1984年9月21日金曜日

[ゲーム][TVゲーム] エポック社スーパーカセットビジョン,ゲームタイトル

[ゲーム][TVゲーム] エポック社スーパーカセットビジョン,ゲームタイトル
スーパーカセットビジョン
1984年7月発売
カセットビジョン(以下CVと略す)の後継機種として、対ファミリーコンピュータ(以下、FCと略す)迎撃マシンとして登場したハード。CVとは互換性はない。
CVよりもグラフィック・サウンド共に、パワーアップ。しかも当時、パソコンのモニターぐらいでしか使われていないRGBにも対応しており、気合いが伺える。また、本体の中にコントローラーを収納でき、ゲームをプレイし終わった後の片づけが苦にならない・・・はずなのだが、片づけにくい(逝)
ハードの方は気合いが入っていたのだが、ソフトの方が追いついてこなかったために、残念な結果に終わっている(逝)
CVのときのような気合いが見られないのが悲しい。
ハード末期近くになると、ナムコ社が参入して少しは華やかになったのだが、焼け石に水であった。
ちなみに右上の赤いスーパーカセットビジョン(以下、SCV略す)とは、レディースセット(なんかランチみたいだ(逝))で、『ミルキープリンセス』とセットになっており、専用ケースの箱に入って販売(確か19200円)された物。女性をターゲットにしたと思われるのだが(当たり前だ(逝))、あまりうまくいかなかったようである(逝)
パッケージ
astrowars/アストロウォーズ
バトル・イン・ギャラクシー
スーパーゴルフ
majyan/スーパー麻雀
スーパーベースボール
パンチボーイ
elevator/エレベーターファイト
ルパン三世
ネビュラ
wheelie/ウイリーレーサー
バルダーダッシュ
マイナー2049
soccer/スーパーサッカー
コミックサーカス
ミルキープリンセス
pop&chips/ポップ&チップス
熱血カンフーロード
スタースピーダー
tonton/トントンボール
スーパーサンスーピューター
将棋入門
dora/ドラえもん
BASIC入門
ドラゴンスレイヤー
proes/乱闘プロレス
ワイワイモンスターランド
ドラゴンボール
mappy/マッピー
スカイキッド
ポールポジション?U
hara/巨人軍 原辰徳のスーパーベースボール

Nostalgia
http://aizuma.hp.infoseek.co.jp/









battle/バトル・イン・ギャラクシー
bulder/バルダーダッシュ
dora/ドラえもん
doragosyov/ドラゴンスレイヤー
elevator/エレベーターファイト
熱血カンフーロード
mainer/マイナー2049
majyan/スーパー麻雀
mappy/マッピー
milkey/ミルキープリンセス
nebura/ネビュラ
panchi/パンチボーイ
pole2/ポールポジションI
pop&chips/ポップ&チップス
rupan/ルパン三世
sunsu/スーパーサンスーピューター
succer/スーパーサッカー
succer/スーパーサッカー
syougi/将棋入門
tonton/トントンボール
wheelie/ウイリーレーサー



