1983年4月13日水曜日

[PCゲーム] NEC PC-8001ゲーム,書籍掲載プログラム,ASCIIゲームブック


■書籍掲載プログラム,NEC PC-8001BASICゲームブック
タイトル 対応機器 ジャンル
バイオリズム NEC PC-8001用 アプリケーション
ドラゴン・メイズ 雑誌ASCII/19xx年号/ページ:16- 20 NEC PC-8001用 アクションゲーム
ギャラクシーウォーズ NEC PC-8001用 アクションゲーム
4D-4目ならべ NEC PC-8001用 ボードゲーム
テレビ黒板 NEC PC-8001用 アプリケーション
オセロ NEC PC-8001用 ボードゲーム
スターダストナイト NEC PC-8001用 デモ
ラグビー NEC PC-8001用 アクションゲーム
百人一首 NEC PC-8001用 ボードゲーム
カレンダー NEC PC-8001用 アプリケーション
不正解 NEC PC-8001用 アプリケーション
まことちゃんの算数教室 NEC PC-8001用 アプリケーション
マスターマインド NEC PC-8001用 ボードゲーム
スペリング NEC PC-8001用 アプリケーション
ルナーランダー NEC PC-8001用 アクションゲーム
競馬 NEC PC-8001用 シミュレーション
ローマ字変換 NEC PC-8001用 アプリケーション
π NEC PC-8001用 アプリケーション
バリケード NEC PC-8001用 アクションゲーム
リサージュ NEC PC-8001用 デモ
ダイヤモンド NEC PC-8001用 デモ
ガンマン NEC PC-8001用 アクションゲーム
ドラゴン・カーブ NEC PC-8001用 デモ
ブラックジャック NEC PC-8001用 ボードゲーム
デジタル・クロック NEC PC-8001用 アプリケーション
花火大会 NEC PC-8001用 デモ
関数プロット NEC PC-8001用 アプリケーション
ボウリングゲーム NEC PC-8001用 シミュレーション
CAR・CRASH NEC PC-8001用 アクションゲーム
GOLF NEC PC-8001用 シミュレーション
サブマリン NEC PC-8001用 シューティングゲーム
ブロックくずし NEC PC-8001用 アクションゲーム
野球ゲーム NEC PC-8001用 シミュレーション
リバース NEC PC-8001用 ボードゲーム
ドッグレース NEC PC-8001用 シミュレーション
ワールド・クロック NEC PC-8001用 アプリケーション
ライフ・ゲーム NEC PC-8001用 シミュレーション
スペースシューティング NEC PC-8001用 シューティングゲーム
プロットデモ NEC PC-8001用 デモ
3次元プロット NEC PC-8001用 アプリケーション
デモ(カセット1) NEC PC-8001用 デモ
デモ(カセット2) NEC PC-8001用 デモ
デモ(カセット3) NEC PC-8001用 デモ
デモ(カセット4) NEC PC-8001用 デモ






