[レビュー] 『スターウォーズ・マンダロリアン&グロークー』(26.6)〜胸熱ガジェット
TOHOシネマズ上野
🕐26.6.17
『スターウォーズ・マンダロリアン&グロークー』
平日木曜19:05〜。上野トーホーにて観劇。9階第5シアター。客入りは6割くらいで,男女比でいうと女性客多く,7割女性な感じ。自分の席の周りは全員女性だった。興行的には日本では2週主位で,本国ではややコケか。評論家筋の評価は色々あるものの,配信版を観ていないので,何とか絡みたいというのが本音。ハラハラピンチの天丼からの,ラストの多幸感。前に観た『ワイルド・スピード』に通づる,安定したエンタメ感。優秀なポップコーン・ムービー。ライトセーバー出てこないSWってのが,むしろ新鮮だった。ディズニー版SWは,そもそもオリジナル版とは別物と考えているが,7年前のSW前作/ エピソード9よりは,はるかに満足度高い。前作があまりにチグハグで,もうあれとは関係ないものにしたのが,結果的に良かった。ポリコレ面では,前作や『マッドマックス・フュリオサ』のような過剰な女性賛美/女性のマッチョイズムは,興行的にコケるし,女性客が食いつくわけでもない。今後の展開は予想できないものの,今作のようなアプローチのほうが,女性は寄ってくるという事が,単純に客席眺めてわかった。
帝国崩壊後の世界,帝国軍残党の拠点を潰す傭兵的存在のマンダロリアンと,相棒のグロークー。配信版では日本作品『子連れ狼』にモロに重ねたシーンがあるようで,『子連れ狼』オマージュ作品とみる向きもあるが,大筋はマカロニ・ウエスタン的世界で,「SWフランチャイズ化によるファン落胆を見事に跳ね返した人気シリーズ・マンダロリアン」(宇多丸氏評)。2019年,エピソード9公開の1ケ月前に始まった番外編が,本国で予想外の人気シリーズになったっていうのも,映画観てわかった。ただ本音いうと,観たいのはガジェットのほう。エピソード9は,ストーリーはともかく,ガジェットがサイコーだったが,本作も良かった。年々進化するCG技術を体感。 ここまでの重厚感と存在感は,配信じゃあ無理だろう。特に期待していたガジェットシーンは想像以上で,初代のキャラも登場。ディズニーと戦記ものって,あまり繋がらないが,前作から試行錯誤して,より練られた作品にレベルアップしてる印象。
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