ゲームレビュー
■ astro/アストロウォーズ
難易度はちょっと高いですな。アッという間に占領されます(逝)
ステージは2つあり、1つは往来の『インベーダー』タイプ。敵ボス(デストロイドって言うんだよ☆よ)から出てくるザコ敵(デスターI、II型があるんだぞ★)を撃ち落としていくのだが、このときの敵ボスにいくら攻撃しても、防御シールドが張られているので効かない。それに気が付かずにひたすら撃ちまくっていた人は多いはずである(逝)
画面下にある草みたいなものは実はシェルターで、そこに自機が隠れているんですが、ここを2回攻撃されるとそこの中にある自機(セプターっていうんだそ!)が壊されてしまいます。つまり残機が減ってしまうんですな。これはよく考えてあると思います。・・・ただ、敵の攻撃が激しすぎて壊されまくりますが(逝)
また、防御バリアーを張る機械(マーカライトって言いま~す☆)があり、バリアーが張られています。これが『インベーダー』でいう防御壁にあたるんですが、この機械も4回攻撃されると壊れます。弱すぎ(逝)
しかもバリアーは敵の弾が当たると消えるし。何の為の機械なのかわかりません。バリアーを張るための光線みたいな物は出し続けていないんでしょうか?(逝)
ステージ2はボーナスステージと考えて良いです。『ギャラクシアン』タイプのゲームで、敵ボスの真ん中にレーザーを4発当たればボーナスが入りますが、32機のザコ敵を出す間にやっつけないと逃げちゃって、ノーボーナスでガックリです(逝)
今遊んでも楽しめたのは、ちょっと嬉しかったかも。
なぜ連続して似たようなキャラを使った&似たようなゲームシステムで出したのかが知りたい(逝)
■ battle/バトル・イン・ギャラクシー
 一応ストーリー的には、前作の『アストロウォーズ』で自軍は負けており、副題にもなっているダークゾーンまで撤退したという設定になっているのですが・・・。スターウォーズを意識していたのかな?(逝)
・・・しかし、1本に収まりきれなかったのかなぁ。この当時じゃ容量的に無理だったのかな。連続して同じ物を出すというのはかなりイメージ的に良くないと思うんですけどねぇ。しかも『インベーダー』が流行っている頃でもないし・・・。
2ステージあり、1ステージ目は宇宙での戦い。敵の種類は前作よりも豊富になり、攻撃パターンも多種に渡っています。やはり敵ボスは、1ステージ目ではバリアを張っており倒せない。
2ステージ目になると、ボスとの一騎打ち。変化する波動砲もどきを撃ってきます。これがきつい。倒し方は前作と同じだが逃げる条件が今回違う。
前回はザコ敵の基数だったが、ザコ敵が出ない今回は、タイマー制。時間以内に倒さないと逃げてしまうのであ~る。
■ baseball/スーパーベースボール
”プロ”のレベル選択をしたときだけですが、これは凄いことです。まあ、大した事が出来る訳ではないんですが(逝)
それでもコンピュータ任せでボールを追うよりも、臨場感が出て良いです。
何よりもイライラしません。
設定は、ユニーフォームのチェンジやピンヒッターなどの選手交代もでき、なかなか本格的です。
3,4番は強打者、9番はピッチャーと設定されているんですが、このゲームなんと打率が変化します。
その打率による打球のミートしやすさなどの変化はいまいちわからないんですが、これは私が鈍感だからでしょう、多分(逝)
ファミリーコンピューター(以下FCと略す)で発売された最初の野球ゲームと雰囲気は似ています。個人的には、こちらを推したいです。
でも当時は、FCの方ばかりプレイしていました(す逝ません)
周りでSCVを持っている人が、そういなかったんですよね(泣)
ちなみに『巨人軍 原辰徳のスーパーベースボール』は、パッケージ違うだけで、内容は『スーパーベースボール』と同じです。
このソフトは、かなり数が少ないようで、レア度が高くなっております。
パッケージのためだけにウン万円を使っても良いと考える人以外は、素直に『スーパーベースボール』を買いましょう(逝)
■ BASIC入門
サンプルにゲームも入っていて、これをいじって遊ぶのも良いのではないかと。昔はこういう風にプログラミングして遊ぶという楽しみもあったんだよなぁ。
まあBASICが出来るということが、当時としては売りになっていたんですなぁ。
日本ファルコム社がパソコンで発売したゲームの移植版。後に続編で発売された『ザナドゥ』は、記録的なヒットとなりましたなぁ。元が昔のパソコンゲームらしく、説明書を読まないとさっぱりわからない、突き放した内容である(逝)
アクティブ・ロール・プレイング・ゲームの先駆け的なソフトでもあるが、今プレイしても面白い。ただ、昔からゲームをプレイしている人じゃないと、このゲームを面白いと言うことは、まず無いと思う(逝)
でもこのソフトとSCVがあれば、1年間は余裕で遊べます(笑)
■ bulder/バルダーダッシュ
シンプルなアクションパズルゲームで、石の下を掘り進んでいくと落下する石のパターンを読んで進んでいきます。
むかしは、こういったパズルゲームが結構受けていたんですか、流石に今プレイすると辛いかも・・・?
でもこのゲームは、私がパズルゲームをそんなに好きじゃないからかもしれませんが、当時からそんなに面白いとは(以下自主規制(逝))
これまた海外で発売されていたゲーム。BIG FIVE SOFTWARE社から発売され、アメリカでは賞を受賞したゲーム。
やっぱり日本ではコンプティーク社が版権を持っていて、日本のパソコンにも移植していた。
■ curcus/コミックサーカス
風船を割るのが目的ではなく、飛んでいる鳩を捕まえるのが目的。
全部風船を割るとロープ中央に1輪車が現れます(1,2ステージのみ)。これにピエロが捕まると客席からお捻りが飛んできて気持ち良い(笑)
1ステージ目はシーソー、2ステージ目はトランポリン、3ステージ目は空中ブランコを使って鳩を捕まえるのだが、その多彩なアクションが可愛くてしょうがないっていうか~(逝)
メルヘンチックな雰囲気がとても良いっす!
ステージクリア後のコーヒーブレイクも可愛いし、もしSCVを持っているなら1度はプレイして欲しいソフトっす。
オススメ!
■ doragosyov/オーバーレイドラゴンスレイヤー
ドラゴンが守っている4つの王冠を取るのが目的だが、そこまで辿り着くのは至難の業である。
もちろん、バックアップカートリッジなのでセーブは出来るのだが、それでも厳しい。最初、武器を持っていない状態で剣を取りに行くことさえままならないし。十字架を持っていれば攻撃されないけど、追い込まれて身動きがとれなくなってリセットとか・・・。最初の出だしはかなり厳しいです。
ちなみにオーバーレイは、魔法を使うときにわかりやすくする為の物です。つまり魔法が10キーに振り分けられているんですな。あー、やっぱ昔のゲームはこうじゃないとね(逝)
ちなみにサブタイトルというかキャッチフレーズは、前代未聞麻薬的爽快遊戯という激しさです!(逝)
■ doragonball/ドラゴンボール
このゲームで操作する悟空が放つかめはめ波は、近くだと空中の敵に、遠くだと地上物に当たります。つまり落下しているっていうことなんでしょうね。
でも確か悟空のかめはめ破は、星ぐらい吹き飛ばせるはずじゃ・・・いやそれはもっと話が進んでからか(逝)
かめはめ波は食料を取らずに撃ちすぎると威力がダウンしてしまうので、如意棒で近くの敵をなぎ払うのが基本になります。途中、亀仙人の修行ステージがあるのですが、ここで亀仙人に勝つと、かめはめ破がパワーアップします。でも勝てません(逝)
ドラゴンボールを全部集めるのが目的なんですけど、とてもそこまで辿り着けません。一体どうなるのか、誰か教えて下さい(逝)
と言う事で教えていただきました。
玉を7個集めると神龍が出てきて、ウーロンに上からパンティを投げてきます。そしてドラゴンボールはまた散り散りになって、再度1面から始まるとの事です。
情報有難うございます>Iさん
■ dora/ドラえもん
ドラえもんに登場するキャラたちが鮮明に描かれていて、ちょっと感動。
もしかしたらアルカディアの『ドラえもん』を先に見たせいかもしれませんが(逝)
ステージは3つあり、1ステージ目はジャイアンが隠したタイムマシンの部品を10個集めればクリアー。しずかちゃんとのび太は部品を集めてきてくれますが、スネ夫はその道具を隠してしまうのでむかつきます(逝)
たまにドラミちゃんが『ぬけ穴フープ』(ドラえもんの秘密道具だけど覚えています?)を使って出現します。そのときにアイテムを置いてってくれるのですが、使い方がわからないものばかりで困ります。説明書を見ても「みんなが知っている道具ばかりです」としか書いていない潔さ(逝)
2ステージ目は、直ったタイムマシンに無理矢理ジャイアンたちが乗り込んで、みんなが途中で振り落とされてしまいます。みんなを救出するのが目的なんですけど、落ちた場所が原始時代のわりには相手が強すぎ(逝) 
文明が進むと人は退化するという哲学的な意味がこめられたゲームなのかもしれません(逝)
しかし恐竜とか原始人に、なんでドラえもんは四次元ポケットから武器を出して対抗しませんか?(涙) ドラミちゃん頼りなのはきつい! あと『のび太の恐竜』(名作)に出てきたピー助が出てこないのが不満(逝)
3つ目は未来編。なんか集めたパーツが少なかったらしく、またもやタイムマシンが壊れてみんな振り落とされます。また助けないといけません。でも未来のロボットであるドラえもんよりも、このステージに登場するロボットの方が明らかに強いです(逝)
ちなみに3つクリアすると遊べるボーナスステージですが、ゲームの最初に10キーの『5』を押すと遊べます。これで周りの友達に自慢できるね!(逝)
■ elevator/エレベーターファイト
SCVの中でも、面白いゲームの部類に入るんではないかと思える、多彩な敵の出現パータンとトラップ。ちゃんと考えられた画面構成で作られている気がします(逝)
『スペランカー』の様に鍵を取っていったり、タイトロープで渡る隙間から落ちると死んじゃう軟弱さ(通路に空いているダウンスポットは落ちても平気なのに)が、まさに『スペランカー』みたいで良い(逝)
最終ステージのメインコンピュータールームは、なんとなく『メトロイド』っぽい雰囲気。
・・・なんかオリジナリティがないような書き方をしていますが、そんなことはないです。
「ああ昔のアクションゲームってこんな感じだったなあ」と思いつつ、楽しめる良作ですね。
■ golf/スーパーゴルフ
1つ言えることは、コントローラーが妙に使いにくいんで、ミスが続発すると言うことですな。
グリーンでボールを転がすライン決めをしていると、知らないうちにパターから1番ウッドになっていたりして、そりゃもう大変なことに(逝)
また、ボールをフックさせたり、スライスさせたりする条件が、なかなか厳しいっす。バックスイングのあと、ボールを打つ瞬間に押すタイミングで決定するんですが、その幅が狭い!
グリーン上では、転がす方向を決めるための矢印を選択するときの幅が大ざっぱなので、どうしてもこのフックやスライスが必要になるんなだけど、出来ません(泣)
あ、オープニングデモはなかなかオシャレですね。SCVは、ソフト毎にオープニングデモがあるのが良いですな。
■ mainer/マイナー2049
ゲーム内容としては、ファミコン世代の人には『シティコネクション』の要素があると言えばいいかな?
『シティコネクション』と同じように、自分が通ると通路の色が変わるので、要するに全部の通路を通ればステージクリアとなる。
あとステージ構成が、ちょっぴり『ドンキーコング』テイスト(逝)
しかしやっぱり、当時からこのゲームは面(以下略(逝))
とか言いながらも、パソコン版は結構プレイしていたのをいま思い出しました(逝)
でもなんで、『A・E』と『ブルース・リー』とか移植しなかったのかなぁ。
■ mappy/マッピー
殆ど説明が入らないくらい、メジャーなソフト。ナムコットブランド参入ソフト第1段。
警察官マッピーがニャームコたちの盗んだ品物を取り戻しに来るのだが、なぜか屋敷の階を移動するのには、トランポリン。ネズミは跳ねるのが好きなのでしょうか?(逝)
移植度は完璧。音楽も綺麗に出ているし、文句はないです。(音数や階数が少ないというのは、気にしないように。・・・言われるまで気がつかなかったのはナイショ(逝))
ちゃんとゲームシステムが移植されているので、そんなに違和感無く遊べると思います。
ただSCVでプレイしなければいけないかというと、それは・・・(逝)
SCV後期に出たソフトはあまり数がないので、ある意味コレクターにとっては、プレイすると言うよりも、手に入れなければいけないソフトとになっていますね(逝)
■ milkey/ミルキープリンセス
