2001年2月6日火曜日

[機器][携帯電話] パイオニア/J-フォンJ-PE03II~16和音ストレートケータイ




[機器][携帯電話] パイオニア/J-フォンJ-PE03II~16和音ストレートケータイ
ケータイ新製品SHOW CASE
2001/03/13
J-フォン J-PE03II(スプラッシュホワイト)
2001年4月上旬発売予定
■仕様で見るJ-PE03II
従来機「J-PE03」に比べ,スピーカーの強化やノイズ低減技術により通話音質が向上。自分自身の声を受話スピーカーへとフィードバックすることで,自然な感じの通話環境を実現する「サイド・トーン」や,受信ノイズだけでなく送信側でもノイズを低減させる「エンハンスドノイズサプレッサー」により,リアルな通話品質を実現している。
また,FM音源やADPCMに対応し,メロディに使用できる音色も増やされ,自作曲では200音色の再現が可能となっている。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚): 130×46×19mm(最薄部15mm)
重量: 約82g
連続通話時間: 約140分
連続待受時間: 約350時間
液晶: カラー液晶120×143ドット
表示文字数: 全角10文字×10行
メモリダイヤル: 500件
リダイヤル: 10件
データ通信速度: 9.6kbps(回線交換)
ボディカラー: スプラッシュホワイトのみ
【インターネットメール】
サービス名: J-スカイウォーカーのEメールサービス(送信は1メッセージにつき3円で月額使用料が無料,受信は無料で月額使用料が200円)
受信可能文字数: 全角192文字まで(オプション月250円のロングメールは全角3000文字までで,画像や音楽データも添付できる。ロングメールを申し込むと,Eメールサービスも含まれるのでEメールの受信オプション申込は不要)
メール保存件数: 送信:最大約240件
受信: 最大約550件
(いずれもスカイメール―全角文字64文字まで―での計算)
【着信メロディ】
和音数: 16和音(FM音源)
着信音
・登録メロディ:11曲
・自作メロディ:最大48曲
・ダウンロードメロディ:最大48曲
・着信パターン: 19パターン
登録メロディ:
メヌエット
ノクターン変ホ長調
別れの曲
G線上のアリア
ピアノ協奏曲第1番
タイスの瞑想曲
ウィリアムテル序曲
むすんで開いて
ココロニ
theIndigo
和音着メロ
ダウンロード:
できる。J-スカイメロディ スーパーハーモニー対応
■ スタッフが見たJ-PE03II
コメント
工藤  
J-PE03からの変更点は仕様のところに書いてある通りで,全体としてはあまり変わっていないマイナーチェンジモデルと言っていいと思います(だから型番変わらずでIIがついたのではないかと)。通話品質については,残念ながらJ-PE03が手元にないため,どの程度変わったのかは確かめられませんでした。
全体としては,液晶も見やすいし,機能的にも16和音やステーションなどひととおり対応しています。
性能面ではあまり不満はないと思います。気になるのは操作メニューがちょっと独特なので,慣れるまで少しとまどうかなという程度。あとはデザインが好みかどうかだと思います(これはどの機種にしても同じことですが)。
湯野  
一見すると「J-PE03」との違いはボディカラーだけのように見えるが,中身は音まわりを中心に若干チューンナップされている。さすがパイオニア。
スピーカーが良くなったり,ノイズを抑える技術が搭載されたりして通話の際の音質が良くなっている……らしいが,その違いが私にはよく分からない。最も顕著なのは,メロディに使用できる音色が増えたところ。といっても,それほど大したことでもない。
とはいえ,「J-PE03」にはシルバーのモデルしかなかったので,白が欲しかったという人にはオススメ。
松下  
通話音質の改良や音色が増やされたこと以外,従来機「J-PE03」とは特に大きな違いは見られず,また登録メロディも従来機とほぼ同様のラインナップとなっているが,自作曲では200音色の再現が可能になったということで,メロディ自作派の方々には作成甲斐のある端末ではないでしょうか。従来機同様,操作方法がちょっと独特ですが,メニューの構造を覚えてしまえばそんなに使い勝手は悪くないと思います。個人的に面白いと思ったのは,待受画面に登録されている「位置情報」(上記写真参照)。ステーション対応機ならではの機能ではないでしょうか。現在地の位置情報を取得し,おおよその住所を表示してくれるので,旅先で知らない街を歩いている時などに確認するとおもしろそう。
■URL
・ニュースリリース(J-フォン)
http://www.j-phone-east.com/company/n/2000/010214.htm
・【関連記事】ケータイ新製品SHOW CASE:J-フォン「J-PE03」
http://k-tai.impress.co.jp/showcase/2000/09/jpe03/
                              
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/static/showcase/2001/09/27/jk31/
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm




2001年2月4日日曜日

[機器][携帯電話] Panasonic/TU-KA TP11~EZweb搭載CyberGIGAケータイ









[機器][携帯電話] Panasonic/TU-KA TP11~EZweb搭載CyberGIGAケータイ
ケータイ新製品SHOW CASE
2001/02/16
ツーカー TP11(ローズレッド)
2001年3月上旬出荷
■ 写真で見るTP11
本体底面には閉じているときにも見える着信LEDランプ。光り方を設定可能。通話中や充電中にも光る。
フォント「大」によるメール表示(6字×5行)
フォント「小」によるメール表示(8字×7行)
第1階層のメニューはアイコン形式だが,それ以外はリスト形式。「アクセサリ」のメニューにはダウンロードしたメロディなどを管理する「ダウンロードデータ」という機能が用意されている。
EZweb使用中は右にスクロールバーを表示させることができる(左写真)。
アクセサリメニュー内にはカレンダーと電卓などの機能が用意されているが,ゲームは入っていない。
■ 仕様で見るTP11
松下製のEZweb端末。TT03と同じく,16和音の着信メロディにも対応する。
デザインは,ドコモのP209is,J-フォンのJ-P03と良く似た,曲線を多用した折りたたみ型。
カラー液晶を搭載する折りたたみ型端末は,ツーカーではTK05に続いて2機種目となる。
ツーカー端末間,もしくはJ-フォン端末へのショートメッセージを,従来の3倍に当たる192文字まで送信できる新機能「スカイメール・トリプル」に対応する。
なお,受信側はスカイメール・トリプルに対応していなくても,192文字のメールを受信することができる。
ただし,インターネットメールに関しては,従来どおり61文字までしか送信できない。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚): 96×48×28mm(フリップを閉じた状態)
重量: 91g
連続通話時間: 約140分
連続待受時間: 約400時間
充電時間: 約95分
液晶: カラー256色表示液晶(96×128ドット)
表示文字数: 全角6字×5行,8字×7行
メモリダイヤル: 500件(1件あたり電話番号1個,メールアドレス1個を登録可能)
リダイヤル: 10件
着信履歴: 20件
データ通信速度: 9.6kbps(回線交換)
ボディカラー: リリーホワイト,ローズレッド
【インターネットメール】
サービス名: SkyMessage
利用料: 基本料金:月額300円
受信:無料
送信:3円/通
受信可能文字数 受信最大全角192文字まで
送信可能文字数 受信最大全角61文字まで
メール保存件数 送信:最大100件
受信:最大300件
【インターネットメール】
サービス名: EZweb
利用料: スタンダード月額200円
プレミアム月額300円
受信可能文字数: 最大全角2000文字
送信可能文字数: 最大全角255文字
メール保存件数: 送信:なし
受信:最大100件(サーバー上に保存)
【着信メロディ】
和音数: 16和音
着信音: 着信音 全55種類
・登録済みメロディ 8曲
・登録済み効果音 7種類
・自作メロディ 10曲
・ダウンロード 30曲(EZwebメロディ対応)
登録メロディ
曲名
FLY HIGH
キューティーハニー
サボテンの花
FLOWER
ホーンパイプ
カルメン
ガボット
聖者の行進
和音着メロ
ダウンロード 16和音対応。
■ スタッフが見たTP11
コメント
工藤  
カラー端末のラインナップは充実したものの,人気の二つ折りタイプが京セラ製TK05しかなかったので,二つ折り派のツーカーユーザーには嬉しい新機種ではないでしょうか。
J-フォンのJ-P03,さらにはドコモのP209iSをベースにした端末だと思いますが,ドコモのP209iSはいまでも売れ筋ランキングに入っている人気機種だし,このTP11も液晶が明るく見やすいし,折りたたみ時も時間などが確認できるサブディスプレイ装備。操作をするたびになごませてくれるキャラクターはTP11オリジナルで,個人的にはP209iS,J-P03のキャラクターより可愛いと思う。動きが愛嬌があります。
操作は松下製端末ではおなじみのアイコンメニューで,選択すると文字のヘルプも出るのでわかりやすい。16和音着メロも,いつもの松下製端末同様,曲数が充実しているし,ダウンロードメロディも30曲までとたくさん保存できます。二つ折り派のツーカーユーザーにはお勧め。
湯野  
まず外見。J-フォンの「J-P03」に限りなく近い。ボディカラーと折りたたんだときの“顔”が若干異なるくらい。あと,違いというと,J-スカイがEZwebになって,得体の知れないキャラクターが登場するくらい。
しかし,このキャラクターがなかなか愛らしく,待受画面で延々とパラパラを踊り続けたりするのだ。逆に言うと,遊び心が感じられるのはこの辺ぐらいなのだが,これを見ていたら「携帯電話に登場するキャラクターをリストアップすると意外と面白いかも」などと思ってしまった。
そして,着信メロディの自作機能。3和音対応で,入力インターフェイスは昔ながらのオーソドックスなタイプ。音色をいじって遊べるものの,あまり自作しようという意欲は湧いてこない。素直にダウンロードサービスを利用しろということなんだろうか。でも,「キューティーハニー」はイカしている。
白根  
最近は折りたたみデザインが流行っているが,TP11のような曲線を多用したデザインは珍しいので,見た目ではかなりいけている。が,実はデザインはJ-フォンのJ-P03とほぼ同じなので,デザイン自慢をするときは気をつけよう。P209iSには,着信LEDの部分で勝てるはず(根拠なし)。
さりげなく「スカイメール・トリプル」という新機能に対応している。これはいわゆるショートメッセージのオプション機能で,メールを3回に分けて送信することで,従来の3倍の分量のメール送信が可能になる。ツーカーのショートメールは,ツーカー同士だけでなく,J-フォン端末にも送れるので,それなりに実用性が高いかもしれない。ちなみにスカイメール・トリプルに対応してない機種でも,3倍メールの受信はできる。
十字に並べられたアイコンメニューなど,操作性は完全にパナソニック流。パナソニック製の端末はどれも操作性に統一が取れているので「次のケータイもパナソニック」というノリで決めるのもオッケーだと思う。もちろん「折りたたみデザインで16和音メロディに対応していてカラー液晶を搭載」という流行どころを抑える唯一のツーカー端末なので,そういった意味でもオススメできる。問題は,ちょっと画面が小さいことか。画面が大きいTT03とどちらにするかが悩みどころ,といったところだろう。
■URL
・TP11ニュースリリース(ツーカー東京)
http://www.tu-ka.co.jp/news/release/010208_2.html
・関連記事「ツーカー,16和音メロディ対応の折りたたみ端末『TP11』」
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/02/08/tp11.htm
                              
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/showcase/2001/02/tp11/
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http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm













[機器][携帯電話] 三菱/DDIポケット DL-B01(Beat Carrots)~SDAIR方式音楽配信サービス対応AVケータイ





[機器][携帯電話] 三菱/DDIポケット DL-B01(Beat Carrots)~SDAIR方式音楽配信サービス対応AVケータイ
2001/04/13
DDIポケットDL-B01(ピンク)
2001年4月18日発売(ピンクは5月発売予定)
待受画面は、終話ボタンで時計と壁紙の表示を切り替えられる。壁紙表示のとき、時計を表示するかどうかを選べる
メニューはリスト式(左)。メールやH"LINKコンテンツの閲覧時には、サブメニューからフォントを切り替えられる。
フォントサイズは8字×7行表示と6字×5行表示の2種類
別売のSoundMarket対応プレーヤー「MEA212AS」
接続時は、曲名やアーティストの漢字表示ができる。曲の消去や再生順序の編集も行なえる
■ 仕様で見るDL-B01
東芝製feelH"端末第2弾、DL-B01「Beat Carrots」は、別売のSDメモリーカードプレーヤー「MEA212AS」を接続することで、DDIポケットの音楽配信サービス「Sound Market」に対応する。
10KBの着信メロディを40件保存できる大容量メモリや、9万語の辞書と学習機能を搭載した日本語変換機能など、基本的な仕様はDL-M10と同等。別売のデジタルカメラユニットなどにも対応する。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚): 127×41×19.8mm
重量: 約81g
連続通話時間: 約7.5時間
連続待受時間: 約500時間
充電時間: 約3.5時間
液晶: 1.6インチ256色カラーSTN半透過型液晶(横96×縦128ドット)
表示文字数: 全角8文字×7行/全角6文字×5行
メモリダイヤル: 300件(1件につき3個の電話番号、2個のメールアドレス、全角20文字のメモを保存可能。10件までは写真1枚も登録できる
リダイヤル: 10件
着信履歴: 30件
データ通信速度: 64kbps
ボディカラー: ブラック(4月18日発売)、ピンク(5月中旬発売)
【インターネットメール】
サービス名: Eメール
利用料 月額基本料は無し。通信料は契約コースによって異なる。スーパーパックLを契約している場合は5円/30秒、その他のコースは10円/30秒、年契+メール割引利用時は5円/30秒。
本文受信可能文字数: 最大全角約1万文字
本文送信可能文字数: 最大全角約1000文字
Eメール保存件数: 受信/送信:合わせて計1000件(全角120文字で添付データがない場合)
Eメール自動受信: 対応
保存/閲覧が可能な
添付ファイルの種類
・画像(BMP)
・準動画(最大で8枚のBMP形式の画像ファイルを表示して動画にするもの)
・メロディデータ(feelsoundデータ、自作着信メロディなど)
・ビジュアルサウンド(プロモーションファイル、カラオケファイル)
【着信音】
和音数: 最大12和音
着信音
・登録済メロディ:10曲
・自作メロディ:10曲
・ダウンロードメロディ:10KBのメロディを40曲(ファイルBOXに保存)
・登録済パターン:3件
■ スタッフが見たDL-B01
コメント
工藤  
以前ご紹介した「DL-M10」と基本仕様はほぼ同じで、SDAIR方式の音楽配信サービスに対応したもの。サービスはSoundMarketで、使い勝手は三洋製のRZ-J90とほぼ同様。本体にSDカードスロットがあるわけではないので、九州松下のKX-HS100やKX-HF300のように、着信メロディなどをSDに保存できるわけではないので、その点はご注意を。SDオーディオプレーヤーを使う方なら、お勧めという感じです。ちなみに東芝H"端末は、アンテナ性能は個人的にはいちばんいいと思います(体感ですけど)。
湯野  
基本的には、昨年末から販売されている「DL-M10」をSDAIR方式による音楽配信サービスに対応させただけなので、機能的な差異はほとんどない。もっとも、その音楽配信サービスに対応したというところが一番大きいのだが。
見た目的には、センターのマルチファンクションキーのデザインが若干変更されているが、使用感としては、さほど前モデルとの違いはない。それよりも、前モデルではボディカラーがメタルとホワイトの2色だったのに対し、今回のモデルでは、若者を意識してか、ブラックとピンクの2色が用意されているところが面白い。
白根  
ストレートタイプのfeelH"端末。メニューはオーソドックスなリスト式。カーソルキーの中押しは一瞬ミスタッチが多そうな気もするのだが、悪くはない。漢字変換は連文節で登録語数も多く、なかなか使いやすい。メモリ容量が大きいのは、メロディやら画像やらが豊富なfeelH"的には嬉しい。10KBのデータが40件も保存できれば普通に使う分には困らないだろう。個人的にはアイコンインターフェイスとかメニューカスタマイズとかがないのが惜しいが、堅実な端末を使いたい人にとっては悪くはないと思う。
と、ここまでは前の機種であるDL-M10と同じ。DL-B01通称“BeatCarrots”の最大のポイントは、DDIポケットの音楽配信サービス「Sound Market」に対応したことだ。別売のプレーヤー「MEA212AS」を接続すると、音楽配信の新方式「SDAIR(エスデェア)」でSound Marketより楽曲を購入できる。音楽配信事業はまだまだ発展途上の部分も多いが、MEA212ASは単体でただのSDオーディオとしても使えるし、サイズも最小クラスなので、音楽配信はあくまでオマケと考えることにしても、なかなか面白い組み合わせだと思う。
ちなみにこの他にも「液晶が見やすくなった」「待受に使える画像のサイズが変わった」「H"LINKコンテンツのBGM音量を調整できるようになった」など細かい変更があるらしい。が、やっぱり大きな変更点はSound Marketに対応したことだろう。今後はDL-M10も併売されるようなので、Sound MarketでDL-M10とDL-B01のどちらにするかを決めよう。ちなみに夏までには九州松下からもSDAIR対応feelH"が出るようなので、そちらを待つもの1つの手だ。
■URL
・DL-B01商品情報(DDIポケット)
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/i_dl-b01.html
・DL-B01商品情報(東芝)
http://www2.t-ucs.co.jp/h/b01/
・関連記事「東芝、新しい音楽配信サービスに対応したfeel H"端末」
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/03/26/caro.htm
・関連記事「DDIポケットの音楽配信サービスが新方式『SDAIR』に対応」
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/03/26/sdair.htm
・関連記事「東芝、DDIポケットの音楽配信対応のSDポータブルオーディ」
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/03/26/mea.htm
                              
ケータイ Watch
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http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm








[機器][PDA] カシオCASSIOPEIA E-700~WinCEマシン





[機器][PDA] カシオCASSIOPEIA E-700~WinCEマシン
買って大正解!! 「CASSIOPEIA E-700」
スタパ齋藤
2000/10/10 00:00
■くわッ!!こここ,コレかも!!
E-700
目を引いたのが店頭でもヤケに目立っていたCASSIOPEIA E-700の明るい液晶。鮮明さ,明るさで現在のPDAでトップクラスといえよう
なーんとなくルーズな気持ちでショップへ出かけ,なーんかないかなぁてなことを思いつつ店内を歩いていたら,あ!!と思うモノ発見。ソニーのCLIEだ。
ははぁ~んコレがウワサのアレかぁ。どれどれ,なるほど,ふむふむ。へぇ~。この時期からPalm系いじくり出す人は楽しいのかもしんないなぁなるほどなぁ在庫切れかぁブームなんだなぁ,とか思ったりした。だが,さすがに「あ!!」と思ったものの,店頭で数分ソレをいじってたら興味消沈。再度,先程までの緩んだ気持ちになった。
夏の疲れを引きずったような気分で,「まあ今日はいいやぁ~」とか思って,展示品CLIEを置いて,視線をショップ出口に移そうとしたその瞬間だ。売り場のさほど目立たない場所に,ヤケに目立つ明るさの液晶画面を備えたPDAを発見。それが,カシオのCASSIOPEIA E-700だった。
E-700に対しても,最初は「あ!!」程度にしか思わなかったのだが,手にとって触っているうちに,「あ!!」が「あッ!!」に,さらには「あぁッ!!」になり,最終的には「あぁあぁあぁァッ!!」という状態になり,有り金はたいて即金で購入!!
「E-700は在庫ありますか……ある!!そうですか!!じゃあ下さいええ買いますE-700ですコレと同じのです!!えーとあとそれとあのあのPHS用のケーブルも!!あーそれとあーっとそうだアレだホレあのマ,マルチメディアカード!!2枚ください2枚!!あーっとPCカードアダプタも!!」
目を血走らせて一気に必要なモノ一式を買い込み,速攻で帰宅し,バリバリバリバリーッと開封し,E-700をセットアップし,パソコンと接続し,アレコレ試しつついじくりまくって一段落したのは,帰宅してから約8時間後であった。
むふー。むひひひひ!!これはイカス!!E-700は,これは,ちょっとマジで,かなりイイんじゃありませんかぁ!?むひひひ!!今後はコレかも!!にひひひひ!!そんな状態の(ある意味わりと気持ち悪く見える)俺なのであった。
■CASSIOPEIA E-700サイコー!!
E-700
結論から言って,サイコー度の高いCEマシンであったCASSIOPEIA E-700
結論から言って,CASSIOPEIA E-700は非常にサイコー度の高いPocket PCっていうか,俺がこれまで使ったCEマシンとしては最高と思える製品だ。いろんな意味で「買ってよかったァ!!」と思えている。
そう言えば,CASSIOPEIA,けっこう前に,E-55ってのを買ったなぁ。外見に惹かれ,内容にも惹かれ,うわッという勢いで飛びついたなぁ。満足はしたものの,データ入れれば入れるほど動作が遅くなったりして,結局はしばらく使って眠らせてしまった。
その後もいろんなCASSIOPEIA Palm-size PCシリーズが出てきたけど,俺には,あの最初のE-55の“どんどん遅くなっちゃう状態”が印象的だったので,全然手を出さなかったのだ。が,E-700は,とりあえず店頭で使ってみた感じが非常に良かったのと,あと,Palm-size PC→Pocket PCという移行でかなり良さげなイメージがあったので買った。で,結果,正解だった。
ところで,こないだまで出ていたCASSIOPEIA Palm-size PCシリーズは,いわゆるPalm-size PCの範疇になり,最新のE-700はPocket PCの範疇になるデバイスである。で,Palm-size PCとPocket PCの差だが,大雑把に言えば,操作性と処理速度と標準装備のソフトウェアが違う。Pocket PCには,Pocket Internet Explorer,Pocket Excel,Pocket Word,Windows Media Playerが標準で装備されており,Windows CEのバージョンが上がって操作性や処理速度が高まっている。同時に,Microsoft謹製の同期ソフトウェアのWindows CEサービスも新しくなり,名前もActive Sync 3.1になった。
それと,時期を同じくして,Windows Media Player 7がリリースされたが,コレとPocket PCとの相性もナイス!!ていうかそういう方向で作られたもので,例えば,Windows Media Player 7があると,デスクトップのWindows環境でも,Pocket PC環境でも,同じMP3ファイルやWMA(Windows Media Audio)ファイルがわりとシームレスに使える。これは便利でありかつ愉快な環境だったりする。
ともあれ,そういう周辺環境まで含め,E-700は「サイコー!!」だと思ったりした。
E-700を手に入れてから(原稿執筆時点では)まだ1週間と経っていないわけだが,俺としては惚れ込み状態。以降,E-700の細かな使い勝手などを述べるが,書いてる奴(俺)がE-700大好きってモードに突入しているってことを頭の片隅に置いて読んでいただきたい。
■シンクロナイズ楽勝!!操作性上々!!
E-700
クレイドル同梱。当然USBケーブルも同梱。シンクロナイズの楽勝度高し!
E-700についての詳細はココで見ていただくとして,さて,現在あるPDAのうち,パソコンとシンクロナイズさせた方がイイ率が高い方から並べると,Pocket PC(含各種CE機),Palm系PDA,ザウルス,という順になると思う。ソフトウェアのインストールとか,単体でどこまでできるかとか,理由はいろいろあるが,ともあれ,E-700等のCE機は,単体でも使えるけど,単体だとちょっとしかその実力が発揮されない。で,E-700とパソコンとのシンクロナイズは,どんな感じか,と。
E-700(Pocket PC)とWindowsパソコンを同期させてデータをやり取りするには,Windowsマシン側にActive Syncをインストールする必要があると同時に,Outlook 2000等の個人情報管理ソフトを使っている必要がある。とか書くといきなり面倒そうな印象だが,そんなことはない。
E-700にはUSB対応(シリアルでもイケる)クレイドルが同梱されていて,Active Sync 3.1も同梱されている。なので,例えばOutlook 2000ユーザーの場合なら,クレイドルとパソコンをつなぎ,Active Sync 3.1をインストールし,パートナーシップ等の設定をし,後はクレイドル上にE-700を乗せればシンクロナイズは完了。俺がCASSIOPEIA E-55を使っていた頃や,あるいはザウルスのMI-C1でのシンクロナイズの手間に比べると,ウソみたいにスムーズに同期が完了する。すげーラク。クレイドルに乗せるだけで,後は勝手にE-700とパソコンが同期しまくってくれる。俺はUSB接続で使っているのだが,接続自体もラクだしデータ転送もわりかし速いしで実に快適。もうシリアル接続とかのPDAを使う気がなくなりそーっ!!
ほとんど数十秒以内という感じでシンクロナイズを済ませると,いつものOutlookのデータをE-700上で使えるようになる。受信トレイ(メール),連絡先(アドレスデータ),メモ(テキストのメモ),仕事(ToDo),予定表(スケジュール)まで全部をE-700上で閲覧・編集・追加・削除できるようになる。
Pocket PCになってからは,CEの操作性はググッと良くなった。これはE-700の処理性能が高いことにも関わるのだが,まず,非常にクイック。多数のアプリを同時に起動させるとかしなければ,どの標準装備ソフトも実に速く動いてくれる。例えば,俺は連絡先として500件前後のデータを入れているが,E-700上でのアドレスデータ検索・閲覧で待たされることはほぼない。スクロールも十二分に速い。それから,アプリの切替も十分に速い。
操作性の面で言えば,E-700のボタン類は,まあまあいい位置についていて,積極的に利用すれば便利な機能を持っているのだが,これらを使わなくなっちゃうほど,ペンでの画面タップが軽快に行える。前述のようにアプリ自体の動きも速いし,表示も速いし,OS自体のわかりやすさも大きく増している感じ。イラつくことなくCEを使えるのって,ちょっと不思議かも~,とか書いたら従来のCEユーザーおよびMicrosoft社から叱られそうだが,速度も内容もスッキリして使いやすくなっている。
あと,何につけてもイカシてるのが,液晶パネル。CASSIOPEIA FIVAにも使われていたりする精細・鮮明液晶のHyper Amorphous Silicon Thin Film Transistor Liquid Crystal DisplayすなわちHAST液晶ディスプレイ,コレがヒジョーにイイ。240×320ドット,3.8型,65536色表示のバックライトカラー液晶パネルなのだが,PDA(じゃなくてPocket PCですな)とは思えないほど鮮明で高精細!!現在ある全てのPDAに勝るグレートな液晶パネルだと言えよう。ぜひ一度モノホンを見て「グレート!!」などと叫んでいただきたい。
■ネット系機能充実!!
Outlook 2000のデータをほぼ全部飲み込んでくれて,もちろん使えるわけなので,E-700のPDAとしての機能はバッチシだと感じる。が,これだけじゃ今時のPDAとは言えない。メールとかもちゃんとできなきゃネ。
