2025年6月20日金曜日

[電力] Sharp SunVista,オール電化&太陽光発電


[電力] 我が家のオール電化&太陽光発電
我が家のオール電化&太陽光発電
- 太陽光発電の機種 -
我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。
太陽光発電
上記広告主について、必ずしも管理人がその良否を確認できておりません。購入・契約の際にはご自身の責任でご判断ください。
「自己責任」の心の準備が出来ていない方にはクリックすることをお勧めしません。
太陽電池モジュール(150W ×12枚)
パワーコンディショナ
左が買電メータ、右が売電メータ
小さな屋根でも太陽光発電!
従来、太陽光発電の主流は3kW~5kWのものでした。そうすると、電池モジュールを24枚~40枚載せる必要があり、それだけの屋根の面積が必要でした。そのため、都会の戸建住宅など屋根面積の狭いお宅では、設置できなかったり、割高になってしまったりなど、太陽光発電を願う方からの不満が多いものでした。
シャープからこの2003年発売された低容量(1.2~1.8kW)小面積対応型システムは、この問題を解決します。(低容量でも対応できるパワーコンディショナが安価で発売)これによって、小さな屋根でも太陽光発電が可能になります。容量はモジュール電池の枚数によりますので少なくなりますが、地球の為少しでも役立ちたいと願う方や自家発電を取り入れたいと願う多くの方たちに朗報となります。
小面積屋根対応システム(LN150-ND150AM)
太陽電池モジュール 形名 ND-150AM
公称最大出力 150W
サイズ 1165×990×46mm
枚数 12枚
太陽電池容量 1.80kW
パワーコンディショナ JH-P301×1
ケーブル SZJC20×1
詳しくは(株)シャープの、http://www.sharp.co.jp/sunvista/
本体以外に電気工事費、設備施工費、消費税が必要となります。
感想:
我が家のような狭い屋根にぴったりのシステムがあったので思わず導入してしまいました。標準仕様は150W×10枚=1.5kWなのですが、オプションで2枚追加して1.8kWにしました。パワーコンディショナの容量は1.5kWなので、足りないような気がしますが、実際には温度による効率低下やその他の損失の影響で、1.8kWフルに発電されることは無いのでちょうど良いようです。
屋根に積んでも思ったほどは目立たないので、外観はあまり気になりません。光熱費削減効果はオール電化の方が高いのですが、「発電所所長」という肩書きを貰えるのが何だか嬉しいです。実際、元を取るには10年以上かかりそうです。導入した当初は、今日は「何kWh発電したかな?」って楽しみでした。夏の暑い日にエアコンをガンガンかけても、「これは自分のところで発電してるんだぞ」というちょっとした優越感が味わえます。
 
我が家のオール電化&太陽光発電
http://ecolifejp.fc2web.com/reform/hatudenryo.html
                
                




                
                
                
                
                
                
                
                

