1992年6月26日金曜日

[ゲーム][PC] スプリガンmark2(1992)~CD-ROM版ドラマチック・シューティング



[ゲーム][PC] スプリガンmark2(1992)~CD-ROM版ドラマチック・シューティング
スプリガンmark2
Re Terraform Project
ナグザット/1992
コンパイル/1992
Written By T鈴木
■ドラマチック・シューティング
のキャッチコピーの通り,CD-ROMの特性を活かしまくり,とにかくゲーム中に喋る喋る!
ゲームとしては単なるロボット横スクロールシューティングなのだが,戦闘中に挿入される肉声による会話。
それによって単純なSTGの楽しさだけでなく,ストーリーを追っていくことによってゲームを大いに盛上げるのです。
そしてその物語というのが,どこかで見たような・・・・といったら御幣があるかもしれないが,とにかくガンダム世代の脳天直撃しまくりのワードが続出!
月面基地。実戦中での新機種への乗り換え。コロニー落とし・・・。
そして戦友の死。裏切り。ライバル・・・・。はたして地球規模に増大する戦いの行方は・・・!?
そしてタイトルにある「Re Teraafrom Project」とは何なのか!?
■スプリガンmark2:ストーリー
天歴47年,人類は繁栄の絶頂にあった。
とはいえ,その内部にはやはり多くの問題を内包していた。
飢餓,大国間の対立・・・・。
中でも最悪のなのは爆発的な人口増加問題であった。
すでに地球上は飽和状態であり,各国は宇宙への進出を余儀なくされる。
スペースコロニーの建造,そして比較的地球に近い環境を持つ火星への地球化(テラフォーミング)移住計画。
地球化(テラフォーミング)された火星は,人類の理想の楽園となるはずであった。
時は流れ,点歴92年。
火星は一応の繁栄を見せていた。
しかし人類は地球での過ちを再び繰り返そうとしていた。
火星を二分するA国とS国の両大国は,お互いに領土の拡大を狙い,日増しにその緊張を高めていったのである。
もはや,誰の目から見ても良国家の激突は避けられないところまできていた・・・・。
俺は,いつも薄暗く,きついオイルの匂いのするA・A(アームドアーマー)専用のカーゴデッキに立ち,一台の新型A・Aを見つめていた。
「スプリガン」。そう名付けられたその無骨な機械の固まりはしかし,S国とのミリタリーバランスを覆すほどの能力を秘めているという。
俺の名はグレッグ。A国軍のA・Aパイロットだ。自分で言うのもなんだが,かなり腕が立つと思っている。
もともと,そのおかげでスプリガンの重力下テストの為,地球から3週間近くもかかる火星くんだりまでかりだされることになったが・・・・。
カーゴデッキを出ようとした俺に,スプリガンのシルエットは,確かに何かを予感させた。硝煙と,血の,予感を・・・。
■スプリガン(アームド・アーマー)とは!?
宇宙進出を果たした人類にとって,極限地帯での作業効率の改善は急務であった。そのため考案されたのが,従来の宇宙服に機動力と生存性(それには武装も含む)を持たせたA・A(アームド・アーマー)であった。その名称は,武器「ARM」と装甲「ARMOR」から来ている。
スプリガンmark2(ゲーム序盤は「バーソロミュー」)は,状況に応じて様々な武器を装備することができる。
武器はすべて任意で選ぶことは出来ず,数種類の武器が1パックとなっていてそれを選択することになる(グラディウスIIを思い浮かべてもらえばけっこうだろうか)。
攻撃重視のC型装備,防御重視のD型装備・・・・など,ステージや状況に応じて使い分けよう。
また,自機はシールドで防御されており,攻撃を受ける度にシールドが剥がれていきます。
シールドがすべて剥されるとゲームオーバーだが,一定時間ダメージを食らわないとシールドは復活していくぞ。
ステージ1:火の星の嵐
天歴92年4月。
A国の火星における軍備増強と,新型A・A(アームドアーマー)テストのため,グレッグを始めとするガーネット小隊の面々は,はるばる火星・バヴォニス基地まで来ていた。