性格占い・相性占い・バイオリズム・ゲームをする事が出来ます。ゲームと言っても期待してはいけないのは言わなくてもわかりますよね?(逝)
うーん、『バルーンファイト』っぽいんですけど、ゲームの面白さ的には『バルーンファイト』に失礼って感じです(逝)
表示されるメッセージは遅くてまどろっこしいし、スキップもできないので、かなりイライラします。
あと、このソフトを監修したルネ・ヴァン・ダール・ワタナベという方が、今でもnon-noで連載していたら凄いと思います(逝)
■ majyan/スーパー麻雀
■ majyanov/オーバーレイ
2人麻雀です。いえ、それ以外は特に無いです(逝)
特徴的なのは、本体に付いている10キーにオーバーレイを重ねて、ポンやチーといった作業を負担無く出来るということかな。これは結構親切ですね。
あと、ちゃんと捨牌するときに牌がちゃんと流れるのは、この当時の演出としては結構良い感じです。
役が作りづらい(なかなか良い牌が回ってこない気がします。まあ2人麻雀だから仕方ないかもしれないけど)のと、思考速度が遅いのがネックですな。
まあこれは、昔のマシンですからしようがないんですけど。
■ nebura/ネビュラ
モアイもどきが飛んでくるのは何とも言えない風情?があるのですが、もうちょっと先に進ませようとする努力が欲しかったっす。シュールな世界観はとても好きなんですけどねぇ。
ただ、追尾ショット(ボタンを押している間だけ下に進み、離すと前に進む)というショットの使い勝手はとても良かったっす。
当時、プレイしていたら、感想は変わっていたかも・・・。『Beep』を読んで、満足しちゃっていたソフトなんで(逝)
結構長い間、ランキングに入っていましたから、プレイしている人が多いソフトだと思います。
■ pole2/ポールポジションI
このゲームは、なかなか移植されていなかったソフトなので、SCVという意味だけでもなく、貴重なソフトでした。
(確かATARI系のマシンにしか、この頃は移植されていなかったはず。)
内容的には、うーむって感じなんですが(逝)
スクロール処理が無理しているせいか、カーブなどを曲がるときの操作が凄く苦労します。どの程度曲がれば良いのかわからないんですよ(笑)
とりあえず、喋ります。これだけで、どんぶりメシ三杯食えます(逝)
ちなみにキャッチフレーズも「予選スタートです」と書いてありますから、自信を持っていたんでしょうね~。
当時はこのソフトが遊べるマシンと言う事で、ちょっと自慢できたりもしました(笑)
FCの『F1レース』で満足できた人ならば、楽しめるかもしれません(逝)
■ panchi/パンチボーイ
ステージは全3ステージ。1,2ステージは迷路タイプで、3ステージ目が表示されているように、立体的なステージになります。攻撃方法が特徴ありまして・・・、まあタイトル通りにパンチして敵を倒していくだけなんですけどね(逝)
最初の内は火を吐くタイミングがわかり辛くて丸焦げになることが多かったのですが、単調なパターンで火を吐くので、後は叩き放題になります(逝)
1,2ステージには強力な武器が置いてあるんですが、これが全く使えない(逝)
1ステージ目の、ボタンを叩くとまっすぐにパンチが飛んでいく”パンチボックス”の前に敵をおびき寄せるのがとてもまどろっこしいし、2ステージ目の”KOドア”に至っては、本当に傍にいないと敵をやっつけられないので、存在自体、あまり意味がないです(逝)
怪獣の卵は叩いても壊せなくて、移動させられるだけ。しかもその卵が跳ね返ってきて引かれると死んじゃうし(泣)
卵のうちに壊せるなどの設定があれば、もっとスリルある面白いアクションになった気がするのですが。
■ prores/乱闘プロレス
『ファイヤープロレスリング』だったらそこそこいい感じの私なんですが、このゲームには通用しません(逝)
っていうか、すこし殴られて大技一発喰らったら、簡単にフォールされてしまって負けちゃうのは、あんまりすぎませんか?(逝)
とりあえず、昔ながらの選手を選べます。でもなぜ鶴田がいない!(逝)
ほかのプロレスゲームにも言えますが、馬場さんや猪木、長州似な選手は必ずと言っても良いくらいに用意されているのに。
ちなみに唯一のギブアップ技である卍固めは最強です。全日派の私としては、鶴田の拷問コブラの方が痛いと信じています!(逝)
あ、一応、音声合成ソフトです(逝)
■ pop&chips/ポップ&チップス
SCV初のバックアップカートリッジ。しかも単3電池を使っているため、カートリッジがでかい!
ステージ内のブロックに閉じこめられている妖精を助け出すのが目的。
登場する敵キャラクターはとても可愛く、メルヘンチック☆です。
そんな中に登場するパンプキン大王のでかさは迫力満点で、存在感が十分アピールできています。そんな存在感がある敵をうまく倒したときの爽快感はとても心地良いっす。
しかしこのゲームの醍醐味は、やっぱりエディット機能。いろいろと自分でステージを作るのって楽しいんですよね。でも、クリアできない面ばかりが出来てしまうんですが(逝)
もし安く手に入れられたら、得した気分になれると思います。
■ rupan/ルパン三世
『ルパン三世』が好きでたまらない人は買いましょう(逝)
でもクラリスは出てきませんよ。ちくしょう、出せっちゅーの(逝)
横スクロールのシンプルなゲーム。下水道の中にはなぜかワニはいるし、警官はダイナマイト流してくるし、爆弾はおちてるはで、恐ろしい世の中である(逝)
ステージ構成は下水道、洞窟、ジャングル、そして針がいっぱい付いている壁が迫り来るステージとなっていますが、難しすぎこのゲーム!
2ステージ目から急に難しくなるんですが、とにかくテンポが悪い。
洞窟の中を進むルパンに対して、前からはこうもり・石が転がってきて、後ろからは警官が追いかけてくるのですが、こうもりと石の跳ね方のタイミングをランダムで出しているようなので、もう殆ど運としか言いようがないんです・・・。
フラストレーションはたまりまくり。でも結局最後までプレイしてしまったということは、面白かったのか?
いや違う、『ルパン』への愛だ!(逝)
■ 熱血カンフーロード
『スパルタンX』と大きく違うのは、河原の上にも乗れること。
敵の出現してくる数を見て、上か下のルートを自分で選択できるのは、ステージを進むためには必要です。
このゲームのエンディングを見た方っていらっしゃいますか?
私は、ちょっとこの難易度、きつすぎました・・・。
音声合成は、隠っていなくて良い感じ。
友達と対戦できるモードがあるのは嬉しい。このモードだけでも、なかなか盛り上がれます。
■ speeder/スタースピーダー
タイムアタックに燃える人であれば、かなりこのゲームは燃えるはず。スピード感が溢れて、とても面白いです。
ちょっと操作性が追いつかなくて接触してしまうケースが多いですが、それを差し引いても面白いっす!
アップダウンするコースなんて、体が動いてしまいます。この時代にこれだけの物を作れたというのが感動物です。これをずっと続けられればねぇ・・・。
画面自体もかなり綺麗に表示していますし、RGBシュつりゅくで表示したら、かなり感動できるんじゃないでしょうか?
・・・試した事無いですけど(逝)
スタートするときにでる音声合成の声がまた、場を盛り上げてくれます。格好良い~。
私のお気に入りの一本です。
■ sunsu/スーパーサンスーピューター
駄洒落がちょっぴり光るネーミングの教育用ソフト(逝)
幼稚園から小学校高学年までの問題が用意されています。このゲームにおいては、SCVの10キーが大活躍である(笑)
少なくとも、コントローラーで数字を選択していくよりは、遙かにプレイ(勉強)しやすい。試しに勉強してみたんですが、空しくなったので直ぐ辞めてしまいました(逝)
だっていまさら、足し算とかの計算をしてもね(笑)
親におねだりするのには、最適なゲームだったと思います。
ちなみにクイズ形式のゲームもあり、出題された問題に正解すると、自分の乗っている台が上へと上がっていくという、まあアップダウンクイズ(ふる逝)ですな(今の子はしらな逝)
■ syougi/将棋入門
というか、あまりテレビゲーム機で将棋をプレイしたことがないので、どう説明して良いやら(逝)
とりあえず、”待った”が出来るんですが、これは普通なのでしょうか?
って、私が聞いてどうする(逝)
プロレベルでは持ち時間が設定され(3分間)、この時間を使い果たすとそれ以降は、1手を20秒以内で指さないと負けてしまいます。実際のプロ将棋もそうなのでしょうか?
よく時計みたいな物を使って将棋を指していますが・・・?
って、私は誰に聞いているのでしょうか?(逝)
■ skykid/スカイキッド
敵の要塞に途中落ちている爆弾で撃破するのが大きな目的だと思いきや、実は生還することがもっとも大事な目的。
敵の要塞(っていうか、ボスキャラと言った方が良いのかな?)は、あくまでもボーナスでしかないので、先のステージに進むためにはとにかく生きて戻るのが大事である。
「なぜ裏切ったんだ神崎!」とか言いながらプレイすると、1部の人には盛り上がると思います(逝)
隠しキャラなども色々と用意されていますが、移植度の高さから言うと、FC版の方が良くできていると思います。             
でもSCVでプレイすることに意義があると思うのは、間違っていますか?(逝)
■ succer/スーパーサッカー
特徴は、スライディングタックルができることかな?
だって副題に『格闘技宣言 熱き血のイレブン』って書いてあるって事は、「イッタレや!」って叫びながらスライディングって事ですよね(逝)
そうそう、このサッカーゲームは、ドライブシュートが蹴れます。日本代表チームを選んで翼君(ふる逝)になることも可能です!
選べるチームは10チーム。ユニホームの色が変わるだけかもしれませんが、10チーム(逝)
細かいパス回しもできますし、なかなか完成度は高いと思います。ちゃんとキッキングやオフサイドの反則もとるし。
この当時としては、かなり面白い部類に入るゲームだと思います。もしSCVを持っていて、サッカーゲームが好きでしたら、オススメしますよ。
■ tonton/トントンボール
また、このゲームだけではないが、SCVはどうも操作性が悪いゲームが多い。コントローラーが微妙に小さすぎて扱いにくいことを覗いても、キーレスポンスが良くないです。
トントンを小屋に返すのが目的だが、どうもトントンがうまく転がせない(動かせない?)・・・。
やっぱりプレイヤーキャラをうまくコントロールするのが難しい。しかも当たり判定がちょっと体感的に違うような気がしてならない。この位置で当たるはずが無いと思っていたところで、トントンに当たってしまう。これは私が鈍いからなのだろうか・・・。
まあ無理にプレイしなくても良いゲームだと思います(逝)
■ waiwai/ワイワイモンスターランド
私がSCVの中で1番面白いと思っているゲーム。
ゲーム内容としては『ドラゴンバスター』+『悪魔城ドラキュラ』っていう感じです。6ステージ用意されているんですが、そこの場所に行く選択方法が『ドラゴンバスター』っぽいんです。
そして中にはいると『悪魔城ドラキュラ』の画面によく似ていますが、比べ物にならないほどに多彩なステージが用意されていますし、ボスたちも各ステージにいて、とにかく最高!
半魚人のステージは沼になっていて、途中で息継ぎしないと窒息しちゃいます。水の中ということで進むのに、ちょっとした抵抗もあるなどのこだわりよう。
ミイラ男の館にいるミイラ男は、色々なキャラに変装します。女の子に変装していたときに触れたら、音声合成の叫び声が部屋中に響きわたり、とても心臓に悪かったです(逝)
十字架でモンスターを倒していきますが、1回ダメージを受けるとこの十字架が無くなってしまい攻撃が出来なくなります。
しかし無くなった十字架が置かれている場所を示す矢印が表示されるので、それに従って進むとまた取れます。また隠し部屋にある宝石(どう見ても死霊が叫んでいる顔にしか見えない(逝))を沢山取るとゴールド十字架になります。これじゃないと、ボス級のモンスターを倒すことは出来ません。
ちょっと操作性が悪いのがナンですが、よく考えて作ってあるソフトだと思います。オススメ!
■ whille/ウィリーレーサー
うーん、ウィリーをしたからどうなの?って感じなんですが(逝)
雰囲気としては、『ジッピーレース』っぽいんですけど、なんていうか、何をこのゲームで楽しんで欲しいというのが、全く見えてこないゲームなんですよ・・・。
ラリーですからスピード感はないにしても、あまりにも淡々とレースは進んでいくので飽きてしまいます。
もうちょっとゲームとして楽しいと思わせる部分が欲しかったですわ。

