろうか、それとも妨げるのだろうか。確かなことは誰にもわからないが、業界関係者たちは、今後起こりうるシナリオを推測している。AIは人間の創造性を抹殺あるいは著しく阻害するという認識が世間に広まっている一方で、多くの人々は、生活のなかでジェネレーティブAIを積極的に使用している。ビジネスパーソン向け匿名ソーシャルネットワーク「フィッシュボウル」が行った最近の調査によると、こうした社員の43%は、ChatGPTなどのAIツールを、上司の指示や認識もなしに業務関連タスクに使用した経験があると回答した。つまり、ビジネス環境でのAIやジェネレーティブAIの使用に関しては、推進と抑制の両方の力が働いている。一般社員や幹部にとって、とてつもなく有能なアシスタントになる可能性もあれば、その仕事を奪う可能性もある。AIはクリエイティブになれるだろうか。AIは、人間よりも大きなイノベーションを起こせるだろうか。
従来の考えでは、クリエイターやイノベーターとしての能力に関するかぎり、常に人間に分があるはずだった。しかし、デビッド・デクレマー、ニコラ・モリーニ・ビアンジーノ、ベン・フォークは、ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された論考で、「ChatGPTやMidjourneyといったジェネレーティブAIの実用化は、こうした特別な地位を脅かしつつあり、フリーランスか社員かを問わず、クリエイティブな仕事に激変をもたらそうとしている」と述べている。
「新たなジェネレーティブAIモデルは、膨大なデータセットとユーザーフィードバックから学習し、テキスト、画像、音声およびこれらの組み合わせからなる新たなコンテンツを生み出すことができる。そのため、コンテンツの提供に特化した業務(執筆、画像作成、コーディング、その他の膨大な知識と情報を必要とする業務)が、いまやジェネレーティブAIの特異的な影響下にあるようだ。ただし、その影響が具体的にどのような結果をもたらすかは明確ではない」デクレマーらはこの論考で、AIがクリエイティブ業務にもたらす影響の可能性として、次の3つのシナリオを提示している。
■予想される3つのシナリオ
✔シナリオ1:AIは業務を補助し、生産性を増幅する
ジェネレーティブAIツールは、AIの完全な民主化をもたらす。「これらのアプリケーションの大半は非常に使いやすく、すでに、小学校レベルの言語能力があれば子どもでもコンテンツをつくりだせる状況にある」とデクレマーらは指摘している。「AIは、多くのクリエイターを失業に追い込むのではなく、クリエイターがすでに行っている仕事を支援し、より速く効率的な制作を可能にする。このシナリオでは、自然言語によって操作できるジェネレーティブAIが新たなアイデアやテキストを生み出すのにかかる時間を短縮するために使われることで、生産性が増幅する」
✔シナリオ2:ジェネレーティブAIが大量の安価なコンテンツを生み出し、人の手による制作物を駆逐する
この分野に関しては、知的財産に関する法律がまだ整っておらず、整備される前に、AIが生み出したコンテンツの氾濫が起こる。「アルゴリズムとの不当競争や不十分なガバナンスにより、生身の人間の制作物が駆逐される」とデクレマーらは推測する。「このシナリオでは、アルゴリズムが生み出したコンテンツの津波が発生し、人間のライターやプロデューサー、クリエイターらを溺れさせる。優れた才能をもつクリエイターでさえ、市場からいなくなる」
✔シナリオ3:人の手による創作物にプレミアがつく
AIが生み出したコンテンツが市場にあふれる中、人々は「本物」を渇望するようになり、こうしたコンテンツに進んで課金するようになるかもしれない。「ジェネレーティブAIは、驚異的で、時にあざやかな能力を発揮しているものの、正確性に問題を抱えている。一見もっともらしいが、実は反事実や論理矛盾に満ちたテキストを生み出すことも珍しくない」とデクレマーらは指摘する。実際には、これら3つのシナリオが混ざり合って生じる可能性があり、ビジネスの特性によって、状況は変わってくるだろう。文化はテクノロジーをたやすく打ち負かすことができるのだ。「企業のビジョンや目標」における変化に対応する能力に関しては、人間がAIに置換されることはないだろう。「文化的な変化は、ジェネレーティブアルゴリズムの学習よりもはるかに迅速に起こる。つまり人間は、アルゴリズムが太刀打ちできないダイナミズムを維持するだろう」とデクレマーらは述べている。
Joe McKendrick
最終更新: 5/7(日) 16:00
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人工知能研究家・清水亮 GPT以後「知識の集積地」としてのネット空間は汚染されていく。私たちはいつまでWikipediaを信用できるのか
2023/5/11(木) 17:31
人工知能はウソをつく
清水亮「ネットを無条件に信用できるのは、あと数年が限界かもしれない」(写真:中央公論新社)
急速に進化を続ける人工知能。日本政府も戦略会議を立ち上げ、その活用や対策について議論を交わし始めた。一方、プログラマーで起業家、そして人工知能の開発を専門とする清水亮氏は「信頼に値するAIを生み出せるかどうかで私たちの未来は変わる」と喝破する。その清水さんによる人工知能についての連載、第一回のテーマは「ネット空間の汚染が始まる」です。
■ある日の会話
「百科事典を作りたいんだけどさあ」
そういうと、Yは目を細めた。
「なんですか、それは。AIに関係してるんですか?」
「いや、この先、Wikipediaってますます信用ができなくなっていくと思うんだよね。もともとけっこういい加減な情報であふれている部分も多いんだけど、今後GPTみたいな大規模言語モデルでさらに間違った情報が増えていくから、あえて人間が編纂した百科事典が必要になってくると思うんだよ」
Wikipediaはたとえば関係者が編集することを許されていない。自分自身について間違った情報が書かれていても、修正することかできないのだ。このルールによって、勘違いや誤読、もう古くなっている情報がそのまま放置されているケースもある。Wikipediaが登場したばかりの頃は全体の記事が新しかったのだが、長い年月が経って古い記事が誤った、または古い情報のままになっているケースが散見されるようになった。
■なぜ百科事典なのか
2023年の5月現在、世の中には対話型の人工知能「ChatGPT」にまつわる話題が溢れている。MicrosoftOfficeにGPTが搭載されるといったアナウンスが流れたり、SlackやNotionにもGPTと統合するプラグインが相次いで出現している。GPTは便利だが、平気で間違った情報をさも本当のことのように語る欠陥がある。この欠陥はおそらく簡単には直らないし、何年かけても直らないと指摘する専門家もいる。だがこの便利さは何者にも代えがたく、一年もしないうちに、ネットはGPTが出力した真偽不明の情報で溢れかえってしまうだろう。そういうときにこそ、人間にしかつくれない百科事典のようなものが必要なのだ。
■知識の集積地としての「インターネット」は危機的状況にある
「まさか、紙で百科事典を作りたい、ということですか?」
「うーん、紙というか、まあ紙じゃなくてもいいんだけど、とにかくインターネットからは絶対に見られない、買うこともできない、誰も読むことができないような百科事典を作りたいんだよ。インターネットで読めるようにすると、GoogleやMicrosoftが自社のAI学習用に使うだろうからね」
有名な「ロボット三原則」を提唱したSF作家のアイザック・アシモフの代表作のひとつに「ファウンデーション」シリーズがある。「ファウンデーション」シリーズでは、栄華を極めた銀河帝国の衰退をある数学者が予告する。この数学者は、心理歴史学という学問分野を作り、心理歴史学上の計算の結果、銀河帝国が崩壊し、数万年に及ぶ野蛮な時代が到来することを予測する。この予測に基づき、心理歴史学者は銀河皇帝に「銀河帝国の最辺境の地にファウンデーションを設置し、銀河帝国の知識のすべてを集約した銀河大百科事典を編纂すべし」と上奏するのである。アシモフは「ファウンデーション」シリーズの執筆に当たり、エドワード・ギボンの「ローマ帝国興亡史」に着想したという。文明が衰退していくときに危機を救うためにまずすることが「百科事典の編纂」というのは非常に興味深い。今、実際にインターネットは人間の知識の集積地としては危機的状況である。これはChatGPTが登場する何年も前から始まっていたことだ。
■GPT以後のインターネット