マービィ,ジャーバス,ミネルバトンら「エメラルド小隊」と雑談をかわす主人公マービィとその親友コンロッド。
A国とS国との戦争を危惧する彼らだが,もはやその戦いは避けられないところまで来ているらしい・・・・。
そのとき!バヴォニス基地に何者かによる襲撃が!!
ついにS国による軍事侵攻が開始されたのか!?
グレッグはA国主力A・A「パーソロミュー」を駆り,戦場に趣く。
しかしそこで見たものは,S国の物ではない,謎の機体だった。
果たして正体不明の敵の目的は!?
そんな戦いの最中,味方であるはずの巡洋艦「ブッシュ」が攻撃を仕掛けてきた!
いったいなぜ!?
困惑しながらも,ブッシュに応戦するグレッグとコンロッド。
そのとき,ブッシュの中からA国新型テスト用A・A「スプリガン」が現れた!
絶大な火力を誇る「バニシングバスター」を用い,ブッシュを沈めるスプリガンたち。
それに搭乗しているのは,味方であるはずのマービィン大尉,ジャーバス少尉,ミネルバトン中尉ら,エメラルド小隊の面々だった!
味方であるはずの,いったい彼らに何が!?
しかし所詮はテスト用の未調整機体。
グレッグのバーソロミューに蹴散らされ,バヴォニス基地に撤退していくマーヴィンたち。
そして,バヴォニス基地からグレッグたちに砲撃が・・・・!?
いったい何が起こっているのか!?
何も分からずまま,母艦へ帰還するグレッグたち・・・・。
ステージ2:灼熱の追撃
謎の敵の正体は「火星政府」と呼ばれるものだった。
もともと人種、国家にこだわらない火星住民は、地球でのA国、S国の戦争を火星に持ち込まれるのを我慢できず、火星に独立した政府を作り、地球軍に戦いを挑んできたのだ。
もともと、地球政府の「火星移住計画」にはかなりの無理があった。
増えすぎた地球の人口対策の為、半ば強引に民衆を火星に移住させたのだ。
そこへ今回のA国とS国の戦争騒ぎ・・・・地球上の勝手な戦争のせいで、自分たちにまで戦争をさせようとする地球人にキレるの、当全ですよね!?
そしてマービィたちエメラルド小隊の3人もまた、火星生まれだったのだ・・・。
地球に撤退しようとするグレッグたちを追撃する火星政府軍!
イーストウッドはA・A隊を出撃させ、これを迎え撃つ。
イカルス小惑星群を舞台に、火星政府軍VSイーストウッドの戦いが始まった!
敵戦艦に特攻をかけるA国軍2番艦「レーガン」。
火星軍の強襲に、もはや地球に降下する力すら残っていなかったのだ。
静寂の宇宙に、デビアス艦長の断末魔がこだまする・・・・。
しかし敵戦艦の中から、巨大A・A「ラグナブル」が現れた!
パイロットはかつての袂を分かち合ったジャーバス少尉。
辛くもラグナブル破壊に成功するグレッグたち。
ジャーバスに投降を即するが、
「貴様らこそ火星軍に投降した方が身のためだ・・・・なぜなら!」
そういい残し、爆死するジャーバス。
果たしてその言葉の真意は!?
ステージ3:月面攻防戦
火星軍の追撃をかわしたイーストウッドは、補給を受けるため英国月面基地にやってきた。
しかし、ここでまたしても火星軍の攻撃が!
月面を舞台に、火星軍とイーストウッドの壮絶な戦いが始まる・・・。
しかし敵戦力は圧倒的だった。
次々に戦死するグレゴリー、ギブソン、ブライアン・・・・。
このままでは部隊が全滅してしまう!
そして、とうとうグレッグの乗るパーソロミューまでもが被弾してしまう・・・。
そのとき月面基地のステラから通信が!
月面にて、極秘に開発されていたA国新型A・Aをグレッグに託すと言う・・・。
破損したバーソロミューを乗り捨て、戦闘中に新型A・Aに乗り移ろうというグレッグ。
(搭乗機種破損→戦闘中に新型機種に乗り換え・・・というシチュエーションは、このテのロボットアニメではもはや定番ですね!?)
そしてその新機種こそ、「スプリガン」のフレームと装甲以外を組みなおした改良型最新A・A「スプリガンマーク2」だった!!
巡航形態から人型に変形するスプリガンマーク2(ちなみに人型から巡航形態へは戻れない。リ●ズィ!?)。
その起動力はバーソロミューとは雲泥の差だった。