バイオリズム
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:14- 15 ASCII Lab.
[カセット2](2-6 : BIO)
ドラゴン・メイズ
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:16- 20,
ASCII Lab. [カセット1](1-8 : D-MAZE)
ギャラクシーウォーズ
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:21- 24
ASCII Lab. [カセット4](4-9 : WARS)
4D-4目ならべ
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:25- 27 ASCII Lab. [カセット3](3-4 : 4D-4mo)
テレビ黒板
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:28- 29 ASCII Lab. [カセット2](2-7 : TVDRAW)
オセロ
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:30- 34 ASCII Lab. [カセット2](2-4 : OTHELO)
スターダストナイト
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:35- 37 ASCII Lab. [カセット1](1-4 : STAR)
ラグビー
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:38- 41 ASCII Lab. [カセット3](3-5 : RUGBY)
百人一首
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:42- 45 ASCII Lab. [カセット1](1-7 : 1001)
カレンダー
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:46- 49 ASCII Lab. [カセット4](4-8 : CALEN)
不正解
まことちゃんの算数教室
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:50- 53 ASCII Lab. [カセット2](2-10 : M of M)
マスターマインド
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:54- 56 ASCII Lab. [カセット2](2-8 : MIND)
スペリング
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:57- 60 ASCII Lab. [カセット4](4-6 : SPELL)
本誌がないと意味ないぞ
ルナーランダー
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:61- 62 ASCII Lab. [カセット4](4-10 : LANDER)
競馬
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:63- 65 ASCII Lab. [カセット4](4-5 : RACE)
ローマ字変換
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:66- 70 ASCII Lab. [カセット3](3-6 : カナモシ゛)
π
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:71- 72 ASCII Lab. [カセット3](3-11 : PI)
バリケード
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:73- 75 ASCII Lab. [カセット2](2-2 : B-CADE)
リサージュ
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:76- 78 ASCII Lab. [カセット2](2-11 : RESERG)
ダイヤモンド
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:79- 80 ASCII Lab. [カセット3](3-10 : DIAMON)
ガンマン
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:81- 83 ASCII Lab. [カセット2](2-9 : GUNMAN)
ドラゴン・カーブ
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:84- 86 ASCII Lab. [カセット3](3-7 : D-CURV)
ブラックジャック
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:87- 92 ASCII Lab. [カセット3](3-7 : B-Jack)
デジタル・クロック
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:93- 95 ASCII Lab. [カセット4](4-11 : DIGIT)
花火大会
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:96- 99 ASCII Lab. [カセット4](4-7 : ハナヒ゛)
関数プロット
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:100-103 ASCII Lab. [カセット2](2-3 : FUNC)
ボウリングゲーム
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:104-111 ASCII Lab. [カセット4](4-2 : BOWL)
[ASCII:1979.10](たぶん同じモノ)
CAR・CRASH
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:112-119 ASCII Lab. [カセット1](1-3 : CARWAR)
GOLF
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:120-123 ASCII Lab. [カセット2](2-5 : GOLF)
サブマリン
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:124-127 ASCII Lab. [カセット1](1-9 : SUBMLN)
ブロックくずし
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:128-133 ASCII Lab. [カセット3](3-9 : BREAK)
野球ゲーム
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:134-141 ASCII Lab. [カセット1](1-5 : BASEBA)
リバース
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:142-147 ASCII Lab. [カセット4](4-4 : REVERS)
ドッグレース
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:148-153 ASCII Lab. [カセット1](1-6 : DOG)
ワールド・クロック
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:154-157 ASCII Lab. [カセット1](1-2 : WCLOCK)
2000年問題 未対応
ライフ・ゲーム
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:158-162 ASCII Lab. [カセット3](3-2 : LIFE)
スペースシューティング
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:163-166 ASCII Lab. [カセット1](1-10 : FIRE)
プロットデモ
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:167-169 ASCII Lab. [カセット4](4-3 : P-DEMO)
3次元プロット
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:170-171 ASCII Lab. [カセット3](3-3 : 3D-PL)
ゲーム画面 - カセットのみに収録 -
デモンストレーション(カセット1)
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:--- ASCII Lab. [カセット1]
デモンストレーション(カセット2)
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:--- ASCII Lab. [カセット2]
デモンストレーション(カセット3)
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:--- ASCII Lab. [カセット3]
デモンストレーション(カセット4)
雑誌ASCII/19xx年号/ページ:--- ASCII Lab. [カセット4]






































