というわけで,おもむろにE-700とPHS(DDIポケットのエッジ)を接続し,通信系機能を試してみた。ら,これまた快適。実は,最初の設定の時,俺のミス(ダイヤルアップ時に不要なドメインを入力してしまったんダ!!)で1時間ほどハマったが,ミスに気づいてみたら,結局,フツーのWindowsマシンと同様,ラクに設定ができた。メールの送受信も楽勝で,特に何か引っかかるという点もナシ。
メール本文の入力に関しては,E-700のわりと利口感の高い手書き文字入力が一役買ってくれて,200~300文字程度のメールならわりとラクに書ける。多少,認識のクセのようなものがあって,誤認識もあるわけだが,その修正作業(ペンでタップするだけ)も効率的に行なえた。まあ,パソコンのある環境で積極的にE-700でメール,という気にはならないものの,外出先でE-700しかない時でも「ん~メールすんの面倒だな~」というふうには感じない。実際E-700でメールを受信したり返信したりしているわけだが,かなり実用的だと感じる。
Pocket PCとなって新しく加わったPocket IEだが,これも十分便利な印象。フツーのIEとは違って,お気に入り(ブックマーク)をあらかじめパソコンから転送しておく必要があるが,それさえ済ませておけば,好きなときにウェブにアクセスし,常用のページをブラウズできる。画面が240×320なので,ウェブページの閲覧には狭いだろうなぁいや狭いよ絶対狭いに決まってると思っていたところ,やはり狭かったのだが,でも「使えねーよ」と匙を投げてしまう狭さではない。ちょっと横スクロールが必要って程度。わりとクイックにスクロールさせられるので,まずまず快適にページを読める。
■動画と音楽を快適かつ愉快に!!
最近のCASSIOPEIA Palm-size PCシリーズの売りである,マルチメディアな機能もやはり健在。標準装備ソフトのWindows Media Playerを使うと,MP3やWMAなどのサウンドファイルを再生しまくれる。また,カシオ独自のアプリであるモバイルビデオプレイヤーを使うと,動画ファイル(.cmf型式)を再生することもできる。
サウンドファイルの利用については,Microsoft Windows Media Player 7との併用がかなり愉快だ。Microsoft Windows Media Player 7(書くのが面倒なので以下WMP7)は,パソコン上での動画や音楽やラジオ放送など,いわゆるマルチメディアを一手に引き受けるという新しい統合ソフト(?)だ。例えば,WMP7が入ったマシンに音楽CDを入れると,自動的に再生してくれたりもするし,クリック数発で曲をWMA(Windows Media Audio)型式にエンコードしてくれたりする。さらには,WMAファイルをチョチョイのチョイでE-700等のPocket PCに転送する機能まで備えている。
実際どーんな感じなのかと思って試してみた。まず手持ちの音楽CDを入れ,ネット(CDDB?)からCDのアーティスト名や曲名をダウンロード(数クリックで可能)し,そのままWMA形式にエンコードし,ついでにE-700に転送。エンコードや転送にはそれなりの時間がかかるものの,おもむろにスムーズであり手順も超少ない。この楽勝さを実現するソフトすなわちWMP7がウィンドウズ標準のプレイヤーであり,Pocket PCをもサポートしている!!ナイス!!ウィンドウズ,ナイーッス!!そしてPocket PCもナイス!!とにかく,かなりの簡単さなのであった。
E-700には,WAV形式ファイルやMP3形式ファイルも転送できる。なので,とりあえず手持ちのMP3ファイルを転送してみた。これも非常に楽勝。Active Sync 3.1を使い,E-700とパソコンのパートナーシップを作ると,Windows98とかのエクスプローラ上に,新たに“モバイルデバイス”という項目が現われる。その中のMy Documentフォルダ(以下のフォルダ)にテキトーにMP3ファイルをドロップしてやれば,E-700に転送されて,再生できるようになる。ちなみに,転送したMP3ファイルやWMAファイルをE-700上で聴く時は,E-700上のWindows Media Playerを使う。再生リスト(いわゆるプレイリスト)を作り,再生する曲順を指定すれば,あとはフツーのソリッドオーディオプレイヤーのような簡単さで音楽を聴ける。
動画ファイルの再生に関しては,まだあんまりイロイロ試していないのだが,前述のモバイルビデオプレイヤー(およびWindowsパソコン用関係アプリ:同梱)を使えば難なくこなせる。実際,手持ちのMPEGファイルやASFファイル(いったんAVIファイルに変換した)を(付属のモバイルビデオコンバーターで.cmf型式に)変換し,サウンドファイルと同じ手順でE-700に転送したら,E-700上でいろんなムービーを再生することができた。あ,あと,jpeg等の静止画ファイルも,E-700に転送するだけで閲覧できるようになる。
んーっ!!んんんーっ!!愉快。ラクにシンクロできるPDAであり,高速で快適であり,しかも静止画も動画も音楽も(労せずに)再生できるってのは,これは実用的であってヒジョーに面白いのであってすげぇスプレンディド!!ハマり過ぎて疲れて爆睡して起きたけどまだまだE-700で遊ぶゼ!!という気になって(ていうかこのような日々を送ってます)しまうほど,イケてるPocket PCおよびその周辺環境だと言えよう。
■何でどうしてどういうわけでっ!?
唯一,残念感が非常に高い!のが,ココにMMCとかSDとかでなく,コンパクトフラッシュが入ったらなあ,というコト
おおよそ全体的に大満足であると同時に現在のところイチオシのPocket PCことCASSIOPEIA E-700なのだが,ちょいと残念な点もある。
いや,数秒考えたら“ちょいと残念”どころの話ではないことが判明。えらく残念。すんげぇ残念。残念過ぎて死ぬゼーッてほど残念。それは,使える増設メモリが,マルチメディアカード(とSDメモリカード)だけだだという点。つまり,あの切手サイズのすげー薄くて小さいフラッシュメモリカード以外は,挿すことができない。
E-700には,多くのCEユーザーおよびPDAユーザーが「むむっ!!」と感じると思われる処理性能とマルチメディア系機能がある。わーこんなに速いならいろんなアプリ入れちゃおー,こんなコトができるんならMP3ファイルとか動画とか静止画とかもいっぱい持ち歩いちゃおー,などと思えたりするデバイスだ。ついでに,メール等の通信機能もナイスなデバイスだ。がッ!!挿さるのはマルチメディアカードのみ!!32MBまでのメモリカードだけ!!これが残念。
どーしてCFカードが挿さるよーにしなかったのか!?その理由も根拠も経緯も全然わからない。CFカードが挿さるようにすれば,メモリだってアータ,200MBとかそーゆー広大さで増設できるわけで,データを携帯しまくれる。さらに,ちょっと厚いカードが挿せるならばドコモのP-inコンパクトとか,あるいは他のモデムカードとか,あるいはもしかしたらマイクロドライブとか,いろんな既存のCF系周辺機器が使えるという(まあ使えるようにしてくんなかったかもしれないけど)希望がある!!でもマルチメディアカードじゃダメじゃん容量小さいじゃん拡張性ないじゃん,というのがE-700の現状。E-700というすげーイカシてるし実用的なハードウェアに,「なんか……」という印象のメモリカードしか挿さんないんじゃすげーもったいないと言えよう。
でももしかしたら,これから,マルチメディアカードやSDカードのスタイルで,新たな機器がいろいろ出てくるのかもしれない。IMT2000とかに絡んで,新世代の携帯電話と絡んで,なーんか出てくるってことなのかもしれん。そしてE-700で使えるってことなのかもしれん!!そうだ!!そうに違いない!!と思っておかないと,やっぱ悲しいっス,マルチメディアカードスロットオンリーは。
あと,非常に細かい点がふたつ。
ひとつは,E-700付属の専用ケース,硬過ぎ。ケースの質感が硬いんじゃなくて,E-700をこのケースに出し入れするとき,ケースの入口がギチギチにキツ過ぎて,出し入れのスムーズさが全然ないって点。まあ,強引にケースをギュッと広げたり,あるいはケースを使い続けたりすればある程度柔らかくなるので,些細な問題ですが。
それと,この付属ケースにもE-700本体にも,ストラップを通せるような穴がない点。ストラップなりベルトなりヒモなりを通しておかないと,E-700をスルッと落としそうで怖いんですけど……。慎重に扱うしかないですな。ちなみに,E-700を購入したら,個数限定早い者勝ちと思われる,専用皮ケースをいただいた。ネックストラップのようなヒモが付いていて,E-700をしっかり保護してくれるケースなのだが,ちょーっとヤボったい(失礼)感じで,積極的に使う気になれなかったりする。
でも,E-700,在庫があんまりないようで,けっこう売れてる感じなので,きっとまた,オプションのケースとか,落下防止のアイデアとかが出てくるだろう。そしたらそーゆーのを利用しよう。
てなわけで,マルチメディアカードのみって点以外は,おおよそだいたい大満足してE-700を使っている拙者であった。
■ URL
 CASSIOPEIA E-700製品情報
 http://www.casio.co.jp/pocketpc/e700/
 カシオのホームページ
 http://www.casio.co.jp/
 スタパ齋藤常時更新中!サイト 「オルトアール総合雑談中心」
 http://www.alt-r.com/