敵の巡航揚陸艦を破壊に成功するものの、時すでに遅く、月面基地は制圧され、火星軍の物となってしまった。
ステージ4:地球光の中で
火星軍に月面基地を制圧されたイーストウッドは、戦力立て直しのため地球に降下することになった。
地球はいまだ火星軍の勢力が及ばないこともあり、ここで火星軍の追撃はないように思われたが・・・・。
またしてもイーストウッドに襲い掛かる火星軍!!
しかも危険な再突入(大気圏突入)中にだ!
もともとはS国の主力A・Aであり、現在火星軍の主力重A・A、である「ソロウェイ」が襲い掛かる。
強敵!!
再突入中に、危険を犯して敵戦艦を沈めにかかるグレッグ。
しかしその戦闘中において親友コンロッドの機体破損し、再突入が不可能な状態になってしまった!!
「じゃあなグレッグ・・・もう一度、地球から青空を見上げたかったな」
グレッグの無謀な暴走によって地球の重力の塵となってしまったコンロッド。
影が薄いまま、たいした見せ場もなく死亡・・・・。
ステージ5:広島上空
地球に降下した火星軍残存戦艦2隻は、殆ど戦力を残していないことから間もなく地球軍に投降すると思われた。
しかし、彼らの選択した行動は降伏勧告を無視!
日本を抜け、強引に太平洋上に進路を向けた。
火星軍戦艦を追跡するイーストウッド。
もはや殆ど戦力を残していないと思われたが、なんとA・A隊を出撃させてイーストウッドに戦いを挑んできた!
そしてここ広島上空にて、追撃するイーストウッドと、日本国自衛隊との共同戦線が取られた!
ちなみに日本国自衛隊主力A・Aは「龍牙」。
「日本製だけあって性能がいい」(グレッグ談)とは、天歴92年になっても残る前時代的な認識ですね(笑)。
衛星軌道上からビーム砲攻撃!!
自衛隊員、有島2尉のA・Aだけでなく、味方戦艦までも沈めてしまう悪魔の火柱。
その無差別攻撃に、広島の地が炎に染まる・・・。
ビーム砲攻撃をかわし、ついに敵戦艦に追いついたグレッグとカニンガム。
しかし元A国軍の女性パイロット、ミネルバトン中尉操るの巨大A・Aの手によってカニンガムが戦線離脱してしまう。
ミネルバトンは戦争の意義も目的も関係なく、ただ戦いに生きがいを求めるだけの悲しい女性だった。
巨大A・Aを沈めたものの、ファンネル(?)装備のスプリガンを駆り、再びグレッグに戦いを挑むミネルバトン!
ここに、スプリガンVSスプリガンマーク2による同機種対決が実現!
ファンネルは落としても落としても復活する厄介な武器だ(マーク2も役に立たない追尾オプション付けるより、このファンネル付けたほうがよかったのでは!?)。
「私の戦争は終った・・・・」
そういい残し、戦いの中に生きる女、ミネルバトン。死亡。
ステージ6:月世界の悪夢
広島だけでなく、多くの地球としを火の海にした発電衛星を改造したビーム砲は、宇宙艦隊の迅速な行動により奪還することに成功した。
そしてその1週間後、地球においてA国、S国、その他多くの国が同盟を結び、ここに地球連合が結成された。
いよいよ佳境に突入する火星VS地球!
そして地球連合結成後初の作戦、月面奪還作戦が開始されようとしていた!
新型A・A「バーソロミューカスタム」を投入し、月面奪還に執念を燃やす地球連合!
しかし火星軍の抵抗は以前に比べて微弱・・・・。
何かを狙っているのか?・・・・それとも!?
月の表面に無数のノズルが!?
これこそが火星軍の本当の狙い、空間駆動エンジンだ!!
これに月面のヘリウム3を加え、月そのものを移動させ、地球に(正確にはその破片を)落下させようという脅威の計画なのだ!!
「地球は荒廃している。このままでは火星まで同じ道をたどってしまう」
「人口は減らした方がいい。そのために月の破片を地球にぶつける」
「これこそが我々の地球再テラフォーミング・プロジェクトなのだ!」
マービィの口から語られる、恐るべき星の屑作戦地球再テラフォーミングプロジェクト!
そしてグレッグの努力も虚しく、ついに空間駆動エンジンが作動してしまった。
...............
                       