1983年4月8日金曜日

[PCソフト] NEC PC-8801ゲーム,COMPAC



[PCソフト] NEC PC-8801ゲーム,COMPAC
COMPAC
※ 書籍にリストが掲載されなかったものや掲載タイミングに特徴のあるもの、タイトルが変わったものなど特記すべき点のあるもののみを抜粋しています ※
◆地底最大の作戦
ジャンル: アクションゲーム
NEC PC-8801用ゲーム
有田隆也 (原作) PC80-029
☆原作:MZ-80版 (I/O:1980.7) 有田隆也
8001版カセットの告知あり (I/O:1980.7p148)
◆スーパーコマンダー
ジャンル: アクションゲーム
NEC PC-8801用
原作:MZ-80版 (I/O:1980.8) 清水の太郎長
◆スネーキーゲーム
ジャンル: アクションゲーム
NEC PC-8801用
中村博行 (原作) PC80-086
原作:MZ-80版 (I/O:1981.2) 中村博行
移植方法掲載 (I/O:1981.2)
◆パックマン
ジャンル: アクションゲーム
NEC PC-8801用
PC80-160,TOMグループ ‡)
PC80-160「†パックンボーイ」
‡) 塘田一夫・岡部和義・松江亨
◎[I/O:1981.4][PC-8001活用研究]
高速版 (1982.2p240 RANDOM BOX) 羽田昌昭
Newパックマン化 (1982.3 RANDOM BOX) PC-8800はスゴイと思っている茂父
◆「HEAD ON」
ジャンル: アクションゲーム
NEC PC-8801用
PC80-239/芸夢狂人,
PC80-209「†マッド・サーキット」
◎[ゲームの本:4「マッド・サーキット」]
☆原作(?):MZ-80版 (I/O:1981.9) ルリタテハ(芸夢狂人)
MZ版と同時期に PC,PCG版をカセットサービスのみで販売
MZ版掲載号表紙,p.170-171(カラー) にPC,PCG版のスクリーンショットあり
 1. 「HEAD ON(PART2)」発売
 2. 「マッド・サーキット」に改名
 3. [ゲームの本:4] に「PC,PC+PCG MAD CIRCUIT」掲載
◆HEAD ON PART2 (PCG版)
ジャンル: アクションゲーム
NEC PC-8801用
芸夢狂人
PC80-210「†PCG マッド・サーキット」
◎[ゲームの本:4「マッド・サーキット」]
☆原作(?):MZ-80版 (I/O:1981.9) ルリタテハ(芸夢狂人)
MZ版と同時期に PC,PCG版をカセットサービスのみで販売
MZ版掲載号表紙,p.170-171(カラー) にPC,PCG版のスクリーンショットあり
 1. 「PCG HEAD ON(PART2)」発売
 2. 「PCG マッド・サーキット」に改名
 3. [ゲームの本:4] に「PC,PC+PCG MAD CIRCUIT」掲載
◆RADER SCOPE (PC版)
ジャンル: シューティングゲーム
NEC PC-8801用
PC80-239/芸夢狂人
◎[I/O:1981.11]
◆SPACE WAR
ジャンル: シューティングゲーム
NEC PC-8801用
湯川伸彦,PC80-349
◎[ゲームの本:4]
☆PCG版 (I/O:1982.4p251-262)
PC版リスト掲載漏れ → ゲームの本:4 に掲載
PCG版掲載時に(先行?)発売
◆ザ・麻雀
ジャンル: ボードゲーム
NEC PC-8801用
平井秀明 (原作) PC88-417
☆原作:L3版 (I/O:1982.1) 平井秀明
☆8001版 (ゲームの本:3 | PC80-557) 佐藤元
☆8801版 (I/O:1983.2 | 774)
◆ALL CAST STAR TREK
ジャンル: シューティングゲーム
NEC PC-8801用
粕谷昌朗
PC88-534
☆原作:FM-8版 (I/O:1982.2)
改良法(FM-8版のみ? / 内容未調査) (I/O:1982.6 RANDOM BOX)
☆8801+漢字ROM「ALL CAST+α STAR TREK」 (ゲームの本:3) 瑞穂一歩
I/O:1982.6 掲載は FM-8版のみ
ゲームの本:3 掲載版はカセットサービスなし
◆ラリーX (PC版)
ジャンル: アクションゲーム
NEC PC-8801用
土橋伊三夫,PC80-560「†NEWサザンクロスラリー」
◎[ゲームの本:3「ラリーX (PC版)」]
なんとBGM付き
◆バックギャモン
ジャンル: ボードゲーム
NEC PC-8801用
AC-1146 (不明) AC-1146
◆ザ・コックピット
ジャンル: シミュレーションゲーム
NEC PC-8801SR/80mkII用
AF-1192 (不明)
AF-1192
◎[PiO:1986.4(80mkII版)]
☆原作:L3版 (I/O:1984.4) 鈴木浩
☆8801版 (I/O:1984.11 | PC-8801活用研究 | AF-D019(SR不可)) エンジンルームA(A.shuret)
☆8801 FM音源対応版 (AC-D053(FR/MR不可) | AC-D094(FR/MR))
☆80SR Disk版 (AF-D076)