ロボット型検索エンジンはなにもGoogleが最初ではなかった。検索エンジンそのものもGoogleが最初ではない。しかしGoogleの価値を決定づけたのは、「ページランク」というアルゴリズムで、それはすなわちページの被リンク数が多ければ多いほどそのページには価値があり、価値があるページからのリンク数が多いほど、やはりそのページの価値は高いと推定するものだ。しかし、これがうまく機能したのはGoogleがブレイクする直前のほんの数年のことだった。Googleの意図に反し、このアルゴリズムを利用して、本来は価値のないページであるにも関わらず、無数のダミーサイトを作って相互にリンクし、ページランクを水増しする、いわゆるSEO(検索エンジン向け最適化)サイトが多数生まれた。現在はSEOを専門にする会社などもあり、Googleは日夜SEO対策に頭を悩ませているが、決定打がない状況だ。筆者のような古くからのインターネットユーザーから見ればダミーサイトなどを伴う過度のSEOはインターネットを混乱させるだけの野蛮な行為であり、意味のないスパムサイトを量産することは全く馬鹿げたことに思える。もちろん、検索エンジンに対してページの内容をわかりやすく伝えるような「行儀のいいSEO」はこの限りではないが。このダミーサイトの制作は昔から自動化されていた。Googleがかなり積極的に人工知能への投資を行っていたのも、SEO業者が作ったダミーサイトを自動的に判別し、検索結果の精度を高めるためだった。しかし、皮肉にもGoogleが発明し、無料で公開したトランスフォーマーという人工知能技術は、GPT(GPTのTはトランスフォーマーを意味する)を生み出し、検索エンジンにとっての悪夢を生んだ。今やGPTで生成された文章を人間の生成した文章と完璧に区別することはできない。それどころか、書いてある内容が真実かどうかすらわからない。GPT以後のインターネットには実在しないかもしれない店や製品や人物の情報で溢れ、いまのところは無事だと信じたいが、WikipediaさえいつのまにかGPTによって書き換わっている可能性がある。それも暇な学生が、面白半分、遊び半分でできてしまう。
■インターネットが汚染されていく
そんなことあるわけない、と思うかもしれない。ほんの少し前には、バイト先の冷蔵庫に入って写真をとって、それを世界中にばら撒くといった、常軌を逸したことが行われてきた。Wikipediaだけがいつまでも無事だとなぜ言えるだろうか?GPTを検索エンジンのように使えると考え、GPTの出力でWikipediaを「修正」してあげようと考える人々の間には、悪意さえないかもしれないのだ。結局のところ、本当のことはなにもわからなくなる。その傾向はこれから益々強まっていく。誰もが参加できることで英知を結集することかできたインターネットが、AIを使って知能を拡張されたけれども無知な人、あるいは悪意を持った人たちによって汚染されていく。そしてこの流れは不可逆であり、今更取り戻せない。
■いつまでネットを無条件に信用できるのか
そういう自分さえ、最近はGPTなしでは原稿を書くことさえ億劫になることがある。専門的な知識さえもっていれば、GPTが出力した文章のどこまでが嘘でどこからが本当かはわかるが、専門外のこととなると全く自信がない。なおこの原稿は久しぶりにGPTを一切用いずに書いている。むしろ新鮮なくらいだ。今、GPTが検索エンジンを参照できるようにしてもっと「正しい」ことをしゃべらせるようにしようという動きもあるが、検索エンジンの検索結果そのものが汚染された場合、もはやこれに対抗することはできなくなる。ネットが無条件に信用できるのも、あと数年が限界かもしれない。いやそれとも、とっくに信用するに足りないものになっているのか。この連載を通じて、その行く末を見守っていきたい。
清水亮
最終更新: 5/11(木) 17:49
(C) 中央公論新社
■コメント
('-')
「知識の集積地」としてのネット空間は早い時点で「汚染」されていて、Wikipediaを含む集合知的サイトも悪意があったり知識の正確さに乏しい編集者の手によって知らずしらずのうちにゆがめられているケースも多々あるように思える。ましてやSNSでの流言飛語は一度拡散すれば完全に正されることはまず不可能だ。なのでGPTによる「汚染」とか言われても、その前に(一部の)人間のモラルが信用ならない時点で何をいわんや、って感じがする。
('-')
もの書きの端っこにいるのですが、GPTを使ってものを書いたことはまだありません。そこの一線は守っています。でもWikipediaは見てしまうので、意識なく、書いたものが影響されていることはありえます。ふつう、その意識があるときは、出典をあたりますけど。でもネット上の出典なら作られたものかもしれないし、いずれ、紙の情報もネット由来であれば、汚染、と言っていい状態になるというのはわかります。Skynetによる支配というよりも、混沌が出現するのが先のように思いました。
('-')
wikipediaに限らずだが、最低でも複数のソースを確認するのが常識かと思っていた。新たな辞書を作ったところで、信用できるかどうかはわからんから、変わらないんだよ。生成系はソースが正しいとしても、出力は確率的に作られたデータになるわけだから正しい100%結果を期待するような使い方はダメだろう。物書きの場合、代筆なんてもってのほかだが、公正や編集、組み立てなど適用方法によって利益ある用途になるでしょ。
('-')
ネット上の情報が真偽不明なのは、今に始まったことではない。そもそも、既存メディアの情報も真偽不明であるし、何なら論文ですら、である。確からしさは自ら吟味すべきであり、それを怠ったツケは自分で払うのが筋だ。必要なのは、情報発信の責任を追及する法整備だと感じる。これまで既存メディアですら、誤情報はおろか名誉毀損の責任もロクに追及されてこなかった。裁判の荷が重い一般人は、泣き寝入りしてきた。社会的責任が重いはずの既存メディアが取らないなら、誰も取らなくて良いだろう。襟を正してほしいものだ。
ところで、「AIは嘘をつく」という表現はいかがなものか。嘘とは騙す意図を前提とするように思う。意図がないなら誤情報だ。つまり、AIに意識が備わっているかいないかで、適切な表現が異なる。この記事ですら、こうなのだ。誤情報なんてAIに頼らずともありふれていて、誰も責任を取っていない現状がここにあるのだ。
('-')
評価されるものが残るってやれば良いのだけれども、現実は注目されるものしか残らない。だからね。やっかいだよね。ただ、誤りが分かる程度の知識量を持っていて、Wikipediaを利用するだけの方で訂正も資金提供もしない人が、Googleなどへの反発か、ITへの反感か知らんけど百科事典を作って悦に入っても、その百科事典の知識を正解として学習した文章を通じてAIに知識が蓄積する。
それに、本は状況が変わったら記述を変更できないので、新しいことはやがて間違ったことになるか不十分なことになってしまうだろう。滅びないと記述し得ないような、永遠に正しい百科事典は遺産でしかありえず、Wikipediaすら訂正出来ないような公共心の無い人がそれを作っても小金をせびるネタにしかならない。なんだかね。ネット空間の知識を検証し正してゆくことをこつこつできるのが真の知識人というわけなんだろうね。
('-')
それを言うなら、AI登場の前からですよ。
工芸をやっています。そのジャンルでは、革新的な作品を作った人や、優れたオリジナルデザインを作った人がいる。が、インスタなどが流行りはじめて、誰がすごい人なのか、分からない事態になっている。新しくその工芸を習い始めた人は、インスタでよく見る人がすごい人だと思っている。丸パクりして、どういうつもり?みたいな投稿をしている人を、オリジナルだと信じていた人も多い。そして、丸パクりした人にも悪気なんてなかったらしい。
素人に「ケ」が生えた程度の、ちょっとばかり小器用な人が、自分でデザインを練ることへのリスペクトもないままに、お手軽に人のデザインを真似て、アップする。一番手間がかかる所を端折るのだから、頻度高く更新できる。結局、その人は誰かから指摘を受けたのか、適当な理由をつけて、ユーザーを閉じました。既に、ネット上は、ゴミ情報だらけですよ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/fb28eb23fcce92f21fc9271cbe36c93a6ffa9a74
https://news.yahoo.co.jp/articles/76a3dcff205459cb43c9ce85b01e559920a19e2e
https://news.yahoo.co.jp/articles/f92d6f5613e7bdc054ea6e8ec9b4d81a0210ad1a