198X
http://www5d.biglobe.ne.jp/~t-suzuki/vol.9/sprigan.htm
http://www5d.biglobe.ne.jp/~t-suzuki/vol.9/mezon.htm












■登場人物
グレッグ・アーウィン
(声:矢尾一樹)
本編の主人公で,A国所属のA・A(アームド・アーマー)パイロット。
階級は少尉。
優秀なパイロットだが,熱血漢で,周りを省みず突っ走ってしまうところがある。
「やぁぁってやるぜぇぇっ~!」とか「ニュータイプの修羅場が見られる!」などとは言わない。
コンロッド少尉
(声:梅津秀行)
グレッグの無二の親友で,温厚な正確。
突っ走りがちな主人公のストッパー的な役割を果たすが,そのためステージ4で死ぬことに・・・・。
影が薄い。
マービィ大尉
(声:塩沢兼人)
A国アームドアーマー第5小隊(エメラルド小隊)部隊長。
どこか影のある人物。
何か野望を持っているらしい。
ジャーバス少尉
(声:掛川裕彦)
ガサツな性格だが。義理堅く生真面目な男(らしい)。
ステージ2で早々と死亡。
ミネルバトン中尉
(声:冬馬由美)
戦いの中にしか生きがいを見いだせない女性(ふ~ん)。
ステージ5,重力下でのスプリガンmark2との戦いに敗れ,死亡。
カニンガム大尉
(声:堀秀之)
A国ガーネット小隊の隊長。
グレッグやコンロッドの上司に当たる。
冷静沈着な人物。
イプシロン大佐
(声:屋良勇作)
何かと苦労の多い,A国主力戦艦「イーストウッド」の艦長。
「超時空要塞」の艦長ではない。

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グレッグ・アーウィン
コンロッド少尉
マービィ大尉
ミネルバトン中尉
カニンガム大尉
イプシロン大佐