OUT of STANDARD
http://www.geocities.jp/upd780c1/n80/frame.html




















1983年4月3日日曜日

[ゲーム][PC] TinyXEVIOUS for MZ-700~SharpMZシリーズ版ゼビウス


[ゲーム][PC] TinyXEVIOUS for MZ-700~SharpMZシリーズ版ゼビウス
「tiny XEVIOUS for MZ-700」
■はじめに
XEVIOUS(ゼビウス)、このシューティングゲームの名前を知らない人も多くなってきた事でしょう。
しかし、以前のゲーマーは、このゲームは必ず知っているはずです。
XEVIOUSはシューティングゲームにおいて革命的であったとも言えます。
このゲームについては、少し前のゲーマーに尋ねれば間違いなく知っていますし、最近(1996年)ではナムコクラッシックゲームコレクションとしてもでていますのでプレイする機会もあると思いますので、説明は省きます。とにかく、当時凄いゲームであった事は疑う余地はありません。
■MZ-700というパソコン
さて、そんなゲームをMZ-700に移植した当時の話でもしましょう(そのためのコーナーですね^^)。
MZ-700というパソコンは「グラフィック表示能力がありません」でした。つまり全て用意された「文字のみで描く」という、今の人達には信じられないかもしれませんが、実際グラフィック表示能力がないため、そうせざるをえませんでした。また文字画面の表示能力も横40文字、縦25文字という仕様でした。CPUはZ80の3.58MHzです。
■それは勘違いからはじまった!?
最初は決して移植をしようと意気込んでやったわけではありません。
そもそも本物の画面写真は知っていましたが、現物をプレイしたのは、それからかなり後になってからです。
本物が登場し旋風を巻き起こして数ヵ月、PC-6001というパソコンにtiny XEVIOUSという移植版が登場しました。
これをプレイして「ああ、これなら移植できるかも」と、ほとんど別物を見て「勘違い」してしまった(笑)という事もありました。
逆に最初に本物をプレイしていたら移植はしなかったと思います。
PC-6001の後、皆が待ちに待ったX1用の移植版XEVIOUSが登場しました。これを購入し手元にX1がないため(笑)、店にいって遊ぶという事をしていました。そして、このプレイの後本物を見に行こうか、という事になりました。移植を始めて半年以上経過していました。本物を見た感想は「す、すごい」の一言でした。目からうろこがおちるくらいに奇麗でスムーズな動き。この後、移植がどんどん進んでいきます。
■アセンブラって何ですか?
本物をプレイせずに移植を始めた馬鹿者ですが、最初は「マシン語」で作っていました。マシン語を生成してくれる便利なアセンブラというものを知らなかったため、頭で考えて紙に書いたりして入力していきました。さらに、普通なら作った所はカセットなり(当時はカセットテープにプログラムを記憶させていた)、ディスクなりに保存しておきます。が、マシン語の保存の仕方がわからなくて、奇麗に電源オフとともに消えてました(笑)。そんな状況だったので、思考回路が「素早く楽して表現する、プログラムするには、どうしたらよいか」という方向に向いていきました。これが後のSystem-7B、SYSTEM-7cというゲームシステムになっていきます。
何にしてもアセンブラがない、知らないため、だんだんとプログラムの管理が面倒(単に頭の中で記憶しているだけ^^;)になってきました。そして「アセンブラ」という便利なものがある事を知り、雑誌「Oh! mz」を知った事で、その後情勢は大きく変化していきました。
■投稿にあらず
移植には約2年かかっています。そのうち一回は電波新聞社に持ち込みました。
「完成したら、もう一度もってきて」という言葉をかけられ「ラッキー!」と思ったのですが、完成後送ったのに何の音沙汰もありませんでした。この時、すでに高校3年になっていました。私が通った高校は「松本工業高校」でいわゆる「職業校」です。ですから、特に推薦入学で大学に入るのでなければ、当然「就職」する事になります。まわりにはパソコンを持っていてプログラムしたりする人、仲間はたくさんいました。彼等はソフト関係に進みましたが、私はそういう方面には行きませんでした。今でもそういう関係の仕事ではありません。