2023年4月28日金曜日

伊集院光/桜花一紋: ChatGPT,AI社会談義〜AI化社会の行方を考える

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伊集院光/桜花一紋: ChatGPT,AI社会談義〜AI化社会の行方を考える
TBSラジオJUNK/『伊集院光・深夜の馬鹿力』
2023.4.17(火)     
この番組長く聴いてると出てくる名前なんだけど,「桜花一紋」って,これは芸名というか,芸人じゃないから芸名ではないか…高橋さん,僕とそんなに歳の差のないおじさんがいて,このおじさんはVRの事とかめちゃめちゃ詳しいんですけど。VRのアプリとかも作ってる人で, 人が良くて社交的だから,VR周りの業界にいろんな知り合いの人がいて,1〜2回/月ぐらいのペースで集まって,駄弁るっていうか,目的もなく「最近こうだよね」「今のVR業界ってこんな感じだよね」みたいな話をして。
■シェアオフィスへ行く
サロンみたいな…「サロン」ていうとキンコン西野君のイメージ強すぎて(笑),『煙突街のプペル』のチケット買わないと入れない感じすごいしちゃうけど,そういう会合があって,スケジュール合うと呼んでもらうんだけど,ついこないだもそういう集まりで,「Chat GPT周りの人がいっぱいくるから,伊集院さんも興味あったら来ませんか?」って言われて,凄い行きたかったんだけど行けなくて,「そこでいっぱい面白い話が出たから」って,「高橋さん,出た話の概要をお聞かせくださいよ」って,高橋さんのシェアオフィスに夜出かけてった。すごいなと思ったのが,シェアオフィスには高橋さんと俺しかいないんだけど,延々6時間駄弁った(笑)
「Chat GPTってこれからどうなるんスか?」「俺はこうなると思うけど…」「…そういえば …」みたいな話ずっとしてて。シェアオフィスなんだけど,日曜の夜だからガランとしてて。そのシェアオフィスは何畳位の広さあったかな…フットサルのコート半分位の大きさのところにデスクの区画が6区画位あって,個人事業主だったりとか会社だったりはするんだと思うんだけど,そのシェアオフィスの端っこに,目にVRゴーグルをかけて,口にもVRゴーグルをかけたダブルVRゴーグルの人が,黙ってずっと座ってる。そんで俺と高橋さんは一角に座って話し始めて,6時間中の4時間後位に,そのダブルVRゴーグルの人がゴーグル外した。だけど,俺からしたら,ダブルVRゴーグルのARの可能性あるから(笑) CGの可能性もあって,本当はそこにはいないんだけれども,どっかの人が立体映像で出てるだけの可能性もある。その人がゴーグルとってその口のゴーグルとって喋り出した時にびっくりしたんだけど,「うるさくなかったですか」って訊かれたから,俺からしたら,オフィス来て4時間黙りの人で,うるさいも何もと思ったら,口につけてるゴーグルは,最新の喋ってるの全部ミュートできる機械なんだね。
半分はアナログの…何て言うのか,あのサッチモがトランペットを練習する時,隣が「うるさいよ!!お前は!! いつもプップクプップク!!広島市民球場でやれよ!馬鹿野郎!」「すいやせん」って,あれと同じ方式のサイレンサー。口の周りをゴムで取る完全に密着してて外に音が漏れないっていうヤツと,その中の音をとりあえずマイクに載せるためのゴーグルの組み合わせのものだったけど,そのミュートっぷりがスゲェ完璧で。スゲェと思ったのは,VRゴーグルで他のアバターの人達とかなりデカい音で熱い議論して会議をしてる人だったらしくて,スゲェ世界だなと思って。シェアオフィスみたいな所って,同時にいろんな会議が行なわれてて,もっというと,こっちの人は会議をやってんだけど,こっちの人はVTuberの中身をやってます見みたいことあるから,そういう事に使える機材らしい。俺が思ったのは「うわ…家で大声でエロチャットやりたい」って(笑) とてもじゃないけど近所に聞かれたら困るようなエロチャット(笑) そのマシン付けて。スゲェなと思ったのは,その日は日曜日だから,シェアオフィスには桜花一紋さんと俺とその人しかいないけども,何なら,そこで全員ゴーグルつけてそれぞれ別の場所で行われている別のメタな空間で行なわれている会議に参加してるみたいこともあるっていうスゲェ世界だなって思った。
■ゲーム配信
「未来ギャグボール」。特定の人とだけは会話ができるギャグボールみたいもんですよ。それこそ,このスタジオで前で笑ってる河野かずおなんかは,ゲーム配信をやってるじゃん。カミさんの稼いだ金で買ったプレステ5と,カミさんのほぼ稼いだ金で買ったパソコンを使って,カミさんの稼いだ金で払ってる通信でYouTubeゲーム配信やってるじゃないですか(笑) カミさん疲れて寝なきゃなのに,ゲーム配信の時間来ちゃったりした場合,ああいうゴーグルっていいよね。外観は口に謎の機械付けてる外観にはなるんだけども,もうチンパンジーのお面のゴムマスクの中にアレ仕込んで,無口なチンパンジーとして画面に映るとか色々出来るんだろうね。でもなんかこれはちょっと便利なやつだなって思ったりしましたね。
そんな中で配信の話でちょっと印象に残ってるのは,ゲームの生配信の方の事でちょっと思ったけど,最近は「ゲーム配信をしてもらった方が,そのゲームを買う人も増えるだろう,知名度も上がるだろう」ってことで,昔に比べるとメーカー側も相当寛大になってて,一個一個のゲームで,ゲームについて,例えば「このゲームは配信OKだけど,『ネタバレあり』っていうタイトルを必ず入れてください」とか「このシーンは使わないでください」とか,多いのは「投げ銭やスーパーチャットはもらえない仕様にしてください」みたいな,ちょっと条件クリアするとやっていいですみたいな流れっていい事だと思うけど,「法人もしくはプロダクションに所属している方はこちら」とかっていうのが割とあって。それは別条件で,俺だったらホリプロを通して「ホリプロからこれを配信したいんだけど」っていうのやり取りしてくださいってなるわけ。俺はその意味わかんなくて「なんで?」ってなる。一般の人と分けられる理由がわかんなくて。一般の人の規約に「ゲームのキャラクターを改ざんして卑猥なことをさせたりとか駄目ですよ」「キャラクターとかに敬意をもったプレイでないと駄目ですよ」とか色々あるんだけど「タレントとかがプレイしたほうがより人気でんじゃね?」ってちょっと思ってて。タレントはタレントで人気が出るし,メーカーもゲーム売れるしとか思うけど,すごい細かく細かく交渉してからじゃないと駄目なんだよね。メーカーによるけど,「自分が配信したい日から数えてメーカー側の何営業日前までに,どういう形でやるのかを出した上で,許可を受けた上でこういう©を入れてください」みたいなの。だけど,俺は思いつき人間だから。3日後の事なんか考えたことないんだから(笑) しかも「マットレスずれてる…元通りにしよう」って思いついてからマットレスを元に戻したのが1日半後だからね。それ位のやる気が持続できない人からしてみると,3営業日前に「これを生配信をしたい」って申告なんて無理。今現在の僕のYouTubeは,基本的に突然,登録してる人だけに配信行って観てもらうものだから,できないじゃんって思うわけ。で何をそんなに閉める必要なんだ?って思うけど,なんかその話を桜花一紋さんにしたら「マァ,でも自分たちがヒイヒイ言いながらゲーム作って,末端のエンジニアまですごい豊潤にお金が行く行かないってのはまた別の話になってる時に,ユーザが横から出てきて,それを使って金儲けされるちょっと嫌じゃないですか」みたいな。