1992年6月15日月曜日

[機器][ゲーム] Konami BeatMania Pocket Pop'n music






[機器][ゲーム] Konami BeatMania Pocket Pop'n music
bemani pocket Pop'n music
カラフルでポップなボディ&ボタンその名の通り、カラフルでポップな色使いとキュートなキャラクタが魅力のポップンミュージックのハンディ版。ルールはビーマニと同じで上から降ってくるポップくんにタイミング良く合わせてボタンを叩くというもの。
ただ単に押すボタンが増えただけじゃなく、画面上に現れスコアを見にくくするお邪魔キャラが存在するのですが、ハンディ版ではポップくんを表示する液晶板の上にお邪魔キャラやメッセージを表示する液晶板を重ねることでコレを実現しています。ドットが大きいので本当にお邪魔な存在になっています (^_^;)
ボタンの多さから難しいという印象を受けがちですが、実はビートマニアよりも簡単です (ただ単にクリアするというレベルであれば)。慣れないうちはボタンの配列と画面上の配列を間違えやすい (特にハードモードでポップくんが左右の移動する様になると頻繁に起こる) のが難点ですが、ボタンは押しやすい形状をしているしとても気分良くゲーム出来ます。
これまでのビーマニポケットシリーズの中ではイチバン良い出来かもしれません (^_^;)
Beginner Mode
1. RAP (YOUNG DREAM)・・・難易度★☆☆☆☆☆☆☆
ラップっていうよりもラテン系に近いノリが何ともいえない、明るく陽気なナンバー。ビギナーモードはお邪魔キャラが登場しない&操作ボタンが5つまでだし、難易度的にいっても練習用の曲と言えます。ここで終わるようでは先が思いやられますよん (^_^;)
2. J-TEKNO (Quick Master)・・・難易度★★☆☆☆☆☆☆
ビーマニシリーズでお馴染みのテクノに似ている感じがする曲 (曲名が違うんで別物だとは思うけど)。後半のバスドラのパターンの所が結構好きかな?もうちょっと音がクリアで低ければグッとくるんだけど・・・。
3. ANIME HERO (TATAKAE! GAMBLER Z)・・・難易度★★☆☆☆☆☆☆
あぁ、まさに昔の熱血ロボットアニメとか特撮ヒーローモノの主題歌のような感じの曲ですね。個人的に非常に好きな曲です。やっぱり、アニメソングは元気が出ますね!ガンバレ、アニキ (超絶意味不明 (^_^;))。
Normal/Hard Mode
1. RAP (YOUNG DREAM)・・・難易度★★★☆☆☆☆☆
曲もグラフィックも Beginner Mode と同じです。ただ、ボタンを9個全て使うので降ってくるポップくんの数が増えてきます。また、L/O/V/Eの文字が出るパターンと、波紋が広がるようなパターンの2つのお邪魔キャラが登場します。とはいえ、まだまだ難易度は低くよほどのことが無い限り失敗することは無いでしょう。
2. J-TEKNO (Quick Master)・・・難易度★★★☆☆☆☆☆
これも Beginner Mode と同じです。お邪魔キャラは音符が帯のように画面一杯に広がってくるので非常にポップくんが見にくくなります。クオリファイが低いので大丈夫だと思いますが、用心するに越したことは無いでしょう。
3. DANCE (Hi-Tekno)・・・難易度★★★★☆☆☆☆
ユーロ系のビートポップナンバー。これで踊れって言われてもなぁ・・・私ニャ無理だ。途中に出てくる左端から右端までのボタンを連続で押していくところはナカナカ良い感じ (音的にも操作的にも) ですね。お邪魔キャラは上記1.と2.の複合パターンのようです。
4. ANIME HERO (TATAKAE! GAMBLER Z)・・・難易度★★★★★☆☆☆
Beginner Mode と同じです。お邪魔キャラは丸型と星のカタチの波紋が広がっていくのですが、これがアイキャッチのような感じで非常にカッコイイです (^_^)/
5. DISCO QUEEN (What I want)・・・難易度★★★★★★☆☆
ディスコクイーンって感じじゃないけど、なんとなくガールズ系の音だなって気はするナンバー。サビのタタタンタンって感じで流れるメロディラインの部分が好きです。ただ、交互押しや同時押し、さらにはその複合と難易度は結構高いですね。私はこの曲で初めてつまづきました。女性の曲ということなんでしょうか、お邪魔キャラはL/O/V/Eの文字が出るパターンになっています。
6. TECHNO '80 (Water Melon Woman)・・・難易度★★★★★★★☆
J-TEKNO よりもサウンドに厚みがあるというか重厚な感じのするナンバー。ちょいとチャイナ入ってる感じがYMOっぽくて良いですね。音自体も低めのブーストかけたような音で個人的には好きです。お邪魔キャラはインベーダーみたいなのが横切るパターン、うむ、テクノとTVゲームは切り離せませんな。
7. DISCO KING (FUNKY TOWN '75)・・・難易度★★★★★★★★
ソウルトレイン入ってるかと思えばジャングルっぽいリズムになってたりするナカナカ曲者のナンバー。タタタタタタタタタタタタンという流れるパターンと、連続で同じ音が出るパターン、イヤらしい配置で同時押しが出てくるところなど難易度に違わぬ難しさです。もっとも、私は1発でクリア出来ましたが (エキスパートモードも出現させた)。DISCO QUEEN の方が難しかったです (^_^;)。お邪魔キャラは、火吹きのようなパターンで画面一杯に広がるのでかなり見にくいです。曲よりもこっちの演出の難易度が高いって感じですね。

芸魔の館 -Gamer's House-
http://www.asahi-net.or.jp/~ua4s-njm/bm_pok04.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ua4s-njm/bm_pok02.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ua4s-njm/bm_pok01.html
http://www.asahi-net.or.jp/~UA4S-NJM/game.html

 