Nostalgia
http://aizuma.hp.infoseek.co.jp/












SOFT REVIEW
ここでは専用ソフト全30本のソフトを取り説の紹介文を交えご紹介します。一部のソフトはタイトルクリックで画像付きレビューに移行します。
■アストロウォーズ [帝国クロイツの陰謀]
かつて、広大な銀河は平和を理想とする銀河連邦共和国として統治されていた。宇宙暦2552年......共和国の1つであったスペースステートM27「クロイツ」は独裁者の出現により、帝国「クロイツ」として全銀河の制圧にかかった。帝国「クロイツ」は、連邦軍の戦闘力を一気に壊滅せんとし、連邦軍基地に向けて強力な機甲軍団を出撃させたのである。......
このゲームは、防衛基地に襲いかかるクロイツ機甲軍団を追撃し、なるべく多く基地内の戦闘機を脱出させるシーン1と脱出した戦闘機で宇宙戦艦を破壊するシーン2の部分で構成されています。
スパカセ版インベーダー。占領ロボットを殲滅させると戦艦との対決。
■アストロウォーズII
バトル イン ギャラクシ- [ダークゾーンの攻防戦] 
クロイツ軍の奇襲(アストロウォーズ)により戦力を失った銀河連邦軍は生き残った味方の戦隊を合流させ、銀河のはずれ「ダークゾーン」まで後退した。一方、クロイツ軍は帝国の支配を完遂すべく新たに第2機甲軍団を組織し、連邦軍を追った。
連邦軍の勢力挽回は、この攻防戦にかかっているのである。......
このゲームは、戦闘機・雷撃機・特殊攻撃機・宇宙戦艦で構成されたクロイツ第2機甲軍団と戦うシーン1と宇宙戦艦と一騎打ちを行うシーン2の部分で、構成されています。
アストロウォーズの続編でスパカセ版ギャラクシアン。全作同様シーン2は戦艦との対決。
■スーパー ゴルフ [18Holes Par72 5805M] 
プロ・アマ判定
OUT+IN(18ホール、パー72)のフルコースを、あなたは何打でホールアウトすることができますか?プロを目指してがんばりましょう!
最大プレイヤー数4人の当時としてはかなり画期的なゲーム。ただエポックらしいと言いますか、距離表示がヤードではなくメートルなのが微笑ましい。
スーパー 麻  雀 [実戦 二人麻雀] 
■タイマーゲーム(上級者向)期間制限あり。
タイマーがマイナスになるとゲーム終了となります。
すばやく打たないとタイマーがどんどん減っていきます。
(*タイマーは得点により増減します。)
ノーマルゲーム(初級者向け)時間制限なし。
C1~8まで合計8局が終わるとゲーム終了となります。
タイマーはないので、じっくり考えて打ってください。
2種類あるモードのうちタイム制のモードでは時間と共に持ち点がどんどん減っていきます。しかし上がった役に応じて点数(時間)が入るので、プレイ時間によって実力が分かります。
テンキー用パネル付属。
■スーパー ベースボール [一球入魂○好球必打!]
このゲームでは、コントローラーAが先攻用、Bが後攻用となっています。
1人ゲ-ムの時も、先攻ならば、コントローラーA、後攻ならば、コントローラーBを使います。
大リーグを含む全26チームが“実名”で登場。またゲーム中に打率が上下したり、ファインプレーが出来たりとかなり本格的な野球ゲーム。
パンチボーイ [モンスター城大活劇]
このゲームはパンチボーイを操作し、モンスター城のまわりにいる怪獣たちやボスをやっつけて、城の最上階にとじ込められた愛するレディーを助け出すという痛快、アクションゲームです。
全3面構成のうち1・2面は迷路の中で怪獣退治、3面はモンスター城でボスをやっつけよう。
■エレベーターファイト [ガーシム軍団滅亡の日]
-宇宙暦2551年・スペースステートE21-人類は、恒星間飛行を開発し多くの太陽系を統治して銀河連邦をつくっていた。
表面上の平和とうらはらに密かに勢力を拡げるガーシム軍団は、反乱の機をうかがい着々と準備を整えていた。しかし、連邦軍は一早く情報をキャッチし反乱軍の鎮圧をすべく特殊工作隊の若き宇宙戦士アーリンに任務を依頼したのだった.........。
このゲームは、宇宙戦士アーリンが反乱を狙うガーシム軍団を滅亡させるため、敵の宇宙基地にのり込んで階下にある基地の中枢であるメインコンピューターを破壊し脱出するゲームです。
スパカセ版エレベーターアクション。地下31階の中枢部にあるメインコンピューターを破壊するとクリア。
■ルパン三世 [-バルセロナ洞穴脱出作戦-]
ルーク14世の財宝が眠る洞穴がヨーロッパの奥地に発見されたという情報を得たルパンは、相棒の次元と共にその洞穴へ通じるというバルセロナ郊外の下水道へ潜入した。しかし、そこでルパンを待っていたのはものは、銭形の仕掛けた巧妙な罠だった!
このゲームは、ルパン三世が銭形やワニ・コウモリ・ヘビなどにつかまらないように、下水道から洞穴、ジャングルへと財宝を拾いながら進み、脱出するゲームです。
あのルパンがスパカセで大暴れ。下水道・洞穴・ジャングルから、追っ手をかわして脱出しよう。
■ネビュラ [電撃!要塞惑星攻略戦]
ネビュラとは、暗黒星雲に存在し、古代と調和した異星文明をもつクロイツ帝国の惑星名である。
銀河連邦を制圧し、一大帝国を築こうとするクロイツ帝国との戦いは更に、激しさを増していた。ダークゾーンの攻防戦(バトルインギャラクシー)から2年後、銀河連邦軍は勢力を奪回すべく戦闘作戦コード122の計画にふみきった。
────作戦コード122────
連邦軍は、特殊戦闘隊を編成し、クロイツ帝国要塞惑星“ネビュラ”に進攻せよ。最終攻撃目標は、惑星を統制するコマンドストーンとする。
このゲームは、作戦コード122の任務をもつバンガードを操作してレーザーと誘導ミサイルで基地内を進撃するスペースウォーゲームです。
アストロウォーズ第3弾。前2作の固定1画面から今回は、横スクロールでの登場。勝利の決め手は誘導ミサイル!
■ウィリーレーサー [爆走!ラリー60000キロ]
アメリカ・アフリカ・ヨーロッパの三大陸を爆走する60,000キロ横断レース--それが“爆走ラリー60000キロ”だ。
荒っぽくてルールのまったくないこのレースは、一癖も、二癖もあるレーシングチーム?が多数参加し、あらゆる道路をテクニックとアイディアで、できるだけ速く走るという世界最大のショーなんだ。
だから、ただぶっとばせばいいってもんじゃない。他チームの車の癖やら道を知らないとやられちゃうぜ!
トップビューのレースゲーム。ガソリンを補給しながらゴールを目指す。路上の障害物はウィリーで乗り越えよう。
■バルダーダッシュ
キミは、バルダーダッシュをみたか!?
君の行くほら穴の中の一寸先は闇。その一歩が破滅を呼ぶのか、新たなチャレンジにつながるのか!?ゴウ音とともに落下する岩(バルダー・ダッシュ)、そのスサマジさに臆することなく岩を避け、岩を止め、ダイヤモンドをあつめる、我らがアイドル、Mr.ロックフォードだ!!
このゲームは、主人公ロックフォードが各洞窟に潜入し、落下する岩と動きまわるファイヤーフライ、バタフライ等、数々の障害をさけながら洞窟に隠されているダイヤモンドを集めるアドベンチャーゲームです。
海外ゲームの移植作第1弾。前16面からなるパズルゲーム。かなり頭を使います。
■マイナー2049
西暦2049年、カナダ騎馬警察隊員のバウンティ・ボブは、おたずね者ユコン・ヨハンを追跡していた。
ロッキーのウラニウム廃坑入口でヨハンの犬ぞりを発見したボブは、勇敢にも一人で坑道内の捜索を始めた。
しかし、鉱山には放射能汚染されたミュータントがいたる所に潜んでいる。落し穴に注意してエレベーター・リフト・大砲などをうまく操り、坑道の中をすべて捜査するのがボブの使命である!
海外ゲームの移植作第2弾。ドンキーコングにドットイートの要素を含ませた様な感じの内容で全10面。
本体に装着する事でダイレクトにコマンドを実行する事ができますが、逆に言えば手の届く所に本体が無ければならない訳でして...。(汗
■スーパーサッカー [格闘技宣言 熱き血のイレブン]
世界一決定戦!!
スーパーサッカーには、全部で10ヶ国の代表チームがセットされています。好きなチームを選んで対戦させてください。
スポーツシリーズ第3弾は多彩なアクションが可能なサッカーゲームです。ヘディングやスライディングは当然のことながらキーパーのダイビング&セービングキャッチにコーナーキックやフリーキックからのドライブシュートなど本格的なテクニックが使用出来ます。
コミックサーカス [ピエロが家にやって来た!]
サーカスの息をのむ曲芸の合間に、ほっと心をなごませてくれる、ゆかいなピエロたち。今日はハンカチの中からハトを出す手品を見せてくれるはず・・・ ところがそのハトたちが舞台の上へ逃げ出してしまった!さあ、たいへん!!ピエロとハトの追いかけっこが始まった。シーソーやトランポリンを使ってジャンプするけど、なかなか捕まらない。とうとう空中ブランコまで持ち出して応援のピエロも3人、4人と増えてきた。ひょうきんピエロの大活躍!
ゲーム中、テントのパターンのところにチラチラとノイズが出ることがありますが、コンピューターの高速処理のためで、ゲームやテレビにはまったく影響ありません。
(ゲーム内容ではありませんが、あえて記載しました)
簡単に言えば昔懐かしい風船割りゲーム。本作では風船も出てきますが、メインはテント内に逃げ出したハトを全て捕まえること。仲の良い友達と Let's Play !
■ミルキ-プリンセス [ルネ・ヴァン・ダールの星占い]
───ミルキーランドの不思議な花園───
銀河のはずれのちっちゃな星・ミルキーランド。そこにはちっちゃなミルキープリンセスが住んでいます。ミルキーは人の性格や相性などを占うことができるふしぎな王女様。ミルキーランドの星空には、今日も花びらが舞い降りています。ボーイフレンドのハニーやいたずら好きな星座たちも集まって来ました。さぁ、あなたもミルキーの不思議な世界へ遊びに行きましょう!
このカセットは西洋占星術の第一人者である、ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ氏の監修のもとに制作されました。氏特有の星座と血液型という2つの要素の組み合わせによって、あなたの性格や相性などを占うことができます。
性格占い・相性占い・バイオリズムの他に、2人同時プレイのゲームが楽しめます。ちなみに占いは、2099年12月31日まで対応してますので、孫の代まで遊べます。
■ポップ&チップス [ミラクルワールドは大さわぎ!]
ポップとチップスの住む小さな森とパンプキン大王のやさいの国との間にはミラクルワールドがありました。ある日のこと森の中で遊んでいた妖精の子どものピッピたちが大王にさらわれてミラクルワールドに閉じこめられてしまったのです。ポップとチップスのドタバタ救出劇の始まり始まり~。
画面構成がロードランナー風のパズルゲーム。ブロックに閉じ込められた妖精達をすべて救出するとクリア。画面エディット&バックアップ機能付き。
■熱血カンフ-ロ-ド [中国三千年の武術ここに極まる!!]
カンフーの達人チェンは、悪名キルー族の日頃の横暴に不満を持っていた。ある日罪もない許婚者アンの父が殺され怒りが爆発。チェンは、復しゅうに燃えあがった。敵の山城へのゆく手には、配下・壺男・大男...他、壺・手裏剣・牛など数々の罠が待ちうけている。はたしてチェンは、敵の城内にのり込み極悪漢キルとの一騎打ちに勝つことができるのだろうか!? 必勝法はいかに! ここに極まる!
このゲームは、主人公チェンが許婚者アンの父の復しゅうのため、ゆく手に待ちうけている配下たちと次々と戦い、敵の城内にのり込んで極悪漢キルを倒すゲームです。
迫り来る敵を倒しながらボス打倒を目指す、横スクロール格闘アクションゲーム。スパカセ初のボイス機能搭載!!
スタースピーダー [3Dスペースレーシングゲーム]
時■間旅行も可能にする超光速航宙法が開発された時代のレーシングは、恒星間を超光速で飛び回る。それに出場するレーシングカーは、その船体を亜空間軌道上に乗せ、相対性理論支配空間と分離したうえで、二基の大型ワープ用推進機を使って加速する超高速船であり、スタースピーダーと呼ばれた。……
スタ-トメロディ終了後、コンピューターは「Are you ready?」(用意は、いいか?)と声をかけ、あなたの自信を悟ると「A OK!」(了解!)と返事をします。カウント音の後、「Launch!」(発進!)のかけ声が入り、レースが開始されます。
ボイス機能搭載第2弾。宇宙空間に設置された驚愕無比なコースを最高速度で突っ走れ!ハイパージェットが勝利の鍵。
■トントンボール [気分はドキドキリズム]
静かなトントン村に、でぇ~たぁ~ぞぉ~いじわるゴース太!トントンたちをハウスから追いだして、気ままに遊んでいました。するとそこへ、トントンの助けを呼ぶ声を聞いて、プータンが現われた。プータンは、得意のショットと、トントンをあてるとはねる、ふしぎな道具をつかって、ハウスにどんどんかえします。
ゴース太やタイマーの時間がせまってくる。がんばれプータン!リズムにのって、きょうもスーパーショット!
スパカセ版ルナーボール? 画面内に散らばった子豚を時間内にすべて豚小屋へ誘導すれば面クリア。
■スーパー サンスーピューター [TVさんすうトレーナー]
─── TVさんすうトレーナー ───
さんすう好きな子・きらいな子、テレビの前に全員集合!さんすうの楽しさを、ふくろう博士がみんなにまとめて教えちゃうゾゥ!
対象年齢は幼稚園から小学校6年生までと結構幅広くカバー。2人で対戦するクイズ形式の早押し問題が熱いっす!
■将棋入門 [対局 本将棋]
『将棋入門』のカセットは、本将棋の規則に従って作成してありますが、プログラムの都合上、打ち歩詰の禁止・千日手・持将棋などの判定は含まれておりません。御了承ください。
角・飛車落ちからコンピューターの4・6枚落ちなどかなり本格的な将棋ゲーム。但しコンピューターの思考スピードが遅いのがもどかしい。
■ドラえもん
───のび太のタイムマシン大冒険───
夏休みを迎えたのび太は、しずかちゃんを誘ってドラえもんのタイムマシンで別の時代へ遊びに行こうと計画していました。それを聞いたジャイアンとスネオは一緒に連れて行くようにたのみました。しかしドラえもんは、マシンが定員オーバーになるので断りました。怒ったジャイアンたちは近くの空き地へマシンを隠し、バラバラに壊してしまいました。ドラえもんとのび太はマシンをとり戻すために、しずかちゃんもケンカを止めに後を追いました。さあ、どうなるのかな?
第1話 タイムマシンを修理しろ!の巻(現代編)
ジャイアンが隠してしまった部品を捜して集めてください。
第2話 のび太はどこだ?の巻(原始時代編)
定員オーバーのまま発進したマシンは暴走してしまい、原始時代に不時着してしまいました。途中で振り落とされたのび太たとを捜し出し、マシンまで誘導してください。
見なれぬ人間に、原始人や恐竜たちはおどろいて襲って来ます。秘密道具をうまく使って脱出してください。
第3話 対決!UFOの巻(未来宇宙編)
マシンはまたしても空中分解!部品が少したりなかったようです。仲間ともはぐれ、次に現れた世界は遠い未来の宇宙都市でした。あやしげなUFOやロボットたちが侵入者をつかまえようと、ドラえもんたちに迫ってきます。
さぁ、早くみんなを連れて現代へ帰りましょう!
みんなのアイドル「ドラえもん」がスパカセに登場!のび太を始め、しずかちゃん・ジャイアン・スネオにドラミとお馴染みのメンバーが総出演。秘密の道具の効果とは?
■ベーシック入門
キーボード、データレコーダ不要。スーパーカセットビジョン本体だけでプログラムが組める。保存もできる。 *箱に記載
この「BASIC入門」は、エポック社がスーパーカセットビジョン用に開発した、入門用ベーシックです。本体のセレクトキーを使用する事により、カセットを本体に差し込むだけで、ベーシックプログラミングを楽しむ事ができます。
カセット内に単三乾電池2本をセットする事により、作成したプログラムやキャラクターを保存する事ができます。カセットは精巧にできていますので、落としたり分解しないでください。またカセットを本体に差し込んだり抜く時は、必ず本体のパワースイッチをOFFにして行ってください。その時必ずカセットはまっすぐに差し込んだり、抜いたりしてください。この注意を守っていただかないと、バックアップされているはずのプログラムやキャラクターが、消えてしまうので気をつけましょう。本体のパワースイッチをOFFにしてある時は、カセットを本体から抜いておくようにすると、むだな電池の消耗が防げます。電池の寿命は約3ヶ月くらいです。電池を新品と交換する時は、カセットを本体に差し込んで、パワースイッチをONにして行うと、プログラムやキャラクターが保存されます。
この説明書は、最初から順に読んでいくとわかりやすく書いてあります。いきなり先の難しい所へ行くと、迷子になってしまいますよ。
スパカセでベーシックが組めてしまう何とも無謀なこのソフトは、本体のテンキーとコントローラーのみのでプログラムを組む為操作性は最悪ではあるものの、128ページにも及ぶ取り扱い説明書は全くのベーシック初心者でも分かり易く、画像を交えて説明されいます。これを機に本格的にベーシックを勉強してみては如何?
■ドラゴンスレイヤー
はじめに
 この世界は、無限の可能性が秘められている、新らたなる冒険の舞台であると云うことを、あらかじめ申し上げておきます。
この世界では、プレイヤーが楽しみ方を創造していくことが可能です。つまり、現実の世界の様な、与えられた1つの目的に向ってそれを達成するためにあらゆる努力をする、という、単一目的指向型の楽しみ方、以外の楽しみ方もある。ということを知っていただきたいのです。しかし、それは決して難かしいことではありません。ほんの少しばかり、この世界でのルールを知るだけでいいのです。それは、あなた自身がプレイを続けていくうちに、経験的に自然と理解されていくことと思います。
でも、「私は普通のゲームを楽しみたいのだ」とおっしゃる方も御心配はいりません。そのような方にも対応できるように目的も用意されています。但し、その目的に向って進みたいのであれば、その目的を見つける事がまず必要となり、目的を達成した場合には、次の新しい世界へ旅立つこともできるでしょう。
我々は、この世界が何に属するのかは、はっきり知りません。単なるアクションなのか、アドベンチャーなのか、それともロールプレイングなのか、あるいは、全く新しいものなのか?しかし、ただひとつ言えることは、いままでの様々なゲームの要素を持っていながら、そのどれにも属していないと云うことです。
ところで、お願いがひとつあります。この世界を、たった1、2時間のプレイのみで、いそいで評価しようとしないで下さい。
ゆっくりと、くり返して楽しんでいただければ、この世界の深みと、ここで述べたことを、きっと理解していただけるものと、我々は思うのです。
では、ごゆっくりと、お好きなようにお楽しみ下さい。
パソコンゲームの移植作品。ドラゴンを倒し4つの王冠の奪還を目指す。スパカセ唯一のRPG。テンキー用パネル付属。
■乱闘プロレス[家庭のTVが四角いジャングルになった!!]
8人の選手が登場。2人用タッグマッチが出来るプロレスゲーム。場外乱闘&隠れキャラ有り。
■ワイワイモンスターランド
モンスターランドの秘密
遊園地で迷子になってしまったトオルくんとナオコちゃんがウロウロしていると、いままで一度もみたことのないモンスターランドという入り口がでてきました。好奇心の強いふたりは、迷子になったのも忘れて、さっそく入ってみることにしました。なかに入ると真っ暗闇。目が慣れるまで時間がかかります。すこし目が慣れてきたトオルくんは、やっと安心してナオコちゃんを呼んでみました。しかし返事がありません。
しばらくすると、遠くの方でかすかに「たすけて~」というナオコちゃんの声が聞こえてきます。ふだんは泣き虫のトオルくんですが、ナオコちゃんを助けるためにモンスターランドの冒険に出発したのです。頼りは、おばあちゃんからもらった魔法の十字架。
このゲームは、主人公トオルくんがモンスターランドにのり込んで、捕われたナオコちゃんを助け出すアクションロマンチックファンタジーホラーアドベンチャーゲームです。
モンスターランドは、マップ画面にあるように6つのステージで構成されています。コースを選んでゲームスタートです。スタート地点では、トオル君の頭上に出口を示す方向矢印がでています。矢印どおりに進んでいくと、出口に出ることができます。途中、様々なモンスターやワナが待ち構えています。出口にいるモンスターたちは、最後の砦を守るために総攻撃をしかけてきます。後には戻れません。対策を考えてください。デビル城では、城の壁をよじのぼり頂上の入り口をみつけて入ります。モンスターランドの支配者ミニッツ・セーラーマンと最後の戦い。
いったい、捕らわれたナオコちゃんは何処にいるのだろうか!?
謎は深まるばかり。
誰もが認めるスパカセNo.1ソフト。打倒スーマリを十二分に意識して制作された(と思う)作り込みはスパカセらしくなくてちょっぴり残念。(笑
■ドラゴンボール
ドラゴン大秘境 [摩訶不思議かっとびアドベンチャー]
ある山奥に住む無邪気でやたら強い孫悟空は、ブルマの頼みで謎のドラゴンボールを探す旅にでることになった。悟空がゆく、岩山、草原、海原、都市など7つのコースには、それぞれの球が穏されている。次々と襲いかかる敵を、かめはめ波、如意棒でやっつける!危機また危機!!そして、7つのドラゴンボールが揃ったとき。ついに、神龍があらわれる!一体何が起こるのだろうか!?
このゲームは主人公悟空が、筋斗雲にのって7つの大秘境を駆けめぐり秘境の奥にある敵要塞から、それぞれのドラゴンボールを探しだすのが目的です。途中、亀仙人がでてきて、修業を受けることができます。修業に合格すると............!?
縦スクロールシューティングゲーム。各ステージにあるドラゴンボールを入手するとステージクリア。亀仙人の修業を受けることで攻撃力がパワーアップ。全7面。
■マッピー
いたずら好きのニャームコたちが品物をもって行ってしまいました。正義感に燃えるフレッシュポリスマッピーの任務はニャームコたちから品物を取り返す事です。マッピーを操作してニャームコやミューキーズに捕まらないようにニャームコ屋敷から品物を取り返してください。でも通路でニャームコたちに捕まるとアウトです。フロアーの上下はトランポリンで。パワードアやベルは反撃のチャンス!!
ナムコットシリーズ第1弾。言わずと知れたあのゲームです。滑らかなスクロール&キャラクターの動きは必見!
■スカイキッド
自由と平和を愛する鳥たちの国バードランド。そこに住む若者バロンとマックスは飛行機野郎。わんぱくに育った彼らは、大人を驚かせるいたずらや、ガールフレンド争奪戦の良きライバル。青春をおう歌していたのだった。
そんなある日突然、悪いやつらが攻めて来た。戦闘好きな黒い軍団メカズキンだ。やつらときたら同じ鳥族のくせに、戦車にはのるわ、戦艦は動かすわ、高射砲は操るわでもう大変。バードランドの運命はもはや風前のともしび、住民たちは鳥かごをつっついたような大騒ぎ。と、その時、敢然と立ち上がったのが、誰あろうバロンとマックスだった。彼らは愛と自由のため、なによりもおもしろがって、戦いの大空へ飛び立っていくのだった。いつしか彼らはスカイキッドと呼ばれるようになった。
飛行基地を離陸し、待ち受ける敵を突破して、与えられたミッションを遂行してください。爆弾を投下してうまく爆撃目標を破壊し、基地に着陸すると、次のミッションに進めます。愛機を自分の手足のように操って、秘術をつくす空中戦が決め手。空のエースをめざして下さい。
ナムコットシリーズ第2弾。バロンとマックスを操りターゲットを爆撃せよ。宙返りが勝利のカギ!
■ポールポジションII
ゲームは予選とグランプリレースの二部で構成されています。予選で8位以内に入らなければグランプリレース参加はできません。コースは4つから選ぶ事ができます。まずテストコースでエンジンを暖めてから、走りましょう。予選の順位は、一周のラップタイムで決まります。一定時間内に一周できないと、予選通過はできません。テストコースに慣れたら、フジ、シーサイド、スズカと進みます。他車や、コース外の障害物に接触すると、車はクラッシュし、その場所から走り始めます。では健闘を祈る!!
ナムコットシリーズ第3弾にしてスパカセ最期のソフト。グラフィック・SEの出来映えは良いのに操作性が最悪。