我が家のオール電化&太陽光発電
発電量と売電量の推移 
我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。
上記広告主について、必ずしも管理人がその良否を確認できておりません。購入・契約の際にはご自身の責任でご判断ください。
「自己責任」の心の準備が出来ていない方にはクリックすることをお勧めしません。
発電量は毎月17日締めで計算。
売電量は検針日で締め(検針日は17日前後だが月によって異なる)。
◆発電量と売電量の推移
 ・1ヶ月当りの平均発電量 : 152.33kWh/月
 ・年間平均発電量 :152.33×12= 1828.00kWh/年
  (定格kW当り : 1828.00÷1.8= 1015.56kWh/年)
 ・1ヶ月当りの平均売電量 : 74.06kWh/月
  (平均売電率 : 74.06÷152.26×100 = 48.62% )
 (2015.07.17現在 : 本格稼動から11年9ヶ月)
上記広告主について、必ずしも管理人がその良否を確認できておりません。購入・契約の際にはご自身の責任でご判断ください。
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1年目~3年目の月度(17日締め)毎発電量の平均値とばらつき(標準偏差)
◆考察1
1年目~3年目の月毎の発電量とばらつきには顕著な傾向が見られます。
関東地方特有の気候の影響がもろに出ているという感じです。
まずは月度毎ベスト3です。
平均値が最も高いのは4月度(3/18~4/17)です。理由としては、屋根の傾斜角が約30度なので、春分の日のちょっと後くらいが太陽高度としてベ ストであること。その割に「花冷え」と言われるように気温はさほど高くなく、効率の低下はあまりないこと。何より風が強くて晴天率が高いことが挙げられま す。
そして、4月度(3/18~4/17)はばらつきが一番少ない月でもあります。つまり、毎年安定して同じくらい発電しているということです。
春休みを含むこの時期は、行楽に最も適しているということですね。
僅差で2番目に平均値が高かったのは2月度(1/18~2/17)です。なんといっても安定して空っ風の晴天が続くことが原因でしょう。気温も低いので 効率もバッチリです。2月度もバラツキが少なく、毎年安定して稼いでくれます。日照時間が少ない割に頑張っている2月度です。
惜しくも3番目になったのは5月度(4/18~5/17)です。日照条件的には2月度や4月度よりも良いはずなのですが、天気がやや不安定なのと気温の高さで3位に甘んじているようです。私もちょっと意外でした。
次にワースト3です。
ワースト1は10月度(9/18~10/17)で、梅雨時よりも悪いです。秋雨前線や遅めの台風の影響をもろに受けていますね。バラツキも大きいので、 年によっても大きく違います。梅雨時は雨も降るけれど、晴れるときはパーッと晴れるのですが、この時期は降らなくても曇りとか、ハッキリしない天気が多い です。
実はこの時期に運動会を企画するのは一番良くないということがわかりました。
「旧体育の日(10/10)」の晴天率が高いのは奇跡的な気がします。
ワースト2は12月度(11/18~12/17)です。これは仕方ないでしょう。日照時間が少ないですからね。しかも、我が家の屋根が南東向きと言うの も影響しているようです。なぜかというと、この時期は朝9時に太陽が正面に来てしまうのです。日が当たり始めたと思ったらすぐにベスト方位になって、その 後は外れていく一方なんです。
ワースト3は低位安定の11月度(10/18~11/17)です。これも日照条件的に不利なので仕方ないかなと思います。日照時間としては2月度とあまり変わらないのですが、天候的には雨が多いのと、太陽の方位が関係していると考えます。この時期は朝9時に太陽が正面に来るのに対し、2月度は正面に来るのが10時くらいです。この1時間の差は結構大きいのではないでしょうか?
最もばらつきが大きかったのは、7月度(6/18~7/17)と8月度(7/18~8/18)です。梅雨の雨量と期間の長短の影響を受けています。「発電量は梅雨前線に聞いてくれ」って感じです。
全体的には、年の前半で発電量を稼いでいるという傾向です。
1年目~4年目の月度(17日締め)毎発電量の平均値とばらつき(標準偏差)
◆考察2
平均値とばらつきについて、4年目のデータも揃いました。
1~3年目と比較して、変化はあったのでしょうか???
まず、ベスト1は4月度で不動です。ばらつきが小さいことも変わっていません。ベスト2は5月度が2月度に並びました。元々日照条件が良いので実力を発揮してきたのでしょう。ばらつきはやはり2月の方が少ないです。
ワースト1が10月、ワースト2が12月で、これも変わりません。
ワースト3は11月と7月が並びました。実は7月度が11月度を上回ったのは、空梅雨だった1年目だけです。これが平均値を引き上げていただけで、実は11月の方が安定して発電してくれるようです。
 
我が家のオール電化&太陽光発電
http://ecolifejp.fc2web.com/reform/taiyou.html
http://ecolifejp.fc2web.com/reform/hatudenryo.html
                
                








                
                
                
                