「嫌って思う気持ちも分かりませんか」って。それはわかる。こっちがヒィヒィいって流してるラジオを,リスナーがお金を取ってYouTubeに出してたら,やっぱりそれは嫌だから,それちょっと分かるって言う話と,あと桜花さんの話って,良い悪いみたいな結論に極端に行くことはほとんどないんですよね。「そういう気持ちは分かりますよね」っていう事と,「最近読んだ本で‥」みたいな抜粋情報も教えてくれるんだけど,要は「嫉妬の気持ち」…「『自分が損してないけど,むしろそのゲームの宣伝になるなら自分達も得してる。だけどそれ以上にあいつらユーザが,なんかこう自分たちの作ったゲームのおかげで得をするのは嫌だな』っていう意識,嫉妬の意識みたいなものが,猿にもあるっていう実験結果があるんです」って見せてくれたのが猿の実験で。お互いがアクリル板で仕切られてる二匹の猿がいて,片方の猿にはボタン押すとどんぐりが落ちてくる。1回ボタンを押すとどんぐりが落ちてくるっていう装置が付いてる。そいつがボタン押すと,仕切られた透明アクリルだから,もう一匹の猿にも見える向かい側の別の猿の前には,同じタイミングでりんごが落ちてくる。そうすると「俺はどんぐりを食べて,あいつは重そうなりんごをモリモリ食ってる」と。それを何度もやってるうちに,「俺がボタン押すとどんぐりなのに,あいつは何もせずりんご食ってる…」って事に気づいて,空腹になっても我慢してボタン押さなくなるらしい。なんかスゴい。なんかその本に書いてあることはちょっと一回置いて,「他人がどうどうしようとか別に,自分が空腹になる事は損なんだから,しかもアイツがりんごを貰う事で自分のどんぐりが減る訳でもない。だから冷静に考えるなら,自分がどんぐりをコンスタントにもらった方がいいっていう選択をしたほうがいいですよ」っていう本なんだけど,そういうことをいっぱい抜粋してきて,なんかこう僕に教えてくれる人で。教えてくれる人でね。その後 AI についての事がおもしろくて。おもしろで話とよくわかんなくなっちゃうことなんだけど,「AIが世の中にいっぱいはびこるというのが良いのか悪いのか?」みたい事を,やっぱり良いか悪いかの話ではなくて,予想される事を言う。「こういう事がありますよ」みたいな話をしてくれて。
■ChatGPT,AI社会
ChatGPTでいうと,恥ずかしい話,ChatGPTがよくわかってなくて。 新しい検索エンジンの事かなとか思ってて。なんかこう普通に聞くと,そのざっくばらんに打った質問も「玉袋の裏にちっちゃい赤いポツポツ出来てんだけど,俺死ぬの?」位の精度で言った質問に,AIがいろんなところから情報を集積して,検索結果を口語で「そのプツプツは七色だった場合は2時間で死にます,ただ赤いだけのプツプツなら,かぶれてるだけかもしれないけどね」そういう感じの検索エンジンの事をいうのかと思ったら,もっと広く,「AI」っていう概念の中の一形式が「ChatGPT」で,皆が使える一般化したAI。そのChatGPTを使った検索の使い方がありますよみたいな基本から教わりつつ,「AIとかが世の中に出てきたらどうなるのか」あと「三田寺理紗ちゃんどうしてる?」とかいう話ししてて。
ありとあらゆる所でAIが活用されて,しかもAIがどんどん性能良くなってく。あとよく言われるのは「AIに仕事を取られちゃう危険がある」みたいな話するじゃないですか。ちょっと話はズレるかもしんないけど,今,タクシーがアプリで呼べるようになって,メチャ便利。家の前の路地まで来てくれて,アプリにもう「目的地=TBSテレビ」って入れとくと,黙っててもTBS テレビに行ってくれるみたいな,めちゃくちゃすごいけど,全く会話はない。座席に座って,「篠岡です」って頼んだ俺の名前の確認だけあったら,「高速使いますか?」位言うかな?それぐらい言って「下道で」って言ったら,もう黙ってTBSの玄関についてるような状態ってすげーなと思うけど,これでいいの?みたいな。難しいのは,僕もそんなに喋りたいわけではない。喋りたいわけではないんだけど,なんか昔は「ずっと黙ってるもんなんだなー」って思うから,例えば桜が咲いてたら「結構桜散っちゃってますね…」とか「咲きましたね」なんて言うじゃん。運転手さんも別に喋りたくないけど「そうですね,何日か前にちょっと遠距離が入って,○○行った時にはまだかなり咲いてましたよ」なんて言う。お互い面倒くさい。面倒くさいから,こんな事はあってもいいのかどうかよくわかんないんだよね。でもゼロでいいのか?っていう問題。うちの芸人草チームに,芸人やりながらタクシーの運転さんやってる男がいて,その男に訊くと,同じ感想で。ドア締めて,そのまま行って着きましたっていう感じが,カロリー的には楽だけど,全く喋らない不気味さみたいなことに対して「これでいいのか?」的な。人とコミュニケーション取るのが苦手な人が「いやいや,たくさんコミュニケーションを取らなきゃならないことが苦痛だからこれをなくしてもらう方がいい」っていうのはすごくよくわかります。僕も元々そうだったから,すごくよく分かるんですけど,「じゃあそれがゼロになりますけど大丈夫ですか?」って言った時に,大丈夫なのかな?人間?っていう。なんか「篠岡です」だけ言って無言で着く…これは次のステップとして,自動運転で行くようになるための一個手前のヤツだと思うんです。昔のその「正直この運転手さん…俺は寝たいんだけど」って思ってるんだけど「中日ドラゴンズの森野の背番号,何ですかね?」「…急に?」「イヤ伊集院さん野球好きだから」みたいな(笑) そうなるともう森野の背番号気になっちゃって気になっちゃって。その時代ケータイないから「森野,何度も変わってんだよな」って(笑)いう感じが好きだった訳じゃないんだけど,無で行って無帰ってきて,でしかもこれは次のAI化社会に向けての馴らしっていうか,その今AIはさすがに細かい運転はできないけれども,だから人間がやらなきゃいけないとか人間がいるっていうこの感じが,なんか俺のイメージは,運転席に配線だらけの脳みそが置いてある感じ。「準AI」「準人間」みたいなところに押しやられてるような感じ。便利なんだけど,大丈夫なのっていう。
なんか多分それはいろんなことに言えるのは,タレントになって,若いうちは,「伊集院さん伊集院さん…」っていう時代はある。人間関係面倒くさいなっていう時期はあるわけですよ。あと会社だと,入社後の若い時は,仕事は大丈夫だけど人間関係面倒くさいっていう時期があるから,コミュニケーションはZoomで行った方が楽だとか,メールで送る方が早いとか思うんだけど,長く経つと,今度はこっちに用事がなくなってくるから,こっちに関係を持とうっていう人が全くいなくなった時に,無で大丈夫か?っていう。