ドリトモゲーム館
http://homepage3.nifty.com/doritomo/game/Scv/SCV-L.htm
http://homepage3.nifty.com/doritomo/

GAMER'S PARK
http://homepage3.nifty.com/gamers_park/








スーパーカセットビジョンタイトル
No    タイトル名   価格 その他 コ-ド
01 アストロウォーズ SHT 2980   09070
02 アストロウォーズII


バトルインギャラクシー
SHT 2980   09080
03 スーパーゴルフ SPT 3800   09050
04 スーパー麻雀
TAB 3800 PNL 09060
05 スーパーベースボール
SPT 3800   09090
06 パンチボーイ
ACT 3800   09100
07 エレベータファイト
ACT 3800   09110
08 ルパン三世
ACT 3800   09120
09 ネビュラ
SHT 3800   09130
10 ウィリーレーサー
RAC 3800   09140
11 バルダーダッシュ
PUZ 4500   09160
12 マイナー2049
ACT 4500   09150
13 スーパーサッカー
SPT 3800   09190
14 コミックサーカス
ACT 3800   09170
15 ルネヴァンダ―ルの

星占い ミルキープリンセス
ETC 4500   09180
16 ポップ&チップス
PUZ 4800 BUP 09220
17 熱血カンフーロード
ACT 4800   09230
18 スタースピーダー
RAC 4800   09240
19 トントンボール
ACT 3800   09250
20 スーパーサンスーピュ―ター ETC 4500   09260
21 将棋入門 TAB 4800   09280
22 ドラえもん ACT 4800   09290
23 ベーシック入門 ETC 5500 BUP 09270
24 ドラゴンスレイヤー RPG 4800 BUP/PNL 09300
25 乱闘プロレス SPT 4800   09310
26 ワイワイモンスターランド ACT 4800   09320
27 ドラゴンボール


ドラゴン大秘境
SHT 4800   09330
28 マッピー ACT 4800   09340
29 スカイキッド SHT 5200   09350
30 ポールポジションII RAC 5200   09360