年間発電量の推移
(2015.01.12更新)
我が家ではオール電化(エコキュートとIHクッキングヒーター)&太陽光発電をリフォームで導入しました。
導入過程の重要ポイント、経験して初めて知った事など、体験談をご紹介します。
◆年間発電量と発電係数の推移
太陽光発電を導入して10年が経過しました。この間、年間発電量はどのように推移したのか。そして、予想発電量に対してどうだったのかをまとめました。
年間発電量は、ちょっと切りが悪いですが、12月度から翌年11月度までの1年間の発電量の推移をグラフ化しました。発電係数は、我が家の設置条件における八王子の予想発電量に対する、実際の発電量の割合です。数字が「100」の場合、ちょうど予想発電量と同じという意味です。
(出典:SOLAR CLINIC)
年間発電量は天候状態によって大きく変ります。自然には勝てません。
発電指数は、ほぼ一定で、予想発電量よりも若干多いレベルを維持しており、順調に発電していることが分かります。
発電指数を追っていけば、システムが劣化してきたかどうかが分かります。みなさんも何らかの方法で予想発電量との比較をしておくことをお勧めします。
(11.01.10更新)
8年目の年間発電量データを追加しました。発電指数はちょうど100で、予想発電量どおりの結果となりました。
(11.12.25加筆)
9年目の年間発電量データを追加しました。発電指数は97で、予想発電量より若干少ない結果となりました。微妙な数字ですが、もしかしたら、システムが劣化してきたのかもしれません。10年目に入ったので、一度点検してもおうかと思い始めました。
(12.12.16加筆)
10年目の年間発電量データを追加しました。発電指数は96で、予想発電量より若干少ない結果となりました。前年より1ポイント下がっています。一度点検してもおうかとも思ったのですが、結局はやっていません。
(14.01.13加筆)
11年目の年間発電量データを追加しました。発電指数は94.3で、予想発電量より5%以上少ない結果となりました。前年より1.3ポイント下がっています。
徐々に低下している傾向が見て取れますが、パネルの交換等はせずに今後も推移を見守っていきます。
(15.01.12加筆)
年間発電量と発電係数の推移、その2
上記では、年間発電量を12月から翌年11月までの1年間としていましたが、1月から12月までのデータも出してみました。
「Solar Clinic」では方位を「真南から東に45°」で登録してありますが、実際の方位は「真南から東に30°」なので、今回は予測発電量を補正しました。(値が大きくなる)
それに伴って、指数も若干小さめの値に補正されています。補正後の指数は99~106で、ほぼ予測発電量と同等か、やや多めの結果です。以上より、我が家のシステムは正常に発電していると言って良いでしょう。
(11.01.10更新)
2011年のデータを追加しました。
2011年の発電量は予想発電量に対して「97%」と若干少なめの結果でした。原因の一つとして、パネルの汚れが挙げられます。このところ久しくパネルの掃除をしていなかったので、かなり埃で汚れていたものと思われます。なぜ、それが原因と考えたかというと、先日1月23日の降雪の後、急に1日当りの発電量が増えたような気がするからです。雪は10cm以上積もったので、解けて滑り落ちるときの「雑巾がけ効果(?)」でパネルが綺麗になったのではないでしょうか?というわけで、2012年の発電量にちょっと期待です。
(たまには水くらいかけて綺麗にしないとな・・・。笑)
(12.02.12加筆)
2012年のデータを追加しました。2012年の発電量は予想発電量に対して「95%」と若干少なめの結果でした。原因の一つとして、パネルの汚れが挙げられます。昨年も同様の理由を挙げ、上記のようにたまにはパネルの掃除をしようと心に誓ったのですが、結局は一度も行いませんでした。1月の上旬、久しぶりにパネルを見てみると、ずいぶん埃がついていました。1月14日の雪でだいぶ綺麗にはなりましたが、やはり定期的に清掃した方が良さそうです。
埃以外の要因として、今年の秋で設置後10年になるので、そろそろ経年劣化してきていることも考えられます。丸10年になる前に点検をしてもらおうと考えています。
(13.02.11加筆)
2013年のデータを追加しました。2013年の発電量は予想発電量に対して「93%」という結果でした。徐々に下がってきており、ちょっとやばいかな、という気もします。ここ数年、この時期に誓っているパネルの掃除も結局はできていませんでした。今後の発電量がますます興味深くなってきました。
(14.01.26加筆)
2014年のデータを追加しました。2014年の発電量は予想発電量に対して「91%」という結果でした。メールマガジンや掲示板で表明しているように、パネル型番「ND-150AM」君と
心中するつもりで、このまま経年変化を追い続ける所存です。
(14.01.26加筆)
 
我が家のオール電化&太陽光発電
http://ecolifejp.fc2web.com/reform/taiyou.html
http://ecolifejp.fc2web.com/reform/hatudenryo.html
                
                





                
                

                
                
                 

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