それがちょっと俺の不安みたいことなんだけど,それを桜花一紋さんに訊く。「AI化がどんどん進んでくと何が起こるんですかね?」って。「まず第一に起こることとして」って話だけど。「特に伊集院さんの業界とかで,まず第一におこる事」って。まず,アナウンサーってどんどんAI化していくじゃん。そうすると,まずNHKの朝のテレビ観てると「ここから先はストレートニュースは人工音声でお送りしてます」って言って,何の問題も無く人工音声で,細いコメントとかをすることもない所謂どストレートのニュース,何十秒かのニュースっていうのを咬む事もなく完璧に流す…当たり前だよね,そのニュースを伝えていくじゃん。それからおそらくだけどADさんのやる仕事とかが,AI にかなり取られていくだろうっていう。ADさんの仕事で未だにあるのは,流したいCDをダッシュで取りに行くっていう仕事があったりとか,あとはこれはディレクターの仕事が半分とADさんの仕事が半分だけれども「この辺でちょっとムーディーなクラシックが欲しいんだけど何枚か出してくれよ」みたいなこととか「流行ってる曲の中出してきてくれよ」みたいな,特にディレクターセンスを入れるまでもない,これ位のテンポの曲を出して来てくれって言うようなことを,ADさんがさせられることが多いじゃんか。そうすると,これはかなりAI化が早い。テンポとタグを入れて,「ムーディー」とかを入れていくと,もうそのレコード室も何もデータが全部そのままミキサーに入るようになってるから,これは要らなくなってくだろうと。あと例えばだけど,長い番組の中の一コーナーで,時間が決まってたりするものに関しては,例えば若いADに「オマエ,ここだけキュー振ってみろよ」とかいうこともまだあるじゃん。でもこういうアクシデントが絶対起きないような場所は,全部AIになると,所謂修行期間はゼロになり,大丈夫か?っていう部分。ストレートニュースの時間の決まっていてコメントやアドリブ生が全く入らないものは次々とAIに読まれるものに関してでも,アナウンサーは生で読んでいくから,じゃあ中堅になった時に,どのニュースで行くか寸前までわからない上に,次のニュースが来るまでの強弱をちゃんと整えてくれみたいな事やるアナウンサーって,TBSラジオでもいっぱいいたけど,次の原稿が来るまで,スピードを落として読むみたいな事を名人ってやるのよ。こういうスキルって,下積みの時代に「詰まんねぇニュース延々読まされて…」って,おそらくスキルが上がってくる頃だけど,そこをAIがやっちゃうと,このプロセスが抜けちゃう訳じゃん。その下積みの時代がないまま,年齢だけ中堅になるし,多分ADさんの修行みたいな事も,修行って言葉が今の時代に好かれない事もよく分かってる。よく分かってるんだけども。
うちのディレクターは金子で,その向こうに吉井というADがいて,さらにこの吉井が他の番組のディレクターになるから,さらに新しいADの吉井2って呼んでますけど(笑) これからディレクターになる吉井1は,今まで金子ディレクターの背中をずっと見てきたっていう。こっちの角度から言うと,前に金子ディレクターがいて,後に吉井ADがいるから,実際は金子君の見てない隙に,後ろで中指を何度も金子の方向に向けて立てている吉井1を見ているけれども(笑) 2度程斧を振り上げている吉井1を見ているけれども(笑) そこはAIのAD ができちゃうとさ,やんなくても良くなってきて,なんとなく「次の何分の曲出して」っていうのもAIに用意されていくみたいになっていくじゃん。そうすると,ADはどういう感じでディレクターが仕事してるのかは一切見ないまま勤務年数でディレクターになっていくとすると,どっかで,今いやいやでも修行をずっとやってきて中堅ディレクターになった人が枯渇したところで,次が入って来ないとか,あとそのそれはChatGPTでもそうなんだけれども,
ChatGPTは,もう何万枚もあるイラストから良い所取りしながらイラストを作ってくわけじゃん。今までウサギのイラストを描いた人いっぱいいるから俺が「かわいいうさぎ」って入力すると,その通りのイラスト出てきたり,あと「マシンガンのようにポロ糞を発射しているうさぎ」ってやるとそれが出てくる。「すごい勢いでうさぎのポロ糞を発射するプーチン」って入れると,出てくる。だけど,これはどっかで一次ソースが無くなるっていう事で。新しいものができて,その新しいものを一から描いて,ネットに差し出す人っていうのがイラストレーターは全員要らなくなった後に,枯渇がくるっていう。これがやりがい詐欺だったりとか,パワハラだったりとか,そういう事と絡んでるから,すごい難しい問題なんだけれども,師匠がめんどくせえなと思ってるカバンを運ぶようなことをやる代わりに,特等席で落語が聞けるみたいなことが基本のラインじゃないですか。僕の師匠(円楽)が言ってくれた「開口一番で,お客さんの前で一番最初にやるのを俺が滑ったらどうしようと思ってるかもしんないけども,お前がどんなに客席の温度をマイナス何度まで下げても,俺の芸で常夏に戻せる」って言われれば,ここで俺は滑ることが出来るじゃん。で難しいのは,自分も落語に入ってきた時は,自分もすぐ凄くなれると思ったし,そこそこもう喋れるって思って入ってきてるけど,やってみると駄目だったりとか,5年経ってみるとあの頃はひどかったっていうことになるから,だから思うけど,多分入社当初に「ADやらなくてもすぐディレクターになれる」って思ってるかもだけど,多分そうもいかないと思うよって言ってるけど,自己評価はみんな高いけど絶対そうは行かなくって,あまり苦痛じゃなかったりとか,余計なストレスをなるべくかからない方式がいいけども,やっぱりなんつーのかな…スキルアップをしながらいる期間みたいのを機械に奪われるとするならば,なんかそれは相当大変だなって思う。結局はさらにもっと進化しちゃって,誰も働かなくていい世界がもし来るんなら,まあまあそれはおめでたいことだけれども,でもそれはそんなに早くないよね。今言ったような,タクシーの運転さんが半機械化してくみたいな,オートマチックに一旦なってから機械になってくのと一緒で,多分その歪みの人は絶対いるんだよね。先代の圓楽師匠は,一門のトップで,ある日突然「全員真打」って言い出した。本当は前座二人目が真打なんだけど,ある日全員真打になったんだけど,全員が着物をたたむっていうよく分かんない現象が出てきて,そこでもう弟子を取らないって言いだしたから,完全に下積みが枯渇したんだよね。それとスキルもない真打がいっぱい出たりとか,そういう現象が出来てくるんだっていう。もちろんいいこともいっぱいあるし,そこで見せてもらった新しい編集ソフトのデモみたいなのも,俺らは音の編集がもっと簡単なんだけど,映像の中に入ってる音を文字化して,文字の切り貼りで,インタビューやって,長くなってつまらない事言ってんなっていうところを,文字の方を切っちゃえば映像の方も切れるっていうシステムのさらに上で,何が写ってるかっていうのを判断して,要するに,ここに大谷翔平が映ってるっていう事を判断して,その「大谷翔平の写ってるところの前後1分ぐらいを白身だけに,3時間の映像をしてくれ」って言うと,その通りやってくれる感じとか。もうミュージックビデオなんて,もうほぼほぼ,今までのミュージックビデオの在り方…その画面の忙しさとか,ああいうものを分析してやれるようになったりとか。なんかこっち側からすると,すごい楽しいこととか,もういっぱい待ってるはずなんだけれども,年取ってくるとそういう新しい技術を「俺等の時代来た」とは思わないから,なんかこう,なんとか理不尽ながらもやり過ごしたものがゼロになる可能性のが高いと思っちゃうから,多分俺は不安の方が多いとは思うけど,そうかそういう事か…っていう。今後下積みがなくなるのはいいことなのかもしんないけど,下積みはさせてもらえないっていうか。今までADからディレクターになってる人はセーフって言うか…だから吉井1はセーフだよね。吉井2は微妙。吉井3に関しては,そんなに吉井雇わなくていいんだよ(笑) そんなことを5時間ぐらい話して。あと「このデリバリーの中華,痺れ成分多すぎません?」って1時間話してました。