1984年9月3日月曜日

[機器][携帯電話] Motorola DynaTac 8000X



[機器][携帯電話] Motorola DynaTac 8000X
2013.04.06 SAT 11:55
携帯電話の歴史に残る「世界を変えた」12台の名機
1973年の4月3日、モトローラは最初の携帯電話を発表した。それから40年が経ったいま、携帯電話で喋ることは随分と減ったが、代わりに携帯電話が人々のデジタルライフのゲートウェイとなった。その間、ほんとうに革新的と呼べそうな製品は驚くほど少ない。今回は、WIREDが考えるそんな携帯電話の名機を写真とともに紹介する。
TEXT BY ROBERTO BALDWIN
TRANSLATION BY WATARU NAKAMURA
WIRED NEWS (US)
⬛ Motorola DynaTAC 8000X - 1983年
世界初の商用携帯電話。重さ約800g、大きさは約25cm(アンテナ部分を含まず)、4,000ドルもする高価なものだった。Photo: Motorola
⬛ Motorola MicroTAC - 1989年
折りたたみ可能な形をした、ポケットに入れて持ち歩ける携帯電話の概念を普及させた端末。当時は最も小型の携帯電話だったが、それでも開いたときの大きさは約23センチ、重さは約350gもあった。Photo: Motorola
⬛ Nokia 3210 - 1999年
多くの人々にとって初めての携帯電話になった端末。また、アンテナが端末内部に搭載された最初期の携帯電話でもある。2000年に後継機の3310が出るまでに、1億6,000万台以上が販売された。
⬛ Sony Ericsson T68I - 2002年
普通の携帯電話とスマートフォンの中間に位置づけられる端末。Bluetoothや2ウェイMMS、WAPブラウジング、Eメールなどの革新的機能を備え、エリクソン端末としては初めてカラー液晶を搭載していた。Photo: Danger
⬛ Danger Hiptop / Sidekick - 2002年
当時としては大型の2.6インチ液晶画面、それに物理キーボードを備えたこの端末はネット接続も可能だった。独自のOSを搭載、専用アプリがあったほか、SMSだけでなくAIM(AOL Instant Messenger)などのメッセンジャーサーヴィスも利用できた。Photo: Danger
⬛ BlackBerry 6210 - 2003年
いつでも瞬時にEメールが使え、携帯電話をビジネスに必須のものとした端末。最先端の技術と優れた物理キーボードの搭載で、その後アップルからiPhoneが登場するまで、ブラックベリーはスマートフォン市場を支配することになった。Photo: BlackBerry
⬛ Treo 600 - 2003年
PDAメーカーとしてスタートしたPalmが、携帯電話市場にターゲットを絞って発売した端末。独自OSを搭載し、カメラ、MP3プレイヤー、アプリケーションなど、現代のスマートフォンが持つ様々な特徴を備えていた。Photo: PalmOne
⬛ Motorola RAZR - 2004年
モトローラが発売した超薄型の折りたたみ式携帯電話。スタイリッシュで未来的なデザインが受け、発売から4年間で1億3,000万台を売り上げた。Photo: Ariel Zambelich/Wired
⬛ Motorola Rokr - 2005年
アップルのiTunesに対応した初めての携帯電話。携帯電話のメディアプレイヤーとしての可能性を広げた端末だったが、持ち歩ける曲はわずか100曲ほどで、ユーザーインターフェースもひどいものだった。Photo: Motorola
⬛ Nokia N95 - 2007年
動画撮影可能な5メガピクセルのカメラ、GPSとターン・バイ・ターン方式のナビゲーション機能、ラジオチューナーなど、最新のスマートフォンにより近い機能を搭載した端末だった。Photo: Nokia
⬛ Apple iPhone - 2007年
すべてを変えた携帯電話。デザインから操作性、搭載する機能まで、あらゆる点でそれまでの携帯電話とは異なったものだった。iPhoneはオリジナルモデルの発売から6年が経ち、すでに5つの後継機が出ているが、現在もスマートフォンのスタンダードであり続けている。Photo: Ariel Zambelich
⬛ HTC Dream - 2008年
2008年に発売されたこの端末は、Android OSを搭載する初のスマートフォンとしてiPhoneへの挑戦者となった。もともとは物理キーボードで文字入力をする端末であったが、その後Android(ver.1.5)へのアップデートで、タッチパネルによる文字入力にも対応した。Photo: HTC

WIRED
https://wired.jp/2013/04/06/influential-cellphones/2/?epik=dj0yJnU9enFmRU5zNXhEaVhrQWEyNWpubTg0djh4NFQySU8yYjImbj0yUmZ3OFFFa1lMRlV0dE9raUZVZ0pnJm09MyZ0PUFBQUFBR











1984年8月24日金曜日

[機器] IBM Model-5170






_/_/_/_/_/ 電卓からパソコン _/_/_/_/_/
旧満州・奉天市に設立された商事会社「昌和洋行」が母体となって、戦後「日本計算器販売」に改編し、手回し計算機の製造販売を行っていた。
昭和41年(1966年)には磁気コアメモリを採用した「ビジコン161」を当時としては破格の298,000円で発売した。
シェアが15%を超えて伸びようというところで、事務機工業会の会長、通産省の課長による雑誌発表中止要請を受け、更に三菱電機からダイオードの供給増加を拒否され増産ができなくなるなどの圧力を受けたと云われている。
昭和44年(1969年)、日本計算器販売はプログラム制御の電卓を計画し、インテルにそのためのチップセットの開発を依頼していた。開発意図は電卓用という意味では専用チップというものだった。
日本計算器販売の嶋正利とインテルのフェデリコ・ファジン(Federico Faggin)が中心となって、専用LSI(大規模集積回路)として設計開発が行われて「Intel 4004」は完成した。
インテルはこのチップの汎用性に着目して、ビジコン(1970年に「日本計算器販売」から社名変更)から、コンピュータ部分の販売権を得た。
そしてインテルから1971年11月に「Intel 4004」として出荷が開始された。
因みに嶋正利は8ビット並列処理になった「Intel 8008」の開発にも関わっている。
8008は1974年に「Intel 8080」に進化して、更に高速なプログラム処理を可能にした。
一方、モトローラ社は同じ1974年に、ミニコンのアーキテクチャとプログラム手法に基づいて
8ビット「MC6800」
を開発した。
やがてフェデリコ・ファジンは、世界初のマイクロプロセッサ企業「ザイログ」を創業し、8ビットCPU「Z80」がコンピュータ普及に貢献した。
以降、Intel 8080、MC6800、更に周辺チップが高度化して、後述の大規模な演算処理装置に匹敵するようなコンピュータが卓上で可能になった。
R2E社「Micral N」    
ソード電算機システム「SMP80/20」  
MITS社「Altair 8800」
昭和48年(1973年)~昭和49年(1974年)、8080を使ったフランスのR2E社「Micral N」、日本のソード電算機システム「SMP80/20」、アメリカのMITS社が「Altair 8800」を相次いで開発し、卓上コンピュータを世に送り出した。
インテル「SDK-80」    
東芝「TLCS-12A EX-0」     
日本電気「TK-80」
更に、8080系のコンピュータプログラミングの教育用、アマチュア研究向けにキットが売り出された。
最初にインテルの評価キット「SDK-80」、東芝から「TLCS-12A EX-0」、日本電気(NEC)から「TK-80」が昭和50年(1975年)から昭和51年(1976年)にかけて10万円前後で売り出された。
決定的だったのは、機械語プログラムを手入力していたが、
ビル・ゲイツ(Bill Gates )とポール・アレン(Paul Allen)らによってマイクロソフト(Microsoft Corporation)を設立、8ビットのマイクロプロセッサを搭載したコンピュータ「アルテア」(Altair)上で動く、BASICインタプリタ(人間が認識しやすいBASIC言語をコンピュータが認識する機械語に変換するプログラム)を開発した事だろう。
ハードウェアでは、1976年7月にスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)とスティーブ・ウォズニアック(Stephen Wozniak)が起業したアップルで、最初期に製作した「Apple I」の発表もマイクロ・コンピュータの考え方を一新させた。 
昭和52年(1977年)、
ソード電算機システムのZ-80オールインワン型「M200」や
精工舎(i8080A)の「SEIKO 5700」
は業務向けで高価だった。
一方、
カナダ、コモドール社(MOS 6502)の「PET 2001」、
アメリカ、タンディ(Z-80)の「TRS-80」
は低価格で、教育向けパーソナルユースを狙ってきた。  
翌年の昭和53年(1978年)~昭和54年(1979年)、日本は相次いで低価格機をラインナップした。
日立(HD46800)「ベーシックマスター」、シャープ(Z-80)「MZ-80K」、日本電気(μPD780C-1)「PC-8001」などが、個人ユーザーに広がった。
Home computer Apple II
日本製のパソコンが世界に広がりつつあった時期に、アップル社が威信をかけて1977年に6502で「Apple II」を発表したが、
市場に出たのは1979年10月になってからだ。
アップル2は、低価格帯ながらI/O拡張性が豊富で5インチデスク(オプション)がつなげるなど、新たなコンセプトを打ち出した。
やがてCPUも8ビットから16ビット並列処理になり、プログラム処理速度も一段と向上していった。
NEC PC-9801
1982年10月にNECは、日本国内シェアを席巻した「PC-9801」を販売した。
CPUはμPD8086。
以降、約10年間に渡って、ビジネスと個人の膨大なソフトウェアを生み出した。
大型コンピュータを主力にしていた富士通が、パソコンに参入したのは、昭和56年(1981年)の「FM-8」からである。
CPUはMC6809であった。
同年に眠れる獅子であった、IBMもパソコン市場に参入してきた。
◆IBM MODEL 5170
IBMは1984年08月、CPUのIntel 8088を使った「モデル5170」 を発売した。
これ以降、IBM PC互換機として、アーキテクチャーを継承した、いわゆるPC/AT互換機全般や、そのアーキテクチャー群を指した。
日本のパソコンメーカーを中心に、この「PC/AT」規格を採用して、「IBM PC互換機」として、次第にパソコン規格の統一が図られ、大きく普及する結果となった。