ケータイ Watch
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2001年2月3日土曜日

[機器][PDA] 富士通FMV-BIBLO/LOOX Sシリーズ~H"INでスマートアクセス





[機器][PDA] 富士通LOOX Sシリーズ~H"INでスマートアクセス
Crusoeで省電力、H"INでスマートアクセス「富士通LOOX」
スタパ齋藤 
2000/12/18 00:00
■フツーさが魅力のLOOX
富士通LOOX(写真はDVD内蔵のT)。オープンプライス。富士通のCrusoe搭載機。Crusoe搭載機はキャラの立ったマシンが多いのだが、LOOX Tは省電力性能を持ちH"IN内蔵モデルも用意していながら、普通に使えるノートパソコンという印象だ
今回はCrusoe搭載Windowsマシンの、富士通FMV-BIBLO LOOX。さあどのCrusoeマシンを買おうかなーと考えまくり中の俺の中では、現在第一候補となっているサブノートパソコンでもある。
LOOXに関する詳細はココを見ていただくとして、さて、LOOXの魅力と言えば、何はともあれH"IN(エッジイン)。本体内にDDIポケットのPHS端末(データ通信専用/PIAFS2.1準拠)を内蔵しているので、ケールやカード等の通信機器と別途接続せずとも、LOOX本体のみで64Kのデータ通信ができる。
それから、Crusoe搭載の小型機だという点。省電力で長時間もつサブノートってことなのだが、小型ではあるものの、液晶ディスプレイは1280×512ドット(Sシリーズ)もしくは1280×600ドット(Tシリーズ)と広めで、キーボードはピッチ・ストロークともわりと余裕がある。後述するが、なかなか快適に使い倒せちゃうバランスを持っているのであった。H"INとあわせてモバイルには最適な指向性を持つサブノートになっているという印象。
そのほかは特に目立った特徴はない。H"INってコトを除いて考えると、わりと平凡なマシンに見えてくる。が、このサイズで、特に強いアクがないCrusoeマシンって、他には案外ない感じ。Crusoeマシンでフツーにモバイルしたい(と言うよりもメーカーお仕着せのスタンスじゃなくて独自に勝手にヤリたい)という人にとっては、かなり魅力的に映るマシンじゃないだろうか、とか思ったりする。
俺がLOOXに感じる魅力もそのあたり。内容的には至って普通。突飛じゃないというアプローチがなされている点が、自然に受け入れられる魅力になっている。最近ゴテゴテといろんなモンが付いちゃってる感じのマシン多いですしね。
■H"INはどーなのか!?
H"INロゴと、LOOXのH"INアンテナ。アンテナは背の部分にある
DDIポケットのエッジ端末(から音声通話機能をなくしたもの)を内蔵しているってことで注目されているLOOXなので、とりあえずこの機能、H"INを試してみた。
ところでH"INって電話番号とか回線契約とかどーすんだろーなーとか思っていたのだが、PHS端末としての登録や契約は全てLOOX内蔵のPHS端末を使ってのオンラインサインナップ。LOOX上で契約等のための各項目を入力してサインナップすれば、すぐにH"INを使えるようになる(LOOX内蔵のPHS端末に回線番号が入る)。つまりLOOXを初めて使い出して間もなく、LOOX単体でのデータ通信ができまくるようになるのであった。なお、オンラインサインナップ後数日で、DDIポケットからその端末(H"IN)専用の暗唱キーが送られてくるので、それをLOOXに入力すると、本契約が成立したことになる。
H"INでのデータ通信は、PIAFS2.1準拠、64Kベストエフォート方式での接続となる(32Kでの接続も可能)。なので、おおよそいつもだいたい、TAでのダイヤルアップ接続とおんなじよーな感じで使えて、速度的にはわりあい快適。H"INはその名のとおり、エッジ端末と同様の電波的な通信性能を持っていて、つまり、ある程度高速での移動中にも通信できるし、やや遮蔽物が多い室内でも使える。
俺の場合、H"INを自室や寝室やトイレやクルマん中や喫茶店やファミレスで使ってみたのだが、どこでも何ら問題なく使えた。また、ベストエフォートとは言え、たいてい64Kで通信できた感じなので、通信速度も問題なく実用的。それから、やはり、「通信しよう」と思った瞬間何の手間もなくネットに接続できるのはすっげぇ便利だ。
今まで度々お外での通信をやった俺だが、実を言えば、通信するときの僅かな手間が日に日に億劫だと感じられるようになってきていた。つまり、サブノートなりPDAなりに、ケーブルや携帯電話類を接続するあの僅かな手間が「ん~ちょっと面倒」と感じられるようになった。結局、カード刺したりケーブル接続したりするのって、ある程度の場所的・精神的な余裕が必要なのだ。で、そういう余裕がないコトってのがわりと多かったりもする。そうなると、せっかく通信機能を持った装置を持っていても、「あとでやろうかな」と思ってその場では通信しなくなっちゃうコトも多い。
が、LOOXはちょっと違った。ケーブル接続やカード挿入のほんの些細な手間さえ不要。LOOX上でOutlookなりIEなりを起動すればもう通信できちゃってるという感覚。従来はケーブルや機器を接続してから通信、でもLOOXはいきなり通信。実際何度か使ってみてわかるのは、この“些細な手間”がいかに大きな通信行為への障壁になっていたかということだ。LOOXなら、ちょっと通信しようかな~と思った時に、何ら戸惑うことも億劫がることもなく自然にネットに接続している自分がいたりして驚く。
それと、Crusoe採用で省電力だという点。H"INという非常にスムーズな通信環境があることで、この省電力性能が大いに生きてくる。LOOXの場合、通信を頻繁に行なったりその他の処理をバリバリやっても、1時間以上は余裕でバッテリーがもつ。たまに通信して処理もちょこちょこという(わりと普通な感じの)使い方なら、2時間以上バッテリーがもつ。Crusoe搭載じゃないマシンと比べると、まあそのバッテリー容量等にもよるが、体感的には倍以上タフという印象がある。十分長時間外で使えるという感じ。このタフさに加え、ヒジョーに楽勝感高く通信が行なえるとなると、モバイルにおけるストレス(バッテリー切れが気になるとか通信時に手間がちょっとかかるとか)がすげー減り、ホントに気持ちよくマシンを使えるようになる。