1992年5月27日水曜日

[ゲーム][PC] Libido~アダルトゲームの風雲児


[ゲーム][PC] Libido~アダルトゲームの風雲児
外道大王KenSanが其に問う、其は何ぞ。
我は欲望、七つの欲望。
衝撃と共に汝が理性を奪うもの也。
...ここは、Libidoのファンページです。
Shinc(シンク) RPG 93/4/2 PC-9801
Libidoデビュー作は、ファンタジー系RPG。
次作「Libido7」の印象が強いもんで、もしかしたら知らない人もいるかもしれません。
実際、現在入手するのは困難です。中古でもあんまり見かけませんし。
ゲーム自体は、非常にオーソドックスなRPG。
美少女ゲームにおける「オーソドックス」ですから、もちろんHシーンは有ります。
このゲームのウリはHシーンにおける、総3200ラインにも及ぶ超巨大グラフィック。
15インチモニタ上で、ほぼ等身大となります。
ここまでデカいのは、ちょっと他に思い付きません。
が、どうもアイデアに溺れてしまったような気がします。
実際に見てみるとわかるのですが、全身は1画面に収まりません。
当然スクロールで見ることになるのですが、結局一画面に表示されるのは「顔だけ」とか「胸だけ」。
それはともかくとして腕だけとか足だけ見て喜ぶヒトが、一体どれくらいいるでしょう。
私はちっとも楽しくありませんでした。
新規参入だけに、他には無いウリを盛り込もうとしたのはわかりますが...検討不足だと思いました。
しかし最初に書きましたが、ゲーム自体はRPGとしてソツがなく、平均以上の出来だと思います。
登場する女の子も皆Hで、ここらへんは次作リビドー7を髣髴とさせるモノがあります。
◆リビドー7 ETC 94/6/3 PC-9801
評価:75点
Libidoの名を知らしめた代表作。
メーカー自らが「オカズウェア」と称するゲーム性皆無、実用(^^;)オンリーなソフト。
前作:ShincにおけるそのRPGのゲーム性に対してファンになった人はショックだったでしょうね(^^;)
私は大歓迎しましたが。
技術力を持ちながら、あえて、このテのジャンルに手を染めた姿勢とその決断力に。
私はこの作品を非常に高く評価してるのですが、残念ながら賛同してくれる人は廻りにいません(^^;)
賛同どころか存在すら認めてないとまで言われる始末。
まあ、ゲームに限らずこういうのは嗜好のモンダイですから...評価を強制する気はありません。
作品の方にハナシを戻します。
シナリオは、女子校生:ナルちゃんを主人公としたレズ物ばかり。
Hの内容も、レズを中心としてスカトロやらSMやら...全編全画面肌色一色。
ショートシナリオが複数収録されてるのですが、全部が全部、見事にバカ(^^)
バカばっか(^^;;)
読んでてアタマがくらくらします(^^;)
しかし、これだけおバカなのをここまで徹して書ける、というのは、評価されるべき才能だと思います。
少なくとも、私は評価します。見事です。
ゲームシステムは、メッセージスキップ機能がヨワヨワなのが残念ですが、
右手フリーモードという作品のコンセプトに合ったユーザーライク(^^;)なシステムを採用した点は好感がもてます。
(あんまり使わないけど^^;;)
◆なる麻雀 麻雀 95/4/21 PC-9801
評価:92点
リビドー7のキャラを使用した脱衣麻雀。
麻雀システムは、4人打ちでイカサマ無しの硬派麻雀。
処理能力の低いCPUだと少々かったるいのが残念ですが、486クラスなら快適にプレイできます。
麻雀ゲームとしては、かなり良い出来な部類であると思うのですが、リビドー7のイメージが強すぎて、
前作に拒否反応を起こした人は、これも無条件で拒否しているらしいです。
よって、麻雀としてあまり認められてるとはいえない状況です。
確かに脱衣&Hシーンはリビドー7と全く同じ傾向ですから(^^;)....
◆リビドー7 IMPACT ETC 95/9/21 PC-9801
評価:88点
前作リビドー7発売より一年後、さらに過激になって登場した第2弾。
システムは基本的に前作を踏襲。ショートシナリオが複数収録されている点も同じ。
シナリオ1本あたりのボリュームが小さくなりましたが、その分、本数が増加。
「オカズウェア」のコンセプトを考えると、手軽に遊べるようになった点は、正しい進化だと思います。
しかし、前作最大の欠点であった、メッセージスキップ機能が全く改善されていないのは
非常に残念です。
まあ、一度クリアしたシナリオのグラフィックはビジュアルモードで閲覧できるし、
ボリュームも小さくなったからスキップ機能は不要と判断したのかもしれませんが。
とはいっても、有っても邪魔にならない機能だし、次作では是非搭載してほしいものです。