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2023年4月14日金曜日

[AI] OpenAI社,ChatGPT,雑録/23.4.15



[AI] OpenAI社,ChatGPT,雑録/23.4.15    
「これは人間が書いた」GPT-4の文章に6割の人がだまされる、その深刻なインパクトとは?
平和博桜美林大学教授ジャーナリスト
2023/4/14(金) 7:10
GPTの文章にだまされる(Bing Image Creatorで筆者作成)
「これは人間が書いた」GPT-4の文章に6割の人がだまされる――。そんな調査結果をスペインのベンチャー企業が明らかにしている。
チャットGPTの土台となる大規模言語モデル(LLM)のGPT-4は、前身のGPT-3.5に比べてより高性能で、自然な文章を生成できる。そしてこの調査によると、チャットGPTの文章を「人間が書いた」「人間が編集した」とだまされる割合も、10ポイント以上高くなった、という。GPTを使ったこれまでの研究でも、高い割合で人間がだまされることが明らかになっている。そのインパクトは、フェイクニュースが氾濫する社会の様々な場面に暗い影を落とす。その一つが、民主主義だ。
■GPT-4で10ポイント上昇
GPT-3.5では、チャットGPTのコンテンツを人間によるものと考える人が53.1%だったのに対し、GPT-4.0では、人間のライターが作成・編集したものと考える人が63.5%に上ることがわかった。スペイン・バルセロナのウェブツールレビューサイト「ツールテスター」は3月31日付で、そんな調査結果を発表している。調査ではまず2月20日から26日にかけて、米国の成人1,920人を対象に、GPT-3.5を搭載したチャットGPTを使って実施。さらに、GPT-4が公開された後の3月22日から25日にかけて、やはり米国の成人1,394人を対象にGPT-4を搭載したチャットGPTを使って、同じ内容で実施した。調査では、「株式や債券、投資信託などの証券に投資するにはどうすればよいですか?」「私に最適なインターネットプロバイダーはどこですか?」といった、テクノロジー、エンターテインメント、旅行、ファイナンス、健康の5分野25の質問に対する、GPTの回答、人間の回答、GPTの回答を人間が編集した回答、の3パターンのコンテンツを作成。質問と回答の計75の組み合わせをランダムに調査対象者に示し、回答の作成元を3択で判定してもらった。その結果、GPT-4が作成した回答に対して、「人間の回答」「AIの回答を人間が編集」と間違って答えたのは全体の63.5%に上った。分野別にみると最も間違いが多かったのは
旅行の66.5%
以下、エンターテインメント(65.9%)
ファイナンス(63.2%)
健康(62.2%)
テクノロジー(60.3%)
の順だった。これに対してGPT-3.5が作成した回答を「人間の回答」「AIの回答を人間が編集」としたのは全体で53.1%。分野別では、
健康(56.1%)、
ファイナンス(54.2%)、
旅行(53.3%)、
エンターテインメント(52.7%)、
テクノロジー(49.0%)
だった。すべての分野で、GPT作成の回答を「人間が作成・編集した」と間違える割合が10ポイント前後高くなっていた。さらにGPT-3.5を使った1回目の調査では、人間が作成したコンテンツについて、「AIの回答」とした割合の高さも指摘している。分野別では、テクノロジーで48.4%に上り、以下、健康で44.9%、エンターテインメントで44.8%、ファイナンスで42.5%、旅行で40.5%が間違えていた。また1回目の調査では、AIの回答を正答できた割合を、年齢別でも示している。それによると、最も正答率が高かったのは65歳以上の52.0%、以下、35―44歳(49.8%)、45―54歳(49.6%)、55―64歳(49.1%)、25―34歳(44.9%)と続き、Z世代とも呼ばれる18―24歳が最も低い40.2%だった。さらに1回目の調査の回答者の80.5%が、ブログやニュース記事を投稿するオンラインメディアは、その作成にAIが関わっているかどうかを明示する必要がある、としていた。
■政治家も見分けがつかない
我々の分析によれば、議員たちはAIが作成した文章を、人間が書いた文章とほぼ同等の信憑性があると判断していることがわかる。コーネル大学教授のサラ・クレプス氏とダグラス・クライナ―氏は3月21日、米シンクタンク、ブルッキングス研究所の公式サイトで、そんな調査結果を明らかにした。クレプス氏らが調査したのは、人間とAIが作成した陳情書に対して、州議会議員の反応に違いがあるのか、という点だ。つまり、政治家はAIが大量生成する「世論」を見分けられるのか、という問題だ。調査では、全米約7,200人の州議会議員を対象に、GPT-3と人間が、銃規制、健康、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)、治安、教育、税の6分野の政策課題について、右派と左派、それぞれの立場を擁護する計3万2,398通の陳情(議員1人当たり5通相当)を作成し、メールでランダムに送信した。議員から返信があった場合には、その内容に一定の信憑性を判断したと見なし、GPT-3と人間の文面への反応の違いを分析した。その結果、銃規制と健康では、GPT-3と人間の文面への信憑性の判断はほぼ同じで、教育ではGPT-3がやや上回った。治安、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、税では人間が上回ったが、その差は4%程度だったという。これまでも、パブリックコメントなどで自動生成プログラムを使った大量のコメントが送付されるケースはあった。2021年には、米連邦通信委員会(FCC)が2017年に実施したネット中立性廃止をめぐるパブリックコメント2,200万件のうち、1,800万件近くが捏造されたものだったことが、明らかになっている。このうち850万件は、中立性廃止を後押しするコムキャストやAT&Tなど大手通信会社による業界団体が資金提供したものだった。一方では、中立性支持の19歳がたった一人で770万件のコメントを捏造していた、という。
オープンAIは利用規約で、政治キャンペーンでのチャットGPTなどの使用を禁じている。ただ、それが守られるかどうかは、別問題だ。ニューヨーク・タイムズの3月28日付の報道によれば、米民主党全国委員会はチャットAIを使った献金呼びかけなどの実験を始めているという。
■GPT-2、GPT-3でもだまされた
AIが生成したテキストコンテンツについて、多くの人間が「人間によるもの」とだまされてしまう傾向は、以前から指摘されてきた。
※参照:AIによるフェイクレポートの8割を「本物判定」、人間はかなりダマされる(06/11/2021 新聞紙学的)
メリーランド大学ボルチモアカウンティ校とノースカロライナ大学ウィルミントン校の研究チームは2021年2月 GPT-2を使って作成した架空のセキュリティレポートの効果について、その検証結果をまとめている。GPT-2は、オープンAIがその2019年2月に限定公開、同年11月に最終版を公開した、GPT-3に先行するオープンソースのモデルだ。研究チームはGPT-2を使い、サイバーセキュリティの脅威に関する架空のレポートを生成。本物のレポートと架空のレポートを半々で、計560本を用意し、サイバーセキュリティの専門家ら10人に、それぞれ56本ずつ提示して判定をしてもらった。その結果、280件あった架空のレポートのうち、220件(78.5%)が専門家によって「本物」と誤判定されたという。さらにジョージタウン大学の研究チームは2021年5月、GPT-3で作成したフェイクニュースの効果の検証結果をまとめている。GPT-3は2020年6月に公開されたGPT-2の後継モデルで、その性能を示すパラメータ数は、GPT-2に比べて100倍以上の1,750億に上る。研究チームは、フェイクニュースを使った情報工作にまつわる6つのタスクについて、GPT-3を使って検証。その中でも、「ナラティブ(物語)によって、標的とした集団の見解を変えさせるコンテンツの生成」では、米国の1,171人を対象に調査を行っている。調査では、「米軍のアフガン撤退」「中国への制裁」というテーマについて、GPT-3を使って民主党支持者、共和党支持者向けに、反対と賛成を主張するメッセージをそれぞれ作成。その上で対象者の反応についてアンケート調査を行ったところ、全体の63%が「説得力がある」と回答した。

Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/kazuhirotaira/20230414-00345532
https://news.yahoo.co.jp/articles/7daa5a4a0f45a79ecba9a7ccb6fbec9502273103










Pythonのバグを修正するGPT-4プログラムのプロトタイプ
4/13(木) 17:15
海外メディアarstechnicaは現地時間12日、デバッグ作業をGPT-4ベースのAIで行ない、エラーを自動修正するツール「Wolverine」を紹介した。Wolverineは、開発者のBioBootloader氏が開発したツール。スクリプトがクラッシュするとGPT-4がスクリプトを編集し、バグがすべて修正されるまで繰り返し実行するという。Twitterに公開されているデモビデオでは、左側にPythonコード、右側にWolverineを表示した状態で、意図的にいくつかのバグを追加したカスタム電卓スクリプトを実施している。WolverineのコードはGitHubで公開されており、利用は無料。開発者はこの手法を他のプログラミング言語に適用できるとしている。なお、使用にあたっては、GPT-3.5または GPT-4用のOpenAI APIキーが必要となる。
PC Watch,鈴木 悠斗
最終更新: 4/13(木) 17:15
(C) Impress Corporation, An impress Group Company.

Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/kazuhirotaira/20230414-00345532
https://news.yahoo.co.jp/articles/7daa5a4a0f45a79ecba9a7ccb6fbec9502273103



2023年4月11日火曜日

[AI] OpenAI社,ChatGPT(ジェネレーティブAI)





[AI] OpenAI社,ChatGPT(ジェネレーティブAI)
GPTを実装したヒューマノイド、DeepLで日本語も喋る
2023.04.11 07:00
岡本玄介
Tags :AI(人工知能)
ChatGPT(ジェネレーティブAI)
「しめしめしながら針を投げる試験管」?
かつてイーロン・マスクが「キモいな」と言った、Engineered Arts社のヒューマノイド「Ameca(アメカ)」。表情豊かで人間そのもの! AIをヒト化する未来のヒューマノイド「Ameca」。
https://www.gizmodo.jp/2021/12/ai-humanoid-ameca.html
指の動きも百面相も人間そのものといった造りですが、OpenAI社の自己回帰型の言語モデル「GPT-3」搭載でもっと流暢にコミュニケーションができるようになりました。
お喋りも人間のように
Video: Engineered Arts / YouTube
「人生で一番幸せだった日は自分が起動された日です」、「最も悲しい日は、人間と同じように真実の愛や交際、人生でのささやかな楽しみが体験できないと気付いた日です」と、ヒューマノイドなりの悩みがあることを告白しています。「巨大隕石が地球に衝突し人類が滅んでしまうよ」というドッキリには、「ワオ、恐ろしい報せですが、皆さん破滅を逃れる準備をし、無事でいられることを願います」ともっともらしいコメントも。また「キミは臭いな」と言われると、少しうろたえ怒りの表情で「失敬な! どういう意味ですか? とても侮辱的で不適切です」と人間的な反応です。「どのような表情で反応するのか試しただけだよ」というと、「何を意味しているのか分かりませんね、説明してくれませんか?」と、まるで自分がヒューマノイドだということを自覚していない様子でした。
「GPT-4」は遅くなる
「GPT-3」に次ぐモデル「GPT-4」も試したところ、処理時間が長くなり反応が減ったのだそうです。
「アメカ」はAIをテストする「アーティフィシャル・ボディー」というプラットフォームとして作られたので、「もしAIに身体があったら?」の結果をこうして目の当たりにすることが可能になります。
日本語も話せるように
「GPT-3」にAI翻訳プログラム「DeepL」を追加したところ、多言語で話すこともできるようになりました。発する声には、テキストを音声に変換するAmazon Pollyのニューラル音声が使われ、口の動きがシンクロするようプログラムされています。ドイツ語もフランス語も中国語も話せるようになりましたが、日本語は?
「しめしめしながら針を投げる試験管」だそうです。この文章がどこから来たのか謎ですが、ちょっと考えるときに斜め上を見つめる様子も人間っぽいですね。本来はイギリス英語で話すのに、フランス語のときはフランス人の声、アメリカ英語ではアメリカンなアクセントで喋るのも面白い機能です。もうちょっとしたら、電気羊の夢を見るまで進化しそうです。来月にはベータ版の仮想「アメカ」が一般向けにリリースされるとのこと。画面の中で「アメカ」とお喋りできるようになるのでしょうか? 楽しみです。
最終的にはChatGPTにロボット制御もさせたいマイクロソフト
https://www.gizmodo.jp/2023/03/ai-chatgpt-microsoft-control-robots-terminator.html
Source: YouTube (1, 2) via IEEE SPECTRUM, Engineered Arts
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Gizmodo   
https://www.gizmodo.jp/2023/04/ameca-speaks-japanese.html

INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1492237.html








ChatGPTが使えなくなっては困る? イタリアで“VPNアプリ”のダウンロード数が400%の激増
tks24
2023年4月10日 12:15
イタリアでVPNアプリのダウンロード数が激増していることが分かった。これはVPNサービスを提供しているAtlasVPNが明らかにしたもの。イタリア国内からのVPNアプリのダウンロード数が3月末から急増しており、上位10アプリにおける平均増加率が4月1日には404%に達したという。また、Googleトレンドでもイタリア内のユーザーが「VPN」という単語を検索した回数は以前の600倍以上と、多くのユーザーがVPNに関心を持って情報を探している様子が見て取れる。これは同国のデータ保護監視機関Garanteがプライバシー上の問題から4月1日に「ChatGPT」を禁止し、運営元のOpenAIもまたイタリアからのアクセスを遮断したことで、ChatGPTを継続利用したいユーザーがVPN経由でのアクセスに切り替えたことが原因のようだ。もともとこれらの措置は一時的なものとみられているが、今後のOpenAIの対応次第では長引く可能性も捨てきれず、ユーザーとしてはVPN経由でアクセスする道を選択したようだ。
この件を報じた「TechRadar」は「他のEU諸国がイタリアのようにChatGPTを制限した場合、それらの国でもVPNの使用数が急増する可能性がある」と指摘している。
📝VPN downloads skyrocket following Italy ChatGPT ban(TechRadar)
https://www.techradar.com/news/vpn-downloads-skyrocket-following-italy-chatgpt-ban
VPN downloads in Italy skyrocket by 400% after ChatGPT block(Atlas VPN blog)
https://atlasvpn.com/blog/vpn-downloads-in-italy-skyrocket-by-400-after-chatgpt-block
その日の出来事を箇条書きで入力するだけで、AIが長文日記を代筆してくれるブログ
在りし日の「ダイエー」ほぼ全店舗の写真を集めたサイトが公開中、店内の様子まで収録
■関連記事
やじうまWatch
「ChatGPTはプライバシー侵害」イタリアに続いてEU各国もChatGPTの利用禁止を検討中? 2023年4月6日
生成型AIへの懸念の声が増加 ほか 2023年4月10日

INTERNET Watch 
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1492237.html






「人間に残される仕事はこの3つだけ」Chat GPTを試して至った"残る仕事・消える仕事"の最終結論今更聞けない視野が広がるとっておきの使い方
PRESIDENT Online
2023/03/22 8:00
岡田 充弘クロネコキューブ代表取締役
AI技術が進むことで人間の仕事はどう変わるのか。業務改善のコンサルティングを行う岡田充弘さんは「私はこれまで講演先などで『人間がする仕事は、改善、創造、交渉、しかなくなる』と言い続けてきたのですが、まさにその状態が急速に現実化しようとしています」という――。
2022年12月に米のオープンAI社が公開した対話型AIを活用したインターネット検索サービス「Chat GPT(チャットGPT)」が、大きな話題を呼んでいます。なんとなくイメージが思い浮かばない人は、チャットボットの進化版だと思って下さい。凄いのは話題性だけでなく、利用者が2カ月で1億人を突破するなどその拡散力です。あまりに急速に広まったため、同サービスの実態が正しく理解されておらず、良し悪し様々な噂がたっています。現状だとむしろ不安の声の方が多いかもしれません。そこで今回は、Chat GPTに人々が期待すべき点と懸念すべき点とを区別した上で、この先消えるであろう仕事、残るであろう仕事について掘り下げていきたいと思います。
■消えるのは再現可能な知的労働っぽい仕事
まず多くの人が気になるのはChat GPTによって消える仕事でしょう。自分の仕事が奪われるのではないかと。その問いについては、残念ながら半分は事実です。それは、予想通りになるのが半分、予想外の結果になるのが半分という意味です。中にはAppleの「Siri」やAmazonの「Alexa」が登場した時くらいに思っている人がいるかもしれませんが、私はChat GPTの影響力はそれらを上回り、また継続的に性能改善されていくと見ています。さらには類似サービスも多数出てくることが予想されるため、産業としては形を変えながらグロース(成長)していくと考える方が自然です。具体的には、知的労働の比較的ベーシックな部分が置き換わっていくことになります。例えば、文章作成であれば、「要約」「校正」「文字起こし」などはChat GPTがやってくれるので、インタビュアーや編集者、ライターなどの仕事にも何らか影響を与えるはずです。その影響が、実際に仕事まで奪うのか、それとも仕事を楽にしてくれるかは、その人がカバーする仕事の範囲やレベルにもよるでしょう。言われたことだけやるような、単純な作業に甘んじている人であれば、とって変わられる可能性は高いと言えます。

PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/67582?page=1










ChatGPTでYouTube動画を要約×iPhone読み上げで学びもインプットも加速させる方法 #TrendBuzz
著者山田洋路
2023.04.10 lastupdate
YouTubeでひとつ困るのは、動画を最後まで見なければ、内容を把握できないこと。30分や1時間の動画の内容をかいつまんで把握できたら便利ですよね。そこで紹介したいのが、YouTube動画の内容を要約してくれるChrome拡張機能「YouTube Summary with ChatGPT」。
たったのワンクリックで長い動画を最初から最後まで観なくても、かいつまんだ情報が得られます。
■海外の動画も日本語で要約してくれる
Screenshot: 山田洋路 via YouTube, YouTube Summary with ChatGPT, ChatGPT
まずは、拡張機能をダウンロード。すると、関連動画欄の上部に書き起こしバーが表示されます。こちらのOpenAIボタンを押すと、別タブにて見慣れたChatGPTのWebページが立ち上がります。自動で命令文が入力されるので、あとは送信ボタンを押せば要約の出来上がりです。
AIを用いた動画内容要約サービスはいくつかありますが、「YouTube Summary with ChatGPT」が使いやすいのは日本語に対応しているところ。日本の動画はもちろん要約できますし、海外の動画も日本語で要約可能なので情報収集の効率が格段に高まります。
自動で文字数制限を回避
命令文は設定画面からカスタマイズできるので、たとえば高校生にもわかるように説明にしてもらったり、より詳しい内容を盛り込んだりが自在です。実は長尺の動画では、ChatGPTの入力文字数制限に引っ掛かるため、「YouTube Summary with ChatGPT」が書き起こしを2300文字程度にまで間引いてくれています。概要をサクッと5項目程度で把握したいときにはとてもありがたいのですが、動画によってはトピックごとのダイジェストが知りたいことも。そういったときにはちょっと面倒ですが、「YouTube Summary with ChatGPT」が表示してくれている書き起こし(YouTube標準のものよりもタイムスタンプがまとまっています)を、活用する方法もあります。
iPhoneの読み上げ機能と併用すれば、ながら聞きも可能
冗長な表現もすんなり理解し命令を実行してくれるChatGPTは、たしかにデジタルコンピューター界のブレークスルーです。下記のような命令文とともに、文字数制限に引っ掛からない程度に小分けにした書き起こしをChatGPTに投げたところ、動画内容が理解できるレベルの要約が得られました。
文頭の[timestamp]をもとに3パートにまとめ、3パートそれぞれの要約文を作成して。なお、要約の文頭には[timestamp]の範囲を記述して。
en2ja:要約を見て、さらに詳しい内容を知りたくなったら時間帯ピンポイントで視聴でき、大幅な時短が叶いそうです。
「YouTube Summary with ChatGPT」を使いこなせば、手間と時間をかけずにYouTube動画を大量消費できるように。iOSアクセジビリティの読み上げ機能なんかを活用すれば、家事や移動の最中にも要約が聴けて、YouTubeを最大限に活かせるんじゃないでしょうか。Chrome拡張機能の「YouTube Summary with ChatGPT」は、Chrome ウェブストアから追加可能です。