日本人の暮らし向き













演算機器の歴史
年月 国名 事象
1981年 アメリカ
IBMが初代IBM PC用に発売したDOSが「PC DOS」で、1982年よりマイクロソフトがIBM以外のメーカーにOEM提供を開始したものが
「MS-DOS」であったが、マイクロソフトは後に1981年から「MS-DOS」と呼んでいる。
1981年 日本
カシオ計算機は、世界初のVLSI化されたワンキーボード電子楽器「VL-1」を開発し、
電卓、シンセサイザー、ミュージックシーケンサーの機能を持って、35,000円で発売された。
1982年10月 日本
NECは、16ビットパソコン「PC-9801」を発売した。CPUに16ビットのNEC製μPD8086(5MHz)、インテルの8086ファミリチップを採用した。ハードウェア面ではPC-8000/8800シリーズを上位継承したことで従来のPCユーザーが取っつきやすいように工夫されていた。また、高速な日本語表示のためにテキストVRAMを搭載していた。
1983年06月 日本
パソコン既存メーカーに対して出遅れた家電メーカーの団結を背景として、MSX規格が考案されて発表された。米マイクロソフトとアスキーによって提唱された8ビット・16ビットのパソコンの共通規格。
1983年07月 日本
任天堂より家庭用ゲーム機としてファミリーコンピュータ (Family Computer) が「HVC-001」が発売された。 8ビットCPUは専用LSIのリコー製RP2A03で、ゲームプログラムはROMカートリッジで提供した。1985年10月アメリカで販売したのを皮切りに世界に広がった。
1984年06月 日本
トロン(TRON)プロジェクトは、坂村健による、リアルタイムOS仕様の策定を中心としたコンピュータ・アーキテクチャ構築プロジェクトが開始された。プロジェクトの目指す最終的到着点のグランドイメージとして「どこでもコンピュータ=HFDS」を掲げて、デジタル家電で広く使用されている。
1984年08月 アメリカ
◆IBMがパーソナルコンピュータ 「モデル5170」 を発売した。これ以降、IBM PC互換機として、アーキテクチャーを継承した、いわゆるPC/AT互換機全般や、そのアーキテクチャー群を指すした。
1985年11月 アメリカ
マイクロソフト(Microsoft)のウィンドウズ(Windows)が登場した。初期バージョン「Windows 1.0」は独立したOSではなく、MS-DOS上で稼動するGUIを実現するアプリケーションであった。のちに、GUI環境で先行していた1984年登場のMac OSを追い越して世界のパーソナルコンピュータ市場でトップシェアとなり、2009年10月にはインターネット上で使用されているクライアントの市場シェアの約90%を得た。
1985年11月 日本
日本電気 (NEC) が開発・提供したスーパーコンピュータ「SX-2」は世界で最初にGFLOPSを越えたスーパーコンピュータで、Cray-2に抜かれるまでのひとときであったが世界最高速であった。
1998年11月 日本
ドリームキャスト(Dreamcast)は、セガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が発売した家庭用ゲーム機である。一般にはDCやドリキャスの略称で呼ばれる。
1990年05月 アメリカ
マイクロソフト(Microsoft)「Windows 3.0」は、MS-DOSを拡張する16ビットオペレーティング環境(Operating Environment:)。1991年に発売された改良版「Windows 3.1」が爆発的に売れた。
1990年10月 日本
日本IBMが「PS/5535-S」で初めてVGAのみを搭載した機種で、それに対応したOS「IBM DOS バージョンJ4.0/V」を発表した。これがDOS/Vの最初のバージョンになった。
1991年09月 スェーデン
リーナス・トーバルズ(Linus Torvalds)は「Linuxカーネル」を開発し、一般に公開した。開発を促進するために、Linuxのファイルはヘルシンキ工科大学のFTPサーバ (ftp.funet.fi) にアップロードされた。トーバルズの協力者であり、当時そのサーバの責任者であったレムケは、トーバルズに相談することなく、サーバ上のプロジェクトに「Linux」という名前をつけた。
1993年06月 アメリカ
Hillis と Sheryl Handler はシンキングマシンズ社を創業し、AI研究、CM-5 では、アーキテクチャを完全に変更し、Fat Tree構成のネットワークでSPARC RISCプロセッサを接続し、MIMD方式で動作した。世界スーパーコンピュータのベンチマーク(LINPACK)によりランク付けでTOP500の第1回首位に輝く。
1993年11月 日本
航空宇宙技術研究所が研究用に構築した数値シミュレーション向けのスーパーコンピュータ「数値風洞」が、世界スーパーコンピュータのベンチマーク(LINPACK)でランク付けTOP500で首位になる。
1994年06月 日本
富士通「数値風洞」1995年11月まで、1996年6月は日立「SR2201」、1996年11月は日立「CP-PACS」がTOP500の首位を2年半維持した。
1994年12月 アメリカ
カリフォルニア工科大学で開発された、インテルパラゴン「Paragon XP/S 140」が、TOP500の首位になる。
1994年12月 日本
ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) (現:ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) )から家庭用ゲーム機「プレイステーション」(PlayStation)、が発売された。置き型の家庭用ゲーム機史上初めて累計出荷台数が1億台を突破した。
1996年 日本
本田技研工業(HONDA)が人型をしたロボット「Prototype Model P2」の開発が正式に発表された。後の「ASIMO」の二足歩行ロボット。開発の途中でローマ教皇庁に人間型ロボットを作ることの是非について意見を求め、問題がないことを承認してもらった。
1997年06月 アメリカ
インテル(Intel)スーパーコンピュータ「ASCI Red」が2000年6月までTOP500の首位になり、引き続きIBMの「ASCI White」が2001年11月まで首位になった。
2000年 日本
本田技研工業(HONDA)が、世界初の本格的な二足歩行ロボット「ASIMO」を発表した。予測運動制御によって重心やゼロモーメントポイント(ZMP)を制御して自在に歩くことができ、階段の上り下り、旋回、ダンスなども可能。
2001年11月 アメリカ
マイクロソフトが開発および販売を行った家庭用ゲーム機「XBOX」で、ゲーム市場に参入した。Xboxは固定されたゲームプラットフォームだったが、Windows 8ではエンターテインメントブランド、Windows 10ではゲームをコアとしたサービスプラットフォームと広がりを見せている。
2002年06月 日本
JAMSTECと日本電気が「地球シミュレータ」は、スーパーコンピュータの計算性能のTOP500で IBM ASCI White に5倍の差をつけて首位を獲得し、2004年6月まで2年半の長期に渡ってトップを譲らなかった。
2004年11月 アメリカ
ブルージーン(Blue Gene)プロジェクトがローレンス・リバモア国立研究所と共同で開発されたスーパーコンピュータ「Blue Gene/L」は、地球シミュレータを抜いて当時の世界最速のスーパーコンピュータとなった。
2010年10月 日本
政府の「事業仕分け」で、当プロジェクトは「予算計上見送りに近い縮減」(事実上の凍結)と判定された。
2011年06月 日本
文部科学省の次世代スーパーコンピュータ計画の一環として、理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ京(K computer)がTOP500で1位を獲得した。2012年9月以降は、地球物理、生理学、天文科学、気象地震、製造技術など共用が開始された。
2013年06月 アメリカ
ローレンス・リバモア国立研究所の「Sequoia Blue Gene/Q」がGraph500で首位になる。TOP500では有効に計測されない大規模データ処理の処理性能を競うGraph500が公表された。
2013年11月 日本
東京工業大学 「TSUBAME-KFC」がGreen500で、日本製スパコンとして初めて1位を獲得した。Green500は、世界で最もエネルギー消費効率の良いスーパーコンピュータを定期的にランク付けし評価するプロジェクトである。日本では「スーパーコンピュータの省エネ性能ランキング」などと呼ばれる。2014年6月まで2年連続1位。
2013年11月 中国
国家超級計算広州中心ではスーパーコンピュータ「天河2号}(MilkyWay-2)がTOP500で首位になり、その後「天河-1A」が2015年11月まで首位となった。以降2016年11月時点で「神威・太湖之光」がTOP500で1位。
2014年06月 日本
理化学研究所とペジー・コンピューティング(PEZY Computing)の「菖蒲」(Shoubu)がGreen500で首位になり、2016年6月までの3期トップを守った。

1984年8月15日水曜日

[OS] Windows NT


マイクロソフト研究1(サイト)
2005/10/23(日) 午前 1:42
無題 ホームページ
マイクロソフト研究(サイト)
公式サイト
http://www.microsoft.com/
http://www.microsoft.com/japan/
***
マイクロソフトというとウィンドウズ、ビルゲイツ、オフィスまではいえてもそれ以上をいえる方は少ない。この文は実は映画「ネットフォース」に関連して自分でマイクロソフトについて勉強するために作成したレポートである。
時間の都合もあり先人の業績にかなり負っている。

現在マイクロソフト社(Microsoft Corporation /NASDAQ: MSFT)は世界90ヶ国以上に展開するグローバルIT企業である。
実質、パソコンのソフトウェアにおいてグローバルスタンダードを形成している。
「マイクロソフト (Microsoft Corporation) は、世界最大のコンピュータ・ソフトウェア会社であり、ハードウェアも扱っている会社。1975年4月4日に
ビル・ゲイツとポール・アレンによって設立された」(1)。
「マイクロソフト社は現在もっとも成功した会社といわれる。また、その創業者であり現CEO のビル・ゲイツ氏は、ここ数年、世界一の金持ちである。
(フォーブス誌によると1994年以来、ビル・ゲイツは常に世界一の富豪である。)
そのため、彼は、アメリカン・ドリームを実現させた天才といわれている」(2)
今回はマイクロソフト社の歴史をウイッキペディア百貨辞典から引用したのち、対外的問題、対内的問題を指摘してみる。
*****引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/

概要
本社はアメリカ合衆国ワシントン州レッドモンド市(シアトル郊外)にあり、広大な敷地に中低層のビルが点在し、運動場もあることから、大学のキャンパスになぞらえて「マイクロソフト・キャンパス」と呼ばれている。
これにちなんでマイクロソフトのことをレッドモンドと呼ぶことがある。
当初は、世に登場して間もない8ビットのマイクロプロセッサを搭載したコンピュータ「アルテア (Altair)」上で動く、BASICインタープリタの開発・販売で成功を収めた。
当初はネイティブ環境(カセットテープベースでOSは無く、ROM-BASICに近い環境のもの)であったが、CP/Mが標準プラットフォームとなると、CP/Mベース
のMBASICを発表する。グラフィックス機能をつけたGBASIC、16bit用のGWBASIC(GWのWは16bitを意味するダブルバイト/ワードだとされている)が登場する。
ついで、IBM-PC上のOSの開発を請け負い(シアトルコンピュータプロダクツの86-DOSの権利を購入し改良、86DOSの開発者ティム・パターソンは後にマイクロソフトに引き抜かれMS-DOSの開発メインスタッフとなる)、PC-DOS(自社ブランドでMS-DOS)を開発。IBM-PCとそれら互換機の普及と共に OS の需要も伸び、現在に至る地固めを確かなものとした。
マイクロソフトは、MS-DOSを改良するほかに各機種用のBASICやC言語・Fortranなどの開発を手がける一方、Macintoshの影響を受けて、MS-DOS上で動作するGUIシステム「Windows」の開発に注力した。
また、ビジネス向けの表計算ソフトやワープロソフトなどを開発し、先行する他社と「買収か潰すか、どっちか」とまで言われた熾烈な競争を繰り広げ、各方面で賛否を仰ぎながらも、多方面のビジネスソフトでシェアを独占するに至った(
このビジネスモデルにより、後にブラウザ戦争や、Java陣営・Linux陣営との確執なども行われている)。
黎明期の1970年代後半-1980年代前半には、当時早稲田大学の学生であった西和彦(アスキー創業者、元社長)がビル・ゲイツと意気投合し、マイクロソフトの副社長を務めるなどした。このことは、マイクロソフトの日本進出に大きく作用している。
アスキーは、MSXやAXの共同展開や、日本法人設立までの日本代理店を務めるなど、大きな貢献をしていたが、80年代後半にマイクロソフトが日本法人を、アスキーから一部の社員が独立する形で設立したため、いったん提携を解消した。
OSはMS-DOSの他にXenixの開発や、IBMと共同でOS/2の開発もしていたが、その後DECの開発チームを移籍させるなどしてWindows NTを開発した。
このノウハウを元にWin-dowsとMS-DOSを一体化し、GUIを改良したWindows95を発売し、世界中で独自規格のパソコンをPC/AT互換機に移行させた。また、このときにアスキーとの復縁もアピールした。
その後もWindowsの改良を進め、何度もマイナーチェンジを繰り返した他、インターネット経由やCD-ROMなどで大量のパッチを配布している。Windows NTによりサーバー市場への進出も果たした。
最終的にはMS-DOS系のWindowsをWindows NT系に統合した。
また、ゲーム機としてXboxを2001年に発売した。因みに何の因果か、ゲー-ム業界ではライバルである任天堂の米国法人(ニンテンドー・オブ・アメリカ)とは、立地上お隣同士である。(1 2005年10月22日現在)
***
問題点の1はCP/M(正確には互換OSの86-DOS)をMS-DOSに改良して販売した点にある。
この互換OSはシアトルプロダクツのプログラマーが開発したものだが、マイクロソフトはその互換OSを、25000ドルで買い取り、MS-DOSという名で、販売した。
それは独創的なものとは言いがたいものだった(これはBASICに対してもいえ
ることである)。
問題点の2はウィンドウズはコントロールパネルやメニュー操作など、マッキントッシュ(MAC-OS)の操作性を模倣したことになる、初期のバージョンではウインド
ウズはマックよりも遅く、思うように操作もできなかったため問題にならなかった。
しかし、1993年、MS-DOSの上で動作する3.1が発表され、さらにMAC-OSの開発プログラマーを大量にスカウトし、ウィンドウズ95が完成するとアップル社との係争が持ち上がった。
ウインドウズ95はMS-DOSなしで単体で動作するOSで、操作性がMAC-OSとほぼ同じで、ごみ箱やフォルダ、ショートカットなどデザインも同一だった。
それは独創的なものとは言いがたいものだった。
問題点の3は抱き合わせ販売である。パソコンメーカー各社は自社のパソコンに他社のワープロや表計算といったソフトウェアをあらかじめバンドルして販売していた。
マイクロソフトは、そこに目をつけ、自社のワープロや表計算をバンドルすれば、ウィンドウズのライセンス料金を軽減するという措置をとったのである。それはインターネットの普及と共にサイト閲覧用のソフトであるブラウザ(ME)にも及んだ。

以上が社会的問題だが、以下は同社の戦略における問題である。
問題点の4。2001年のITバブルの崩壊においても一時的には収益の拡大をすることができたが、パソコンの需要が伸び悩み収益が頭落ちになっている。
問題点5としてはゲーム機市場での出遅れである。2000年のゲームデベロッパーカンファレンスにおいてX-BOXというゲーム機の発表がなされたが、市場への投入は遅れた。
これはそれまでのOSと同じ調子だが、ITバブルの崩壊と共にゲーム機のバブルもはじけたといわれる時期に発売がされた。
これはインターネットの時の対応遅れと同じには行かないだろうと思われる。既にゲームはネットゲームの時代に入ってしまった。
***
マイクロソフトについてのサイト
やはり、WIKIが大変よい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/