まあ、Crusoeは、期待したほどすげぇ省電力という印象ではなかったとも言える。超ド偉くバッテリーが持つのダという先入観があったため、「ふぅんかなり持つ感じだけどそーなにスゴイってほどじゃないよなぁ」というのが正直なところ。でも、一昔前のMobilePentiumマシンと比較したら、やはりバッテリー持続時間はしっかり長い。十分実用的なスタミナがある。この実用的スタミナに、実用的な通信機構が備わっている。で、このダブル実用性を体感してみたら、本命だったLOOXがよりいっそうの大本命になってしまったというのが、俺の物欲的状況である。
■どっちを選ぶか2種類のLOOX
LOOX T
富士通LOOX T。オープンプライス、実売は21万円前後。DVDドライブ内蔵のCrusoe搭載機。サイズ264×183×31.5mm(幅×奥行×厚)、重量約1.5kg
LOOX S
富士通LOOX S。オープンプライス、実売は16万円前後とかなりお手軽価格。液晶は1,024×512ドットの8.8インチワイドTFT液晶を搭載、従来にはないサイズなので富士通で専用に作った液晶パネルだ。CPUにはやはりCrusoeを採用。サイズ264×183×31.5mm(幅×奥行×厚)、重量約1.5kg
ここまで、この富士通の新型サブノートを“LOOX”としてひとまとめに書いてきたが、細かく見ていくと、LOOXは4機種ある。
まず、サイズと装備の違いで、SシリーズとTシリーズがある。
LOOX Sシリーズは、サイズが約243×151×30mmで、重量が約980~990g。液晶パネルは8.8型で1024×512ドット。
LOOX Tシリーズは、サイズが約264×183×31.5mmで、重量が約1500g。液晶パネルは10型で1280×600ドット。LOOX Sシリーズよりも一回り大きく、グッと重い感じのマシンになる。また、DVD-ROMドライブ(最大8倍速DVD-ROM、最大24倍速CD-ROM)が内蔵されている。
他にも細々した違いはあるが、SシリーズとTシリーズの大きな違いはこんなところ。これに加え、両シリーズとも、H"INモデルと非H"IN(ていうかエッジ端末非内蔵)タイプがある。てなわけで合計4機種。で、さて、実際LOOXが大本命だゼと思っている俺としては、4機種中のどれを選べばいいのかなぁ、と。いろいろ考えてみた。
まず、H"INはすっげぇ便利なのでSシリーズにせよTシリーズにせよ、H"INモデルを。H"INを多用するのはモバイルのためだしってことでより小型・軽量な方というふうに考えると、単純に。LOOX S5/53Wという答えが出る。ところが、LOOX TのH"INモデルことLOOX T5/53Wには、いくつか捨てがたい魅力があるのだ。
まず、SシリーズとTシリーズの、液晶ディスプレイの画素数の差。これがけっこう大きい。前述のように、Sシリーズが8.8型で1024×512ドット、Tシリーズが10型で1280×600ドット。液晶パネルのサイズはどっちでもイイと感じており、また、画面横方向の画素数は両シリーズとも十分余裕があると思えるのだが、画面の縦方向のドット数が512ドットか600ドットかって点には、大きな隔たりがある。結論としては、600ドットの方がずっと広く快適に使えるのだ。数値上ではたった88ドットの差。そーんなに大きな差じゃないように見えるが、実際比べてみると大いなる違いを感じまくってしまう。たぶん、512ドットから600ドットのどこかに、“広い”と“狭い”をハッキリと分けてしまう境界があると言えよう。とにかく、Sシリーズの液晶は妙に狭く感じられ、Tシリーズの液晶はけっこう広く感じられる。
それから、キーボードの差がけっこう大きいような気がする。SシリーズのキーボードはOADG準拠の86キーで、キーピッチが約16mm、キーストロークが2mm。TシリーズのキーボードはOADG準拠の87キーで、キーピッチが17mm、キーストロークが2mm。キーピッチ(キーとキーの間隔)が広い分、Tシリーズのほうが快適にキーを叩ける印象がある。でもまあ、慣れればどっちでもけっこうイケちゃうと言えよう。
だがしかし!!実物を両方使い比べてみると、ハッキリとわかる差があったりする!!ってそんなに声を大にするほどの差じゃないのだが、キーボードの使用感にこだわる人にとっては、大きく違うフィーリングの差がある。そのひとつは、キーボード全体の剛性感で、Tシリーズのキーボードの方がしっかりしているということ。Sシリーズはキーボード全体がたわみがちで、例えばDあたりのキーを強めに押すと、Kあたりをキーボード部分が微妙に持ち上がる感じ。キーボード全体が柔軟な板!?という印象がある。Tシリーズのキーボードも、例えばIBMのA4ファイルサイズ系ノートのキーボードに比べれば柔らかい感じなのだが、Sシリーズほど顕著にたわむ印象はなく、まずまずの剛性があるのだ。
もちろん、キー全体がしなやかでも硬くても、使用上、何ら問題はない。が、外でゴリゴリ使うモノだし、外付けキーボードってこともあり得ないモノなので、やはり、俺としては、キーボード全体にある程度の剛性感があって欲しいのであった。
あと、Tシリーズはフツーのノートパソコンからすればけっこうちっこいマシンなのに、DVD-ROMドライブを搭載していたり、IEEE-1394ポートを装備していたり、USBポートが2基あったりして、趣味的な指向の拡張性についても満足できるので、かなり好印象。
パッと見、モバイル用途にはSシリーズが良さそうなのだが、プラスαの満足を求めようとするとTシリーズの良さが見えてくる。ん~、どうなんでしょーねー。富士通の通販サイトことWEB MARTを見ると、値段の差は5万円。むぅ。5万円で288ドットと硬いキーボードとDVD-ROMドライブとIEEE-1394ポートと……んんん~迷いますねぇ。俺はTシリーズかなぁ……。皆さんは、どうですか!?
URL
 LOOX製品情報
 http://www.fmworld.net/product/hard/loox/
 LOOXシリーズニュースリリース
 http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/09/25.html
 スタパ齋藤常時更新中!サイト 「オルトアール総合雑談中心」
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ケータイ Watch
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2001年2月2日金曜日