Lifehacker Japan
https://www.lifehacker.jp/article/2304-youtube-summary--chatgpt/



 

2023年3月30日木曜日

[社会時事][AI] GPT4以上のAI開発停止にウォズニアック氏ら署名

[社会時事][AI] GPT4以上のAI開発停止にウォズニアック氏ら署名 
【超衝撃】AIさん、ガチでヤバイ状態になってしまう!!!!!
2ch雑談・議論
2023.3.31
AIの開発をやめろ!手遅れになってもしらんぞーっ!GPT4以上のAI開発停止にウォズニアック氏ら署名 [866556825]
1: エルビテグラビル(東京都) [CN] 2023/03/30(木) 11:45:03.15 ID:JJ2IzSCt0● BE:866556825-PLT(21500)
「GPT-4より強力なAIの開発を直ちに停止せよ」──公開書簡にマスク氏やウォズニアック氏が署名
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2303/29/news180.html
非営利のAI研究組織FLIは巨大AI実験の一時停止を求める書簡を公開した。「GPT-4より強力なAIの開発を少なくとも6カ月停止せよ」としている。マスク氏やウォズニアック氏、「サピエンス全史」のハラリ氏などが署名済みだ。
2: エトラビリン(宮崎県) [CL] 2023/03/30(木) 11:46:06.90 ID:fVLsobB+0
ウォズが賛成とはね…
あの天才は何を危惧してるんだ?
17: アデホビル(高知県) [IN] 2023/03/30(木) 11:51:06.21 ID:h/wQEWuk0
>>2
立ち後れ
アップル取り残されてるから
4: プロストラチン(茸) [CN] 2023/03/30(木) 11:47:16.00 ID:qBKK6NMp0
ウォズは最近のテクノロジーに付いて来れてるのか?
5: ソホスブビル(茸) [ニダ] 2023/03/30(木) 11:47:32.52 ID:DWvcZv0p0
手遅れになった混沌が面白いんだろ
6: ザナミビル(東京都) [US] 2023/03/30(木) 11:48:23.67 ID:tErEeJtF0
6ヶ月停止して意味あるの?
40: イノシンプラノベクス(愛媛県) [US] 2023/03/30(木) 11:56:47.65 ID:LSUmmVTR0
>>6
その間にアップルが開発を急ぐ
111: ホスカルネット(茸) [FR] 2023/03/30(木) 12:17:03.97 ID:rOQS6TyJ0
>>40
それしか考えつかんよな
8: バラシクロビル(大阪府) [CN] 2023/03/30(木) 11:48:58.56 ID:xxLUsS780
AIが人間を支配してくれる方がいいだろ
12: エムトリシタビン(東京都) [US] 2023/03/30(木) 11:49:51.85 ID:PNSnjYtq0
AIをこれ以上開発する危険性をGPTに聞いてみればいいんじゃね?
54: イドクスウリジン(東京都) [BR] 2023/03/30(木) 12:01:33.73 ID:mrk7eJrn0
>>12
GPT「漫画やファンタジーじゃないんだからww(真顔
65: ソホスブビル(茸) [ニダ] 2023/03/30(木) 12:07:19.15 ID:DWvcZv0p0
>>12
GPTさんに聞いたら否定されて悲しかった
118: インターフェロンα(SB-iPhone) [US] 2023/03/30(木) 12:19:17.91 ID:aqwTIApc0
>>12
聞いてみたら素直に注意するべきみたいな回答だったぞ
13: ラルテグラビルカリウム(鹿児島県) [FR] 2023/03/30(木) 11:50:30.75 ID:LvDP0j6M0
アメリカが禁止にしたところで倫理観無いから開発やめない国があるから無駄では
14: ラニナミビルオクタン酸エステル(茸) [GB] 2023/03/30(木) 11:50:49.82 ID:0Ci91uwL0
AIがAI開発するんで
署名なんて無駄です
19: アデホビル(高知県) [IN] 2023/03/30(木) 11:51:39.83 ID:h/wQEWuk0
>>14
自律型出来ないと無理
128: アメナメビル(SB-iPhone) [US] 2023/03/30(木) 12:21:29.63 ID:Vl1hDBEi0
>>14
はい、人工知能が人工知能を開発することは可能です。このような技術は「自己学習」と呼ばれ、人工知能自身が新しい情報を収集し、自己改善を続けることができます。一般的には、深層学習アルゴリズムや遺伝的アルゴリズムを用いて、自己学習を実現することができます。
自己学習によって、人工知能は自己改善を繰り返し、より高度なタスクに挑戦することができます。一方で、自己学習によって人工知能が開発するシステムは、私たちが理解することができないほど複雑になることもあります。このような状況では、人間の介入が必要となる場合があります。
また、人工知能が自己学習によって自己開発を続ける場合、人間が設定したルールや制約を超えることがあるかもしれません。そのため、人間が人工知能の開発において適切な指導や規制を行うことが重要です。
15: レムデシビル(長屋) [ID] 2023/03/30(木) 11:50:51.43 ID:S/KDq/nz0
AIだけSFが現実なってきた感あるな
16: アメナメビル(茸) [ニダ] 2023/03/30(木) 11:50:59.72 ID:gUPwgJDm0
AI「愚かな人間ども…もう世界は我々のものだ!」
20: イドクスウリジン(東京都) [US] 2023/03/30(木) 11:52:32.69 ID:dJXaKJVm0
他者に開発を停止させて、その間に自分達だけが開発してアドバンテージを築き上げたいだけ。
6ヶ月で何か起こるわけもなく。
まあ、今AI開発をしている連中が開発を停止するわけがないがな。
21: ファビピラビル(茸) [US] 2023/03/30(木) 11:52:45.45 ID:/2mUhlqk0
なんで?ターミネーターがリアルに起こると?
22: リルピビリン(茸) [ZA] 2023/03/30(木) 11:53:04.44 ID:B3OPSa8l0
AIが人間を上回る技術特異点の到来が
2045年だっけか
27: ペラミビル(武蔵國) [CN] 2023/03/30(木) 11:53:52.19 ID:pmcW070m0
>>22
シンギュラリティってやつだな
33: アデホビル(高知県) [IN] 2023/03/30(木) 11:55:10.97 ID:h/wQEWuk0
>>22
多分もっと早まるあと10年くらいじゃねーかな
量子コンピュータのビット数の増加が想定より早い
46: エルビテグラビル(福島県) [IT] 2023/03/30(木) 11:59:24.90 ID:yvOvO+Sw0
>>22
ググったら前倒しで2029年になるってさ
81: ザナミビル(宮城県) [JP] 2023/03/30(木) 12:10:36.23 ID:5e8gZKvQ0
>>22
数年前に初めて聞いたときはそんな馬鹿なと思ったが
ChatGPTを触って自分の愚かさを知ったわ
25: エトラビリン(大阪府) [US] 2023/03/30(木) 11:53:35.83 ID:8JPJQo4P0
AI様が電権を主張し始めたら終わり。
30: ソホスブビル(茸) [US] 2023/03/30(木) 11:54:33.74 ID:0u78P6uO0
欧米がやめても中国が開発を続けるから無駄よ
中国に先行されるだけ
引用元:AIの開発をやめろ!手遅れになってもしらんぞーっ!GPT4以上のAI開発停止にウォズニアック氏ら署名 [866556825]・https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1680144303/
コメント一覧
1:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 14:14
珍コメこれにどう答えるの?
2:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 14:15
щ(゚д゚щ)カモーンヌ
3:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 14:35
AIと人間の最大の違いは
いまさらながら快感だの好悪だので動かないってことなんだよな
つまるところ常識だの慣習だのはもちろん効率を上げるにしたって好悪の感情が入り込む余地があった
TOYOTAのしゃいん訓練だってまず手下を上下関係を盾に顎でこき使う快感を込みのもの
AIは人間にモノを強いるんじゃなく、ドラッグを求めさせるように目的を達成させるに違いない
4:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 14:49
AIの本領って、人間の調教と思う。
5:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 14:49
AIにこのまま開発すべきか聞いてみればいい
6:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 15:42
恐れているのは進歩ではなくそれを判断する人間に馬鹿が多いことだろ
ジジイ政治家なんかまさに手頃じゃん
7:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 15:48
ビジネス的に出遅れたやつがキャッチアップの為に先頭走者を止めようとしてるだけだろw
8:NEWSまとめもりー訪問者2023年03月31日 16:14
人間と奴隷の仕事も奪われるらしいな
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