そのほか、シナリオがバカなのは相変わらずで、今回も良い味出してます(^^)
また、某アニメ/ゲームキャラのコスプレしたHシーンがいくつかあります。
前作の「ロジカル・エミ」が好評だったんでしょうか(^^;)
というより、単にスタッフのシュミかも。
ミレーヌもどきやエリスもどきが登場します。
これで怒るか喜ぶかは、その人次第ですが、個人的にはやり過ぎないようにして欲しいです。
オマケ/添え物的なら笑えますが全面それだけだと同人となんら変わらないですから。
本作品は、全体的に「IMPACT」というほどの衝撃は感じませんでした。
前作の方が遥かにインパクトはデカかったっす。
しかし、Hシーンなどは確かにより過激になってますし、看板に嘘偽りはありません(^^)
もし次回作があるのなら、今度はレズ以外のノーマル系Hも組み込んで欲しいっす(←熱望)。
◆女の子の仕組み AVG 96/7/18 PC-9801
評価:92点
レズばっかでちょっと食傷気味だったところに出てきたノーマル(?)Hを扱った作品。
分類はアドベンチャーとしてますが、内容はデジタルコミックに近いものです。
3人の女の子がそれぞれ2つのHな体験談を話してくれる、というもので、ただクリックして読むだけ。
リビドー7と比較すると絵柄にロリ色が強すぎる気もしますが、それ以前に
ちょっとお手軽に作り過ぎてるのが気になりました。
確かにHです。グラフィックも可愛いです。
レズじゃなくノーマル系中心で、リビドー7を補完する位置にあるソフトになる筈でした。
しかし、ボリューム/シナリオ/コンセプト、あらゆる点でリビドー7を下回っています。
凡作..とまでは言いたくありませんが(ファンだし)、イマイチな感は否めません。
また、オマケとしてCD-DAにて女の子の生オナニーが収録されてます。
なんか演技クサイんですが素人っぽいと言えなくもないです。
ゲームはともかく、このCDは聞いてみることをオススメします。
評価:83点
Fifteen ~すくうるがあるずデジタル読本~ リビドー ETC 98/9/11 Windows95
インターネット、いやホームページをパロディ化したブラウズごっこ。
中身は何のことはない、超ショートシナリオ(?)付きのCG集なんですが、
完全に見せ方の勝利。
ま、やったもん勝ちってヤツですか。
とはいっても「もどき」で、上手く「騙す(騙される)」には、かなりのセンスと
技術力が必要で、下手にやると物笑いのタネになるだけなんですけど(^^;)
で、本作ですが、ええもう非常に高いレベルでクリアしてます。
マジに作り込んで、IEとNNにケンカ売ってくれないかな、とか
思うくらいッス>ブラウザ。
#多少機能的に劣ってても愛用するっすよ、マジ(^^;;)
で、ブラウザもどきはいいとして、
メッセージが少々かったるいのとスキップできないのは、もはやリビドーの伝統なのか?
確かに、このHP作成者(ここでは教師)の各CG(ここでは写真)に対するコメントに溢れる
分裂症テイストは、イッちゃってる欲望制御回路を想像させてくれて、なかなか楽しい(^^;)
#不愉快一歩手前ってのも有るが。
が、一度見たら、もういいです。
無理矢理「読ませる事」を強要するようなもんでもないと思うッス。
片方では「オカズウェア」という題目を掲げながら、こういう点が一向に改善されないのは、
非常に疑問なんですけど、何かポリシーとか有るんでしょうか?>リビドー。
まあでも、システム上の不満点らしい不満点は、それぐらいなんですが。
内容としては、総勢15名の「ろ系」少女が、片っ端から変態教師に
陵辱されていく様は非常に見ごたえが有るし、それ以外(表ページ)の作り込みや、
検索エンジン(笑)など、手が込んでるなーってのは、作品の節々から伝わってきます。
が、¥8800って価格付けるなら、せめて「声」は欲しかった。
これで平均以上のCVが付いてれば、メチャクチャお買い得な逸品になってだろうに。
現状では、定価の1~2割引程度だと、ちょっと割高かなあっていう感は拭えないッス。
特に、リビドーファン(マニア)以外のヒトに薦めるときは。
まあ、リビドーはマニュアルが「すげぇ豪華」なんで、そこら辺を知ってるリビドーファンは、
8800円でも即買覚悟完了全然OKなんですけどね(^^;)
#当然、今回もキてます(^^;)
#ええもう軽く1000円以上の価値は有るッスよ。
まとめ:
「もどき」としては、ある意味「バーチャコール」に匹敵するトコまで来てる作品なので、
 同じ分野で出すなら、後は「ホントにネットワーク対応させる」しかないかも。
 #って、そりゃ「もどき」じゃないって(^^;;)
評価:89点(同日発売の「WithYou」よりもこっちだろう、絶対^^;)
       