日本語
宮井氏のものは簡潔であり、内容もぬきんでている。
映画のページもあるが「ネットフォース」がないのは残念である。

http://www.asahi-net.or.jp/~fu8h-myi/microsoft.html
(参考にさせていただいた)

マイクロソフトの独禁法(抱き合わせ禁止条項)違反事件については日本でも
問題となった。
法律の専門家の研究サイトだが、分かりやすい用語で書いてある。
( http://www.dokkinken.gr.jp/ )
http://www.dokkinken.gr.jp/study/microsoft.html

マイクロソフトのソフト自体の問題の指摘サイト
linuxのプロによる指摘。
http://www.ntlug.org/~cbbrowne/msprobs.html
***
マイクロソフトをもっとも簡単に知るサイト
「がんばれゲイツ君」
http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/
***
参考本
「ビル・ゲイツの野望」、脇英世、講談社、1994年。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=19424564
ブックオフによくある。
「マイクロソフトの蹉跌」ディーン・タカハシ、永井訳、ソフトバンク、
2002年、2400円。*)
プロジェクトX-BOXの真実とあるように、マイクロソフトのゲーム機参
入の遅れを指摘している。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31042013

ビル・ゲイツの著書
「ビルゲイツ未来を語る」西和彦訳、アスキー、1995年、1835円。
ブックオフによくある。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=19670767
私は英語の勉強に原書を買った。ハードカバーで286ページ。
両親にささげられているだけあって読みやすい。コンピューターの歴史から情報ハイウェイ、コンピューター家電まで述べられているが、ネットの指摘は少ない。
「思考スピードの経営」ビル・ゲイツ、大原進訳、日経新聞社、1999年、2000円。*)
ビル・ゲイツ自ら、インターネットへの対応の遅れを反省している。
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30530365

マイクロソフト社理解のための映画
直接名指しているものでないが、「ネットフォース」がある。
この映画もマイクロソフト問題を知る上で早道である。
(エンターテイメント特有の誇大な表現はあるが・・)
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=vd&cf=0&id=37725
内容は以下のサイトが詳しい。
http://store.nttx.co.jp/_II_D110470343
アバタはアニメ調から実写調へとなる。2005年にはなっているはずだが・・
ビルさん、および関係者の方、急いで作りましょう。
*)
*印は次回解説。

いまどきの経済
https://blogs.yahoo.co.jp/pxd025462002jp/14719958.html









■パソコンの登場
しかしダウンサイジングの主役はいまや超小型機種のミニコンではない。もっとコンパクトな,パソコンやワークステーションと呼ばれる卓上機や卓上に乗るほど小さなコンピュータである。成り立ちからいえば全く新しいコンピュータと言った方が適切かも知れない。パソコン,ワークステーションの歩みは大手主導の歩みから寄り道したところで始まったものだからだ。
半導体開発はIC時代を迎えて,ますます集積化が進み,LSIから超LSIへ,さらに超々LSIチップ(半導体の小片)へと歩みを進めていった。
その過程でひとつの製品が生まれた。ひとつのチップの上に,コンピュータの基本的な能力である演算処理機能を詰め込んだ「マイクロ・プロセッサ」と呼ばれるものである。このマイクロ・プロセッサを中心に作られたのが,個人用のコンピュータ「パーソナル・コンピュータ」つまりパソコンである。
マイクロ・プロセッサが一回にデータ処理できる能力によって,パソコンは4ビット,8ビット,16ビット,32ビットのものが実用化されている。現在の主流は16ビットで32ビットはパソコンの上位機種で使用されている。
「高性続コンピュータを開発するためには,演算素子に優れた半導体を必要としたが,逆に高性能な半導体から生まれたコンピュータが「パソコン」なのである。ありていに言えば半導体のお化けがパソコンである。
そのパソコンの頭脳マイクロ・プロセッサを1971(昭和46)年に開発したのが米国の大手半導体メーカー・インテルである。
■Apple   
しかし実際にパソコンを開発し,そのブームの火付け役となったのは半導体メーカーでもIBMなど大手のコンピュータ・メーカーでもなかった。米国の半導体産業のメッカ・シリコンバレーには半導体メーカーやコンピュータ・メーカーだけでなくコンピュータの力の虜になった個人が引き寄せられていた。「ハッカー」と呼ばれたコンピュータ・
マニアたちは,シリコンバレーに集まっては各人の手作りコンピュータの品評会のようなものを開催したりして交流を続けていた。彼らの関心はメーカーのお仕着せのコンピュータではなく,自分たちに必要なコンピュータ,個人が無料で利用できるソフト開発など誰もが使いうるようなコンピュータを誕生させることであった。
そのようなコンピュータ・マニアの中にスティーブン・ウォズニアックとスティーブン・ジョブスという二人の若者がいた。彼らこそが世界最初のパソコンを開発し社会に送り出した張本人である。
ウォズニアックが最初に開発した「アップルI」は回路基盤だけのコンピュータだったが,仲間の間ではさいわい高い評価を得た。そこで二人はアップ
ルの商用化に乗り出すことにしたのである。
1977年,ジョブスが愛車を,ウォズニアックが計算機を処分して得た千数百ドルを元手にニ人は「アップル社」を設立した。パソコンが個人的趣味からベンチャービジネスに変化した瞬間である。会社の研究所兼事務所はジョブスの父親のガレージを改造したものだった。
そしてそのガレージからパソコンの大ベストセラー機「アップルII」がその年の6月に誕生した。軽量プラスチック製の本体に,洒落たデザイン。それまでの手作りコンピュータとは全く違った新しい機械だった。パソコンが「商品」として社会に登場したのである。
アップルIIは,誰もがコンピュータを使えるようにしたという点において画期的な製品であった。発売以来アップルIIはパソコンの愛好者を開拓しまたたく間にパソコン市場を席巻した。 アップル社はガレージ企業から10億ドル企業に急成長しパソコン界のIBMとまで言われるようになった。
パソコンが普及するにつれ,それまでコンピュータが持っていたイメージはがらりと変わった。何か得体の知れない貴重で高価な機械,あるいは大企業の奥の部屋にデンと据えられている計算機で,使用する者はわざわざその部屋まで出向かなければならないというのがそれまでの一般的なイメージだった。しかしパソコンは個人の机の上に乗り使い方も夕イプライターに似たキーボードを叩くだけで使える。機器というよりも日常的な道具であっ
た。それゆえ親しみ易いイメージを持たれるようになった。
1981年4月,「黄金の80年代」の始まりとともにIBMはパソコン市場への参入を発表した。それまでパソコン事業には進出しないと公言していたことを考えるなら,大型汎用機を中心にビジネスを展開してきたIBMにとって,当初はパソコンはコンピュータの玩具にしか思えなかったのであろう。
■IBM-PC
スタートが遅れたものの,IBMが市場に送り出したのが新型パソコン「IBM・PC」だった。3年後,IBMはパソコン市場で業界トップのアップル社のシェアを抜いた。コンピュータ業界の巨人の底力を新興メーカーに見せつけた瞬間であった。
IBMのパソコン分野参入は,とかくマニアの世界の遊び道具と受け取られがちであったパソコンをビジネス分野の製品として社会に認知させる役割を果たした。「あのIBM」が事業として取り組んだという事実が,パソコンに社会的な意味づけを行う効果をもたらしたのである。それにともないパソコン市場には新規参入が相次いだ。
■MS-DOS規格登場
IBMの成功にはいくつかの伏線があった。なかでもパソコン分野に新規参入するさい,従来とは全く違う手法を用いたことである。IBMはパソコン事業を担当するセクションとしてIBMの経営組織に束縛されない一種の独立部隊を編成した。そのうえで全
ての権限を与えたのだった。IBMは本社→地域統括会社→各国IBM(現地法人)という経営組織をタテ軸にして世界120ヵ国以上の営業拠点を統括するとともにビジネスを展開していた。またIBM本社に直轄される形で世界市場を製品別に担当する開発・製造組織がヨコ軸として大型機種,中型機種,小型機種,周辺機器といった分野を担当する開発・製造のセ
クションが全世界のそれぞれの市場に対して責任を持つわけである。IBMでは「マトリックス」とよばれる組織編成である。
マトリックス編成は縦横の相互チェックを行い安定した品質の製品を市場に送り出すことが出来るが,反面決定まで時間がかかるという致命的側面も持っていた。素早い対応が求められるような新製品開発などの場合にはもっとも不向きな体制であった。
その点マトリックス経営から離れた 独立部隊にパソコン市場参入の全権を与えたのはIBMの見識であった。それまでと違って不安定な個人需要の動向を常に注目しながら,身軽な方向転換を要求されるパソコン市場ではIBMの独立部隊はもっとも相応
しい組織といえた。
その軽快な経営組織が選んだ戦術は,これもまた従来のIBMからは考えられないきわめて異例なものであった。IBMは「自前主義」を原則としている。米国の他のコンピュータ・メーカーと違って,システム/360以来,半導体部門を内部に抱え半導体を自前
で開発してきたように,全て自社製品でコンピュータを生産しているのである。だが,パソコンでは基本ソフトの開発を自前で行わなかった。独立部隊であるがゆえ既存の開発組織を利用しにくいという面もあっただろうが,それにしても選んだ基本ソフト「MS-DOS」は、ビル・ゲイツという20代の青年が社長を務める新興ソフトメーカー「マイクロソフト社」の開発したものだった。その頃はパソコン用の基本ソフトとしては,デジタルリサーチ社の「CP/M」が君臨していた時代である。実績,安定性からいえばデジタルリサーチ社の基本ソフトを採用するのがベターな選択であろう。しかし独立部隊はマイクロソフト社を選んだ。そのうえパソコンの頭脳であるマイクロ・プロセッサも自前のものでなくインテル社が開発したものを使用したのだった。
しかし独立部隊の開放主義はそれにとどまらなかった。IBM本社の閉鎖主義とは反対にIBM-PCの仕様までも公開したのである。IBM互換機を認めた,いや積極的に推進したのである。皮肉なことに汎用機部門で互換幾叩きを始めたIBMが,パソコン部門ではなんと最初にオープンシステムを実現したメーカーになっていたのである。
独立部隊が示したこのオープン性によって,パソコン市場は一挙に活性化した。巨人IBMのパソコン市場参入を契機にパソコン・メーカー各社もMS-DOSを採用し一斉にIBM互換機を開発しだしたのである。まさに勝ち馬に乗れというわけだ。たちま
ちIBM-PCとその互換後はパソコンの完全な基準となっていた。.....
ー覇者の誤算,講談社文庫,立石泰則

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1984年8月9日木曜日

[動画][資料] SEGA SG-1000,サファリレース

oldtv2278.png

[機器][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,ドンキーコング3(HK-302)(1984)~対戦型マイクロVSシステム





[機器][LSDゲーム] 任天堂ゲーム&ウォッチ,ドンキーコング3(HK-302)(1984)~マイクロVSシステム
DONKEY KONG 3(AK-302)
名称:DONKEY KONG 3
型番:AK-302
発売日:1984年8月20日
定価:????円

虎菊
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/donkey3.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/donkey3.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/donkey_h.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/boxing.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/manhole.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/gw/judge_g.htm
E-mail:jkubota@mo.okidata.co.jp