高校3年に入ってしばらくして「電波新聞社に送って音沙汰がないから駄目なんだろう。どうせ駄目ならOh!mzにでも送って見てもらおう」と考えました。そして、その時送った紙に一言「これは投稿ではありません」と、鉛筆で書きました。著作権が絡むから駄目だろうというのと、すでにあきらめていたからです。
これが掲載されなかったらパソコンはやめよう
と、上記のタイトルのように考えた時がありました。ただ、この掲載されなかったらやめよう!として送ったゲームはXEVIOUSではありません。マイコンBASICマガジンという雑誌に、あるゲームを投稿しました。Break Blockというゲームですが、これが載らなかったら、やめていた可能性も多分にあると思います。このゲームを作ったのはXEVIOUSをOh!mz編集部に送り数ヵ月経過してからでした。
結果的にこの進退(笑)を決めるゲームは見事掲載されました。そしてラッキーな事に、その翌月MZ-700用のXEVIOUSがOh!mzに掲載されました。この掲載号、運命のいたずらかシャープの16ビットパソコン「X68000」のデビューと同じでした(こっちはコナミのグラディウス)。
そして・・・
XEVIOUSが掲載された号は、かなりボロボロになっています。が、それよりも読者からのお便りコーナーに、XEVIOUSの事が書かれている号が、もっとボロボロになっています。掲載されたときも、そりゃ嬉しかったですけど、自分の作ったゲームについての感想が一番嬉しかったのです。これは、今でも変わりません。ただ、Oh!mzはOh!Xと誌名変更され、そして昨年(1995)を持って休刊となりました。投稿本数は345本(ほど)でした。
このXEVIOUSをOh!mzが拾ってくれなかったら、この後のゲームやプログラムそして今に続く事はなかったはずです。Oh!mz, Oh!X編集部の方々に深く感謝しています。
XEVIOUS以降のゲームについては、またの機会に書くことにしましょう。
■プログラム的な事、もろもろ
結構苦労したのは「キー入力」。キーボードマトリクスが、一体何を示していてどういう信号を送ったら期待した部分のキー入力ができるのかわかりませんでした。これに長い時間がかかったのですが「月刊マイコン」という本にキーボードマトリクスについて説明されているのを読み、無事に解決した事もありました。
Z80というCPUにはIX, IYというインデックスレジスタがあるのですが、移植がほぼ終わってあと音楽演奏ルーチンだけになった時に、初めて知りました(笑)。よって解析するとIX, IYレジスタが全然使われてないのがわかってしまいます。こういう便利なレジスタがあるのを知っていれば、もっと楽にプログラムできたのになあ(^^; 今でも「動くこと」「できること」が最優先なため、あとから人に「こういうのもあるよ」と言われると「おお、そんな便利なのもあるんですか!」と感心する事、多々あり(笑)。
特定のルーチンを高速化する人が多いけど、私はあまりそういう事には向いていなくて、全体的にうまく動作すればよい、そんな方式です。
ゲーム関係のアルゴリズムは、ほとんど独自に考えて作っていました。そもそも、参考になるような書籍も情報もなかったためです。今は「ゲームスクール」という便利な(?)所があって、いろいろ教えてくれるようです。1ヵ月かかって覚えた事を数分で説明を聞くことができるとは便利?な世の中になったものです。
意見と文句は、こっちまでくれくれ~メール(笑)。
Update : 1996/03/10

MZ Museum
http://www.shiojiri.ne.jp/~openspc/mz700/XEVIOUS.html
http://may.csse.muroran-it.ac.jp/~ogawa/MZMuseum/
http://www.shiojiri.ne.jp/~openspc/