[機器][携帯電話] DoCoMo/Sony SO503i~iアプリケータイ


[機器][携帯電話] DoCoMo/Sony SO503i~iアプリケータイ
SO503i,iアプリ内の情報が流出するセキュリティーホール
NTTドコモは,SO503iにiアプリデータが不正に消去・読み出しされる不具合があるとし,同端末の販売を一時停止した。不具合が発生するのは,これまでに販売されたすべてのSO503iで,該当端末のユーザーに対しては交換用の改善機が準備でき次第,DMで通知される。
今回明らかになった不具合は,iアプリをバージョンアップする際,データ保存領域の容量が旧バージョンより大きくなるとエラーが発生し,他のiアプリのメモリ領域を上書き・読み出しできるようになるというもの。iアプリをプログラムする際に回避できる問題で,現在iモード公式メニュー内に登録されているiアプリは,バージョンアップを行なってもこのエラーは発生しない。また,ユーザーは安全が確認されていない一般サイトのiアプリをバージョンアップさせず,一度消去してから新しいiアプリをダウンロードすることで,エラーを防ぐことができる。
ただ,偶然もしくは悪意を持って作成されたエラーを含むiアプリをバージョンアップした場合,同じ端末に保存されているiアプリのデータを破壊したり,読み込んでしまうことがある。エラーが発生してもiアプリ以外の機能には支障はなく,iアプリ以外のメモリ領域が読み書きされる可能性はないが,iアプリ内に個人情報などを保存している場合は,そこから情報が流出する可能性がある。
この問題を受け,「リモートメール」を提供しているネットビレッジでは,iアプリ内に記録したメールアカウントを使ってメールチェックを行なう「リモートチェッカー」を,他のiアプリにメールアカウントを読み取られないように改良中で,改良版ができるまでの間,SO503iからリモートチェッカーを削除することを推奨している。
iアプリではセキュリティ保護の観点から,実行中のプログラム自身のメモリにしかアクセスできないような制限を端末側に組み込んでいる。このため,iアプリ内に個人情報を記録しても安全とされていたが,今回の不具合はその前提条件が崩された格好となった。
なお,改善機の準備が整う時期は不明で,交換や販売が再開されるめどはたっていない。この他にもSO503iは,初期生産分に「液晶面に傷がつきやすい」という現象が発生するほか,5月生産分には「留守録サービス接続機能が作動しない」という不具合が発見されている。
URL
・SO503iの不具合についてのお知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0511.html
・ネットビレッジの「リモートメール」に関するお知らせ
http://rmail.netvillage.co.jp/so503i.html
・関連記事:SO503i,交換用製品の留守録サービス接続機能に不具合
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/10/so503i.htm
・関連記事:ドコモのSO503i,キー痕が付いた製品を無償交換
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/04/23/so503i.htm
・関連記事:消された着信メロディ(法林岳之のケータイ・イズ・ノット・イナフ)
http://k-tai.impress.co.jp/column/090/2001/05/02/
(白根 雅彦)
2001/05/11 21:10

ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm
 

[待受][携帯電話] 3DCGまったり時計~504i用アプリ




[待受][携帯電話] 3DCGまったり時計~504i用アプリ
3DCGまったり時計
作者名:T2
見ているだけでなごめる待受時計
宇宙に浮かぶ惑星の動きをモチーフにした待受アプリ時計。4方向キーで惑星の位置を移動させることができ、数字キーの「1」を押すと縮小、「3」を押すと拡大できるようになっている。「1」を押し続けると小さくなった惑星が見えなくなり、シンプルな星空にすることも可能だ。「2」「4」「6」「8」で回転、「7」「9」で速度調整も可能。操作マニュアルには書かれていないが「5」「0」を押しても、表示を変化させることができるので試してみよう!
       
NTTDoCoMo四国 iアプリコンテスト
http://appget.com/pc/contest/504i/index.html
    
ゲーム&アプリLIVE
http://www.javalive.jp/
       
アプリ★ゲット
http://appget.com/pc/