瑠璃姫の館
http://www.kabe.to/~kensan/review/libido.htm
http://www.kabe.to/~kensan/review/psk.htm
http://www.kabe.to/~kensan/review/rev-ha/ha/hv2800mj.htm 
 




 

1992年5月19日火曜日

[アーケードゲーム] Terraform Project,スプリガンmark2(1992)




スプリガンmark2
Re Terraform Project
ナグザット/1992
コンパイル/1992
Written By T鈴木
■ドラマチック・シューティング
のキャッチコピーの通り、CD-ROMの特性を活かしまくり、とにかくゲーム中に喋る喋る!
ゲームとしては単なるロボット横スクロールシューティングなのだが、戦闘中に挿入される肉声による会話。それによって単純なSTGの楽しさだけでなく、ストーリーを追っていくことによってゲームを大いに盛上げるのです。
そしてその物語というのが、どこかで見たような・・・・といったら御幣があるかもしれないが、とにかくガンダム世代の脳天直撃しまくりのワードが続出!
月面基地。実戦中での新機種への乗り換え。コロニー落とし・・・。
そして戦友の死。裏切り。ライバル・・・・。
はたして地球規模に増大する戦いの行方は・・・!?
そしてタイトルにある「Re Teraafrom Project」とは何なのか!?
■スプリガンmark2:ストーリー
天歴47年、人類は繁栄の絶頂にあった。
とはいえ、その内部にはやはり多くの問題を内包していた。
飢餓、大国間の対立・・・・。
中でも最悪のなのは爆発的な人口増加問題であった。
すでに地球上は飽和状態であり、各国は宇宙への進出を余儀なくされる。
スペースコロニーの建造、そして比較的地球に近い環境を持つ火星への地球化(テラフォーミング)移住計画。
地球化(テラフォーミング)された火星は、人類の理想の楽園となるはずであった。
時は流れ、点歴92年。
火星は一応の繁栄を見せていた。
しかし人類は地球での過ちを再び繰り返そうとしていた。
火星を二分するA国とS国の両大国は、お互いに領土の拡大を狙い、日増しにその緊張を高めていったのである。
もはや、誰の目から見ても良国家の激突は避けられないところまできていた・・・・。
俺は、いつも薄暗く、きついオイルの匂いのするA・A(アームドアーマー)専用のカーゴデッキに立ち、一台の新型A・Aを見つめていた。
「スプリガン」。そう名付けられたその無骨な機械の固まりはしかし、S国とのミリタリーバランスを覆すほどの能力を秘めているという。
俺の名はグレッグ。A国軍のA・Aパイロットだ。自分で言うのもなんだが、かなり腕が立つと思っている。
もともと、そのおかげでスプリガンの重力下テストの為、地球から3週間近くもかかる火星くんだりまでかりだされることになったが・・・・。
カーゴデッキを出ようとした俺に、スプリガンのシルエットは、確かに何かを予感させた。硝煙と、血の、予感を・・・。

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1992年4月17日金曜日

1992年4月6日月曜日